コスモプラネタリウム渋谷で「EM EYE 第三の目」というプログラムを見てきました。
プラネタリムって、子供の頃から大好きです。
解説員の方の星空解説とか、わくわくします。
子供の頃の愛読書のひとつが「星座を見つけよう」だった私にとって、まさに三つ子の魂百まで。童心に帰る場所なのです。
以前見た「銀河鉄道の夜」も、実際に銀河鉄道に乗っている気分が味わえて楽しかったですが、この「EM EYE」もかなり興味深いプログラムでした。
普段、私たちが見ているのは、電磁スペクトルのうち「可視光線」と言われているほんの一部だけで、私たちには見えていないけれども、実際には様々な電磁波が存在しているのだ、ということを、大望遠鏡や天文衛星が観測した宇宙像で見せてくれます。
目には見えない光の仲間(赤外線)を見つけたのは、天王星を発見したことで有名な、イギリスの天文学者、ウィリアム・ハーシェルでした。
彼はプリズムを使って太陽光を七色の虹に分け、可視光のスペクトルの赤を越えた位置に温度計を置き、その温度が上昇することで、赤の先にも見えない光が存在する、と結論づけます。
目に見えていないだけで、そこにエネルギーは存在している。
このことが科学的にも証明されていることは、私たちのように目に見えないエネルギーを扱う者にとって、嬉しい事実です。
目に見えなければ存在しないとするなんて、つまらない。
でも、オカルトのように捉えられるのも悔しい。
だから私は、科学的な視点も常に意識はしたいと思っています。
いわゆるスピリチュアルと科学って、水と油のように思っている人も多いかもしれませんが、むしろ共存していると思うのです。
その点、このプログラムは分かりやすく説明してくれるし、何より迫力の宇宙像は見る価値ありますので、よかったら見に行ってみて下さいね。
4/27から始まる新しいプログラム「シンフォニー オブ ユニバース」もかなり素敵そうですよ。クラシックの名曲にのせて、月、太陽、木星、星の世界を解説員の方が生解説で案内してくれるらしいです・・・。うーん、楽しみ!