【お知らせ】
2025年1月より、RAS認定ファシリテーターの更新制度が変更となります。ファシリ講座の受講を検討中の方は、お気軽にお問い合わせ下さいね。

【リトリート】
リトリートのリクエストは、場所にもよりますが、宿などが取りづらいので、少なくとも開催の2ヶ月前、できれば3ヶ月前 にはいただけるよう、お願いします。例えば11月に秘湯巡りリトリートをご希望の場合は、9月上旬までのリクエストが望ましい、です。詳しくはこちら

【ゼニスオメガヒーリング・プラクティショナー養成講座】
2020年より『マスターティーチャーのみ』ZOOMでのオンライン授業が可能になりました。詳しくはこちら。テキストを事前に送る都合上、開催1週間前には受付終了とさせていただきます。2023年4月より対面授業も再開しますが、オンラインの方が人数は集まりやすいです。

レベル1〜5まで、ご希望に合わせて随時開催中です。他校からの生徒さんもどうぞ。お気軽にお問い合わせ下さい。授業内容について詳しくはこちら

RASセルフケア講座に関するQ&Aはこちら。(受講された方へ)

2013/03/31

オーラソーマお茶会vol.7のご報告


3/27に荻窪の6次元で開催させていただいたオーラソーマお茶会、15人の方に集まっていただき、無事に終了しました。来て下さった皆さん、本当にありがとうございました!!
今回は男性も2名参加。2回目参加の方も2名。嬉しいです!
そしてなにせ「とても楽しかったです」と言われると、明日への糧になりますっっ。感謝です。

売れてしまったので写真に写ってませんが、他にB5(イエロー/レッド),
B57(ペールピンク/ペールブルー), B88(グリーン/ブルー), B99(オリーブ/ピンク)がありました。

さて今回は、如実にバイオレットとピンクの多い会でした。同じ色を選んでいる人が偶然(必然。笑)隣り合わせて座っているのも、毎度のことながら面白い。

そしてこれもよくあることですが、お友達2人でいらした方がそれぞれ、バイオレット/レッドのボトルとバイオレット/ピンクのボトルを選ばれていたんですね。
ピンクはレッドに光が当たって強調された色ですから、そういう意味では、同じボトルを選んでいるとも言えます。「えぇ…?!違うのを選んでるつもりだったのに…。」と驚きつつも頷かれましたが、これぞ「類は友を呼ぶ現象」。(笑)

お互いに似ているところがあるとなんとなく気づいてはいても、こうして目の前のボトルが一緒なのを見ると改めて笑ってしまう…ものですよね? エネルギーは共鳴し合いますから、同じエネルギーの人同士が引かれ合うのは当然と言えば当然なのですが、色という目に見える形になると、説得力が強まるというか。 これだから、色って深い。

バイオレットの主なキーワードは、変容、癒し、奉仕、スピリチュアリティ。
チャクラでいうと、第7チャクラ、頭の部分、思考の領域の色になります。だから、頭をよく使う。よく言えば思慮深い、思索家。悪く言えば考え過ぎ。考えていいアイデアが浮かぶうちはどんどん考えたらいいんですが、考え過ぎて何が何だかどうしたいんだか分からなくなった時は、とりあえず考えるのを止めて、ブルー(大いなる意思、本来の自分)に立ち返るか、レッド(現実的、物質的側面、つまり行動すること)に進むか、を勧めます。

バイオレットはブルーとレッドが合わさった色ですからね。ブループリント(青写真)が地(レッド)に降りる、という意味もあります。私たちは生まれてくる前に、今世でやるべきことの青写真を決めてくると言われますが、真に本来の自分を生かすとはどういうことなのか、魂の成長のためには何をすべきなのか…この現実世界(レッド)で本来の自分(ブルー)を生きる=スピリチュアリティ(バイオレット)の探求、というバイオレットの質の図式がここに見えてくる感じですね。

男性性(ブルー)と女性性(レッド)の統合、
理想(ブルー)と現実(レッド)の統合、
という見方もできます。

うまく統合できない、もしくは変容すべき時にできていない場合は、「深い哀しみ」というキーワードも浮上してくるかな…。バイオレットは虹の最後の色でもありますから「深い喪失とともに終わりにすること」も表します。そして同時にそれが「癒し」(=本来あるべき姿に戻すこと)となり、「変容」(=本質が変わること)となるのです。

どんな色にもポジティブな側面とネガティブな側面があります。だから、どの色が良いとか悪いとかはなくて、自分がその色のどの側面に焦点を当てるのか、そのエネルギーをどう扱いたいのか、何を選択したいか、ただそれだけです。オーラソーマはそれに意識的に気づくためのツール。本当はみんな、無意識だとしても、気づいてますからね。

そうそう、この「無意識に気づいている」ってことを見せてくれたヒプノセラピーでの体験もあって、そのお客さんがちょうどこの日来てくれていたので、その場で了解をいただいてちょっと話させてもらったんですが、すでに2年くらいたっていて記憶を辿りつつだったため、たぶんうまくお話できませんでした。なのでまた彼女にお願いして、ブログに改めて書かせてもらったので、興味のある方は読んでいただけたらと思います。


さて、次回のお茶会は5/10(金)新月の予定です。(4月は6次元でのお茶会はお休みします。KARIKAお茶会は4/20にありますよ〜。)
また追って告知しますね。



★オーラソーマについて、詳しくはこちら

☆第一回目の「オーラソーマお茶会〜満月の夕べ〜」の様子はこちら
☆第二回目の「オーラソーマお茶会〜新月の昼下がり〜」の様子はこちら
☆第三回目の「オーラソーマお茶会〜満月の夕べ〜」の様子はこちら
☆第四回目の「オーラソーマお茶会〜新月の夕べ〜」の様子はこちら
☆第五回目の「オーラソーマお茶会〜新月の昼下がり〜」の様子はこちら
☆第六回目のオーラソーマお茶会〜新月の昼下がり〜」の様子はこちら

2013/03/30

おめでとう、アンちゃん。


先週、AHN MIKAちゃんのWedding Partyに行ってきました。
桜の開花もぐっと早まって、満開の桜にまで祝福されるなんて、さすがアンちゃん! 愛と幸せがいっぱいの素晴らしい宴でした。

アンちゃんとの出会いについては以前のブログにも書きましたが、私は彼女を通してオーラソーマとも出会い、それがこっちの学びの最初となったので、すごく大切なきっかけを作ってくれた友人でもあります。見た目だけじゃなくて、本当に心も美しい人だから、こうして幸せそうな姿を見ることができて、心から「アンちゃん、よかったねぇ…」と思いました。


去年、念願のCDデビューも果たしたアンちゃん、ダンナさまのためにアルバムの中から「糸」を熱唱。お互いを想い合う二人にぴったりの歌詞。あいかわらず、じんわり染み入る歌声でした。


ダンナさまはダンナさまで、多忙な中、内緒でブーケを手作り。そしてクッキーまで焼いていました。思わずアンちゃんも涙。相手のことを喜ばせたいと思う気持ちって、本当に尊いですね。

左から小林里香ちゃん、アンちゃん、シニア野菜ソムリエの西村有加さん、私。
全員3月生まれ。めでたいこと尽くし。

いつもKARIKAお茶会を一緒にやっている小林里香ちゃんも来ていたんですが、なんと我らが里香ちゃん、このパーティーの抽選で一番スゴイ賞品、海外旅行券10万円分を見事ゲット!!本人はまた泣いてましたが、私は笑いが止まりませんでした。がんばってきたご褒美だね〜。
さあ、皆さんも4/20のKARIKAお茶会に参加して、ツイてる里香ちゃんのツキを分けてもらっちゃいましょ〜〜!

幸せって、きっと伝播するもの。
友達の幸せをお祝いできるって、ホントにいいものです。

今回のパーティーでは、みんなに幸せになってほしいと願うアンちゃんらしい心遣いで、独身男性&女性には、一目でそれと分かる目印としてコサージュを付けるようにしてくれていました。素敵な出会いに繋がるようにと。にもかかわらず私たちは、友人知人と話したりアンちゃんの写真を撮ることに熱中してしまい、全くもってその心遣いに応えることができず…ちょっと反省。

アンちゃん、愛と幸せのお裾分けをありがとう。
末永くお幸せに♥



   


2013/03/28

偉大なるガイドは内側にあり



オーラソーマは「偉大なるガイドは内側にある」、つまり「答えはすべて本人の中にある」ということを前提としています。だから「あなたが選ぶ色があなた自身であり、これらの色があなたの存在の必要性を映し出すのです」。

意識的であれ無意識であれ、自分のことは自分自身がよく分かっている、という真実には、ヒプノセラピーをやっていてもたびたび気づかされます。

そんな体験のひとつを、お客様の了解をいただけたので、ここに掲載したいと思います。

彼女は最初のカウンセリングの段階で、「自分に制限をかけている」「ふたを外したい」と言っていました。なのでそれが解消されるように催眠誘導をさせていただいたんですが、興味深かったのは、前世の体験自体よりも、死の場面の後、意識が肉体から離れ空高く上昇し、天使がたくさんいる場所へたどり着いたところでした。

一番偉いおじいさんが現れて言われたのは、彼女はもともと天使だったんだけども、イタズラが過ぎたので「お仕置きで閉じ込めた。鍵は地上に落としてしまったから開けられない。」ということ。

私はとっさに、彼女の前世で毎回必ず現れた親友の天使のことを思い出し、彼に「鍵を探しに行ってくれる?」と頼むように誘導しました。

すると彼はしばらくして鍵を見つけて戻ってきます。早速開けてもらうと、眩しい光に包まれました。その頃からどんどん彼女の口調はやんちゃな天使君の口調に変化していくんですが、そのあまりの人格の違いには、思わず苦笑するばかり。

「もうイタズラはしないようにする!」
「日本を変える人を支えるために(この世界に)来たんだ!」
「平凡なんてつまんない。やんちゃしたい!でもまた閉じ込められるかも…だからちゃんとする!大人になるよ!」
「自然と変わってくし、良くなることは分かってるんだよね。その前にいろいろ試したかったんだ。でも飽きたから、そろそろちゃんとするよ!」

天使君に「彼女は『ふたを外したい』って言ってるんだけど、ふたを外すにはどうしたらいいの?」と尋ねると、呆れたように「だからさぁ… ふたはもう開いてるもん!」と小生意気な口調で言われる始末(笑)。 
でも、彼女はそんなこと想像もしてなかったはずなんですが、無意識に「ふたを外したい」という表現を使っていたんですよね。そして実際に、ふたは閉じられていたわけです。自分のことはちゃんと分かってる。ホント、見事だなぁと思いました。

「親友(の天使)ともうすぐ会う予定なんだ。それが誰かは会えばすぐ分かる。」
と言うので
「会ったらどうするの?」と聞くと、
ふっとクセのある笑みを浮かべ
「…企むんだ。」
「何を企むの?」
「どうやって楽しむか!」

…その時のはじけるような言い放ちっぷりは気持ちがいいほどでした。

天使君曰く、その親友と出会う約束を忘れないように、これまで彼女にわざと人との繋がりを感じられないようにしてきたそうで。肩をすくめて「ちょっとやり過ぎちゃったかな〜」とか言うわけですよ。人ごとのように軽い口調で「この子、ちょっと恐がりだからねぇ。」とか。全く以て、なかなかのクセ者。(笑)

「(天使の時は)いつも楽しく生きてるから、そうじゃない人生ってどんなだろう?って思ったんだ。本当は嫌だったけど、おじいさんに言われたから、いい大人になるために、いろいろ知らないとだめだから、人間になってきた。でも82回人間になればもうならなくていいんだ!」
と言うので、「今回は何回目なの?」と聞くと
「81回目!」
つまり、あと1回で人間終了なことも判明。

「残りの1回は好きなようにしていいって!」
ということで、残り1回の人生はご褒美みたいです。
その後、おじいさんの後を継ぐ、ということのよう。
「でも自分より優秀な天使、いっぱいいるのになぁ…」とか言うので
「それじゃあ何であなたなの?」と聞くと
「おじいさんに愛されてるからね!」
と自信と茶目っ気いっぱいにお答えになる。
いちいち面白い。(笑)

彼女に何かメッセージがないか聞くと
「がんばれよ!」
「気楽にね!」
と、最後まで上から目線。(笑)

彼はライト(Light)という名前だったんですが、ヒプノの最中、稲光(Lightning)がすごかったのも印象的でした。催眠から覚めた彼女は、最初の口調に戻っていて「今の…私が話してたんですよねぇ…?」と放心状態。でも、その表情はすっきりとしていました。彼の「楽しむ感覚」を体験することができたのもよかったようです。
ヒプノセラピーは本当に不思議。

もし今、皆さんが辛い状況にいるとしたら、想像してみて下さい。
何かに気づかせるために、何かを思い出させるために、わざとそうしている存在がいるのかもしれないってこと。「ちょっとやり過ぎちゃったかな〜」とか言ってる存在がいるのかもしれないってこと。

彼女はこの1年後にもう一度ヒプノセラピーを受けに来てくれたんですが、その時はおじいさんにこんなメッセージももらっていました。
「変わらせてもらうんじゃなくて、自分から変わりなさい。いつでも見守っているから大丈夫。」

そう、いつでも見守ってくれているんです。
私たちがその存在に気づいていようと、気づいてなかろうと。

信じる信じないは自由ですが、そこを意識できるようになると、人生はもっとあたたかいものになるようにも思います。




★ヒプノセラピーについて詳しくはこちら
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2013/03/27

チムニー・ロックとサンダーマウンテン<滞在記その12>


6日目、私の誕生日は見事な快晴!
晴れ渡る空の青と、あっという間に溶けてうっすら残った雪の白と、岩山の赤。
このコントラストが、昨日までの見慣れて来た景色を新鮮にしてくれました。

この日は例のワンダの件があり、うーん、どうしよう…とモヤモヤとした気持ちだったので、とりあえず気に入っていたカチーナ・ウーマンにもう一度行くことに。またもや飽きずに2時間以上もいてしまいました。

Chimney Rock

そして午後はSedona Bear LodgeのMylesさんに「うちの奥さんはここが一番好きなんだよ」と勧められ、チムニー・ロックをトレッキング。その名の通り、煙突みたいなカワイイ形をしています。

Thunder Mountain

右手にはサンダーマウンテン。ディズニーランドのビッグサンダーマウンテンのモデルになった山だそうです。数年間セドナに在住したウォルト・ディズニーは、この山が大好きだったみたいですね。今回初めて知りました。

トレッキングコースは途中から、サンダーマウンテンをまわるコースとチムニー・ロックをまわるコースに分かれるんですが、私はチムニーの方へ。
この辺のコースは人も多くないので、ゆっくりできていいですよ。他のコースと比べると一人でトレッキングしている人も多く、落ち着きます。ボルテックスではないですが、瞑想したいとか、静かにのんびり夕日を眺めたい、という人にはオススメの場所。


チムニー・ロック越しに太陽を撮ったら、どんな光の屈折具合なんだか、宇宙人みたいなUFOみたいな面白い形と色が出たので、載せておきますね。なんだかちょっと楽しげでしょ?(笑)


16時くらいになると、昨日の雪はほぼ溶けてしまいました。↑ 日本とは、明らかに溶けるスピードが違います。日差しの強さ、恐るべし。

そんなこんなで、
こうして今年の誕生日は、大自然に抱かれながら過ぎてゆきました。
一人ではありましたが、B&Bに帰ってパソコンを開くと、そこには友人知人からたくさんのお祝いメールが。私は幸せ者だなぁ〜、としみじみ。
みんな、ありがとう!!



滞在記その1「誕生日を、大自然の中で過ごす」はこちら。
滞在記その2「シルク・ドゥ・ソレイユの魔法」はこちら。
滞在記その3「母なる大地、地球を感じに(モニュメントバレー・アンテロープキャニオン・グランドキャニオン)」はこちら。
滞在記その4「石を投げればサイキックに当たる」はこちら
滞在記その5「たまにはヒーリングされてみる」はこちら
滞在記その6「ベルロック、コートハウスロック、ホーリークロス教会、カセドラルロック」はこちら。
滞在記その7「ウエストフォーク・オーククリーク」はこちら。
滞在記その8「ボイントン・キャニオン、カチーナ・ウーマン、レッドロック・クロッシング、シュネブリーヒル」はこちら。
滞在記その9「セドナで泊まったところ」はこちら。
滞在記その10「阿弥陀ストゥーパとお店巡り」はこちら。
滞在記その11「ゴーストタウンと呼ばれる町、ジェローム」はこちら。
滞在記その12「チムニー・ロックとサンダーマウンテン」はこちら。
滞在記その13「気球に乗ってどこまでも♪」はこちら。
滞在記その14「シャーマンズ・ケイブ」はこちら。


2013/03/26

ゴーストタウンと呼ばれる町、ジェローム<滞在記その11>


5日目は雪で見事に一面の銀世界。
さーて、何をしようかな。朝食をゆっくり食べながら考えました。
そしてモニュメントバレーに行った時にガイドさんが「ジェロームの町はいいよぉ」と言っていたのが気になり、大通りには雪も積もっていなかったので、何の情報もないまま、ナビにJeromeとだけ入れてみて、出て来たお土産屋さんらしき場所を適当に登録し、出発!
…と思いきや、車が突然動かなくなりました。

…どういうこと?!

アセリまくりですよ。エンジンはかかるんだけど、アクセルを何度踏んでもうんともすんとも言わない。慌てて車の使用説明書を読んでみましたが(車の説明書を読むなんて、初めてです。笑)、何がどうなってるのかは解明できず。ここでJAFみたいなの呼んだら一体いくらかかるんだろう…と思いながら、一旦エンジンを止め、試しにがんばって気持ちを鎮めて自分のガイドに聞いてみました。

なんとなく「もう一回エンジンかけてアクセル踏んでみな」と言われた気がしてそうしてみると… 動きました!!

あぁ…よかった。
何が起きたんだかよく分からないけど、とりあえずよかった…。

まあ、ここで普通なら怖くなって、1時間以上かかる町まで一人でドライブしようなんて思わないんでしょうが、私は行っちゃうんですよねぇ。我ながら、アホですな。(笑)



ウエストセドナの大通り、つまりSTATE ROUTE 89Aをひたすら西に向かうと、だんだん雪も止み…ただの曇りになりました。↑抜けのいい一本道、気持ちいいですよ〜。

Cottonwoodの町を通り過ぎ、さらに先へ進んで山を登っていくと…また小雨が降り出しました。そして霧に煙るジェロームの町に無事到着。晴れていれば眺めもいいらしいので残念ではありましたが、ゴーストタウンと呼ばれる町にこの天気はぴったり。


しかも何の知識もないまま訪れるってことがなんて新鮮なことか!どんな町か知らないで行ったものだから、小さいけどセンスのいいお店がいっぱいのこの町に、すっかり感動。事前に情報があったらたぶんこんなに感動できなかっただろうな、と思いました。情報って、便利だけど罪ですね。



このアンティークショップなんて、かなりイカしてる。置いているものもポップでキッチュな感じでしたが、お店自体が相当アートしてました。その名もHouse of Joy。なんてぴったりなんでしょ。



お店の裏手なんて、こんなですよ。↑ 写真では分かりにくいと思いますが、いろんなアンティークが独特のセンスで配置されていて、オンリーワンワールドを作り上げているわけですよ。やるなぁ…と感心。お店のおばさまは、甥っ子さんだったかが日本人と結婚されていて、日本にも来たことがあるらしく、親日的で面白い方でした。



町を歩けば歩くほど、ジェロームの町にはアンティークショップとアートギャラリーがいっぱいなことが分かってきました。しかもセンスがいい。こんな田舎になぜこんなセンスのいいお店が…?!って不思議に思います。


しかも、こんな映画のセットみたいな建物で、昼間っからロックのライブをやってたりするわけですよ。本当に、ジム・ジャームッシュの映画辺りに出てきそうなシチュエーション。心が躍ります。


そしたら通りの向こうから、蛍光グリーンの髪の男に「I love your clothes!(君の服、大好きだよ!)」とでっかい声で声をかけられました。ありがたいけど、あなたに褒められるのは微妙…と苦笑いで答えつつも、それこそジャームッシュの映画に出てきそうな、いかにもイカレた、アル中だかジャンキーだか分からないこの人を面白がってる自分もいたりして。そしたら狭い町なので再び出会ってしまい、また声をかけられ、しかも今度は「俺の写真を撮ってよ」と言われ、撮ったのが↑この写真。何がしたかったのか謎だけど、本人は満足げでした。酒臭かったけどねぇ。(笑)


ゴーストタウンと呼ばれているのを逆手にとって(?)、ホテルの跡地にこんなオバケのオブジェも飾っていて、なんともユーモアに溢れた町でした。



この雪だるまも、なんかセンスあるでしょう?↑

本当に、思いつきとはいえ、なんの情報もなしに行ってみてよかったなぁと心から思いました。車も止まることなく、無事に帰ってこれましたよ。(笑)


ちなみにこの夜はちょっと縁あって、ウエストセドナの大通り沿いにあるBody Mind & Soul というスピリチュアルショップに、Jesse Kaluのフルートのフリーライブも聞きに行きました。何とこの日のお客は私一人だったので、完全プライベートライブ(笑)!なんとも申し訳ない…。





彼のフルートは全てセドナのバンブーを使って自分で作っているそうです。セドナのレッドキャニオンに1年って言ったかな、テント張って暮らして、木霊の響き方とか動物の鳴き声をひたすら研究して、誰に教わるでもなく、内なる声の導きのままに、フルートを作って演奏するようになったのだとか。
純粋なフルートの音色が美しかったので、CDを購入して帰りました。


   


滞在記その1「誕生日を、大自然の中で過ごす」はこちら。
滞在記その2「シルク・ドゥ・ソレイユの魔法」はこちら。
滞在記その3「母なる大地、地球を感じに(モニュメントバレー・アンテロープキャニオン・グランドキャニオン)」はこちら。
滞在記その4「石を投げればサイキックに当たる」はこちら
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滞在記その6「ベルロック、コートハウスロック、ホーリークロス教会、カセドラルロック」はこちら。
滞在記その7「ウエストフォーク・オーククリーク」はこちら。
滞在記その8「ボイントン・キャニオン、カチーナ・ウーマン、レッドロック・クロッシング、シュネブリーヒル」はこちら。
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2013/03/25

阿弥陀ストゥーパとお店巡り<滞在記その10>

The Amitabha Stupa

4日目は朝から雨。
トレッキングもできないので、午前中はカフェでまったり過ごし、午後からウエストセドナ近くの住宅街にある阿弥陀ストゥーパに行ってみることに。雨で未舗装の道路はどろどろで、車も靴もかなり汚れましたが、誰もいないストゥーパは静かで落ち着きます。


白く煙るレッドロックもなかなかの光景

チベットやインド、ネパール、ブータンなども旅してきたので、セドナにいながらこの風景の中にいることは、なんとも不思議だけれど懐かしい感じもしました。

「セドナ・スピリチュアルガイド」によるとここは、ボルテックスではありませんが「非常にパワフルな人類愛に満ちた人口の建造物です。しかし、年月を経て、たくさんの人たちが訪れるうちに、人工的なボルテックスのような場所になりました」とのこと。


 
ストゥーパには、きれいな石やアクセサリーや花など、いろいろな捧げ物が置かれていました。自分なりにふさわしいと思うものを捧げたら、祈りや祝福の言葉を唱え、ストゥーパの周りを歩いて3周するのです。この、皆さんのエネルギーがこの場所を、愛と平和に満ちた空間にしているんでしょうね。

あとはこの日はウエストセドナを中心にお店をまわったり、ストーンマッサージを受けてみたり。雨の日なのでのんびり過ごしました。(ちなみにアップタウンはキュっとお店が固まっているので歩いてまわれますが、ウエストセドナは広く点々としているので、車じゃないと厳しいですよ。)

ウエストセドナの大通りを少し入っていったところにあるので若干分かりにくいですが、カチーナが1点モノからお土産用の手頃なものまで豊富に揃ってます。焼き物、ドリームキャッチャー、メディスン・ホイール、ターコイズのアクセサリーなど、ネイティブ・アメリカンのクラフトもいっぱい。

◆ART MART Gallery
ウエストセドナの大通り沿いにあり、広いフロア内にはアーティストごとに分かれてブースがたくさんあります。そのセンスはバラバラですが、値段も手頃なものが多いので、お土産探しにはいいかもしれません。

ウエストセドナの大通り沿いにあり、センスのいいアクセサリーがたくさんありました。石やチャクラ・エッセンス、アロマスプレー、スピリチュアル関係の本、カードもいっぱい。お店の方も感じがよかったです。

アップタウンを南に下ったテラカパキのすぐそばにあり、石もアクセサリーもクリスタルボウルも、スピリチュアルなものが一通り揃っていました。サイキック・リーディングを目的に来るお客さんも多いみたいです。お店の方も、ずっとどれにしようか迷ってる私に嫌な顔ひとつせず、優しく接してくれました。

◆Crystal Magic
ウエストセドナの大通り沿いにあり、広い店内には石やアロマ、キャンドル、CD、本、カード類からアーティスティックな作品まで、いろいろ揃っています。アクセサリーはちょっと高めな印象。お店の人はあんまり親切な感じじゃなかったな。

ウエストセドナの大通り沿いにあるオーガニックフードの大型スーパー。サラダやサンドイッチ、デリなどもあり、何度もお世話になりました。化粧品やサプリメント、フラワーエッセンス、お茶、ハチミツ、ホワイトセージなど、手頃なお土産探しにもいいですよ。


ちなみに今回私が持参したガイドブックは下記3点。
1冊だと網羅されないのです…。

  


地図はこちらのSedona 3D map が参考になると思います。
距離感が分からないかもしれませんが、アップタウンとウエストセドナは車で10分は離れた距離にありますので、歩いたら30分はかかるんじゃないかな…。4大ボルテックスもそれぞれ離れた位置にありますので、車がない方はツアーに申し込むのが楽なのではないかと思いますよ。(アップタウンにいろいろなツアー会社があります。)
私はフェニックスからレンタカーしましたが、ウエストセドナにもHerzenterpriseなどがありましたので、現地で借りるのもいいかもしれません。

他に、セドナ観光局のサイトアリゾナガイドジャパン・エグゼクティブ・ツアーさんのサイトも参考になりました。


滞在記その1「誕生日を、大自然の中で過ごす」はこちら。
滞在記その2「シルク・ドゥ・ソレイユの魔法」はこちら。
滞在記その3「母なる大地、地球を感じに(モニュメントバレー・アンテロープキャニオン・グランドキャニオン)」はこちら。
滞在記その4「石を投げればサイキックに当たる」はこちら
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2013/03/24

セドナで泊まったところ<滞在記その9>

これからセドナに行こうとしている方のために、今回私が泊まったところもご紹介しておきますね。私は一人旅というと昔は宿も一切予約せずに行くことがほとんどだったんですが、国によっては先に予約しておいた方が安心だし、むしろ安かったりもするので、ここ数年は予約することも多くなりました。宿泊先の予約にはよくHotels.com(基本先払い)とかBooking.com(基本現地払い)を使ってます。お客さんの評価やコメントが参考になるので。ただ、いろんな人がいますので、あんまり読み込むとかえって混乱して分からなくなるんですけどね…。(笑) トリップアドバイザーで価格比較もよくします。やっぱりネットって、便利。


The Views Innのお部屋

今回、私はセドナに8泊しましたが、最初の2泊はThe Views Inn Sedona。ちなみに2泊で税込み¥17,583でした。
フェニックスからレンタカーで夜到着だったので、セドナでもなるべくフェニックス寄りの南側、Village of Oak Creekにあるホテルにしたのです。初めて行く場所だし、夜は本当に真っ暗なので、この判断は正解でした。しかも横断歩道を渡ってすぐのところにガソリンスタンドもWendy'sもコンビニもあるし。部屋もきれい。

The Views Innの朝食エリア

朝食も付いていましたが、パンにシリアル、果物など、十分な量でした。
ただ、「レッドロックビュー」の部屋を予約したのにそうではなかったのががっかり。オーナーには「Hotels.comからその情報がちゃんとこっちに届いていなかった。うちの責任じゃない。」って言われましたが。でも、いずれにしてもここからのレッドロックの眺めは、そんなでもないです。なのでビューを期待する方にはオススメできないかな。
ベルロックには近いので、セドナの南側を観光したい方には拠点として便利だと思いますよ。あ、でもレンタカーはない方は、アップタウンまで車で15分くらいの位置なので、オススメできません。要車!です。

夜はライトも綺麗なSky Ranch Lodge入り口の看板

次の3泊は、エアポートメサの上、セドナ空港の近くにあるSky Ranch Lodge
眺めが素晴らしいと友達に勧められたんですが、確かに!ただ、眺めのいいRim Viewの部屋は大人気なので満室で、ちょくちょくサイトをチェックしてキャンセルが出るのを待ちました。で、なんとかRim Viewの部屋に2泊(税込み計¥25,266)、そして1泊はPartial Viewの部屋(税込み¥10,031)に。朝食はついていませんが、ロビーで飲むコーヒーは無料です。

Rim Viewのお部屋

お部屋も広くて綺麗で、暖炉もついてて、しかもキッチンのタイルが可愛くて、よかったですよ〜。ただ、1日目は大丈夫だったのに、なぜか2日目はお湯が途中で水になりました…。タンクが小さいので、湯船にお湯をあまりためない方がいいようです。

Rim Viewのお部屋のテラス

テラスからは、サンダーマウンテンからコーヒーポットロックまで素晴らしい景色が目の前に広がります。ここでのんびり過ごす時間は贅沢この上ない。
でも3泊目はPartial Viewで十分でした。なぜって…

前日は素晴らしい眺望だったのに、見事に真っ白(笑)

雨で白く煙って見事に何も見えなかったから。(笑)
Rim Viewは金額も一番高いので、天気には味方になってほしいところですが、こればっかりは運ですね〜。

Partial Viewのお部屋の窓から

でも雪の日に、暖炉の火を眺めながらぼーっと過ごす時間も、悪くない。晴れていると、ついがんばってトレッキングしまくってしまうので、体力的にも中休みの時間として、のんびりできてちょうどよかったかも。

Sedona Bear Lodgeの入り口の看板

さて、最後の3泊はSedona Bear LodgeというB&Bに宿泊(税込み計$407.97)。奥様のマスミさんが日本人なので、英語のできない方も安心できていいと思いますよ。ウエストセドナを西まで行ききってDry Creek Rd.を入っていったところにあり、Boynton Canyonまでも車で15分くらいです。

私はホテルよりB&Bが好きなんですが、セドナのB&Bは高いところが多く、最初は別のホテルを予約してました。でも、たまたまセドナ観光局のサイトでここを見つけ、朝食があまりにおいしそうだったので、それにつられてつい予約変更。(笑)そして大正解!

Sedona Bear Lodgeの朝食。フルーツたっぷり。

コーンブレッドもパイ包みも最高においしい!
しかもメニューは毎朝違います。

デザートにはリンゴのシャーベットまで!

朝からこんなに盛りだくさん!ホントにおいしかったです。

テーブルにはいつもおやつが♥

テーブルの上には、いつもマフィンやクッキーなどのおやつも置かれていて、小腹がすいた時にお世話になりました〜。


COUNTRY GARDENという名前のお部屋に宿泊

Bear Lodgeなだけに、居間にはクマのぬいぐるみがいっぱい

お部屋にもバスルームは付いているんですが、お庭にあるジャグジーもオススメ。(水着をお忘れなく!) 雪の日は断念しましたが、2晩は満点の星を眺めながら、一人ゆったりと暖まりましたよ〜。そしてこの至福の時間に例のアナスタシアの試みをやったわけです。星との対話。宇宙との対話。手がふにゃふにゃになっても、いつまでもいれました…。満点の星空は、どれだけ見てても飽きません。

左からMylesさん、犬のMeeko、私、Masumiさん

Mylesさん、Masumiさんとのおしゃべりも楽しく、そして人懐っこいMeekoもかわいい、あたたかい場所でした。もっといたかった〜。



以上がセドナで泊まったところ。
おまけで、ラスベガスで泊まったホテルもご紹介しておきますね。私と同じルートで旅する方もいるかもしれないので、参考に。

左側がBally's。右にはエッフェル塔で有名なParisが。

3泊したのはストリップのど真ん中にあるBally's Las Vegas
なにせ私の一番の目的がシルク・ドゥ・ソレイユだったので、Oの会場に近いホテルを探しました。バリーズは立地的にもすごく便利だし、部屋も広くて綺麗なのに、平日なんて2泊で¥7,562ですよ〜!(朝食はなし)ニューヨークなんかと比べると、ホテルの安さに驚きます。週末はちょっと高くなって、それでも金曜で1泊¥7,798でした。ここはリゾート料金が別途かからないのもありがたい。

ストリップのど真ん中にあるのに、お部屋は広々。

1981年から続くロングランショー「ジュビリー!」

Bally'sでは、宝塚のような衣装も華やかなトップレスのショー「Jubilee!」もやってます。トップレスだからといって特にいやらしさもなく、豪華絢爛でラスベガスらしさ全開。女性でも問題なく楽しめると思いますよ。ダンスはシルク・ドゥ・ソレイユを見た後だと、ちょっと素人っぽく感じてしまいましたが。


Tuscanyは真ん中にプールがあるので、広々として抜けた印象

週末に2泊したのはTuscany Suites & Casinoで、計¥11,938にリゾート料金が+$28。2泊でこの料金はやっぱり安い。ストリップの中心、Bally'sから歩いて15-20分くらいかかるので、便利とは言えないのですが、緑も多くてのんびり寛いで過ごすにはいいホテルでした。


Tuscany のお部屋も広くてきれい。テラスからはプールが見える。

私の場合、宿泊先選びは、自分がその町でどこに行って何をしたいか、をまず考えて、地図を見ながら場所をなんとなく定めることから始めます。

さすがにこれまで30ヶ国以上旅してきたので、結構この手の感は働くんですが、人によって目的も交通手段も違うと思いますので、私の経験も絶対ではなく、あくまで参考になったら嬉しいな、という感じです。自分にあった、気持ちのいいホテルとご縁があるといいですね。


滞在記その1「誕生日を、大自然の中で過ごす」はこちら。
滞在記その2「シルク・ドゥ・ソレイユの魔法」はこちら。
滞在記その3「母なる大地、地球を感じに(モニュメントバレー・アンテロープキャニオン・グランドキャニオン)」はこちら。
滞在記その4「石を投げればサイキックに当たる」はこちら
滞在記その5「たまにはヒーリングされてみる」はこちら
滞在記その6「ベルロック、コートハウスロック、ホーリークロス教会、カセドラルロック」はこちら。
滞在記その7「ウエストフォーク・オーククリーク」はこちら。
滞在記その8「ボイントン・キャニオン、カチーナ・ウーマン、レッドロック・クロッシング、シュネブリーヒル」はこちら。
滞在記その9「セドナで泊まったところ」はこちら。
滞在記その10「阿弥陀ストゥーパとお店巡り」はこちら。
滞在記その11「ゴーストタウンと呼ばれる町、ジェローム」はこちら。
滞在記その12「チムニー・ロックとサンダーマウンテン」はこちら。
滞在記その13「気球に乗ってどこまでも♪」はこちら。
滞在記その14「シャーマンズ・ケイブ」はこちら。


2013/03/23

ボイントン・キャニオン、カチーナ・ウーマン、レッドロック・クロッシング、シュネブリーヒル<滞在記その8>

朝日にそまるサンダーマウンテン

セドナ3日目は、
朝日をエアポートメサの駐車場で見てから、
ボイントン・キャニオン&カチーナ・ウーマン→
Heartline Cafeでランチ→
レッドロック・クロッシング→
シュネブリー・ヒル、をまわりました。

Boynton Canyon

ボイントン・キャニオンの駐車場からトレイルに入ってしばらく行くと、道が2つに分かれます。間違って「DEADMAN TRAIL」の方に進みそうになりますが、左へ曲がってもう少し進むと、「VISTA」という標識↓が出てきますので、そっちへ。


少し登って行くとカチーナ・ウーマン!
エネルギーの強い場所ではジュニパーの木々がねじれて曲がるそうなんですが、この辺も沢山ねじれてましたよ〜。

Kachina Woman

上の写真の左側の突き出た岩がカチーナ・ウーマンで、女性エネルギーの岩。(お願いすると子供を授けてくれるとも言われています) その向かいにはノエルという男性エネルギーの岩もあります。このボルテックスのエネルギーは、男性性と女性性、陰と陽のバランスを強化してくれるそうです。


ノエルの岩からの眺めが気持ちよくて、しばらく座ってぼーっとしていたら、おじさんがやってきて、ふいにハート型に削った石をくれたかと思うと、あっという間に急な岩山をひょいひょいと頂上まで登り、精霊たちに捧げるようにフルートを吹き始めました。


知りませんでしたがこのおじさん、ロバートさんと言って、どうもハートおじさんとして有名みたいです。たまたま会えてラッキーだったのかな。
絶景の中、響き渡るフルートを聞いていると、自分も自然と解け合って浄化されていくみたいで、本当に心地よかった〜〜。気づけば1時間はいたでしょうか。ここにはいつまでもいられるなぁ…と名残惜しさもありつつ、ボイントン・キャニオンのトレイルを先に進むことに。


左にはエンチャントメント・リゾート。


右にはそびえたつ赤い岩山。こんな風景を見ながら小道を行きます。
「セドナ・スピリチュアルガイド」によるとボイントン・キャニオンは単一のボルテックスではなく、7つのボルテックスがプレアデス星団のように配置された複合的なエネルギースポットなのだとか。ヤパパイ族の神話では、人類発祥の地ともされています。

「ボイントン・キャニオンでの瞑想」というのを書かれている通りにやってみたんですが、その時に私が見た女神にそっくりな絵を、後にchocola treeで見つけてびっくり。


白人にもネイティブ・アメリカンにも見えて、白とピンクのイメージの女神。chocola treeで席に座って、ふと顔をあげた時にこれが目に入って来た時は、「わぁぁ…」って驚きました。この絵を描いた人も、もしかしたらあの場所でこの女神を見たのかも…。しれません。

3時間ほど過ごして駐車場に戻ると、お弁当を食べている老夫婦がいて「あ!リーダーじゃないか!」と声をかけられてびっくり。昨日ウエストフォークで出会った方々でした。縁があるのか、思考回路が一緒なのか。(笑)


さて、次はレッドロック・クロッシング。
カセドラルロックのエネルギーはここ一帯に流れ込んでいると言われます。心を調和させ穏やかにさせる効果の強い、女性的なエネルギー。ここで結婚式をあげる人も多いそうです。

クレセント・ムーン・ランチという素敵な名前の公園(入園料がかかります)を抜けて、川に沿って小道をずっと行くと、平らな岩が敷かれた抜けのいい場所に出ます。


ここ、確かに気持ちいい〜。寝転ぶのにもちょうどよくて、寝てるのか、瞑想してるのか、分からなくなります。(笑)
いつもつけている天然石のリングを小川に浸して浄化もしましたよ。KARIKAのネックレスは、以前ゼロ磁場の小川につけたと里香ちゃんに言ったら「そんなことしたら糸が弱くなって切れちゃうよぉ!」と怒られたので止めました。(笑)きっとセドナのエネルギーの風に吹かれているだけで十分だと思いますしね。


さらに奥へ進むと、石がたくさん積み上げられた場所に出ます。
日本だと、こんなに石が積上ってたらおどろおどろしい雰囲気になりそうなのに、こっちだとなんでカワイイ感じになるんでしょうかね?


これとか、なんか、笑っちゃいますもんね。↑
でも笑っちゃいけませんよね。スピリチュアルな儀式のために人々が積み上げたものなのだそうです。全部ではないかもしれませんが。


ここで一旦Sky Ranch Lodgeに戻ってロビーでガイドと待ち合わせ。
Earth Wisdom Jeep Toursにメールして、シュネブリーヒルへの2時間ほどのツアー(ちなみに$49でした)に申し込んでおいたのです。2月末のメールでは、「今は雪と氷で道が閉鎖されているから、こっちに着いたらまた連絡して」と言われたんですが、3/7時点では無事に入ることができるようになっていました。未舗装のガタガタ道なので、普通のレンタカーではちょっと無理なんですよねぇ。

平に見えるところが、Cow Pie

本当はシュネブリーヒルロードをずっと行った先にあるカウパイにも行きたかったんですが、そこには許可がないので行けないと言われ断念。夏ならいいのかなぁ…

Schnebly Hillからの眺め

シュネブリーヒルには他にも何台かジープが止まっていて、みんな日が沈むのを眺めていました。さっきまで晴天で、明日の天気予報が雨&雪なことが信じられなかったんですが、気づけばみるみる雲が流れて…


こんなドラマティックな光景に。↑
山の天気は変わりやすい、ってことをまた実感させられました。


ガイドのケヴィンは植物の知識も豊富でいろいろ教えてくれるし、フルートまで吹いてくれて、よかったですよ。しかもグループツアーかと思いきや、参加者は私一人で、プライベートツアー。ヒプノセラピーの話でも盛り上がってしまいました!


ジープの中でケヴィンにカチーナ・ウーマンに行った話をすると、写真を見せてくれて「これがカチーナ・ウーマンだよ!」と教えてくれたんですが、ちょっとびっくり。私はこの写真を見るのは初めてなんですが、不思議なことにあの岩を見た時、はっきりと、こういう髪型の女性を思い浮かべていたんですよねぇ…。

ちなみにシュネブリーヒルはそんなに知られていませんが、「セドナ・スピリチュアルガイド」によると、全体が巨大なボルテックスになっているそうです。浄化の場所であり、古くから持ち越しているネガティブなパターンや障害を手放すのに適しているとか。今回は瞑想をする時間はありませんでしたが、瞑想するのも気持ちよさそうですよ。

充実の3日目も、こうして過ぎてゆきました。


滞在記その1「誕生日を、大自然の中で過ごす」はこちら。
滞在記その2「シルク・ドゥ・ソレイユの魔法」はこちら。
滞在記その3「母なる大地、地球を感じに(モニュメントバレー・アンテロープキャニオン・グランドキャニオン)」はこちら。
滞在記その4「石を投げればサイキックに当たる」はこちら
滞在記その5「たまにはヒーリングされてみる」はこちら
滞在記その6「ベルロック、コートハウスロック、ホーリークロス教会、カセドラルロック」はこちら。
滞在記その7「ウエストフォーク・オーククリーク」はこちら。
滞在記その8「ボイントン・キャニオン、カチーナ・ウーマン、レッドロック・クロッシング、シュネブリーヒル」はこちら。
滞在記その9「セドナで泊まったところ」はこちら。
滞在記その10「阿弥陀ストゥーパとお店巡り」はこちら。
滞在記その11「ゴーストタウンと呼ばれる町、ジェローム」はこちら。
滞在記その12「チムニー・ロックとサンダーマウンテン」はこちら。
滞在記その13「気球に乗ってどこまでも♪」はこちら。
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