みなさんは、神学者で直観医療者であるキャロライン・メイスさんの
「7つのチャクラ」という本を読んだことがありますか?
チャクラやエネルギー、心と体の繋がりに興味を持つ人には、
結構知られている名著です。
原題は'Anatomy of The Spirit'、つまり「魂の解剖学」。
そのタイトル通り、臨床事例を交えながら、
かなり学問的、論理的に書かれているので、
いわゆるスピリチュアルは苦手、という方にでも
語っているものですが、
エネルギーを銀行投資に例えている辺り、
とてもアメリカ的ですよね。(笑)
これだけを見るととてもドライに感じる方もいるかもしれませんが、
本を読めば彼女がいかに地に足のついた
優れた直観医療者かが分かりますよ。
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「癒す」と「治す」は同じではない。(略)
治す、というプロセスは受動的だ。
患者は医師や処方される治療処置に、
自分をいかようにしてもいいという権限を与えてしまう傾向がある。
これに対し、癒しとは、
自分から取り組む積極的な内面のプロセスである。
これまでのものの見方や記憶、信念などを見直し、
自分が感情的、霊的に百パーセント回復する妨げになる
否定的なパターンをすべて手放したいと欲することだ。
この内面の再検証の過程で、
明確な意志を持って生きる人生をあらためてつくり出そうとする時、
それは必ず自分のまわりの状況の見直しへとつながっていく。
この意思とは、自分の人生についての真実、
そして自分が気をどういうかたちで使ってきたのかについての真実を
見すえ、それを受け入れられる意思であり、
気を、愛と自己敬愛の気持ちや、健康を創造するために
使い始めようという意思のことだ。
***
何よりもまず、癒しはひとりでする作業なのだ。
誰も本人の代わりに癒してあげられる人間はいない。
もちろん助けることはできるが、
癒されるために執着を捨てなければならないつらい体験や記憶を、
その人に代わって手放してあげることはできないのだ。
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五番目の課題は、誰が、ということよりも、
何が自分から力を奪っているのかを問いかけることではじまる。
気を奪っている人間とは、実は自分のある部分の反映にすぎない
と理解しなくてはならない。
たとえば、誰かに嫉妬しているとしたら、
あなたにとっての問題はその人ではなく、
その人に反映された自分の影なのだ。
嫉妬している対象の人に焦点を合わせても、
自分を癒すことにはならない。
つぎからつぎへと同じことを教える「教師」が送られてくるだけであり、
新しい教師は前の教師よりも強烈になっていくことだろう。
あなたの課題とは、その教師に反感をもつことではなく、
教えられるレッスンを学びとることなのだ。
自分の力が枯渇している原因が、ある特定の人にあると
誤って判断すると、恐れと批判の悪循環に陥る。(略)
自分の視点の対象を、
教師ではなく、その学びに置くことができれば、
それだけですでに象徴的なものの見方のメリットを、
かなりの部分手にしたことになる。
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人生で出会う困難は、それぞれが愛の、ある一面のレッスンだ。
この困難にどういう態度でのぞんだかは、
私たちの細胞組織に記録される。
人生の選択の結果が、身体に現れるという人生を
私たちは生きているのである。
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いくつか抜き書きしてみました。↑
彼女の考え方には、ヒーラーとしてもとても共感できるし、
納得できることばかりです。
私も、ヒーリングをする上で(もちろん人生の上でも!)
私も、ヒーリングをする上で(もちろん人生の上でも!)
一番大切なのは「本人がどうしたいと意図するか」だと思っています。
これは、他人にはどうしようもできません。
同じヒーリングをしても結果が人によって違うのは、
受け入れる側の状態が違うからなのです。
例えばよく言われるのは、極端な例になるかもしれませんが、
普段親にかまってもらえなかった子供が
病気の時だけやさしくしてもらえた場合、もしくは、
普段夫に冷たくされていた女性が
病気の時だけやさしくしてもらえた場合などは、
「病気になればいいことがある」という思考パターンが
インプットされてしまい、
それが病気がよくならない原因になることがある、というもの。
どれだけ本気で手放したいと思っているか、
手放す覚悟ができているか、は結果に作用します。
たとえ身体的疾患の問題でいらしたクライアントさんであっても、
心の問題をクリアリングするシートを
平行して施術する必要があることが多いのは、このためです。
心と身体は繋がっているのです。
心と身体は繋がっているのです。
各チャクラの学びについても引用しておきたいと思います。
第1チャクラ 物質世界についての学び「すべてはひとつなり」
第2チャクラ セクシュアリティ、仕事、物欲についての学び「互いを尊ぶべし」
第3チャクラ 自我、人格、自己敬愛についての学び「自分を尊重せよ」
第4チャクラ 愛、許し、慈しみについての学び「愛は神なる力」
第5チャクラ 意思、自己表現についての学び「個人の意志を捨て、神なるものの意思に従うべし」
第6チャクラ 知性、直観、洞察、叡智についての学び「真理のみを求めよ」
第7チャクラ 霊性についての学び「いまという瞬間に生きよ」
神と言っても別に特定の宗教とは関係ありません。
第1チャクラ 物質世界についての学び「すべてはひとつなり」
第2チャクラ セクシュアリティ、仕事、物欲についての学び「互いを尊ぶべし」
第3チャクラ 自我、人格、自己敬愛についての学び「自分を尊重せよ」
第4チャクラ 愛、許し、慈しみについての学び「愛は神なる力」
第5チャクラ 意思、自己表現についての学び「個人の意志を捨て、神なるものの意思に従うべし」
第6チャクラ 知性、直観、洞察、叡智についての学び「真理のみを求めよ」
第7チャクラ 霊性についての学び「いまという瞬間に生きよ」
神と言っても別に特定の宗教とは関係ありません。
もっと大きな意味での神です。
なので「神」という言葉を毛嫌いせずに、
本の中の詳しい説明を是非読んでみて下さい。
読み終えた頃には、今まで自分の人生に起きてきた様々な出来事を、
冷静に俯瞰して見ることができるようになっていると思いますよ。