【お知らせ】
6/4(水)11(水)19(木)26(木)7/3(木)身体重視の遠隔ゼニス「ご自愛セット🌹」、お申し込み受付中。詳しくはこちら
6/30(月)野草入り酵素作りとピラミッドでサントゥール演奏&ヒプノvol.23@梁川(山梨県)、お申し込み受付は終了しました。詳しくはこちら
7/4(金)カカオとローズグルカンド🌹でハートを溶かす✨小さなお茶会vol.59@代々木上原は、おかげさまで満員御礼でしたがキャンセル1名出ました。詳しくはこちら
7/7(月)日帰りドライブリトリートvol.16〜感動の桃フラッペ&恵林寺&源泉掛け流し温泉♪は残1席となっております。詳しくはこちら
7/13(日)18:30〜恒例のチャリティ企画🐳屋久島のなおちゃんとのZOOMお話会vol.3、お申し込み受付中。詳しくはこちら
2025年より、RASのセッション名は「信じ込みの解放&感情消化サポートセッション® based on RAS®」に変わりました。詳しくはこちら
あなたの名前という『音』の解放✨ based on RAS®、始めました。メルマガ読者さんのみ先着10名割引あり。詳しくはこちら
対面の個人セッションをお申し込みの方に、セレモニーグレイドのカカオドリンク✨&ライアーの響きを浴びる20分間のオプションメニューを始めました。メルマガ読者さんのみ先着6名割引あり。詳しくはこちら

【リトリート】
リトリートは基本、リクエストをいただいてから、少人数で開催しています。リクエストは、場所や時期にもよりますが、宿などが取りづらいので、少なくとも開催の2ヶ月前、できれば3ヶ月前にはいただけると嬉しいです。大体の目安は☞こちら、大分&熊本♨️秘湯巡りリトリートの告知を参考にしてくださいね。

【ゼニスオメガヒーリング・プラクティショナー養成講座】
2020年より『マスターティーチャーのみ』ZOOMでのオンライン授業が可能になりました。詳しくはこちら。テキストを事前に送る都合上、開催1週間前には受付終了とさせていただきます。2023年4月より対面授業も再開しますが、オンラインの方が人数は集まりやすいです。
7/26(土)27(日)10:00-17:00オンラインでレベル1授業、新規受講者あと2名で開催確定。早めにご連絡いただければ、まだ日程調整も可能です。7/1までに集まらなかったら、また8月以降の土日で設定し直します。
レベル1〜5まで、ご希望に合わせて随時開催中です。他校からの生徒さんもどうぞ。お気軽にお問い合わせ下さい。授業内容について詳しくはこちら

2025/01/22

「表すのはではなく 現れてくる」勅使河原三郎さんのダンスを見に、荻窪へ。


ダンサーで 振付家で 演出家でもある 
勅使河原三郎さんの「ケイジの夢」を見てきました。


この「ケイジ」とは、あの「4分33秒」でも有名な
ジョン・ケイジのこと。
(知らない方は、ARTnewsの

4分33秒の間、演奏が行われない実験的な音楽…
音を人間のコントロールから解放する試み…


勅使河原さんも、
踊りを人間のコントロールから解放する試み
をしているように感じました。😌


勅使河原三郎さんのことは、
私がまだ20代で、アート雑誌の編集をしてた頃、

『写真の中に閉じ込められた男の肉体』という特集の中で、
ダンサーを撮った写真もいろいろ載せたことがあり
その中の1枚の写真を通して、初めて知ったんですね。😌

荒木経惟さんの撮った、インパクトのある写真↓


私は、この特集を機に、
ダンサーや舞踏家のことも知るようになり、

繋がりもできたので招待されることもあって、
20代から、ライブや芝居のみならず、
マニアックなコンテンポラリーダンスも舞踏も
結構見てきたのですが、

勅使河原三郎さんのダンスはついぞ見る機会がないまま
50代になっておりました…。


そんな中、去年、録画したままになっていた
日曜美術館 「Be yourself    汝自身であれ」という
勅使河原三郎さんの特集を見たんですね。

孤立することを選び 恐ることを選び 汝自身であれ


そしたら、もう、言ってることが
日々と宇宙の講座」でお伝えしてきたような
核心をつくことばかりで、、😳

私にはすごく響いたので、
これはぜひ、ダンスも生で見たい❣️と思ったのでした。


話の一部をここにもシェアしておきますね。
 ☟

ダンスというのは 表現(表面?)上
「行う」という「expressionする」という
外側、、外向きのことではあるんだけど
それはその裏側にある その反対側にあることこそが
つまり 見えないものこそが見えるもの
動かないものこそが動くもの を作ってる

今 呼吸をしてるってことが どうしたって大事なんです
しかし呼吸って目には見えないじゃないですか
目には見えない呼吸というものが
みんなの動きを明快にしてるんですよ


嫌なことを嫌なこことして絶望することは大事なんです
感情を表に出しちゃいけないってルールはないんだから
ダンスをやる人は
それくらい感情的になっていいと思っています


(練習するダンサーたちに向けて)
それっぽくするんじゃなくて
本当に気持ちがそうなるまで動かないでやってごらん
もう感じるまで感じて 
それが外に出てくるっていうふうに
ちょっとそれがどういうことかってことを探ってみて


人間の困難、葛藤っていうのは
例えば戦いとか 行き違いとか
たぶん永久に問題は解決しないことかもしれないくらいに
矛盾することを抱えて生きてるんだと思うんですね

そういう時に私が考えるのは
孤立すること 孤独になること は
決して悲しいこと 分断されたことではない と思うんです

英語で言うとselfというか 
自己とは何か 
一人一人の自分の好き勝手なことではなくて
一人一人が自分一人として生きることとは何か
ということを求め続ける


40年以上踊り続けている勅使河原さんだから
言えているのかと思いきや、

若い頃からかーなり深いことを言っていたってことが
この映像↑でわかりました…。😌


当時、たぶん多くの人にはチンプンカンプンで
「変な人」って印象かもだけど😂

ある種の『体験』をすでにしていて、そこからの身体表現、
ダンスだったんだな、と。


ダンスについての話でも、すべて、ダンスのみならず
人間、存在、人生、生き方、在り方…
といったことに通じてるので、面白いですよ🌟


先日のダンスの最後に、勅使河原さんが
表すのはではなく 現れてくる」ってことも
おっしゃってたんだけど、  
これもすごくわかるなぁ、と思って。


「表す」のは自我ですけど
「現れてくる」のは自我を超えたもの なんですよね。😌


The New York Times Style Magazine」 のインタビューで

どう動くか以前に、どのように存在するべきか、
 それを理解しなければいけません。
 テーマに対して自分は何を感じ、何を聞いているのか、
 その起点、Originをまず客観視する。
 その準備ができれば、おのずとそのように体は動きます

とも言ってるんですけど、
ダンスだけでなく、私たちみんなに言えること✨
でもあるなぁ、と。


どのように存在するべきか」が理解されれば
おのずとそのように体は動く」し

そのように「わたし」のストーリーは展開していく…
んですよねぇ。😌


こないだ「スイッチインタビュー」で
演出振付家のMIKIKOさんと 俳優の河合優実さん の
対談を見てたら、MIKIKOさんが

ダンスが上手だね うまい って言わせるのは最後というか
 そこにどんな感情が乗せられて
 どんな苦しみとかどんな喜びとか
 今まであなたが感じてきたことが勝手に出るようになるって 
 もう テクニックを磨いてある程度のところまで行けた人の
 ご褒美というか

って言うシーンがあって。


勝手に出るようになる」は
現れてくる」に近いとは思うんですけど、

現れてきたものを 現れてくるままに 出そうと思ったら
その表現におけるテクニックって
確かに、ある程度は必要 ですもんね。

ダンスだけでなく、歌でも楽器でも絵でも。


かといって、テクニックに走ってもズレるから
勅使河原さんは

どう動くか以前に、どのように存在するべきか、
 それを理解しなければいけません。

って、その根底、前提を
大切にしているのでしょう。


私たちが生きる上でも
「何をなすか」より「どう在るか」を
理解することが大切なように✨



舞踏家の故・大野一雄さんが
その時の雑誌のインタビューで「踊り」について
こう答えてくれていました。


結論を出してはダメ。
見せるためではない。
うまくやろうと考えてはダメ。
命そのものと格闘すること。
体験に体験をつむこと。
うまくなっちゃだめ。
見せることに意識をおいてはだめ。
失敗しながら内面凝視することを覚えていけばいい。
うまくやろうとするとテクニックにはしる。
下手でいい。
これがこういう意味があるんだ、とか
ああいう意味があるんだとか、考えないこと。


これも「踊り」に限らず
「生きる」ことにも言えるなぁって思います。☺️

私がまだ21,2歳の頃
大野一雄さんと

「身体」って、「思考」と違って
常に「今」にしかいないから

「身体」を使った表現を極めている方々の
おっしゃることは、
すごく根源的で、響くんですよねぇ✨


最後に、
毎回、勅使河原三郎さんがダンスの告知に寄せている
詩のような散文のような、、が、
私はなんだか好きなので、シェア💓しておきます。



2024年11月「幻想」 

幻の人 
あの人はきっと幻で 現実にはいないが 私には見える 
あの人に私が見えるとしたら私も幻か 
見える見えないではなく 有る無しか 
あの人も私も生の事実と幻想によって人間になった 
別の幻である時間が長い詩を書いた 
神秘は幻想に詩を歌わせる 

勅使川原三郎







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