昨日の部分月食も、今日の金星の日面通過(ヴィーナス・トランジット)も、東京では見ることができず、残念でしたね。次は2117年ということですから、今世で見るのはどうにも無理そうです。
ところで、地球も金星も太陽のまわりをまわっているわけですが、地球と金星が8年間で5回出会って、その出会ったポイントを線で結ぶと、太陽を真ん中にして、見事に黄金比での五芒星(ペンタグラム)になるって話、聞いたことありますか? 私は今回初めて知りました。
この映像は、それを表現したもののようです。
そして現在の五芒星の5点は、2004年の6月8日に始まり、
2012年6月6日(つまり今日)までの、8年間で描かれているとか。
次の五芒星サイクルに入るのはまた105年も後・・・ということを考えても、私たち、やっぱりすごいタイミングに生きている気がしてきますよね。
五芒星は、陰陽道では魔除けの呪符としても使われています。
五芒星の完成のタイミングが何を表しているのかは分かりませんが、金星と地球のエネルギーが相互作用していく感じはしますね。
金星と言えば、よく「愛と美の惑星」のように言われますが、それだけではないようで・・・こちらの鏡リュウジさんの公式サイト「金星の解釈をめぐって」がなかなか面白いですよ。
まあでも、time is money から time is art な時代には、なっていくんだろうなぁ・・・
あとこちら、John Wadsworthさんという占星術師がどういう方かは存じませんが、金星が、五芒星だけでなく、黄金比渦巻きと同じラインでハートも描いている、ということを伝えています。(英語が分からない方、すみません。映像中の図から感じ取って下さい。)
宇宙のすることって、いちいちすごいとしか言いようがありません。
たとえ金星の日面通過を見ることはできなくても、この状況がすでに大きなエネルギーのシフトであることに変わりはないんですよね。
金星からのギフトを受け取ることで、これからまた地球に住む私たち全体の意識がどう変わっていくのか、楽しみです。