【お知らせ】
2025年1月より、RAS認定ファシリテーターの更新制度が変更となります。ファシリ講座の受講を検討中の方は、お気軽にお問い合わせ下さいね。

【リトリート】
2025年も2/7以降で、なおちゃんとクジラを見る🐳屋久島リトリート、リクエストいただいてます。他にも希望者いらっしゃいましたら、まだ日程確定前なので、調整できるうちに早めにご連絡くださいね。今回の告知はしてませんが、以前の告知、こちらを大体の参考にしてください。
リトリートのリクエストは、場所や時期にもよりますが、宿などが取りづらいので、少なくとも開催の2ヶ月前、できれば3ヶ月前 にはいただけると嬉しいです。


【ゼニスオメガヒーリング・プラクティショナー養成講座】
2020年より『マスターティーチャーのみ』ZOOMでのオンライン授業が可能になりました。詳しくはこちら。テキストを事前に送る都合上、開催1週間前には受付終了とさせていただきます。2023年4月より対面授業も再開しますが、オンラインの方が人数は集まりやすいです。

レベル1〜5まで、ご希望に合わせて随時開催中です。他校からの生徒さんもどうぞ。お気軽にお問い合わせ下さい。授業内容について詳しくはこちら

RASセルフケア講座に関するQ&Aはこちら。(受講された方へ)

2019/09/24

自分にとっての最優先は何なのか?〜ウディ・アレンのインタビューに思う


断捨離で、まずはダンボール10箱分ほど処分した本・CDたち。

今回処分したのは、前職絡みのもの、
デザイン、アート、サブカル関連が多くて、

20代に溜め込んだ雑誌「STUDIO VOICE」「SWITCH」「Esquire」
「BRUTUS」「Pen」「東京人」「ノーサイド」「Cut」「H」
「relax」「+81」「+designing」「デザインノート」・・・
この辺りも一気に手放しました。

でも今まで手放せなかっただけに、やっぱり好きなんですよ。
クリエイター陣へのインタビューものとか。
だから、つい手放す前に読んじゃう。(笑)


で、1989年の「SWITCH」インタビュー記事で
映画監督のウディ・アレンがこんなことを言ってたんです。


僕は、できる限り素晴らしい作品を作りたいと思っている。 
でも僕が最優先することはいつも順序が決まっていて、
芸術というものを最優先してはいないんだ。 
芸術的な成果は三番目か四番目だね。 

僕はもっと小規模な映画を作りたい。 
楽に、速く、室内で撮影して、悪天候など関係なく、
少人数の俳優と小さなセットでね。


私、ウディ・アレンの作品はかなり見ていて、
早口で理屈を喚き立てるとことか、ちょっとイラッとするけど
でも面白くて、音楽も良くて、なんか好きなんです。
「結婚記念日」とか、深かったなぁ〜。。


で、このインタビュー。
芸術的な成果は三番か四番目で、
とにかく楽に速く作りたい、っていう、、😂
この素直な潔さに笑っちゃったっていうか。
すごいなと思ったんですよね。


「ハンナとその姉妹」は、ほんっとに少人数で、
しかも女優でアレンのパートナーだったミア・ファローの
アパートメントで撮影したんですって。

そのくらいがいい、って隠しもせずにのたまう。


同時にジョージ・ルーカスが「スター・ウォーズ」を
作って評価されたばかりの時のインタビューも読んだんですけど、
彼はやっぱりああいう大規模なものを作りたくて作ってるわけ。
ものすんごい大掛かりでお金もかかって大変でも。

でも、ウディ・アレンは、そういうの、
全く作りたくないんですよね。


私もプロモーションビデオやCMの制作の仕事はやったことが
あるので、映像制作の大変さはちょっとはわかるんですが、
5分程度でも、すんごい大変なので、
映画って、途方もないというか、、
「スター・ウォーズ」なんて、想像を絶するわけです。😅


ウディ・アレンのぶっちゃけた話を読むと、
自分にとって何が最優先かちゃんとわかってるってことが
幸せの秘訣だな、ってことがわかります。

そこを自分でわかってれば、例えば
ジョージ・ルーカスが世間で大きく評価されたとしても
そこと自分を比較する必要がないわけですから。


以前ブログ「何が自分にとっての幸せか?」にも書きましたが

ミスユニバースジャパン3位の中鉢明子さんが
「何が自分にとって幸せか気づいちゃったもん勝ちですよね。
 そしたら人生丸儲け。 」
って言ってたのを思い出しました。😆


ウディ・アレンはインタビュアーに

「人があなたにこう言ったら、なんて答えますか?つまり
『たわごとなんてやめて、面白おかしくすればいいじゃないか?』と」

と聞かれて、こんな風に答えています。


そうだな、他人が言ったことが僕にとって
何かしらの意味を持ったことなんてこれまでなかったんだ。 
僕は自分で選んだ道を進んでいるんだ。 
それを人々が気に入れば、気に入るし、嫌うなら嫌うってことだ。 
大勢の人間を喜ばせるなんてことには全然興味ないんだ。 

僕はいつも人々がすぐにアドバイスしたがると感じていた。 
通りにいる男から素早くアドバイスを受け、
同僚から心からのアドバイスを受ける。 

自分で選んだ本を読み、自分の人生を生き、自分の友達と付き合い、
自分のしたいようにやり、 自分自身の価値基準を持つべきなんだ。 
僕はしたいようにする。 僕の体がそう要求するからだ。 
そう感じるんだ。
それほどはっきりと意識した決意ではないんだ。 
自分の道を行くのさ。


「他人が言ったことが自分に意味を持ったことはない」って
断言できるって、すごくないですか・・・?😅
このくらい強くないと、
表現者を続けるのって難しいかもしれないけど。😆

人の好き嫌いをいちいち気にしてたら、
何も表現できないですしね。

「大勢の人間」を相手にしたら、
迎合しちゃいますしね。

全てのアドバイスは、たとえ「良かれと思って」でも
その人の「信じ込み」ですしね。


体がそう要求するから、そう感じるから、
僕はしたいようにする、って表現も、
言い得て妙だなって思いました。
体とハートに従ってる訳で、
思考ではない、っていうね。


ウディ・アレンはこの後も、いろいろ問題起こして、
世間からは批判も散々受けている人ではありますが、
それでも次々作品を作れるエネルギーって
やっぱりあっぱれだと思うのです。


自分にとっての最優先が何かがわかっていれば
人がどう思おうと、
気にせず進めば良くない?って、なれるんじゃないですかね。


人にどう思われるかが気になって前に進めない方は
「私がこの人生で、一番大事にしたいのはなんだろう?」
ってとこを、見つめ直してみるのもいいのではないでしょうか。😊



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