【お知らせ】
2025年1月より、RAS認定ファシリテーターの更新制度が変更となります。ファシリ講座の受講を検討中の方は、お気軽にお問い合わせ下さいね。

【リトリート】
リトリートのリクエストは、場所にもよりますが、宿などが取りづらいので、少なくとも開催の2ヶ月前、できれば3ヶ月前 にはいただけるよう、お願いします。例えば11月に秘湯巡りリトリートをご希望の場合は、9月上旬までのリクエストが望ましい、です。詳しくはこちら

【ゼニスオメガヒーリング・プラクティショナー養成講座】
2020年より『マスターティーチャーのみ』ZOOMでのオンライン授業が可能になりました。詳しくはこちら。テキストを事前に送る都合上、開催1週間前には受付終了とさせていただきます。2023年4月より対面授業も再開しますが、オンラインの方が人数は集まりやすいです。

レベル1〜5まで、ご希望に合わせて随時開催中です。他校からの生徒さんもどうぞ。お気軽にお問い合わせ下さい。授業内容について詳しくはこちら

RASセルフケア講座に関するQ&Aはこちら。(受講された方へ)

2013/06/16

ありがとう、アモラさん。


シャスタ在住のヒーラーで、ドルフィンスターテンプル・ミステリースクールの創始者でもある、アモラ・クァン・インさんが6/13に亡くなられたそうです。肉体を離れ、光の存在へと還って行った、という方が適当かもしれません。

私がウエサク祭で鞍馬を訪れていた頃、ちょうどアモラさんも鞍馬山でワークショップをしていたので、ウエサク祭でお見かけできたら嬉しいな…と思っていたのですが、それは叶いませんでした。2週間の日本滞在を終えて帰国後、6/2にシャスタ山に向かう途中で事故にあったそうです。無事に大きな手術も乗り越えて回復に向かっていると伺い、少し安心していましたが、脳梗塞も併発していたそうで、6/11に家族の要望によって救命装置を外し、6/13に肉体を離れたそうです。

私はドルフィンで学んだことはありませんが、2010年にシャスタを訪れた際、ヒーリングをしていただき、瞑想会にも参加させていただきました。


アモラさんはアレルギーがあるため、セッションの2週間前から香りは絶対不可、というのがなかなか大変だったのを覚えています。シャンプー、リンス、ボディシャンプー、化粧品、衣服、洗剤の匂いなど、アロマ系もNGで、全て無香料に徹することが条件になっていたので、気合い入れてがんばりました。完全無香料の商品て、結構少ないんですよ。そしてそれ以降、私も香水とかの人工的な香りは、すっかり苦手になってしまいました。

それと、アモラさんの著書「プレアデス覚醒への道」も必読で、その内容も実践できるようになっていないといけなかったんですね。当時私はまだ「覚醒」という言葉に抵抗があったので、このタイトルの本を買うのも、なんというか、違和感がありました。アモラさんとのセッションがなければ、抵抗を感じたまま、まだ読むことはなかったと思います。思えばこの頃から、一気に「宇宙」の方へ引っ張られて行った感があるので、これも必然だったのかもしれません。


アモラさんに会って最初に言われることは「ではまず、グラウンディングコードを取り替えて、オーラの調節をして、ハイヤーセルフと繋がって下さい。繋がったら、教えて下さい」で、本の内容が実践できるようになっているか、まるでテストされるかのようでちょっと緊張しました。「できました」と伝えると、アモラさんが私のタイムラインをリーディングしていき、「○才のとき、お父さんと◎◎という契約を交わしてますね」というふうに、自分の思い込みの原因となっていることを次々にあげてくれます。私はその度に契約書をイメージして、イメージの中でキャンセルの印を押して紫の炎で燃やしていきました。

アモラさんに「こんなにグルグル巻きの、きつく縛られたハートは久しぶりに見たわ」と言われ、ハートに巻かれた糸をほぐすような仕草を、「え、まだ?」というくらい、延々とされたことは忘れられません。

人にもよく「自由だよね」と言われてきた自分が、まさかそんなにハートを縛り付けていたなんて、意外でした。でも、帰国後、10年以上行きつけのsalon de shwinで田中由佳さんのマッサージを受けたら、アモラさんの話は何もしていないのに「ハートチャクラがいつもと全然ちが〜〜う!!」と言われたので、さらにびっくり。

無意識の部分で、ハートをがんじがらめにしていたみたいです。それは、今世に限ったことではない気がするんですけどね。私もいろいろ、あったみたいです。(笑)


そして「あなたは過去世において、パワフルなヒーラーでスピリチュアルな方でもありました。その時の力を今世でも強く表に出す時がやってきたようです。 いつかは分かりませんが、将来的に他のプラクティショナーと一緒にヒーリングセンターのようなものを作っているのが見えます。」とも言われました。

また「ドルフィンのFSP(透視コース)は受けた?」と聞かれたので「いいえ」と答えると、「これを言うのはあまり好きではないんだけど、FSPをやってる姿が見えるし、それはあなたにとっていい学びになるから、できるだけ早めに受けた方がいいわ。」と勧められました。

私は、ワイス博士のヒプノのコースを何ヶ月もキャンセル待ちしていて、このシャスタの旅を決めた後にそれがOKになったので、シャスタから帰国して数日後にまたニューヨークに飛ぶことになったんですが、そこで知り合った日本人女性からゼニスオメガのことを知り、なんだか無性に気になって学んだ女性がmidoriさんで、後にmidoriさんが始めた能力開発講座のACSを受けることになったんですね。

だから結局FSPは受けませんでしたが、midoriさんの始める学校で教えることにもなりました。なんかこう、直感に従って動くと、全部すんなりと繋がってゆくんですよね。「必要なものは必要な時にやってくる」という真理を、私が信じられる経験のひとつです。


そしてそういう流れに乗るためには、何よりハートをオープンにしていくことは不可欠。ハートチャクラの色であるグリーンには、オーラソーマでは「真実」「シンクロニシティ」「道」「方向性」というキーワードもあります。ハートをオープンにするからこそ、自分にとっての「真実」が明らかになり、「シンクロニシティ」が起こり、「道」が示されていくんですよね。「個性化のプロセス」というキーワードを持つターコイズに、グリーンが含まれているのも道理です(グリーン+ブルー=ターコイズ)。つまり、ハートをオープンにしてこそ、本来の自分となるプロセスが始まる、ということ。そのことが、今はより理解できます。私は、アモラさんのおかげでいいタイミングでそれをすることができました。感謝しています。だから今度は私が、それをお客さんに返していきたい、と思っています。

アモラさんの著作を読んでいるから、というのもあるし、ヒプノセラピーでも何度も経験させてもらっているから、そう信じられるのですが、アモラさんは肉体を離れ光の存在となって、今も地球を見守っていてくれているはず。肉体を持たずに、光の存在となった方が当然動きやすいので、光の存在としてなすべきことがあって、呼ばれたんだろうな…とも思います。今年になって亡くなられた偉大なヒーラーの方は他にもいらっしゃいますが、やはり、呼ばれたんだろうな…と思うのです。

アモラさん、ありがとうございました!!