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2012/01/20

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2012/01/19

年始にインドで考えた。


あっという間に1月も半分が過ぎてしまいましたが、
みなさんは新しい年をどんな風に迎えましたか?

私は、今年は年始早々インドに出張でした。
別に修行とかではありません。(笑)

むしろ、その逆というか・・・
3日間で85000人が参加し、アジア最大と言われる、
科学と技術のフェスティバルに参加して参りました。

でも不思議なんですよ、
科学と技術、にもかかわらず、レクチャー陣の中に
ヒプノセラピストでもあるDeirdre Barrett博士がいたのです。

私は読んでいませんでしたが、日本でも彼女の著作
「妊娠した男」「加速する肥満」は訳されていますから、
ご存知の方もいるでしょう。

仕事があったので彼女のレクチャーを聞くことは
できませんでしたが、朝食の時に姿をお見かけしました。
これを縁に、彼女の著作も読んでみようと思います。

いわゆるスピリチュアルな世界も、
科学と背中合わせだと私は思っていますが、
日本では真逆に位置すると思っている人が大半だと思うんですね。
でも、さすがインド。いろんな民族がひしめきあってる国だけに、
多元的な見方を受け入れる包容力を感じました。


さて、私がインドに行ったのは今回15年ぶり。
15年前は、タイ・インド・ネパールを2ヶ月間一人旅したんですが、
まさか仕事で訪れることになるとは・・・我ながらびっくりです。

旅する中でインド人がどういう気質か、すでに理解していただけに、
今回の仕事も予想通りというか、予想以上というか、
日本ではあり得ない出来事が続出で、
かといってインド人に怒っても意味がなく、
ひたすら笑い飛ばしながらできる範囲の対処をする・・・
そんな日々でした。

ここが分かれ道なんですけど、
何があっても楽しめる人、笑いとばせる人は、
インドを好きになれると思いますよ。
それができれば、こんなにオモロイ国はない!とも思います。
インド人ほど、笑えるネタを提供してくれる人種は
いないのではないかとすら、思います。(笑)


11時に来るって言うから11時に待ってたら
「12時に行く」って言う。
12時に来るって言うから12時に待ってたら
「12時半に行く」って言う。
12時半に来るって言うから12時半に待ってたら
「あと15分くらいで行く」って言う。
で、結局来たの、14時・・・

こだまでしょうか。 
・・・いいえ、インド人です。


初日から、3時間待たされている間に
こんな文言が頭に浮かんで来てしまうほど、やれやれな有様。

でも、彼らに悪気は一切ないので謝ってもくれません。
彼らは、その時こちらが望んでいる答えを言って、
とりあえず満足させることがベストだと思っているようで、
約束を守るとか、言ったことを確実にこなすとか、
そういうことは二の次なんですね。
彼らはみんな待たせるから、待たされても文句は言わないし、
怒らない。ゆるりとしたものです。(笑)

それに、感情を押し殺すことが一切ないというか、とにかく素直。
躊躇とか羞恥心とかもないから、
聞きたいことはどんどん質問してくる。

教育が全然違うんでしょうね。
あの好奇心パワーに人口パワーが重なって、
それはそれは、ものすごいエネルギーを感じました。

日本人の国民性とは真逆とも言えるインド人。
でもそれはそれで生きていくことはできるわけで、
インド人にしてみれば、それがむしろ当たり前で。

日本を離れる度に、所変われば常識なんて様々なんだ、
と思い知りますが、もうこうなってくるとホント、
何が正しいとか間違ってるとかじゃないなぁと、
つくづく思うのです。
それもありだよね、っていう。

常識について思うことは以前も書きましたが、
これからは、そういうふうに、いろんな価値観を認め合いながら、
尊重し合って、共存していくことが大切になってくる。
それを改めて感じた2012年の幕開けとなりました。


かつて横尾忠則さんに言われたことがあります。
「人間には2種類いる。
    インドに行ける人間と、行けない人間だ。」


皆さんも機会があったら是非行ってみて下さい。
悠久の国、インド。
常識にとらわれがちな人には特に、オススメしますよ。