先日、ブログで初めてガンガジをご紹介しましたが、
☆「本当のあなたは、あなたがあなただと信じているそれではありません。
このサットサンも
新たな視座をくれると思いますのでシェアしますね。
この映像には日本語字幕はないので、
英語がわからない方は、下記の訳した文章でどうぞ。
私も「ドラマ、ストーリーから卒業する」ってことや
RASを通して「感情を感じ切る」「すべては体験」ってことも
何度もお伝えはしてきましたが、
根幹は同じことなんだけど、ガンガジの
『傷つくストーリー』は、
『傷つく体験』とはまったく違います。
『傷つく体験』は、『傷つく体験』です。
ストーリーによって生じてくるかもしれませんが、
直接的な体験です。
っていう伝え方に「そう、それそれ!」って
私自身も深まったし、感銘を受けたもので、
これはぜひシェアしたいな、と。☺️
この違いを理解することって、
とっても大切ですからね。
じゃないと、ついつい、ハマるから。。😂
ちょっと長いですけど、「ストーリーを卒業したい方」
「もう被害者をやめたい方」には、
私たちが毎回、いかにストーリーをこしらえているのか、
その辺も分かりやすいと思うし、
なぜ問題は解決しないのがいいのか、のヒントにもなるかと思います。
逆に、準備ができてないと、
読んでも受け入れ難いかもしれませんけどね。😂
質問者: 私の質問は、、ちょっと恥ずかしい感じがしますけども、、
私は、すぐに関係性を断ち切ったり、引きこもったり、別れたり
してしまうんです。
どうしたら、そのようなことをすることを止めることができるでしょうか?
ガンガジ:
これはあなたが学んできたパワー、ですよね?
質問者:
とてもパワフルです。
ガンガジ:
それはとてもパワフルです。
そしておそらく時には、そのように、
関係性を断つパワー、引きこもるパワーが必要なこともあるでしょう。
それはとてもパワフルです。
このようなパワーを与えられてしまう人もいます。
それで、 質問ですけど、 あなたには、
このパワーにサレンダーする、降参する意志が、おありですか?
質問者:
もちろんです。喜んでそうしたいです。
ガンガジ:
喜んで? 素晴らしい。
では、このパワーを取り戻したいという誘惑が起こった時に、
それに触れないでください。
それほどシンプルなことなのです。
複雑にしてしまうのは、
「ちょっとだけ取り戻そうかな、 ちょっととっておこう、
もしかしたら、それが必要になるかもしれないし。」 みたいなことです。
あらゆるスピリチュアルな教えが、
あなたを魅了してきたそのパワーに降参し、サレンダーする必要性
について語っていますよね。
あなたに喜びを与えているこのパワーは、同時に
あなたに苦しみも与えています。あなたは気づいてますよね。
それは成熟です。それには、そのパワー自身には限界がある、
ということを 見る必要があります。
本当に欲されているものは、
自分自身を分離させてしまうそのパワーよりも、深いのです。
このパワーが働いている時というのは、
あなたがたとえそれに気づいていなくても、
あなたはいくつかの段階を踏んでいるんですね。
質問者:
はい、そうですね、嫉妬や 比較です。
ガンガジ:
OK。では、まず始めに比較が起こり、それから嫉妬が起こるんですね、
それから?
質問者:
不足感が起こります。
ガンガジ:
それから不足感のストーリー。
そして、不安感のストーリー。
不安感には恐れもありますよね、おそらく。それから?
次の段階は何でしょう?
なぜなら、ここまでは、全く問題がないんですよ。
問題はどこにもありません。 ええ、痛みはありますよ。
でも、痛みには問題がないんです。
痛みを避けようとして何かを探し出すと、それが苦しみとなります。
止めなくてはならないのは、その追求。 痛みを避ける方法探しです。
痛みには何も問題がないのです。
痛みを避ける方法を探すのを止めてみると、よく分かるでしょう。
それで、さて、今度は何が起きるのですか?
質問者:
痛みを感じるのを避ける と思います。
ガンガジ:
痛みを感じるのを避けるんですね。
では、そのことの中に入って行きましょう。
痛みを感じるのを避けるのに、どのような段階がありますか。
あなたは、あなた自身に何と言っているのでしょう?
何かマントラ(呪文)があるはずです。
質問者:
それを避けよう、守りに入ろう、非難しよう、、
ガンガジ:
それで、あなたはあなた自身の内側で何を言っているんですか?
質問者:
それはとても早く起こるので、考えようもありません。
ガンガジ:
そうですね。
でも、それをゆーっくりとさせて、(笑)
スローモーションにすれば、
あなたもはっきりと見ることができるでしょう。
それは素早く起こるものなんですよ、なぜなら、
あなたはそれをすっかり習慣にしてきてますからね。
そうですねぇ、例えば、自分が車を運転する時は、
次はどういうステップだったかなあ、なんて
考えることはありませんよね。
でも誰かに教える時は、
ここをこうやって、 これはこうやって、
それから、こんなふうにやって、
と(笑)やるでしょう?
ですから、そういうふうに、教えてくださいね。
私は、どのように閉じこもればいいのか、学びたいのです。
そのための段階はどんなでしょう?
そう、あなたは調べないといけませんよ。
あなたにとっては、それはただ自然に起きることなのでしょうけど、
でも実際は、ただ起こる訳ではありませんよね。
そこに至る道筋があることを、あなたも見たでしょう。
質問者:
はい。私はただ無表情になっていきます。
ガンガジ:
無表情になるのですね。
質問者:
そして、閉じこもって、後ろに引いてしまいます。
ガンガジ:
閉じこもって、後ろに引いてしまうんですね。
それから何が起こりますか? 私は何をしたら?
質問者:
そして、私は逃げ出したくなります。
ガンガジ:
OK。わかりました。いいですね。理解しました。
それなら私もできます。
質問者:
よかったよかった。
(会場爆笑)
それから、アドナリンがたくさん出ます。
(笑)
ガンガジ:
たくさんのアドナリン? それはどこから出てくるのでしょう?
どうやってあなたはそれを生み出すのですか?
質問者:
うーん、、よくわかりません。
ガンガジ:
どうぞよく見てください。 あなたは私に教えているんですよ。
質問者:
OK。。(笑) 怒りでいっぱいになります。
ガンガジ:
逃げ出したくなるような原因を作った誰かに対しての怒りですか?
質問者:
そう。その通りです。
ガンガジ:
OK。
さあ今、『私』についてのストーリーができましたよ。
比較や、嫉妬という感情、無価値観をベースにした不足感ですね。
でも今、『私』は、このストーリーの原因となる他の誰かを巻き込まないと
いけないわけですね。
質問者:
はい。彼らが私を見捨てたからです。
ガンガジ:
彼らが私を見捨てた。 さあ、ストーリーですよ。
そう、首のこのあたりに感じ始めました。
(演技しながら)「彼らが私を見捨てたんだわ!」
(質問者 会場 爆笑)
質問者:
(笑いながら)そう、彼らが見捨てた!
ガンガジ:
それから?
質問者:
これ、皆さんの前ではやりづらいです。
(会場爆笑)
ええと、どこまでいったんでしたっけ?
ガンガジ:
ストーリーをひも解いています。
とても固く絡まっていたので、
それが何かもわからず、
あなたはただ、何かが起きているように
感じていたのですが、それをほどいています。
そして私たちは『私』は2つにおいて被害者だ、というポイントまで
たどりつきました。
まずは、この嫉妬という感情の被害者。
そしてもうひとつは、この感情の原因となった誰かの被害者。
だから、『私』は逃げなければなりません。
今、私が知りたいのは、
逃げるために次の段階をどうしたらいいか?ということです。
心理的には何が起こり、身体には何が起こり、
感情には何が起こりますか?
どうやって、無表情になればいいのでしょう?
どうやって閉じこもり、どうやって隠れたらいいのでしょう?
質問者:
話すのを止めます。
それから、歯を食いしばります。
ガンガジ:
歯を食いしばるんですね。OK。(実際にそうしながら)
目には何が起こりますか?
質問者:
石のような、無表情な目ですね。とても冷たい。
ガンガジ:
こんなふうにですね。
(笑)
身体はどうですか? その時の姿勢というのはありますか?
質問者:
うーん、、よくわかりません。
ガンガジ:
あなた自身をその状況に入れてみてください。
質問者:
あぁ、うなだれています。
被害者ですから、被害者らしく、うなだれ、肩をまるめます。
ガンガジ:
これはねえ、 なかなかの労力ですよ。(笑)
(会場爆笑)
質問者:(質問者も爆笑しながら)
はい、そうなんです。この憂鬱と戦うのは、 すごく疲れます。
ガンガジ:
えぇ。この労力には、とってもエネルギーを使いますよ。
質問者:
はい。それに流れるエネルギーは大量です。
ガンガジ:
それで、 解決方法は何でしょうか?
実際にはもっとたくさんの段階があるのでしょうけど、
でもとりあえず十分なステップを今、見ましたよね。
そしてその、どの段階であっても、こう言うことができるのです。
「ストップ」
「このパワーを閉じてしまうために使うのはやめよう」と。
では、
まっすぐに座ってください。
そして、目を開けてね。
それから、言いましょう。
「こんにちは。 あなたは私を傷つけました。私は傷ついています。
私はそれをあなたのせいにしています。」
(笑)
もしくは単に、
「私は傷ついています。」
もしくは「私は傷つけています。」
もしくは「私はあなたを愛しています。」とね。
質問者: (微笑みながら)
ありがとうございます。
ガンガジ:
ねぇ〜、簡単でしょう?
この方がずっと簡単ではないですか?
質問者:
はい、そうですね。
ガンガジ:
そうです。 これが真実なのに、私たちはそう言うのが嫌なのです。
(会場笑い)
なぜって、
私たちは、身につけてきたこういったパワーに、
相当な労力を注ぎこんできたからです。
そしてそれを、素晴らしくて特別だと思いこんできたのです。
捨ててしまうと、実際、無防備になってしまうんじゃないかとね。
実際、この痛みを体験しないといけないかもしれませんしね。
でもね、ご存知の通り、自分を守ったところで、
結局はやっぱり痛みを体験するんです。
なんてひどい自作自演のジョークだったのでしょう。
(会場笑い)
もしうまく守れたのでしたら話は別かもしれません。
でも、守ろうとすると、ますます痛みは増大するのです。
痛みを、苦しみに変えてしまうからです。
痛みは痛みでしかありません。
そうですね、
嫉妬は痛みを伴いますね。
嫉妬するべきじゃないとか、すべきだとか、色々言えるでしょうけど、
嫉妬は、単に人間体験の一部として、あるだけです。
嫉妬があるなら、それを感じてください。
「私は嫉妬しているわ。傷ついてる。恐れでいっぱい。愛してる。」
「あぁ、どうしよう?閉じこもろうか?嫌いになろうか?」
それともただ、 傷つき、愛するか?
私は、傷つき、愛することの方を、お勧めしますね。
傷つくことには美しさがあります。
傷つくことは最も人間的な感情です。
動物も嫉妬するのかはわかりませんが、
たぶん動物も嫉妬するのではないかしら。
私たちは、ネガティブな感情は人間に限ったものだと思いがちですが、
蟻をかなり研究した方がいて、
蟻にもそれぞれ個性があるそうです。
私たちには、蟻は蟻にしか見えませんが、
仕事をしたくないから隠れている蟻がいたり。
(会場爆笑)
本当ですよ。
その蟻を探しに行って仕事に連れ戻す蟻もいるのだそうです。
さらに蟻について研究すれば、コメディアンタイプの蟻とか、
悲劇タイプの蟻とかもいるかもしれませんね。
(会場爆笑)
神々のようですよね。同じことです。
私たちの感じ方や感情は、芝居の一部なんですよ。
この貴重な人生を、傷つくことを避けながら生きていると
その結果、苦しみます。 死んだ人生ですね。
あなたの人生が死んだ人生だと言っているのではありませんよ。
とりわけこのシナリオ、
自分を閉じてしまい、空虚になり、うちひしがれる、
という『ストーリー』について言っているんです。
『傷つくストーリー』は、
『傷つく体験』とはまったく違います。
『傷つく体験』は、『傷つく体験』です。
ストーリーによって生じてくるかもしれませんが、
直接的な体験です。
そこでは、愛を覆い隠すことはありません。
無表情になる必要も、うちひしがれる必要もありません。
ただ単に、
愛し、傷つく。それだけです。
いいですね。