![]() |
3日目の朝。みんなで記念撮影〜♪ |
12/1〜4にかけて、初団長での皇居勤労奉仕4日間、
団員21名、一人も欠けることなく無事に終了しました〜。
しかも4日間とも私たちの団が朝一番乗り。
パチパチパチ…ヽ(○´∀`)人(´∀`○)ノ
素敵な仲間に囲まれて、またまた感動いっぱいの貴重な時間を過ごしてきましたよ☆
![]() |
一日目、皇居でのご奉仕終わりに、 副団長の里香ちゃんと。 |
まず。今回の言い出しっぺはですね、
KARIKAお茶会でもおなじみ、心友・小林里香ちゃんです。
私的にはいつかはやろうと思ってましたよ、団長。
でも、来年の秋くらいで考えていたわけです。
ところが5月に里香ちゃんとウエサク祭に参加するのに京都に旅行した際、行きの新幹線で「ねぇ、参加したがってる友達も多いし、私たちで団組もうよ。まゆちゃん団長やって。私、副団長やるから。年内にやるならもう申し込まないと!」といきなり言われ。^ ^;
4月に2度目の皇居勤労奉仕に参加したばかりのタイミングで、ですよ?
「じゃあ、里香ちゃんが団長やったら?」と返すと
「私は団長向きじゃないから。副団長向きだから。」と一蹴。
分かるような分からないような… 理由だ。。
団長、絶対できるクセにぃ〜。
「いやぁ、でも年に2回はどうかなぁ。来年じゃない?」と断ってるのに、
その後は私が「ねぇ、京都に着いたらまずどこ行く?」って聞いても
「ねぇ、まゆちゃん、団長やるよね!」って返事。
私の質問には全く答えてくれない。。o(TωT)o
この噛み合ないやりとり、何度繰り返したでしょう。。
これ、「うん」と言うまで一生続くな… って思いましたよ。(ll゚Д゚ll)
そして最終的に。
里香ちゃんのゴリ押しに負け(まず勝てません d(-∀-●))、
6月には覚悟を決めて、団員を集め始めたわけです。はい。。
正直、最初スムーズにはいかなくってですね、
二人して「これって何の意味があるんだろうねぇ…」と
ヘコんだりもしたんです。
でも最終的にこのメンバーになり、
「あぁ、このメンバーで来ることになってたんだなぁ」って、
そう思いました。
![]() |
2日目、赤坂御用地でのご奉仕の終わりに。 |
団を組んでからは、団の名前をどうしようか、
しばらく悩みましたね〜。
里香ちゃんには「日々の音色でもいいんじゃない?」と言われましたが、それも「私の団」色が強過ぎるような気がして気が引け。悩んだ末、二人が好きな禅語「日々是好日」に決定。「日々の音色」の「日々」はこの禅語にもかけているのです(詳しくはこちら)。
次は、団のブルゾンをどうするかで悩み。
デザインにお金とかかけられないから、筆文字かな、
筆文字にするならゴールドがかっこいいな、
ってイメージだけはあったんですけどね。
団員の中に書が得意な人がいたので、彼女の書いた書を使おうかな、って思ったり、縄文古代文字のワークショップに出てからは、古代文字で「ひふみ」って書こうかな、って思ったり。いや、ただマルを筆で勢いよく書くっていうのもアリかも、って思ったり。
そしたら里香ちゃんが「古代文字を楽しくアートする」っていうコンセプトのワークショップに参加することに。そこで先生である甲骨・金文の古代文字の第一人者・福島美生虎舟さんに相談してくれて、特別に「日々是好日」の「好日」という文字を書いてきてくれたのでした。
☆詳しくはこちらの里香ちゃんのブログをどうぞ。
結果、大好評〜。ヽ(≧∀≦)ノ
団員にも気に入ってもらえ、他の団の方にも「なんて書いてあるの?」「素敵ねぇ」と声をかけられる団員多数。こういうの、うれしいですねぇ♡
裏の意味としては、私たち、オーラソーマのプラクティショナーでもあるので、
ゴールド=自己価値、智恵
ロイヤルブルー(紺)=高次の直感
ということも盛り込んでます。ボトルでいうとこの色の組み合わせは、B32のソフィアかB97の大天使ウリエル。この2色、私たち自身にも関連のある色なのです。自分の内側からやってくる智恵と、宇宙の源と繋がって降りてくる直感。この両方が合わさって、自己の真実を知ることに開いていく… それは、日本人としての私たちの真のアイデンティティーに目覚める、この勤労奉仕という機会には、ぴったりだと思うのです。なんて。後付けですけどね〜。ヾ(=・ω・=)o
![]() |
朝の入門時、身分証チェックされ中 |
つい、団についての話が長くなってしまいました。^ ^;
さて、今回の私たちの団のスケジュールは
一日目 皇居(正殿)*天皇皇后両陛下のご会釈
二日目 赤坂御用地 *皇太子殿下のご会釈
三日目 皇居(宮中三殿・吹上御所・東御苑)
四日目 赤坂御用地
でした。
なんという変化球〜〜っ!!
まず、ちょうど12/3から乾通りの一般公開が始まるということで、身動きが取りにくいのもあり、普通は皇居3日間なんですが、赤坂御用地が2日間に。
そして、心の準備ができていない一日目に、いきなりの天皇皇后両陛下ご会釈っっ!!しかも私、今回は団長ですから、直接お話するわけなのでですね、ドキドキでしたよ。
この日程は、一日目に行って初めて知らされるんです。
それまでは分からないんですね。
だから本当に、まさかの一日目で、
「うおぉぉぉ」Σ(゚д゚ノ;)ノって感じなのですよ。
![]() |
乾通りの一般公開。テレビでも、 初日だけで5万人が訪れたってやってましたよね |
![]() |
天皇皇后両陛下のご会釈は、お昼を食べた後、午後2時からでした。
会場まで着くと、セキュリティーチェックの後、まず、団ごとに綺麗に整列します。そして団員たちの1歩前くらいに団長が立って、宮内庁のスタッフさんからの指示を一通り聞いて、お二人を待ちます。ここにいるみんなが、一斉にドキドキしているのが伝わる時間。「人を待っていてこんなにもドキドキしたのは初めて」と言ってた人もいました。^ ^
そしてお車が到着すると…
やっぱり涙がこみ上げてくるんですよねぇ。
(この辺のことは、去年のブログに書いた通りです。)
後ろで、早くも団員が鼻をすする音が聞こえます。
でも、今回は私、話をしなきゃいけないので「泣いてる場合ではないぞ!」とこらえたら、意外と目の中に涙は留まってくれました。団員の時は、どうにもこらえられなかったのに、不思議。(笑)
今回は6団が一緒だったんですが、私たちの団は3団目。
一団目、二団目、そしてゆっくりと
私たちの団の前にお二人が来て下さり…
私の目を見て微笑まれます。まずお辞儀。
「東京都 日々是好日 総勢21名で参りました!」
もうね〜、団員の時はひたすら感動で涙だったんですが、
団長になって目を見てお話ししてたら、なんというか、
感動を越えて、純粋な喜びに満たされてしまいました。
こういう言い方は失礼だと思いますが、
「おじいちゃんとおばあちゃんに無条件の愛で見守られて、安心しきってる赤ちゃん」になった気分とでもいいましょうか。
緊張はしてるんだけど、すごい安心感なんですよ。
そしたら心の奥から喜びがぷわぁ〜っと湧き出て、嬉しくてなんだか顔がニヤけるっていう…。たぶんニヤけてたと思うんですよねぇ。。
でも皆に聞いたところでは、ちゃんと話せてたみたいです、私。よかったよかった。
「この感覚は実際に体験してみないと分からない」
という私たちの話を聞いて集まってくれた団員のみんなも、すごく感動してくれて、
「本当ですね…、言葉にできないです!」とか
「素晴らし過ぎて、もう… 本当にありがとうございます!」と、
言葉にならない思いを一生懸命言葉にして伝えてくれました。
みんなが喜んでくれている様子を見るのが、団長&副団長にとってはまた格別の喜びなのです。「連れて来れてよかったぁ」と心から思いました。「ご会釈があってよかったぁ」という、ほっと一安心な気持ちも、ね。「ご公務優先なので、必ずしもあるとは限らない」とお知らせしてあるとはいえ、当然みんな期待してるのは分かってますから。このメンバーなら絶対大丈夫!と、私も里香ちゃんも信じてましたけどね〜。
お二人はまさに「愛と光」なんですよ。
もちろん人間なんだけど、いわゆる3次元の振動の中にはいない感じがするのです。人間にはどうしてもエゴってものがありますからね。もっと粗い振動なのが普通なのに、もっと細かい振動な感じがするというか、すんごくクリアなのです。
お二人を前にすると、どんな説明を聞くよりも、
「エゴを手放すって、こういうことかぁ…」
「サレンダー(降伏、委ねる)って、こういうことかぁ…」
「判断しないって、こういうことかぁ…」
「ありのままを受け入れるって、こういうことかぁ…」
「無条件の愛って、こういうことかぁ…」
ってことが、よーく分かります。一瞬で。
そしてこういう方々が守って下さっている日本という国に生まれてこれたことに、ものすごい感謝の気持ちでいっぱいになるんです。何も言われなくても「守られている」ということが伝わってくるんですよ。これも一瞬で。
宮内庁のスタッフの方が毎回お話してくれることがあって、
2011年の大震災の後、勤労奉仕に参加した団が1団だけ、あったんですって。
そのご会釈の際、団長さんが話さないといけないわけですが、いろんな思いがこみ上げて来たんでしょう、言葉にならなかったそうなんですね。
「申し訳ありません。頭の中が真っ白でお話しできません」
と涙ながらにおっしゃる団長さんを見て、天皇皇后両陛下は、ただただ、微笑まれながら一言も発さずに待っていたのだそうです。
宮内庁の方は「私だったらたぶん、慰めてしまうところだと思うんですよ。でもお二人は本当にお優しい方なので、ただ、待っていたんです。」と。
お二人には、ジャッジ(判断)がないんですね。
あのお立場にあって、ジャッジがないって、すごくないですか?
そういう人間性(霊性と言った方がいいかな)の方を天皇としている日本って、すごくないですか?
別に私、右でも何でもないですけど、頭というのは自然に下がるものだということを、ご会釈を通して知りました。
「ご奉仕という名目ではあるけど、実際のところ、エネルギーを分けていただく機会を与えてもらってるんですねぇ…」と言ってた団員がいました。本当にそうだと思います。
2日目の東宮御所での皇太子殿下のご会釈では、いつもは外でしたが、今回は初めて中に入れていただきました。あの、殿下の、すべてを見通しているに違いない、瞬きのないまっすぐな目と目が合うのは、もちろん緊張しましたが、頼もしい包容力に包まれましたよ〜。あの頼もしさ、何故かテレビではあまり伝わってこないんですけどねぇ… もっと柔らかな印象というか。でも実際は、これから天皇という重責を背負うことになる人間の持つ、度量の大きさみたいなもの、ゆるぎなさ、というんでしょうか、確固たる芯を感じます。全くもって僭越ながら。
3日目には、光の振動数が日本一とも地球一とも言われる、賢所にも案内していただけました。門の前で一礼すると、今回はすんごく手が熱くなりましたねぇ。やっぱり、みんなもそれぞれにいろいろ感じてたみたいです。「ここすごい〜っ!!」って。なかなか離れようとしない。(笑)ホント、いつまででもいたくなるような所なのです。「中心」ですからね。^ ^
肝心のご奉仕は、乾通りの一般公開もあって、通常よりだーいぶ少なめ。一日目も雨で3時には終了だったので、全体的にも少なめ。みんなからは「こんなんで本当にいいんですか?!」「もっとご奉仕したーい!」という声も。^ ^;
そんなわけで4日目はがんばりました!
団ごとに与えられる仕事内容が違ったんですが、この日私たちに与えられたのは「腐葉土作り」。私も初めての体験。2m四方くらいの木枠の中に落ち葉をたっぷり入れて水を撒き、十分にしめらせ、その上に10人ほどの人が乗って、ひたすら踏み固めていくのです。しっかり固まったら木枠を上げていって、また落ち葉を入れ水を撒き踏み固め… をひたすら繰り返していきます。落ち葉を入れる班と踏む班、二手に分かれて、一致団結の共同作業となりました。
私は落ち葉踏み踏み班だったんですが、楽しかったですよ〜。
今回、森の遠足を一緒にやってる柚楽弥衣さんにも参加してもらっていたので、踏みながら歌を歌ってもらったんです。名付けて「歌番長」!(笑)「いい腐葉土になってね〜」と思いを込めながら、弥衣さんの先導でみんなで童謡からアニメの主題歌まで、いろんな歌を歌いました。リズミカルに踏み踏み。2時間もやってるとさすがにしんどくもなるんですが、いい運動になりました。途中、楽しげな歌声に魅かれて、他の団のおばあちゃんたちが踊りながら「楽しそうでいいわね〜」ってやって来てくれたのも可愛かったですよ。^ ^ 昔の人は、農作業とか大変なお仕事も、こうやって歌を歌うことで楽しくしてたんだろうねぇ、って思いを馳せてみたり。何より、みんなの動きが素晴らしかったのです。誰もが初めての腐葉土作りでしたが、やりながら、「こうした方がよくない?」って誰かがアイデアを出して、その度にどんどん進化していくんですよ〜、たった2時間の間に。で、どんどん上手くなる。(笑)「みんなでやると、早いよね〜!」って、ご奉仕では、毎回マンパワーを肌で感じることができます。力を合わせるって、素晴らしい〜。
できあがった腐葉土、宮内庁の担当の方も褒めてくれました。
「これで来年、菊を育てますよ」って。
みんなで出来上がりの喜びを共有できるのも嬉しいことだし、こうして皆で作った腐葉土でまた育っていくものがある、って思うとそれもまた嬉しいのでした。
ご奉仕では、気づかされることがいつも盛りだくさん。
それは、他の仲間の動きひとつとってもそう。人の動き方を見てると「なるほど〜」って思うことっていろいろあって、勉強になります。特に共同作業はそれを見つけやすい。一人一人違うからこそ、補い合えるってこと、改めて思います。
4日目も残念ながら雨で3時終わりになってしまいましたが、腐葉土作りがあったおかげで満足度が違いました。(笑)ありがたや。
副団長ならぬ、裏番長の里香ちゃん(本人自覚なしですが、誰もが認める裏番長!笑)が仕切ってくれた打ち上げも、みんなでこの4日間の感動を分かち合えて、和やかでいい時間となりました。「なんかもう、何でもできる!って気持ちになりました」って笑顔で言ってもらえたり、「ほんっとーーに楽しかったです!」ってしみじみ言ってもらえたり。みんなの顔が使用前使用後みたいに違うんですよ。(失礼!笑)いやぁ、もう、幸せです。
他の団の方々からも「素敵な団ですよね〜。入りたいくらいです。入るにはどうしたらいいんですか?」って聞かれたり、「すらっとした素敵な方ばかりですが、団員は顔で選んでるんですか?」って聞かれたり、、と、面白い報告も続々でしたが、これも、みんながキラキラしてたおかげです〜☆ ふふ。
この素晴らしい貴重な時間を分かち合ってくれた仲間のみんな、
ありがとう!!
そして一緒に団を作り上げてくれた裏番長・里香ちゃん、
ありがとう!! Love you〜♡
ヾ(●・v・人・v・○)ノ
みんなの協力のおかげで、団長というお役目、無事に完遂できました。
みんながまたまわりの人達に今回の体験を伝えていくことで、「真実」に目覚めていく人が増えていくこと、そして皇居勤労奉仕のご縁の輪が、さらに広がっていくことを願います。「皇室は祈りでありたい」とおっしゃる天皇陛下の思いを、直に感じてみて下さい。皇居のすみずみから、宮内庁のスタッフからも、それは感じられますから。そして機会があったら団長も、是非やってみて下さいね。(=゚ω゚)ノ
☆2013年11月初めての皇居勤労奉仕のお話はこちら。 (←一番詳しく書いてありますので、是非読んでいただきたいです。)
☆2014年4月2度目の皇居勤労奉仕のお話はこちら。
☆2016年4月4度目の皇居勤労奉仕!2度目の団長篇はこちら。
☆小林里香ちゃんが今回のご奉仕について書いたブログはこちら。
☆団長&副団長による一年ぶり一夜限りの復活☆KARIKAお茶会についてはこちら。
そしたら心の奥から喜びがぷわぁ〜っと湧き出て、嬉しくてなんだか顔がニヤけるっていう…。たぶんニヤけてたと思うんですよねぇ。。
でも皆に聞いたところでは、ちゃんと話せてたみたいです、私。よかったよかった。
![]() |
和田倉噴水公園にて。朝7:15に待ち合わせ。 太陽が昇っていく時間。w |
「この感覚は実際に体験してみないと分からない」
という私たちの話を聞いて集まってくれた団員のみんなも、すごく感動してくれて、
「本当ですね…、言葉にできないです!」とか
「素晴らし過ぎて、もう… 本当にありがとうございます!」と、
言葉にならない思いを一生懸命言葉にして伝えてくれました。
みんなが喜んでくれている様子を見るのが、団長&副団長にとってはまた格別の喜びなのです。「連れて来れてよかったぁ」と心から思いました。「ご会釈があってよかったぁ」という、ほっと一安心な気持ちも、ね。「ご公務優先なので、必ずしもあるとは限らない」とお知らせしてあるとはいえ、当然みんな期待してるのは分かってますから。このメンバーなら絶対大丈夫!と、私も里香ちゃんも信じてましたけどね〜。
![]() |
鳳凰みたいな雲が。 |
お二人はまさに「愛と光」なんですよ。
もちろん人間なんだけど、いわゆる3次元の振動の中にはいない感じがするのです。人間にはどうしてもエゴってものがありますからね。もっと粗い振動なのが普通なのに、もっと細かい振動な感じがするというか、すんごくクリアなのです。
お二人を前にすると、どんな説明を聞くよりも、
「エゴを手放すって、こういうことかぁ…」
「サレンダー(降伏、委ねる)って、こういうことかぁ…」
「判断しないって、こういうことかぁ…」
「ありのままを受け入れるって、こういうことかぁ…」
「無条件の愛って、こういうことかぁ…」
ってことが、よーく分かります。一瞬で。
そしてこういう方々が守って下さっている日本という国に生まれてこれたことに、ものすごい感謝の気持ちでいっぱいになるんです。何も言われなくても「守られている」ということが伝わってくるんですよ。これも一瞬で。
宮内庁のスタッフの方が毎回お話してくれることがあって、
2011年の大震災の後、勤労奉仕に参加した団が1団だけ、あったんですって。
そのご会釈の際、団長さんが話さないといけないわけですが、いろんな思いがこみ上げて来たんでしょう、言葉にならなかったそうなんですね。
「申し訳ありません。頭の中が真っ白でお話しできません」
と涙ながらにおっしゃる団長さんを見て、天皇皇后両陛下は、ただただ、微笑まれながら一言も発さずに待っていたのだそうです。
宮内庁の方は「私だったらたぶん、慰めてしまうところだと思うんですよ。でもお二人は本当にお優しい方なので、ただ、待っていたんです。」と。
お二人には、ジャッジ(判断)がないんですね。
あのお立場にあって、ジャッジがないって、すごくないですか?
そういう人間性(霊性と言った方がいいかな)の方を天皇としている日本って、すごくないですか?
別に私、右でも何でもないですけど、頭というのは自然に下がるものだということを、ご会釈を通して知りました。
「ご奉仕という名目ではあるけど、実際のところ、エネルギーを分けていただく機会を与えてもらってるんですねぇ…」と言ってた団員がいました。本当にそうだと思います。
![]() |
皇居のお堀には、いつもの白鳥が。 |
2日目の東宮御所での皇太子殿下のご会釈では、いつもは外でしたが、今回は初めて中に入れていただきました。あの、殿下の、すべてを見通しているに違いない、瞬きのないまっすぐな目と目が合うのは、もちろん緊張しましたが、頼もしい包容力に包まれましたよ〜。あの頼もしさ、何故かテレビではあまり伝わってこないんですけどねぇ… もっと柔らかな印象というか。でも実際は、これから天皇という重責を背負うことになる人間の持つ、度量の大きさみたいなもの、ゆるぎなさ、というんでしょうか、確固たる芯を感じます。全くもって僭越ながら。
3日目には、光の振動数が日本一とも地球一とも言われる、賢所にも案内していただけました。門の前で一礼すると、今回はすんごく手が熱くなりましたねぇ。やっぱり、みんなもそれぞれにいろいろ感じてたみたいです。「ここすごい〜っ!!」って。なかなか離れようとしない。(笑)ホント、いつまででもいたくなるような所なのです。「中心」ですからね。^ ^
肝心のご奉仕は、乾通りの一般公開もあって、通常よりだーいぶ少なめ。一日目も雨で3時には終了だったので、全体的にも少なめ。みんなからは「こんなんで本当にいいんですか?!」「もっとご奉仕したーい!」という声も。^ ^;
![]() |
和田倉噴水公園にて。撮影は私。 |
そんなわけで4日目はがんばりました!
団ごとに与えられる仕事内容が違ったんですが、この日私たちに与えられたのは「腐葉土作り」。私も初めての体験。2m四方くらいの木枠の中に落ち葉をたっぷり入れて水を撒き、十分にしめらせ、その上に10人ほどの人が乗って、ひたすら踏み固めていくのです。しっかり固まったら木枠を上げていって、また落ち葉を入れ水を撒き踏み固め… をひたすら繰り返していきます。落ち葉を入れる班と踏む班、二手に分かれて、一致団結の共同作業となりました。
私は落ち葉踏み踏み班だったんですが、楽しかったですよ〜。
今回、森の遠足を一緒にやってる柚楽弥衣さんにも参加してもらっていたので、踏みながら歌を歌ってもらったんです。名付けて「歌番長」!(笑)「いい腐葉土になってね〜」と思いを込めながら、弥衣さんの先導でみんなで童謡からアニメの主題歌まで、いろんな歌を歌いました。リズミカルに踏み踏み。2時間もやってるとさすがにしんどくもなるんですが、いい運動になりました。途中、楽しげな歌声に魅かれて、他の団のおばあちゃんたちが踊りながら「楽しそうでいいわね〜」ってやって来てくれたのも可愛かったですよ。^ ^ 昔の人は、農作業とか大変なお仕事も、こうやって歌を歌うことで楽しくしてたんだろうねぇ、って思いを馳せてみたり。何より、みんなの動きが素晴らしかったのです。誰もが初めての腐葉土作りでしたが、やりながら、「こうした方がよくない?」って誰かがアイデアを出して、その度にどんどん進化していくんですよ〜、たった2時間の間に。で、どんどん上手くなる。(笑)「みんなでやると、早いよね〜!」って、ご奉仕では、毎回マンパワーを肌で感じることができます。力を合わせるって、素晴らしい〜。
できあがった腐葉土、宮内庁の担当の方も褒めてくれました。
「これで来年、菊を育てますよ」って。
みんなで出来上がりの喜びを共有できるのも嬉しいことだし、こうして皆で作った腐葉土でまた育っていくものがある、って思うとそれもまた嬉しいのでした。
![]() |
ご奉仕では、気づかされることがいつも盛りだくさん。
それは、他の仲間の動きひとつとってもそう。人の動き方を見てると「なるほど〜」って思うことっていろいろあって、勉強になります。特に共同作業はそれを見つけやすい。一人一人違うからこそ、補い合えるってこと、改めて思います。
4日目も残念ながら雨で3時終わりになってしまいましたが、腐葉土作りがあったおかげで満足度が違いました。(笑)ありがたや。
副団長ならぬ、裏番長の里香ちゃん(本人自覚なしですが、誰もが認める裏番長!笑)が仕切ってくれた打ち上げも、みんなでこの4日間の感動を分かち合えて、和やかでいい時間となりました。「なんかもう、何でもできる!って気持ちになりました」って笑顔で言ってもらえたり、「ほんっとーーに楽しかったです!」ってしみじみ言ってもらえたり。みんなの顔が使用前使用後みたいに違うんですよ。(失礼!笑)いやぁ、もう、幸せです。
他の団の方々からも「素敵な団ですよね〜。入りたいくらいです。入るにはどうしたらいいんですか?」って聞かれたり、「すらっとした素敵な方ばかりですが、団員は顔で選んでるんですか?」って聞かれたり、、と、面白い報告も続々でしたが、これも、みんながキラキラしてたおかげです〜☆ ふふ。
![]() |
皇居の正殿前と赤坂御用地で、記念撮影もしてもらえます。 お土産に、和三盆と皇室のパンフも。 この和三盆がまた、最高においしいのです♡ |
この素晴らしい貴重な時間を分かち合ってくれた仲間のみんな、
ありがとう!!
そして一緒に団を作り上げてくれた裏番長・里香ちゃん、
ありがとう!! Love you〜♡
ヾ(●・v・人・v・○)ノ
みんなの協力のおかげで、団長というお役目、無事に完遂できました。
みんながまたまわりの人達に今回の体験を伝えていくことで、「真実」に目覚めていく人が増えていくこと、そして皇居勤労奉仕のご縁の輪が、さらに広がっていくことを願います。「皇室は祈りでありたい」とおっしゃる天皇陛下の思いを、直に感じてみて下さい。皇居のすみずみから、宮内庁のスタッフからも、それは感じられますから。そして機会があったら団長も、是非やってみて下さいね。(=゚ω゚)ノ
☆2013年11月初めての皇居勤労奉仕のお話はこちら。 (←一番詳しく書いてありますので、是非読んでいただきたいです。)
☆2014年4月2度目の皇居勤労奉仕のお話はこちら。
☆2016年4月4度目の皇居勤労奉仕!2度目の団長篇はこちら。
☆小林里香ちゃんが今回のご奉仕について書いたブログはこちら。
☆団長&副団長による一年ぶり一夜限りの復活☆KARIKAお茶会についてはこちら。