ヒプノセラピー（催眠療法）を受けてくれたお客さんから
メールをいただいたのでシェアさせていただきますね。
（ありがとう💓）
日本人は特に
長らく「我慢」が美徳とされてきたところがあるし、
我慢することで
自分の本当の気持ちを抑圧してきた方は多いので
そんな皆さんにもヒントになるのではないかな
と思います。☺️
ちなみに「コアトラ」というのは
「コア・トランスフォーメーション」のことで
催眠療法のやり方のひとつ、です。
ありがとうございました。
中々、パートの声を聞くことが出来ずに時間がかかってしまい、
お手数をおかけしました。
コアトラをやってみて、
自分は最近は言いたいこと言えてるし、
やりたいことやれてるって思ってましたが、
そうでもなかったことに気づき、
そして過去に我慢してきたことが癒されてなかったことに
ガッカリしましたが、
自分に申し訳なかったなと思いました。
自分はゼニスもしてるし、感情に振り回されてる時期もあったから
感情に向き合って来てる方だと思ってましたが、
「我慢したくない」が全く癒されてなく、そこに触れたくない、
見たくない、気づきたくないものになってたのかなと。
コアトラ受けてる時に、
我慢したくないとインナーチャイルドが言っていたのに、
それはポジティブなやりたいことじゃないから
自分がしたいことじゃないのかな、
その前の「話を聞いて欲しい」がやり切れてないからかな
と思ってしまって、
我慢したくないは違うと否定してしまってました。
そして、我慢から次の声を聞くのに時間がかかったり、
最後のコアから戻るときに、我慢のときに呼吸が変わって
一気に現実に引き戻されてしまったり、
我慢のあたりで寒さを感じて、
最後のコアに近づくに連れて身体が暖かくなったり、
我慢が大きな壁というか、そこを癒さないとと思いました。
家に帰ってからは、4日間は気持ちがザワザワしたり、
感情が湧き上がってきたりして、自分の両腕を擦りながら
頑張ってきたねー気づいてあげられなくてごめんねーと
自分に言ってあげました。
たぶん根深い感情なので、すぐには癒されないと思うので、
ずっと気がついた時に癒してあげられたらと思います。
今までは感情が湧き上がって来た時、
嫌だなーこんな気持ちになってしまってと思ってましたが、
今回は、あー癒されてなかった感情が湧き上がってきたんだ、
自分に寄り添ってあげようという気持ちに変わりました。
最初は不安を無くしたくて受けたヒプノでしたが、
自分の奥底の感情が解放されないと不安が取り除けないかなあ
と思ったのと、自分の感情の根深さを知れたので、
蓋をしないで向き合って行こうと思いました。
コアトラは、感情と向き合う覚悟ができるのが良かったです。
ありがとうございました。
「パートの声」とありますが、
「パート」というのは「自分の一部分」のこと。
コアトラでは、「自分が変えたい」と思っている場面を
イメージしてもらって、その時に体のどこが反応しているか？
を感じてもらい、
そこに「パートがいる」と考えて、そのパートと
催眠下で対話してもらいながらセッションを進めていくんですね。
彼女の場合、パートと対話する、というよりも
インナーチャイルドがイメージとして現れていたようだったので
その子と対話してもらう感じで進める方がよさそうだな、と思い
そのように進めさせていただきました。☺️
「パートの声を聞くことが出来ず」とありますが、
その子は、一生懸命口を動かして何かを話していたものの
彼女にはその声が聞き取れなかったので、
声で聞こえないからといって「わからない！」と
諦めるのではなく、必ずわかるはずだから
（なぜならその子は彼女自身なので）
「わかるはず！」と信じて、わかろうとして、
彼女が何を伝えようとしてるのか、に
意識を集中してみるように伝えたんですね。
こういうことは、彼女が初めてではなく
時々、起こりますので。☺️
長年、自分の本音を聞こうとしてこなかったり、
見過ごしてきてたり、蓋してきてたり、、すると
どうしても
「わからない」にはなりやすいんです。
こういう時は、そうなるくらいまでずっと
自分を無視してきたのだ、ということに気づいて
ちゃんと自覚することが第一歩❣️
もちろん、自分を責める必要は全くありません。
ただ、「今まで見過ごしてきて、ごめんね」と
自分に謝ってあげた方がいいとは思いますねぇ。😌
そして、
長い年月、無視してしまったわけですから、
ちゃんと時間をかけてでも「わかろう」としてあげる…
自分に対して、そういう
あたたかい気持ちを向けてあげることも
とっても大切💖
そうすると、聞こえなかったはずのその子の声も、
何を伝えようとしてるのか、だんだんと
ちゃんと伝わってきます。
彼女も、ちゃんとわかりました。☺️
「我慢したくないとインナーチャイルドが言っていたのに、」
「我慢したくないは違うと否定してしまってました。 」
についても、ちょっと説明しておきますね。
コアトラでは「本当は、何が欲しいの？」ってことを
ひたすらパートに聞いていくのですが、
途中で「出てこない」と「感じる」ような状況に
なることがあります。
こういう時は、パートはちゃんと何か言ってるのに
お客さんが「それは違う」と思い込んでしまって
切り捨ててしまっている場合が多いんですね。
彼女のケースでは
「ポジティブなやりたいことじゃないから
自分がしたいことじゃないのかな、」と
ジャッジしてしまっていた。
ヒプノの時は、
前世療法でもコアトラでも、とにかく
そういった思考（左脳）の声は無視した方がいいです。
そんなふうに、つい勝手に否定してしまうと、
ただでさえ見過ごされてきたパートとしては
「結局何を言っても否定されてしまう」と
ますますひねくれてしまい、閉じこもって
何も答えてくれなくなってしまいます…😅
なので、
パートが言ってくれていることは
自分でジャッジせず、私にそのまま伝えてくれた方が
セッションはスムーズ、です。👍
とはいえ、無意識にジャッジすることが
クセになってしまっていると、
無意識にやってしまうので、
どうしても自分では氣づきにくいですから、
私の方で、起こっているであろうことを汲み取って、
「本当は、何か言ってきてませんでしたか？」と
聞きながら
「我慢したくない！」と言ってくれてたことに
行きつきました。☺️
「我慢したくない！」という内なる声を否定されたり、
スルーされてしまうと、
「我慢したくない！」って言ってはいけないんだ‼️
って（内側で）受け取られてしまいますので、、、
ますます彼女の無意識レベルでは、
「我慢したくないけど、我慢しなくちゃ」が
浸透していってしまいます。。
もう十分過ぎるほど我慢してきたのに、、、
「今までよく我慢してきたねぇ、えらいねぇ、
よくがんばってきたねぇ、」ってねぎらってあげないと❣️
ですよ。
だから、今回、
「我慢したくない！」っていう内なる声に
ちゃんと氣づいてあげることができて
本当によかった❣️って思いました。☺️
ご本人は「癒されてなかったことにガッカリしました」
とのことですが😂
いやいや、全然ガッカリすることではないし、
このまま「癒したつもり」になってたら
この先もずーっと無視し続けちゃったと思いますからね。
パートは、そこにちゃんと氣づいてほしくて、
彼女に「不安」という感情を引き起こしていたのでしょう。
この先、特に「我慢したくない！」って感情が出てきた時は
ちゃんと寄り添ってあげる、をやってくうちに
今まで感じてた不安も、
その質がだんだん変化していくことに気づくのではないかな💓
と思いますねぇ。☺️
「すぐには癒されないと思うので、」も、
もう今は、本氣でやろうと決めて実際にやっていったら、
昔のように時間はかからないですよ🌟
今は、早いから〜〜〜😆
（長引くとしたら、抵抗してるから❣️）
「すぐには癒されない」も思い込みなので、
その辺はあんまり決めつけず、淡々と、地道に
YESの姿勢で寄り添う、をやってったらいいだけ。
です。👍
世の中を見ていてもわかると思いますが
今という時代は
今までは隠せてきたものが、隠せなくなっている時代。
今まで封じ込めてきた『癒されていない部分』も
必ず、何らかの形で浮上してくる時期、です。
嫌がらず、積極的に氣づいて、
寄り添って、終わらせてあげましょう❣️
