【お知らせ】
2019年5月から、RAS認定ファシリテーター養成講座の内容が改変され、受講料も上がる予定でしたが、延期となりました。改定内容が確定し次第とのことですので、決まり次第また告知させていただきます。
講座内容について、詳しくはこちら
11/23(土)高田裕子さんの絵を鑑賞後に小さなお茶会vol.52@表参道は満員御礼となりました。キャンセル待ち受付中。詳しくはこちら

【リトリート】
12/21(土)〜23(月)冬至に春原恵子さんのコンサートと沖縄の聖地を巡る旅〜闇を見つめて光に還す2泊3日は残2席となっております。詳しくはこちら

【ゼニスオメガヒーリング・プラクティショナー養成講座】
12/14(土)15(日)レベル5授業は満席となりました。
場所が取れた場合のみ、2名まで増席可能ですので、ご希望の方はお気軽にご相談ください。
12/14(土)11:00-19:00にレッスンのみを、
12/15(日)10:00-13:00にティーチャー希望の方用の座学を行う予定です
レベル2、3授業をご希望の方はご連絡ください。あと1名いらしたら日程を調整いたします。
レベル1〜5まで、ご希望に合わせて随時開催中です。他校からの生徒さんもどうぞ。お気軽にお問い合わせ下さい。
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2013/11/30

皇居勤労奉仕、素晴らしき四日間!

ゼニス仲間で今回誘ってくれた団長の悠嘉さんと。

11月の最後の週の四日間、
皇居勤労奉仕に参加してきました〜!
もう、想像をはるかに超える、
素晴らしい出会いと経験が満載だったので、
皆さんにも是非シェアしたいと思いまーす。

始まりはこの7月。
ゼニスオメガヒーリング仲間で名古屋在住の室井悠嘉さんが、東京に来た時にお茶に誘ってくれたんですが、二人きりでゆっくり話すのが初めてだったのもあって話は尽きず。後半、神社や古神道の話で盛り上がったんですね。それがキッカケで、皇居勤労奉仕のことを教えてくれたんです。私は恥ずかしながら、そんな制度があるって始めて知ったんですが、一般参観で入れない場所にも行けると知って「行く行く!」って、即答。(笑)
これもタイミングだなぁと思いました。
今年だから即答できたけど、これが去年だとしても一昨年だとしても、即答はできませんでしたから。というのも、「あくまでも国の行事なので、一旦、宮内庁で参加が決まった人はキャンセルができません。」という制約があって、普通にお仕事してたら「そんなこと言われても急な仕事が入ったらどうしよう…」って、なっていたと思うんです。四日間がっつり拘束されるわけですからね〜。
加えて「キャンセルやドタキャン、遅刻した場合で、人数が変更した場合は、 全員が皇居内に入ることが出来ません。」という規則もかなりのプレッシャー。この条件、なかなか即答できる感じじゃないでしょう?(笑)

でも、よくぞこのタイミングで誘ってくれました、悠嘉さん!
っていうくらい、私にとっては本当に必然的なタイミングだったんですよねぇ…。

皇居・桔梗門

皇居勤労奉仕って何するの?って思いますよね。
つまりは皇居でのボランティアなわけですが、
作業内容は、今回のように秋なら、草取りや落ち葉拾いなどの軽作業。なにせ年配の方々の参加が圧倒的に多いですから、そんなに大変なことをさせられるわけではありません。
私たちの団は、毎朝7:15に集合して、15:30〜16:00終わりでしたが、作業時間はたぶん計3時間くらいだったと思います。といっても、やってみるとこれが結構汗かくんですけどね〜。腰にもくるんですけどね〜。
後は宮内庁庭園科の方が皇居内を案内してくれて、ほぼ見学。紅葉が美しい季節、エネルギーも最高にいい場所をお散歩するのは、とっても気持ちが良かったです。

赤坂御所

四日間のうち、三日間は皇居、うち一日は赤坂御所でのご奉仕になっていて、私たちは3日目が赤坂御所でした。赤坂御用地は、皇太子一家のお住まいである東宮御所、秋篠宮邸、寛仁親王邸、三笠宮邸、高円宮邸があり、よくテレビでも目にする園遊会も行われる所。御苑の紅葉のグラデーションも見事でしたよ〜。
(スケジュールは団によって違います)

一日目 皇居(正殿・南庭)
二日目 皇居東御苑
三日目 赤坂御所
四日目 皇居(宮中三殿・吹上御所)

そしてなんといっても感激だったのが、
二日目の天皇皇后両陛下のご会釈と、
三日目の皇太子殿下のご会釈です。

まさか2mほどの距離でお会いできる日が来るなんて。
自分でも、こんなに感動するとは思いませんでした。
よく、年配の方々が陛下にお会いして泣いてたりするでしょう?
私は、昔は天皇は神様だったから、それで泣いているんだと思っていました。でも、それだけじゃないことが今回よーく分かりました。

陛下のエネルギーは、本当にクリアなんです。
こんなにエゴのない人間がこの世にいるんだ…
って、思いました。まさに無私無欲。
人は、本当にエゴのない人を目の当たりにすると、なんて言ったらいいのか… 完全にサレンダー(降伏)するものなんですね。一瞬で。そして、なぜだか涙があふれてくるんです。2600年間も続く天皇制ですから、日本人のDNAのせいもあるかもしれません。

エゴのなさが鏡となって、わっと、逆に自分のエゴにも気づかされるので、広大な宇宙に想いを馳せる時「自分はなんてちっぽけなんだろう」って思うのにも似ている感覚になりました。陛下は「個」ではなく、「全体」なんです。自分のためではなく、全体のために生きてる。それが一瞬で分かりました。そうじゃなきゃ、あんなエネルギー、放てません。震災後も、本当に、確かに、国民のために祈り続けて下さったんだということが、その存在だけで伝わってきました。「祈り」であり、「光」そのもの。

そして美智子様は「愛」そのもの。
「ありがとう」の一言に、全く手抜きがないんです。
あんなに心のこもった「ありがとう」が言えるなんて、すごいと思いました。
「ありがとう」の音霊だけで泣けるくらい。
ずっと、そっと陛下に寄り添われる姿は、菩薩様のようで、
このお二人は、もう、完全に人間を超えた存在に思えました。

皇太子殿下も、テレビの印象とは全然違いました。
こう言うと失礼極まりないですが、
もっとずっと、力強い、頼もしい感じを受けました。
何よりあの目。
私たちの団の前にいらした時、そのまっすぐな強い目から目が離せなくなったほど。
この人の前で嘘がつける人がいたなら、大したもんだわぁ…と思いました。真、誠、信、直、といった漢字がしっくりくる感じ。

あぁ、
日本に生まれてよかった…
日本人でよかった…

心からそう思いました。
今までもそう思うことは多々ありましたが、
今回ほど強く思ったことはありません。

彼らがいる、
彼らが守ってくれている、ということに、
理屈を超えた安心感を覚えました。

こう言うと、
「じゃあなんで震災は起こったんだ?」とか
思う方もいるかもしれませんが、
その辺を話し出すとまた長くなるので控えます。
私はそう感じたし、それが私にとっては真実だ、というだけです。

2600年も天皇制が続いている意味、日本人であることの意味、
いろんなことが自分の中で一気に腑に落ちました。
天皇は、ただの「象徴」なんかではない、
むしろ「要」だと思います。

前列の真ん中が矢加部先生

今回、悠嘉さんが矢加部幸彦さん(古神道修道士・神道音楽家・セラピスト)を招いて、初日の夜に「日本と神道の真実」という古神道講話会を設けてくれたんですが、こちらも面白かったです。

宮中三殿のひとつ、賢所(かしこどころ)は
日本で一番、否、地球で一番、
光の振動数が高いところだと言われているそうで。
この振動数とシンクロしているのが天皇陛下であり、
毎日祈り、日々禊をする、
天皇陛下=祭祀王なのだ、ということ。

三種の神器の、
鏡は伊勢神宮に、剣は熱田神宮に、
勾玉は皇居の賢所にあるということ。
また、皇居には
鏡と剣の御代器(みしろき)があるということ。

私たちは四日目に賢所にも参拝させていただいたんですが(もちろん中には入れません。門の前までです。)、ある地点から結界が張られているのか、急に空気が変わります。ワープしたみたいに、ふっと、次元が変わる感じ。そこは、清浄な澄み切った場所。それが常に保たれているのがまたすごい。すぐそばは天皇皇后両陛下のお住まいである吹上御所です。まさに中心、ですね。

神社では二拝二拍手一拝が基本ですが、
天皇陛下と賢所には、一拝しかしません。
天に一拝、地に一拝で二拝なんですが、
陛下も賢所も、天地がない、二つに分離していない、全体であり中心なので、一拝でいい、ということなんですってー!
これ、ただ人から聞いただけだったら、単なる形式だと思ってしまうかもしれないんですが、実際に陛下に会い、あの場に身を置くと、ものすごく納得してしまうものがあるんですよ。確かに全体だ、と。

日本人はもともと、全体のためにあろうとする国民性なんですよね。「お先にどうぞ」とか「お互い様」って言葉にも、それが残っています。
最初に「愛」という概念が外国から入って来た時、日本人にはピンと来なかったそうです。何故って、当たり前だから。個よりも全体に生きていましたから、分離感が希薄だったんですね。どっちがいいとか悪いとかの話ではなく。

天皇は礼装のモーニング姿なのに対し、
マッカーサーは勲章も付けない開襟シャツ姿。
当時の日本人にはかなりショックな写真だったようです。

戦後、マッカーサーを昭和天皇が訪ねるんですが(出迎えたのはたった二人の副官だったとか)、マッカーサーは「どうせ命乞いに来るんだろう」くらいに思っていたのに、天皇は「全て私が責任を取ります。私はどうなってもいいから、国民は助けて下さい。」という旨の発言をされ、非常に驚き感動した、という有名な話があります。その時から彼の天皇に対する態度は変わり、天皇助命の先頭に立つようになりました。
マッカーサーは後年、「回想記」に「私は大きい感動にゆすぶられた。死をともなうほどの責任、それも私の知り尽くしている諸事実に照らして、明らかに、天皇に帰すべきではない責任までも引受けようとされた。この勇気に満ちた態度に、私の骨の髄までもゆり動かされた。私はその瞬間、私の眼前にいる天皇が、個人の資格においても日本における最高の紳士である、と思った」と書いたそうです。
私にも、この感動と衝撃、今はもっとリアルに想像できます。

こういう話もあるそう。
日露戦争になぜ日本なんかが勝利したのかが謎で、その理由をルーズベルト大統領が調査させたらしいんですが、国民は「自分たちはどうなってもいいから、天皇は助けてくれ」と言い、一方で、天皇は「自分はどうなってもいいから、国民は助けてくれ」と言う。この、到底理解しかねる、完全なる信頼関係にアメリカは恐れを抱いたんですね。この繋がりを断たないことには、日本人にはとても敵わない、と感じたのではないでしょうか。だから戦後の教育は、私たちが知っている通り、その繋がりを断つという方向の内容になりました。まんまと教育という名の洗脳にひっかかってしまった、というか… 戦後教育を受けた私たちの中には、天皇を崇拝するような感覚はありません。私も長らく、天皇制はただの制度だと思っていました。

でも、そうじゃなかったぁぁ…

これは人に言われたから、とかじゃないですよ。
今回、賢所を参拝させていただき、陛下にご会釈を賜り、
自分自身で体感したことです。
自分の奥の、深い部分で、何かが動いたんです。
いつだって真実は隠されている。もっと真実を知りたい。
そう思います。
皆さんも、人から言われたことではなく、
是非ご自身で、感じてみて下さいね。何事も。

初日の朝

今回、私たちの団は総勢29名だったんですが、私は悠嘉さん以外初対面。にもかかわらず、みんな、ご奉仕するために四日間を使おう!と集まっただけあって、自発的にどんどん動くし、前向きだし、楽しみ上手だし、あっという間に仲良くなって、最終日の笑えるほどの一体感たら、なかったですよ〜。(笑)

四日間を終えた、最終日の夕方

私は、特にこういう場での出会いっていうのは、すごくご縁だと思っているので、ほとんどの人が初対面でも全然気にならないというか、むしろ、どんな人との出会いが待っているのか、わくわくする質。なにせ団長の悠嘉さんのエネルギーがピュアで素敵ですからね、そんな彼女のまわりに集まってくる人が、素敵じゃないわけがない。
「是非この素晴らしい体験を少しでも多くの皆とシェアしたい」という彼女の純粋な意図が、ちゃんと皆に伝わっていて、その思いをベースにお互いに自然と助け合ってるっていう、理想の形。とても気持ちが良かったです。副団長の大陰さんのサポートっぷりも見事で、またそれを盛り上げるメンバーもいて、一人一人がうまいこと活かされてる感じでした。何より、楽しかったですよ〜!
皆さんも機会があったら是非参加してみて下さいね。
15人以上60人以内のグループを作れば参加可能です。宮内庁のホームページに申請方法が書いてあります。でもいきなり団長をするのは、勝手が分からないと難しいかもしれません。皆さん、少なくとも一度は知人の紹介でどこかの団に所属して体験してから、団長となって団を作って参加している感じでした。
(ただ、天皇皇后両陛下のご会釈は、ご公務がある場合はありませんので、そこは運です。実際、私たちの翌週はインドでのご公務が入っており、ご会釈なしと伺いました。)

ご奉仕のお礼にといただいた
菊の御紋入りの和三盆糖菓子。

ご奉仕中は写真撮影が一切禁止されているので、皇居内の写真は全然撮れませんでしたが、この経験は、心にしかと焼き付いています。

悠嘉さん、誘ってくれて本当にありがとう!
四日間をともに過ごしてくれた皆も本当にありがとう!

忘れられない、とても貴重な時間でした。



☆2014年4月2度目の皇居勤労奉仕!はこちら
☆2014年12月3度目の皇居勤労奉仕!初団長編はこちら
☆2016年4月4度目の皇居勤労奉仕!2度目の団長篇はこちら

2013/11/28

思想家・内田樹さん


私はこういう仕事をしているせいか、
お客さんには「まゆさんはテレビなんて見ないのかと思ってました」
としばしば言われます。

でも、こちらでブログを読んでいただいている方は
すでにお気づきの通り、まあ、割と見ます。(笑) 

特にインタビューものが好きで、
Eテレで放映中の「SWITCHインタビュー 達人達」はよく見るんですが、
先日の能楽師・観世清和さんと思想家・内田樹さんの対談も
面白かったですよ。

内田さんは思想家ですが、武道家でもあり、能楽もなさるんです。
私なんかは、その辺の、身体と思考と魂のバランスの取り方にも、
共感するんですよね。

私が内田樹さんを知ったのは、震災後のTwitterでだったんですが、
言ってることが至極真っ当で、納得できて、
日本の未来、政治経済、教育問題からマンガ論まで
分かりやすく論じてくれて、気になる存在となりました。
出版された著書は今年だけですでに10冊になるそうです。

私はテレビや映画、ドラマ、雑誌のインタビュー記事などで
気になる台詞があるとノートに書き留めるクセが昔っからあるんですが、
この番組の内田さんの言葉を自分の手元にだけ置いておくのももったいないな、と思い、どうせなら、ここでシェアしよう!と思いました。
だから今回は、私のメモ代わり、な感じです。


内田
「今みたいなスピードで世の中が変わっていくっていうことには、
もう無理があると思うんですね。人間の感覚としてちょっと早すぎる。

こんなに早く時間が流れていったり、
社会のシステムが変化していったりすることって
もう耐えられなくなってると思うんですね。

まあ、新しいものに次々と移って、古いものを捨てていく
ってことに対して違和感がみんな、発生してると思うんです。

で、なんか、日本はダメだダメだと、
このままでは世界の三等国に、どんどん没落してしまうんだから、
だから何かやらなきゃ、一旗あげなきゃ、って議論が多いんですけども、
それは筋違いな気がするんですよね。

十分豊かだし、日本ほど自然資源に恵まれているところはなくて、
森林面積が国土の七割近くて、水資源も豊富だし、四季の変化もあるし、
とてもある種住むに快適なところなわけですよね。

日本人にしか分からない、深ーいところにある、
日本文化の古い地下水脈みたいなものがあると思うんですけども、
それに触れないと、どうも日本人はイノベーションを起すとか
自信を持って生きるとかいうことができないような気がするんです。

考えてるのは、日本の大体中世の頃に、
今の自分たちに繋がるような文化の源流ができたと。
それが武芸と能楽と鎌倉仏教だったのではないか
というアイデアがありまして。

日本人が発明した、自然の力を自分の身体に一回通すことによって、
人間の世界に一つの有用なものを実現させていくための技術、ですね。

人間がいくら筋力をつけても骨格を強くしても
絶対に出せないような強大な力が、
自分の身体を一つのパイプにして発動していくのが武芸なわけですけども、
能楽も実は全く同じだと思うんですよね。」


「95年の阪神淡路大震災の後に、
震災経験者の中に2つタイプがあるんですよね。

ひとつは、何を失くしたか、ということを数え上げて、
『あれも失くした、これも失くした』っていうふうにしてね、
どんどん気が滅入っていく人がいて、一方に、
『ああ、よかった。生き残って。家族もいるし。と
りあえず屋根のある所でなんとか暮らせてるし。』って、
残ったものを数え上げる人がいるんですよね。

僕、今の日本人が必要なものっていうのは、
手元にあるものを数え上げていって、こんなに豊かな、
こんなに生産的なものがまだ日本にはいっぱいあるんだ
っていうことを発見して、よかったよかったと喜ぶような、
そういう気持ちの切り替えがもしかすると一番大事かなって気がしますね。」


〜・〜・〜・〜・〜・〜・〜・〜・〜・〜・〜・〜・


観世
「(能は)650年を一括りにして、
もう2倍先の650年まで見通して考えていかないと
続けていくこともできないんじゃないかと。」

内田
「寿命1300年という生命体をイメージして、
今の現在における自分の振る舞いを決めているのを聞いて、
こんなこと言った人初めて見たと思った。

今の現代日本人て、本当にその逆になっていて、
今だけよければそれでいいとか、せいぜい2年3年、
もう未来の世代のことなんて関係ない、
原発の放射性廃棄物が出ようと、年金システムが破綻しようと、
そんなの関係ないじゃん、今がよければいい。
今ちゃんとしなければ未来なんかないんだからっていう。

ものすごく短い時間の枠の中でしか自分の行動の適否を判断したり、
何をしたりっていうのを決定しないような。

1300年の立ち位置の中で『私は今日何をすべきか』を考える
っていうのを聞いた時に『これだ!』と思ったんですよ。

一番現代日本人に欠けてるものって、
過去何百年、未来何百年の中で、
自分の今日の振る舞いを決めるっていうような心の持ち方だと思うんです。」


こちらの内田さんと観世さんの対談も面白いので、能に興味のある方は是非。





2013/11/23

GOMAさんの「フラッシュバックメモリーズ」



皆さんはディジュリドゥ奏者のGOMAさんをご存知ですか?

ディジュリドゥというのは、
オーストラリアの先住民アボリジニが作った、
世界最古と言われる管楽器の一つ。

この神秘的な倍音を聞くと想像できると思うのですが、
アボリジニはこれを精霊と交信するために祭儀で使っていたとも言われています。


私は、ちょうどGOMAさんがオーストラリアから戻って
日本でライブを始めた1998年頃だったでしょうか、
よくライブ会場で配られるチラシでその名を目にするようになり、
ディジュリドゥという不思議な響きの言葉に
「どんな音の楽器なんだろう?」とずっと気になっていました。


そしたら、なんと友人の結婚パーティーで
GOMAさんの生演奏を聞く機会が到来。 

次いで、レコード会社時代にジャケットを担当していた
AJICOのドラマー・椎野恭一さん
GOMA & the Jungle Rhythm Sectionというバンドを
一緒にやるということで、「これは!」と思って
ライブを見に行くようになりました。

これがまた、かっこいいんです。
その音とリズムに身を任せていると、まさにそれは…
踊る瞑想状態。(笑)


ところがGOMAさんは2009年に交通事故にあい、
記憶の一部が消える、新しいことが覚えづらくなる、
という脳機能障害を負ってしまいます。
(詳しくは是非、CINRAインタビュー「記憶を失った音楽家GOMAが『未来』を信じるまで」と「失った過去と、歩み始めた新しい人生」、NOSVISロングインタビューを読んでみて下さい!)

桜座にて。左から汀さん、達也さん、GOMAさん。

そして今年の夏、
甲府の桜座で行われた「ニホンオオカミの足跡」
というライブで久々にGOMAさんの演奏を聞きました。
しかも、ドラマー・中村達也さんダンサー・田中泯さんピアニスト・スガダイローさんという、たまらない面々とのコラボレーション。
生だからこその奇跡。
この場に居合わせたことに幸せを感じた夜でした。


秋には、数えきれないほど見てきた達也さんのバンド、
LOSALIOSのライブにGOMAさんがゲスト出演。
改めて、ディジュリドゥの音色が私の中に響き始めました。


そんな流れの中、上村汀さんに「絶対に見た方がいい!」
とすんごく勧められたのもあって、ついに先日、
GOMAさんの3Dドキュメンタリー映画
「フラッシュバックメモリーズ」の4D版を立川まで見に行ってきましたよ〜!


4Dっていうのは、3D映画を上映しながら、
劇中にほぼノンストップで流れるGOMA & The JRSのライブを
生演奏でも聞ける、ってこと。

なので会場は、映画館なのにライブ会場状態の盛り上がり。
なんでしょう、映画の感動と、身体中に響き渡る振動と、
そのハーモニーが、同時に押し寄せる感じ。
自分の中で、何かが、満ちます。溢れます。


特に、GOMAさんの愛娘のまひろちゃんが
誕生日に自転車をもらって喜ぶ場面。
そこに、GOMAさんの日記の言葉。

「神様 この記憶だけは 消さないでください。」

痛切な祈り。


私たちは普段、自分の記憶に感謝しているでしょうか。
当たり前のことが、なんて素晴らしいことか。


GOMAさんの奥さんがまたすごいなぁと思いました。
奥さんの日記の言葉も散りばめられているんですが、
どこか、落ち着いているというか、淡々としていて、
受け入れているし、受けとめてる。
実際は、不安にならないはずがないし、
いろんな葛藤があったと思うんですが、
ちゃんと寄り添って支えてる…その姿、その愛情に、感動します。
愛、としか、言いようがない。


「記憶」というものについても、考えさせられました。
以前「記憶、というもの」というブログを書きましたが、
私はもともと、ヒプノセラピーをやっているのもあって、
記憶という不思議なものについて、よく考えます。

記憶がなかったら、
私たちは自分というものを定義できなくなってしまうんだろうか? 
アイデンティティーは、過去の積み重ねにしか見出せないものなんだろうか? 
だったら、ただ、今、ここにいる自分は、一体何者? 


GOMAさんが日記の中で
「自分はどの時間軸にも属していない気がする」
と書いていたのも深く印象に残りました。

会話というのはほとんど過去の記憶で成り立っていて、
記憶のない自分は何を話していいか分からない、
だからうまく人と会話ができない、という辛さ。

私たちは無意識に、時間や場所やコミュニティなど、
常にどこかに属していることで安心しているんだ、ということに気づかされます。


ただ私は、記憶というものは、脳にだけでなく、
身体にも細胞にも魂にも、刻まれていると思ってるんですね。
ヒプノで、お客さんが普段は思い出せない過去世の記憶を思い出すときも、
それは脳からというより、魂から来る記憶、というか。

だから例え脳が傷ついてしまっても、
記憶は完全に消えてしまったわけではなくて、
潜在意識にはちゃんと残っているはず…と思っています。

GOMAさんも、ディジュリドゥが楽器であることすら忘れてしまっても、
吹き方はちゃんと身体が覚えていて、
吹き始めてみると、少しずつ、身体が動くようになったそうです。
人間ってすごい!と思います。


映画には、GOMAさんが事故にあった後、
いわゆる臨死体験をする場面もでてきます。
それは、ヒプノで皆さんが前世の死を体験した後、
意識だけになって雲の上に昇っていった時に目にする光景と同じ。
光に包まれた世界。


「生きてさえいれば、希望さえ捨てなければ、
 再び笑える日が必ず来ると言う事を、
 障害を抱えた自分が活動を再開して行く事を通じて伝えて行きたい」


きっとGOMAさんは、
私たちにいろんなことを気づかせてくれるためにも、
戻ってきてくれたのだと思います。

映画の中の「自分を信じる!」って言葉は、
上っ面ではなくて、本当に心から絞り出された言葉として、
ぐっと迫ってきます。それは、パワーそのもの。

人は、何かを失ったように見えても、
決して失うだけじゃないんですよね。


皆さんも、映画、見てみて下さいね。
GOMAさんの神々しいディジュリドゥも聞いてみて下さいね。
そして、事故後に急に描き始めたという絵がまたいいんです!

12/21(土)22(日)に江戸川区で絵画展があるそうなので、是非。
22日にある高次脳機能障害の専門医・長谷川先生との対談も面白そうですよ。
詳しくは、こちら


2013/11/21

体験ヒプノ会@海浜幕張


midoriさんの海浜幕張のサロンにて『体験ヒプノ会』を開催させていただくことになりました。2013年の最後に、お部屋だけじゃなくて魂の大掃除もしたらどうかな〜と思い、今回は3時間半、2本立ての特別プログラム。皆さんが経験したであろうたくさんの前世の中から「それを手放すために今見ておくべき前世」「今のあなたに一番メッセージを与えてくれる前世」に行っていただこうと思ってます。(何を手放したいか、心の中で決めておいて下さいね。)

体験ヒプノは、「ヒプノセラピー(前世療法)には興味あるけど一人で受けるのは不安」という方や、「まずは体験してみたい」という方にも気軽にご参加いただけたらと思い、ワイス博士の授業でのグループヒプノをヒントに、イベントなどに取り入れ始めました。体験版といっても、通常のヒプノと同じように誘導していきますので、慣れている方、催眠に入りやすい方は、十分にその世界を堪能していただけますよ。初めての方、慣れない方は、「1対1でやる本番前の練習」としてもご活用して下さいね。

最後に、光のもとで何かしらの存在に会い、メッセージやギフトを受け取れるように誘導しますので、お楽しみに。

みんなで、なので、一人一人のビジョンにそった誘導はできませんが、瞑想に近い感じなので、あまり心配なさらずにご参加下さい。寝てしまわないように、前日はしっかり睡眠をとっておくことをお勧めします。

シェアリングも2回ありますので、皆で楽しく、気づきを深めていきましょう。
お一人でも、ご友人やご家族とご一緒でも大歓迎☆

ちなみに、いつもは私宛に直接お申し込みいただいてますが、今回は主催がmidoriさんの会社AVALONになりますので、AVALONにお申込みいただくことになります。下記、ご注意下さいね。お申し込みは11/30〆切です。

日時:2013年12月14日(土)13:00~16:30 (12:50 開場)
定員:10名 (要予約・先着順)
参加料金:6000円 
(当日サロンにて、なるべくお釣りのないようにお支払いください)
場所:海浜幕張サロン(場所はお申し込みの方に直接ご連絡さし上げます)
お申し込み方法:11月30日までにinfo@aval.co.jpにメール、もしくは(株)AVALONのFacebookページhttps://www.facebook.com/AvalonJapanよりメッセージにてお申し込みください。後日ご予約確定と開催サロンの住所をお知らせするメールをさし上げます。
満席御礼!

13:00  みんなで自己紹介&ヒプノの説明&オーラソーマのポマンダーを使ったワーク
13:20  「それを手放すために今見ておくべき前世」
     *「それ」についてはご自身の心の中で決めておいて下さい
14:20  シェアリング30分
14:50  「今のあなたに一番メッセージを与えてくれる前世」
15:50  シェアリング30分
16:30  終了

※お申し込みの際に以下をご確認ください。
1)医師の診断や投薬治療を必要とする身体的・精神的な疾病を患っている場合は、ヒプノセラピーはお受けできませんのでご了承ください。
2)ヒプノセラピーはリラックスしていただくことが大切ですので、楽な恰好でいらして下さい。
3)ご予約後かつ5〜1日前のキャンセルは50%、当日のキャンセルは80%のキャンセル料が発生します。


★ヒプノセラピーについて詳しくはこちら

2013/11/19

おとの雫vol.2@赤鳥庵のご報告


11/18の牡牛座の満月に目白庭園の赤鳥庵にて開催しました、ドラマーchacoさんとのコラボイベント「おとの雫」、おかげさまで15名の方にお集りいただき、濃密な時間を過ごさせていただきました。参加して下さった皆さん、ありがとうございました! 

今回も和室2部屋を借り切って行ったんですが、もう日も短くなり、開始時間にはすっかり夜。せっかくの美しいお庭はほとんど見えない状態ではありましたが、写真の通り↑、夜の赤鳥庵も風流で素敵でしたよ〜。


まずは自己紹介タイムに始まり、
前回好評だったchacoさんによるハートソングからスタート。
皆さんそれぞれの自分の音が響き合って、
部屋中を巡る不思議なハーモニー。
牡牛座には「声」というキーワードもありますので、
牡牛座の満月に声を使ったワークをしたことには、
溜め込んだ感情の解放ということも含め、
とても意味があったんじゃないかと思います。

続いて、クリスタルボウルの倍音が心地よく響く中、
皆さんには畳に寝転がってもらい、
ビューティフルネームというワーク。
子供の頃から現在に至るまで、自分が呼ばれて来た名前を思い出しながら、愛のエネルギーに包まれていきます。自分にまつわる「音」が持つ波動・振動というのは、思っている以上にパワフル。

そして最後に、シータヒーリングの手法を使った上昇のワーク。しっかりと地球にグラウンディングしながら、宇宙へ、光のもとへと上昇して、愛と光に包まれて今ここに戻って来ます。(ちなみにchacoさんと私の出会いはシータヒーリングのセミナーでした☆)


ここまでのchacoさんのワークで、皆さんかなり心も体も緩んで深くリラックスしていたのが分かったので、私の体験ヒプノセラピーでは、いつもの美しい光によるリラックスのプロセスは省いて、階段を下りていくことにしました。

今回の「おとの雫」のテーマは「手放す」でしたので、「今のあなたの思い込みのきっかけとなった前世」へ誘導。

すでに調整されたエネルギーと脳波の中で、しかもクリスタルボウルの生の倍音もあるので、「おとの雫」の体験ヒプノで入れる確率の高さはすごいです!

普通は、特に初めてだと、
何人かは寝てしまい、何人かはよく見えなかった、
という感じになったりもするんですが、
ヒプノは慣れもありますから、
今回はヒプノの経験者が多めだったこともあって、余計に、多数の脳波の状態に引っ張られる現象が起こったのかもしれません。

シェアリングでも、皆さんの体験が深く有意義だったことは、すごく伝わってきました。「今のあなたの思い込みのきっかけとなった前世」だからきっと、辛い過去世を体験するに違いないと覚悟していたら、すごく幸せな過去世でびっくりした、とおっしゃってた方も何人かいらして、それも印象的でしたね。そうなんですよねぇ。無意識は、辛い経験を見せて思い込みの原因を伝えるとは限らない。「この幸せな経験を思い出して分かったでしょう?そんな思い込みは必要ないってこと」っていう方向性で攻めてくることもあるんです(笑)。潜在意識の世界って、つくづくすごいなぁと思います。顕在意識だけの私たちより、よっぽど私たちのこと、分かってますからね。

許可をいただいた中から、いくつか皆さんの感想もご紹介します。
(時間のない中アンケートにご協力下さった皆さん、ありがとうございました!!)

「初めてだったのに、ヒプノが最初から最後まで見られてびっくり。妄想や空想と言えばそうだけど、まゆさんの最初の説明があったのでそのまま受け入れられました。幸せな人生でした。私はたくさん愛されていて、また私も人を愛する人でした。」

「すごくリラックスできました。過去世は本当にこれでいいのかな?ってくらいぼんやりしていたのですが、体験できてよかったです。美女だったので、それだけ少し嬉しいです。」

「『ビューティフルネーム』で自分を呼んでくれる人たちが次々浮かんだ時に、涙が止まりませんでした。名前を呼ぶことは、愛を与えているのだと感じました。ヒプノもまた気づきをもたらせてもらえました。ありがとうございました。」

「とても充実した時間でした。ありがとうございました。心が洗われるようでした。」

「今日は、全体を通して本当にきれいな学びをいただきました。ありがとうございました。クリスタルボウルが気持ちよくて、上昇の時は意識がありませんでした。」

「とても興味深い体験でした。またあればと思います。クリスタルボウルの振動は実にパワフルだと思いました。」

「気持ちがよかったです!とにかくうつくしいものがいろいろ見られました。音を出すというのが新鮮でした。」

「深い気持ち良い体験でした。深かったぁ…」

「のんびりできましたー。また参加したいです!」

「すごく良かったです。ありがとうございます。ヒプノはじめてでした。今必要なメッセージがもらえたと思います。声を出すワークでは、手放したい感情が(自分では気づかなかったのが)はっきりと言葉で分かって、手放せました。」


お借りしている場所の都合上、一切延長ができないので、今回はタイムスケジュールを事前にちゃんと考えて進行するようにはしていたんですが、結局またもやバタバタと終了になってしまい、申し訳なかったです。かといってなかなか内容を削ることもできず… 欲張りすぎですかね(笑)。次回こそ!

そう、次回がありますっ。
私もchacoさんも、終わった後の皆さんの顔を見ると「やってよかったねぇ…」としみじみ嬉しくなるんです。で、またやりたくなる。(笑)
1/31(金)水瓶座の新月に、
三回目を開催することにしました〜。
追って告知しますので、よろしくお願いします☆


★ヒプノセラピーについて詳しくはこちら
★前回のおとの雫の模様はこちら
★ワーク中にもかかっていた、chacoさんの
CDはこちら↓

2013/11/17

ダライ・ラマ法王と科学者との対話


去年の利根川進博士との「癒しと智慧」に続き、
一年ぶりにダライ・ラマ法王の講演に行って来ました。

今回は「宇宙・生命・教育」をテーマにした科学者との対話です。

「科学者との対話」は去年も開催されていて、
私はそちらはテレビ番組で拝見したんですが、
まず科学者が10-15分プレゼンして、それに対して
ダライ・ラマが質問したり意見を言ったりするという形式で、
とても興味深い内容でした(「こころを学ぶ」という本にもなっています)。

「癒しと智慧」も
「癒しに関する古代と現代の智慧:身体と心のバランス」
をテーマに、宗教と科学を分離したものとして考えるのではなく
融合させていくことが大切、という視点に立ったものでしたが、
このイベントの趣旨もまさにそれ。
協力し合うためにはまずお互いを理解し、対話していくことが不可欠ですからね。

アインシュタインは
「宗教なき科学は不完全であり、科学なき宗教は盲目である
(原文はScience without religion is lame, Religion without science is blind.)」
と言い、
現代の科学に欠けているものを埋め合わせてくれるものが仏教だ
と言ったそうですが、今はもう、
多くの人がその辺りのことに気づいている時代なのではないでしょうか。

私は特定の宗教には所属していませんので、
それが必ずしも宗教である必要はないと思いますが、
精神性を補うものは何かしら必要だと思っています。


午前の部と午後の部に分かれていたんですが、
私は「おとの雫」を一緒に開催しているchacoさんを誘って、
午後の部に参加しました。
午後の部は、まず天文学者の海部宣男さんの
「膨張し進化する宇宙の中で」というプレゼンからスタート。


私たちの宇宙は物理法則と莫大な偶然とが混然一体となって豊かに進化してきた世界であり、私自身もその一つの結果・通過点である。


この、自分も全体の中の一部に過ぎない、という考え方は大切ですよね。
そうあることで謙虚になれるし、ご先祖様にも感謝の気持ちを持てるし、
自分も皆も繋がっている、なおかつ
偶然(必然)なしにここに存在しえない自分という奇跡を感じることもできる。
そしてこの奇跡はまた未来へと続いていく… 
これは、科学から見ても宗教から見ても、同じなんですね。


ここでは、永劫不変や輪廻を見出すことはできない。


ここは科学と仏教の違うところ。
輪廻は目に見える物質として存在しているわけではないし、
証明ができませんからね。
だからといって目に見えないもの、証明できないものは存在していないのか、
というとそうではないわけで。

そこを、続いて医師の西川伸一さんによる
「実在しないものの科学」というプレゼンが言及していきます。


今も昔も、私たちは物理的に実在しているものと、今ここには物理的に実在していない何かの間で生きて来ました。例えば、時計は物理的存在ですが、その時を表示するという機能や目的は物理的実在ではありません。このように目的や機能にとどまらず、意図、デザイン、情報など、物理的実体でなくても、直接物理的過程に影響を及ぼす力が生命にはあります。しかし、この力について、科学は追求を避けてきました。


時間や情報は目には見えませんが、確かに存在していますよね。
でも実在していないので、近代科学では扱ってきませんでした。

これは、心と身体を別物として分けた
デカルトの心身二元論から始まったもので、
そもそも昔は、科学と哲学は分離していなかったんですね。

まず王の未来を予想するための占星術があって、
星の運行を的確に知るために科学技術が発達していった、
という歴史がある… つまり共存していたわけです。

それが次第に逆転して物質主義となり、
20世紀には科学が圧倒的な位置を占めるようになってしまいました。

でも同時に、物理的には実在しない
「情報」と機械の関係が理論化されたことで、
21世紀という今の時代の科学は非実在も扱うことになってくるのでは、
っていう。 

西川先生の科学の歴史概観、面白かったです。
宗教と科学、どちらに偏ってもおかしなことになるわけで、
やっぱりバランスが大切なんですよね。

ダライ・ラマ法王もおっしゃっていました。


私たちの脳がどのようにふるまうのかを理解するためには、私たちはさまざまな感情と、感情の影響について研究しなければなりません。
過去には、科学とスピリチュアリティがまるで互いに対立するかのように見えていました。しかし、そのような分け方を維持するのは役に立ちません。
なぜなら一方は、物質世界の知識を扱い、もう一方は心という内なる世界を扱うからです。私たちはその両方について知る必要があるのです。


私は宇宙も哲学も大好きなもので、お二人のプレゼン、
楽しく聞かせていただきました。
ただ失礼ながら、私は偉い先生方のおっしゃることでも
鵜呑みにはしませんが。
知識・考え方としては取り入れるけど、自分フィルターを通した時に
「それは私にとっては真実ではないな」と思ったら、
それは「私の真実フォルダ」からは外れます。
「世間の常識フォルダ」行き(笑)。

ダライ・ラマ法王も
仏教の教えを単に信じるのではいけない。自ら調べ、無知を取り除くことで心の健全さを養える」とおっしゃってますし、

そもそも仏陀が
「何処かで読んだ言葉だとしても、誰が何と言おうとも、たとえ、私の言った言葉であっても、汝自身の理性と常識にそぐわない限り、信じてはならない。
とおっしゃってますからね〜。

私もそう思います。
そうしていれば、人のせいにすることもありませんし、
自分の選択で、自分の人生を生きることができますから。
かといって頑になることなく、柔軟であること。
一旦は受け入れて、それをどうするかは自分で考えるってことが、
大事なのだと思います。


しかし今回残念だったのは、
佐治晴夫さんと村上和雄さんも会場にいらっしゃったのに、
世話人というだけで、ほとんどお話が聞けなかったこと。
それにせっかくモデレーターが池上彰さんだったのに、
ディスカッション形式じゃないから本領発揮できないというか、
もったいない立ち位置だったこと。
池上彰さんがいて、あれだけの科学者が一堂に会しているなら、
もっと対話が行われる形に持っていった方がさらに有意義な会になった気がしました。


ところで皆さんは、去年参議院議員会館で行われた
ダライ・ラマの特別講演をご存知ですか? 
安倍首相も含む国会議員の方々に向けてされた講演です。

人類はみなひとつである、全世界は自分の一部なのだという認識を持つべき時が今来ている」という基本的なことから入って、法王がいつもよくおっしゃってることが集約されているので、よかったら皆さんにも見ていただけたらなぁと思います。



この中でも

ある優れた科学者の方がこのようにお話されました。
彼自身は量子力学という分野の科学者ですが、
自分の研究している科学の分野に特別な執着をするのは間違ったことだと。
これは素晴らしい考えだと思います。
私自身も1人の仏教徒ですが、仏教という自分が信心している宗教にあまりに強い執着をするということは正しいことではありません。なぜなら私たち人間は執着の心を持った時に心は偏見に満ちたものになってしまい、他の人たちの立場などを理解すること、現実をあるがままに見ること、ができなくなってしまうからです。

とおっしゃっていますが、
私はダライ・ラマのこういう常にフラットな姿勢がとても好きです。

自分を信じることはもちろん大切なんだけれども、
「私が正しい」ということにあまりに強い執着を持ってしまうと、
結局「あなたは間違っている」ということになってしまい、
偏見が生まれ、争いが生じてしまう。
国と国、民族と民族、という大きな枠組みだけでなく、
家族や友達、会社といった日常の身の回りでも、よく見かけませんか? 
注意深くありたいところですよね。


11/25(月)には両国国技館で「日常の中で活かす仏教の智慧」という講演もありますので、ダライ・ラマのエネルギーを直接感じたい方はぜひ〜。詳しくはこちらで。


   

2013/11/15

6次元本☆人が集まる「つなぎ場」のつくり方


いつもオーラソーマお茶会でお世話になっている6次元のナカムラクニオさんが『人が集まる「つなぎ場」のつくり方 都市型茶室「6次元」の発想とは』という本を出版されました!! この中で、6次元に縁のあるたくさんの方々が「あなたにとって、6次元とは何ですか?」というお題にコメントを寄せていて、皆さん言葉の選び方にキャラクターが表れていてすごく面白いんですが、恥ずかしながら私も声をかけていただき、提出させていただきましたよ〜。おかげで献本までしていただき、嬉しい限り。ありがとうございます!



私にとって6次元は「ご縁がご縁を生む、出会いの異次元ポータル。やさしい時間が過ごせる場所。」

もともと私が最初に6次元に伺ったのは、「+DESINGNING」副編集長の小林さんに誘われて行った「魚座会」でした。なぜ小林さんが私が魚座だって知ってたのかというと、以前小林さんの奥さんも一緒にご飯会をした際に、奥さんと私が全く同じ日に生まれていたことが判明したから、という…(笑)しかも6次元の道前さんも同じ誕生日。(もちろん道前さんは、年は違いますけどね〜。)ご縁としか言いようがない。

なぜ魚座だけ?っていうと、主催の田中千絵さんが魚座だったおかげ。似たような質を持った人ばかりだったせいもあって、すごく居心地のいい会で、ホントに楽しかったです。6次元に置かれている本やインテリア、雑貨、アート、骨董など、全てのものが私好みでとってもよくて、その時から「ここで私も何かやりたいなぁ」と思ってましたね。2011年の3月、震災直前でした。

そんな中、6次元で始まった「古本募金」。私も複雑な思いを抱えながら、代々木上原から荻窪まで自転車を走らせました。たどり着いた6次元には、いつになく温もりを感じて安心したものです。

その後も何度か遊びに行かせていただいたんですが、6次元での集まりが他と圧倒的に違うのは、ナカムラさんと道前さんの「人を繋ぐ力」なんですね。私も今まで、仕事柄もあっていろんなパーティーや交流会に参加してきたんですが、普通は、知らない人が多いと居場所がなくていたたまれなくなったりするんです。招待してくれた人っていうのは大概忙しいですから、なかなか人を紹介してる暇はないですし。でも、6次元ではお二人が積極的にフラットにさらりと紹介してってくれる。これ、6次元では当たり前のようになってますが、意外となかなかできない、すごいことなんです。だから、集まった人たちが本当の意味で出会える。「出会い」って、ただ出会っただけではその場限りになってしまうことも多い。でも、その場でちゃんと交流ができていれば、その後も繋がっていけるんです。繋がっていればまた、新たに生まれるものもある。6次元の素晴らしいところだと思います。

この本を読んで、どうしてあの場ができあがっているのか?ということが改めてよく分かりました。まさに「つなぎ場」。しかもSNSの台頭している「今」だからこそのかたち。これから「そういう場を作りたい」と考えてる人にも、「人を繋ぐ仕事がしたい」と思ってる人にも、きっと参考になる内容だと思います。



「都市型茶室」「1人は好き。独りは嫌い」「珈琲は飲み薬。本は読み薬」「カフェは情報を培養する装置」「ブックバン」「紙の装丁家ではなく、場の想定家になる」「BOOK LIVE」「ヒトペディア」「デジタルハラッパ」「アタマンダラ」…
コピーライターのようにオリジナルな言葉が次々と出て来て、まるでナカムラさんの頭の中を解体して見せてもらってるようです。本とアートと人をこよなく愛する熱い想いもバシバシ伝わってきました。

先日のブログ「やりたいことをやるためには何が必要なのか」にも書かせていただきましたが、6次元はまさに「やりたいことをやってる人たちに出会える場所」でもあると思います。たまに「私なんかが」と思って行けずにいる方がいるようなんですが、そんな考えは捨てちゃって下さい!是非興味のあるイベントをチェックして、思い切って参加してみて下さいね(もちろんオーラソーマお茶会でも!笑)。みんなが主役。みんながクリエイター。自分でこしらえた変な制限はとっぱらって、まずは飛び込むべし。楽しい世界が待っている。と思います☆

11/24(日)には京都の恵文社一乗寺店COTAGEで、「共鳴する場」と題したナカムラさんのトークライブもあるそう。恵文社は今年初めてつじあやのちゃんに連れてってもらったんですが、本当に素敵な本屋さんで、私も大好きです。京都の方は是非〜。詳しくはこちら


2013/11/14

清川あさみ「男糸」展@渋谷パルコ

テーマは大天使ミカエル。
モデルは金子ノブアキ(RIZE)くん、写真は林海象さん。

清川あさみ「男糸 danshi」展オープニングに行って来ました!
カラフルな「美女採集」シリーズとはまた違って、男性を扱った「男糸」シリーズは、モノクロの写真に鮮やかな刺繍の色が一層エネルギッシュに舞ってます。光と闇の混在具合も素敵。和を感じるモチーフも多くて、繊細な着物の柄を見ているよう。それぞれ、著名な歴史上の人物や、神話の登場人物に例えているんですが、あさみの人を見る目の鋭さは、つくづくシャーマニックなものがあるなぁと思います。素晴らしい。見応えありますよ〜。


今回は、いつもオーラソーマお茶会でお世話になっている6次元の道前さんもお誘いしました。(中村さんは残念ながら海外出張中〜。)道前さんと6次元以外で会うのって実は初めて。「なんか変な感じ〜」って、お互い。(笑)


そして、久しぶりに林海象さんともいっぱいお話しできました。嬉しい!
海象さんとは、あさみと共同監督のorange pekoe「ソングバード」PVで一緒にお仕事させていただいたことがあるのです。もう10年近く前。なつかし〜〜。これに出演してくれた可愛い男の子と女の子もすっかり大きくなってるんだろうなぁ。




ちなみに海象さん最新作の「弥勒」は稲垣足穂の小説を映画化したもの。面白いのは通常の「映画版」以外に「生演奏版」なるものがあるそうで、この10月に赤レンガ倉庫や唐組紅テントでオーケストラの生演奏とともに上映したのだそう。うわぁ、見たかった〜! 来年もやるかもしれないとの情報をもらえたので、要チェックでいきたいと思います。



ちなみに稲垣足穂といえば・・・6次元でも過去に展示や「稲垣足穂を語る会」をやってるんですよね〜。あら、これ、また繋がっちゃう?(笑)何かが生まれる予感がしますね〜。ふふ。

さて、あさみの刺繍作品は絶対本物の迫力を体感してほしいので、皆さんもぜひ渋谷パルコパート1・3Fのパルコミュージアムまで足を運んでみて下さいね。明日11/15(金)から12/9(土)まで開催。しかも無料! 詳しくはこちら
作品集も出てますが、やっぱり、ためらうことなくグサグサと針を刺していっている様まで伺えるのは原画ならでは。何でもそうですが、本物はエネルギーが違います。圧倒されること間違いなし。何度見ても飽きません。私もできればまた行って、ゆっくり見たいと思ってます♪




2013/11/12

レイオフ・ライダーさんと明治神宮へ


マウイ島のカフナ(神官)、Lei'ohu Ryder(レイオフ・ライダー)さんと明治神宮をお参りして来ました。彼女はマウイ島に古代から伝わるヒーリングテンプル「ククイプカ・ヘイアウ」を守る神官として、アロハの息吹の教えやオハナ(家族)の精神を、祈りや儀礼、チャンティング、音楽などを通してシェアして下さっている方で、日本にもよくいらしています。(参考:ココリラのコラムはこちら。)

私は去年4月に、たまたま検索していて、茅ヶ崎でコンサートを開催するという情報を見つけて彼女を初めて知ったのですが、そのコンサートには遠いし予定が合わず行けなかったんですね。それ以来時々、思い出すと「またコンサートやらないかなぁ」と検索してたんですが、今回たまたま見つけたのは、ちょうど翌日の11月11日の11時に明治神宮に集合、「お申し込みはございません。どなたでもどうぞ」と書かれた主催の石川晶子さんのサイトでした。


明治神宮なら、自転車で15分もかかりません。(笑)
予定も空いていましたし、これは行くしかないでしょう!と迷わず参加を決めました。
平日の朝の明治神宮の澄んだ空気もよかったし、
レイオフさんのエネルギーはやっぱり愛でいっぱいで、
本当にお会いできてよかったなぁと思います。



気づけばちょうど七五三の時期だったので、お粧ししたかわいい子供達は、観光客の皆さんの恰好の被写体になっていましたよ。ふふ。


恰好の被写体と言えば、花嫁行列も!
いいですよね〜、神前式。

この隅っこで、皆で簡単にではありますが、祈りの儀式もしました。レイオフさんが大地に聖なる水を捧げると、天に向かって光の柱が立ったようなイメージがして、ぱーーっとね、愛と光が地球を覆っていったように感じました。

私はオアフ島とハワイ島には行きましたが、マウイ島はまだなので、ここでお会いできたのも何かのご縁、もし行く機会があったら是非レイオフさんを訪ねたいなぁと思います。来年の2月には、晶子さん主催でリトリートツアーもあるそうなので、興味のある方はサイトをチェックしてみて下さいね。

レイオフさんの歌声はこちら↓でどうぞ。






2013/11/06

やりたいことをやるためには何が必要なのか



またも私の好きなTEDのプレゼンテーションからの紹介です。
この男の子、ジャックは、15歳にして
膵臓がんの早期発見を可能にする画期的な検査方法を発明しました。

その過程をプレゼンしているんですが、
彼の頭の良さと根気もさることながら、
最後まで自分を信じ抜くその強さがすごいんです。

85%以上の膵臓がんが2%未満の生存率しかない
手遅れの状態で発見されるのはなぜなのか? 

彼は身近な人が膵臓がんで亡くなったことをキッカケに、
ネットで膵臓がんについてとにかく調べまくります。

さらに彼の場合、アイデアを思いついたところで
研究室がないとそれより先に進めない、という状況がありましたから、
自分のアイデアを研究提案書にまとめて、
大いに期待を持ちながら200人ほどの教授たちにメールするんですね。

この行動力も素晴らしい!と思いますが、そこは現実。
199人から断られてしまいます。
権威ある人たちからのダメ出し。
普通ならこの段階でかなりヘコみますよね。(笑)

そしてたった一人、助けてくれた教授の研究室を訪問してみると、
集まった20人ほどの研究者たちが、必死に彼の研究を潰そうと、
質問攻めにしたそうです。

おそらく普通なら、ここで諦めますよね。(笑) 
でも彼はその質問にも全問正解して、
ついに研究場所を手に入れるわけです。
お見事!

何より天晴なのは、彼が自分自身を完全に信頼しているってこと。
だから人に何を言われようと、動じない。ブレない。
それが、自分のやりたいことを現実化する際にいかに重要か、
改めて教えられたプレゼンでした。

おそらく特に日本人は、自分を否定することに
慣れ過ぎてしまってるところがありますよね。

何か思いついても、なかなか自信が持てなかったり、
すぐに無理だと決めつけてしまったり、
人にちょっと何か言われただけで諦めてしまう人が多い気がします。

協調性を重んじる国民性は素晴らしいところもある反面、
どこかでバランスを欠いてしまったのかもしれません。

前にchacoさんと「おとの雫」の打ち合わせをしながら、
「やりたいことをやる人とやらない人とでは、何が違うんだろう」
という話になりました。
chacoさんも私も、思いついたら実行するタイプです。
そうじゃないとフリーではやっていけないですしね〜。
では、なんでそうできるのか?

私の場合、振り返ってみるに、社会人になってみたら、
気づけばまわりにそういうタイプの人間が多かった、
というのが大きいと思います。

類が友を呼んだのかもしれないですが、
「やりたいことがあるならやればいい」という考え方が当たり前、
な中で生きてきました。

クリエイターに囲まれて仕事をしていたのもあって、
ゼロからモノが生まれるのに何が必要か、
常に見せられてきたのもあると思います。

なにせ彼らは変わることを恐れていない。
むしろ、変わらないことの方を恐れる。
常識に縛られていないのでまわりを振り回すことも多いし、
むちゃくちゃなところもありますが、まあ、面白い。
ていうか、面白がらないとつきあっていられない。(笑) 

それで人が去って行くようなら、
ただのエゴの塊でしかないのかもしれませんが、
エゴを超えた何かを持っている人のもとには、
ちゃんと集まるものなんですよね。

そんなふうに、やりたいことをやっている人間に囲まれてきたおかげで
「それでいいんだ」って再確認することになり、
ますます自分もそうあるのが当たり前になったのかもしれません。

あと、まわりに止められない、というのも大きいですね。

踏み込めない人の多くは、友達や親に相談した時に
「それは大変だよ。無理だよ。止めといた方がいいよ。」
といった感じで、不安を煽られて「そうだよな…」と諦めてしまう、
という経験をしているようです。

でもそれはその友達も親自身も、やりたいことができていないから、
ってことはないでしょうか? 
人は基本、自分の経験に基づいてアドバイスをするもの。
「所詮、やりたいことなんてできないものだ」と思い込んでいる人は、
無意識にあなたを「変わってほしくない」
「自分と同じでいてほしい」という方向に導いてしまいがちです。

だから、やりたいことをやりたい時には、
やりたいことをやっている人に相談することをお勧めします。
彼らは頭ごなしに「無理だよ」なんて言わないはず。
現実化するためにはどうしたらいいか、もっと前向きな意見をくれると思います。

まわりを見渡してみて、やりたいことをやっている人がいなかったら? 
そこに気づけただけでも「おめでとう!」です。
一歩前進。
そんな中にいれば、いつの間にか「やりたいことはできない」
と思うようになっていても不思議ではありません。
いつだって私たちはお互いに影響を与え合っています。
自分の思い込みが環境から来ているようだと気づいたら、
とりあえずそこからは距離を置いて、
やりたいことをやっている人たちと交流する機会
を持つようにしたらいいんです。

私が開催しているイベントだってその機会になりますし、
SNSのおかげで今はちょっと探せば簡単に
いろんな人たちと交流する場を見つけることができます。
彼らがどういう思考を持っているのか、それに触れているうちに「自分にもできるかも」と思い始めていることに気づくでしょう。

可能性に制限を与えてしまっているのは、
自分を信頼できない自分自身なのだから、
自分を信頼するってどういう感じなのか、
から思い出す必要がありますよね。
だから、そういう人のそばに行ってみるのも、
リハビリみたいなものです。

小さなことからでもいいので、試してみて下さい。

私は2010年に会社を辞めた時に、友達にこう宣言しました。
「私はこれから、やりたいことだけやってったらどうなるか、自分の人生で大いなる実験をしてみるよ!」

やりたいことっていうのは、エゴから来るやりたいことではなくて、
それをやろうとした時に、心から自分の魂が喜んでる感じがするか、が基準。

自分の人生で実験してみる分には、誰に迷惑かけるわけでもないし、
いいかなと。
もちろん、やりたいことを実現する上での多少の大変なコトは
よしとしてますよ。(笑)

結果、おかげさまで今のところ、問題なく、順調です。
このまま人生実験、続けますよ〜〜!

この辺の、私が会社を辞めてこの仕事をするに至った話には、
どうもたくさんの方が興味を持ってくれるようで
本当によく聞かれるのですが、長くなるのでまた別途。


2013/11/04

KARIKAお茶会vol.10<最終回>のご報告


11月3日に開催しました、小林里香ちゃんとの10回目のKARIKAお茶会、最後だったので少し多めの10名の方々にお集りいただき、にぎやかに楽しく終了しました。参加して下さった皆さん、本当にありがとうございました!


今回皆さんに選ばれたボトルたちは、こちら。↑
なんと、前回に引続き、里香ちゃんのソウルボトルB65(バイオレット/レッド)と私のソウルボトルB33(ロイヤルブルー/ターコイズ)が両方とも登場!さすが最後の締めくくり。(笑)

6月頃から里香ちゃんが苦手がっていたターコイズが毎回登場するようになり、嫌でも向き合わざるをえないそのシチュエーションが、ターコイズな私にとっては面白く、何度「ターコイズはね、変わり者だから!」などと言われても、温かーく見守らせてもらってきたわけですが、最後までやっぱりターコイズ(笑)。

さらに可笑しかったのは、体験ヒプノで今回里香ちゃんが見たのがマハコハン(マスターであり、オーラソーマではペールターコイズ/ペールターコイズのボトルの名前でもあります)から賞状のようなものをもらうビジョンだったこと。「ちゃんとターコイズのテーマと向き合ったね。おめでとう」って、マハコハンから祝福されたような、里香ちゃんのターコイズ卒業式みたいな感じを受けました。

ターコイズのキーワードといえば、個性化のプロセス。
本来の自分になっていくこと。
遊び心を忘れずに。
ハートに素直になって、楽しむこと。
そうあることで、自然と、クリエイティビティが溢れ出していく。

まわりからどう見られるか、より、
自分がどうありたいか。
だから「変わり者」に見えるかもしれない。
でもいいんです。
どうせ世の中、みんな変わり者なんだから!


体験ヒプノでは、こんな感想をいただきました。

「現実の世界で見た事やあこがれや会いたい人が出て来てしまったので、どこまでがメッセージかわからないけれど、不思議な体験ができました。時々指先がシビレた感覚を感じた。人の見た物を共有するのもとても楽しい。」

>>ヒプノって、特に最初のうちは、見えてくるものを否定せず、判断せず、分析せず、とにかく受け入れていくことが大切なので、よく分からないけどこんなのが浮かびました、って感じで十分なんです。私たちは左脳で思考することに慣れ過ぎてしまっているので、ヒプノで右脳を活性化することは、ふと浮かんだことを信頼すること、直感力を磨くことにも繋がります。お茶会などで人とビジョンを共有すると「あ、そういうのもアリなんだ」「そういうふうにも見えたりするんだ」って思うことができるので、自分の見ているものを信頼しやすくなるのもいい点だな、って思います。


「途中寝てしまったりしたので、全部のビジョンは見えませんでしたが、他の人のビジョンを聞いたりできて、面白かったです。ヒプノセラピーはすごく奥が深い感じがしました。」

>>グループヒプノのデメリットは、寝てしまう人がいても起せないこと。(笑) 通常の、1対1のヒプノだと寝ていれば分かるので起すんですが、グループの場合はそれができないので、毎回、何人か寝てしまう人が出ます。本人的には残念な感じになるとは思いますが、無意識ではちゃんと受け取れているはずなので、大丈夫。
私たちの顕在意識は1割にも満たないと言われている一方、潜在意識は9割以上を占めているわけですからね、そんな潜在意識を相手にするヒプノは本当に奥が深い、と私もやる度に思います。


「何かを取り払わないと見えにくかった。そんな時まゆこちゃんの誘導があって、次、どこへ行くのか流れやすかった。色々な時代やシーンが入れ違いにどんどんやって来るのが例えようがなかった。」

>>普段から自分でビジョンを見るタイプの人がヒプノを受けに来た際によく言われるのが「誘導してもらうと、その場面をより深く追求していけるから、自分だけでは分からなかったことも分かるんですね」とか「自分ではどうしても避けてしまっていた場面にも、誘導されると向き合うことになるけど、向き合うことが大切なんだってことが改めて分かりました」とか、そんな感じのことです。本当に無理だったら、いくら向き合おうとしてもビジョンが浮かばず真っ白になったりするので、無意識を信頼して任せておけば、怖いことはまずありません。


「気持ちよく安らぎました。誘導によって次々にシーンが変わる早さに驚きました。ストーリーを繋げず、とにかく見ているものと感じることに集中しました。」

>>誘導で場面転換がどんどんされていくことに驚く方も多いですね。「ほんとに場面が変わった!」って、なるようです。ヒプノで何かを解決しようとする時は、ポイントを抑えていくことも重要なので、適当なタイミングで場面を移っていきます。そこも自己ヒプノとは違う点でしょうか… 



さて、今回のお菓子は「5種の白ワイン漬けドライフルーツのパウンドケーキ」。またパン工房graceの持田さんに作っていただきました。もち麦粉が使われているだけに、ずっしりと食べ応えがあって、おいしかったです☆


ちょうどケーキを届けに来てくれた持田夫婦とお会いできたので、最後だし、ケーキとパンを持って記念撮影♪ パンもおいしいんですよ〜。毎回心のこもったものをありがとうございました!


そして私たちも、ここのところの毎度の儀式、セルフタイマーで記念撮影。
こうして見ると私、ソウルボトルと同じ色の服…(笑)
これでこの居心地のいいKARIKAサロンとも、KARIKAお茶会ともお別れかと思うと、寂しい限り。私たちもお茶会を通して一緒にいろいろ学ぶことができたし、皆さんのおかげで楽しい思い出がたくさんできました!ありがとうございました!

「最後の会に参加することができて本当にLUCKYでした。リラックスしながら気づきもあって楽しかったです。ありがとうございました。」

「普段お目にかかれない方達の色々なお話を聞けて新鮮でした。」

「やさしくて自由でほがらかな空間がうれしかったです。」

といった感想も、笑顔で帰って行く皆さんを見送る時間も、いつも嬉しかったです。
また何かの機会に、たまには復活させることもあるかもしれません。その時はよろしくお願いしまーす! 愛と感謝をこめて。


☆一回目のKARIKAお茶会の模様はこちら。里香ちゃんのブログはこちら
☆二回目のKARIKAお茶会の模様はこちら。里香ちゃんのブログはこちら
☆三回目のKARIKAお茶会の模様はこちら。里香ちゃんのブログはこちら
☆四回目のKARIKAお茶会の模様はこちら。里香ちゃんのブログはこちら
☆五回目のKARIKAお茶会の模様はこちら。里香ちゃんのブログはこちら
☆六回目のKARIKAお茶会の模様はこちら。里香ちゃんのブログはこちら
☆七回目のKARIKAお茶会の模様はこちら。里香ちゃんのブログはこちらこちら
☆八回目のKARIKAお茶会の模様はこちら。里香ちゃんのブログはこちら
☆九回目のKARIKAお茶会の模様はこちら。里香ちゃんのブログはこちらこちら
☆最終回のKARIKAお茶会の模様はこちら。里香ちゃんのブログはこちら
☆KARIKAお月見会の模様はこちら

★オーラソーマについて詳しくはこちら
★ヒプノセラピーについて詳しくはこちら


*お客様の感想は、すべて許可をいただいて掲載しております。

2013/11/01

瀬戸内国際芸術祭!


先月、2泊3日で瀬戸内国際芸術祭に行って来ました。
一番の目的は、友人の写真家MOTOKOの小豆島での展示。
四国は高知に1回、愛媛に2回行ったことがあるくらいで、香川も小豆島も初めてだったんですが、小豆島といえば「八日目の蝉」「二十四の瞳」でも有名だし、一度行ってみたいなぁと思っていたんですよね。

早朝の便で高松に飛び、フェリーで小豆島の土庄港に到着したのは11:00頃。レンタカーしてMOTOKOが打ち合わせ中の醤油記念館まで行き、醤油の香りに包まれながら、とりあえず醤油ソフトを食べて一息。町並みも、いい感じ。


ブラブラ時間潰してたら「もうそこにはいないからオリーブのリーゼントまで来てー」と言うので、また車でちょっと移動。そして…


こんなことに。(笑)

オリーブ畑の中に立つ、清水久和さんの「オリーブのリーゼント」という作品の前で、リーゼントのカツラをかぶる3人。私、人生初のリーゼントでございます。ふっ。


このすぐそばに、ひとつめのMOTOKOの展示。
石井邸倉庫会場。
小豆島に住む60歳以上の方々225人を撮影、モノクロのポートレイトがずらりと並びます。ちゃんと見ていくと、さすが皆さんそれぞれに人生刻まれたいい顔していて、かなりの見応え。ちなみに展示名はズバリ「小豆島の顔」です。

この写真↑、MOTOKOが撮ってくれてるので彼女は写ってませんが、左側がこの素晴らしい家の家主、岩ちゃん。右側はMOTOKOの友達、カメラマンの薫ちゃん。です。

岩ちゃんちからの眺めがまた、いいんですよ〜。
こんな家、住んでみたいものです…

こんなアンティークの消化器も!かわいい…

こんな、蝉の抜け殻もいっぱい発見。
「八日目の蝉」を思い出します。

道の端にこんなりっぱな蛇も発見。わぉ。

この辺の町並み。落ち着く。


そして私が行ってみたいなと思って予約していたレストランFURYUへ。
小高い丘の上に建っているので、いい眺め。
優雅な女子ランチ。

何度も小豆島を訪れたMOTOKOに
「私が今まで来た中で今日が一番気候がいいわ〜。須藤ちゃん、ラッキーやわ〜。」と言われました。やったね!


オリーブの新漬けのジェラート。
まろやかでおいし〜。


のんびりランチの後は、肥土山へ車を走らせ、中山の千枚田の中にあるアート作品、ワン・ウェンチー「小豆島の光」へ。昼間はナチュラルでのどかな風景ですが、夜はLED照明でレイヴ会場みたいになってて、全然雰囲気変わってました。


約5000本の地元産の竹で組まれたドームの中は、こんな感じ。
寝っころがって木漏れ日に包まれながら、穴から空を眺められます。



びっくりしたのはこんな小豆島の田舎で、友達夫婦にバッタリ会ったこと!!
ミュージシャンのLenaちゃん夫婦
会う人とは、どんなとこでも会うもんです。(笑)
モンゴルでも、大学の先輩とバッタリしたしねぇ。


もうひとつびっくりしたのは、居眠り運転で田んぼに突っ込んだ事故車。運転していた方は怪我もなく無事だったとか。よかった。。処理中のおじさん達が「これはアートじゃないよ〜」と苦笑いしていたのが印象的。確かにここではアートに見えなくもない…

地元のおじさん達が忙しい中組み上げていったという、わらアート。
雨が染みても大丈夫なように、いろんな工夫が見られました。


そして「うみのうつわ」と「わらアート」を見た後、
MOTOKOのもうひとつの展示を見に八幡神社へ。
ここには美しい山々を借景とした農村歌舞伎舞台もあって、その斜面に写真が展示されています。なかなかこんな場所で展示する機会なんてないですよね〜。人々の暮らしが刻まれた祈りの場所で、まさにその地で長い時間を生きてきた人たちの顔を見るって、なんかこう、引き継がれてきた血とコミュニティの歴史と、すごく深い物語を感じます。平面的じゃない、奥行き感。

MOTOKOとはもともと、レコード会社時代にUAの「ミルクティー」のジャケット撮影現場で初めて会ったんですが、何度となく仕事をする中で仲良くなり、マネージメントをしていた時期もありました。その頃から、山梨、青森、北海道、出雲、熊野、奄美、京都、奈良、滋賀…と一緒にかなりいろんな所を旅していて、その度に神社と温泉も共にしてきたので、神社で展示っていうのは、なんだか感慨深いものがあります。そういう場に、なんか縁のある人なんですよねぇ。だからこそ、ちゃんと見ておきたかったのでした。


やっと無事に設営が終わった関係者の皆さんがバンザイして写真を撮った場所で、私もMOTOKOとバンザイポーズ。なんとなく、ここはバンザイスポット。お疲れ〜!がんばったね〜!


だいぶ日も落ちてきた頃、colocalコロカルの連載を読んで会ってみたいと思っていた、三村さん夫婦の家へ。ひかりさんの写真がまた、いいんです。
2012年に子供と三人で小豆島に移住し「HomeMakers」を立ち上げ、畑で野菜を育てながらカフェ・民宿をオープンしようと古民家を改装中。なわけですが、まさにその絶賛改装中のカフェで、コーヒーをいただいて参りました。

サイトを見ると「秋オープン予定」とあるんですが、MOTOKOの展示の手伝い等でえらく大変だったようで、すっかり改装が遅れてしまった模様…。お察しします…。
もしこれから小豆島に行こうかな、という方は、是非サイトをチェックして寄ってみて下さいね〜!


この日は土庄港にほど近い、小豆島国際ホテルに1泊。
目の前はエンジェル・ロード。
二日目もいい天気。
せっかくなので朝散歩してから、
私は豊島行き、MOTOKOは高松行きのフェリーへ。
ここでお別れ。

たった1日のことを書いただけでなんだか長くなってしまったので、この後に一人で訪れた豊島と直島のことは、またの機会ということで。

春・夏・秋と開催されてきた瀬戸内国際芸術祭は11/4で終了ですが、瀬戸内の島々、のんびりできていいですよ〜。皆様もぜひ!