2017年セドナにて |
昨日のメルマガ「断捨離して、余計な周波数を手放してみた。」
を読んでくれた友達が
「ちょうど前日読んでいたネイティブアメリカンの記事で
ギブアウェイっていうのがありました。」と
送ってくれた記事をシェアしますね。😊
(ありがとう♡)
アメリカ・インディアンの社会では、行事を執り行う側が、
来てくれた人に感謝して物品を贈呈します。
英語ではギブ・アウェイと訳されているこの風習は、
文字通り「贈る」というよりは「放出」に近いのです。
贈り物は、リサイクル感覚で要らない物を放出するのではなく、
自分たちが大切にしてきたものをあげてしまいます。
アメリカ・インディアンの社会では、裕福の定義は、
より多くを人に与えることができることです。
ギブ・アウェイは物欲にとらわれず、
周囲への感謝と協調の精神を忘れずに生きていく姿勢のあかしで、
人はしょせん、何も持たずに生まれ、何も持たずに死ぬのです。
どうあがいても人の魂の究極の目的地である来世への旅路には
財産は持ち越せないのだし、物に執着すれば、
本当に精神的に豊かな生き方はできなくなるというわけです。
ギブ・アウェイは物品だけではなく、
過去への精神的な執着をも断ち切る役割を果たすものだったのです。
過去の思い出がまつわる品々を一切手放し、身ひとつになることで、
精神的に生まれ変わり、新たな気持ちで人生を再出発するのです。
「執着を手放す」というと、
私はチベット密教における砂曼荼羅も思い出しますねぇ。
何日もかけて、細かく、丁寧に作り上げた砂曼荼羅ですが、
取っておく、ということはせず、完成したら川に流してしまいます。
つい「もったいない…」と思ってしまいますが、
それも執着。
作っては、壊す。
壊しては、作る。
こうした行為を通して、
「執着を手放す」ことが訓練されていくんでしょうね。
あるいは、子供の時からそれを当たり前に見ていれば、
そういうものとして受け入れますから、
そもそも、さほど「所有欲」というものを持たずに
大人になれるのかもしれません。
ネイティブ・アメリカンの子も、
子供の時から「大切なものをあげる」ということが
当たり前の中で大人になれば、
やはり、さほど「所有欲」というものに振り回されない
大人になれるのかもしれません。
「どのみち、あの世には何も持ってはいけない」
っていうのは、日本でもよく言われますよね。
私も子供の頃からよく聞いてきました。☺️
「執着が苦しみを生んでるのですよ」という考えも
仏教でもよく言われますから、馴染み深い。
でも、スピリチュアルな考え方もそうですが、
実際に行動・体験して落とし込まなければ、
ただの知識でしかないですからねぇ。。
断捨離は、
「執着を手放す」いい訓練になりますよね。😁
これは、「自我(エゴ)を手放す」にも通じます。
「私」ってものに固執しなければ
「所有欲」も生まれませんからね。
「嫉妬」もしかり。
「自己否定」も「私」に固執しなければ
否定の対象がなくなっちゃいますし。😆
☆小さなお茶会vol.49@代々木上原のご報告
でも書いたばかりですが、
☆「あなたが失うのを恐れているものこそ、 あなたを苦しませ続けている〜3月、ムージに会いにインド行ってきます!」
この「あなたが失うことを恐れているもの」↑って
自我の自分が思う「私」なんですよね〜。
昔から伝わっている考え方の中には、
もう今は必要ないなぁ、ってものもあれば、
宇宙の仕組みに基づいてるな〜って思うものもあります。
道徳的に素晴らしい、ってだけだと、
抵抗したくなる人も出てくると思うんですが、😅
陰陽の二極のどっちかに偏るのではなくて、
どっちも含んでバランスをとっていく、って仕組みの中で
考えると、受け入れやすくなるんじゃないかなって
思ったりしますね。
執着って、必ずどっちかに偏ってしまいますので。
「手放す」「手放したくない」って二極の
「手放したくない」に偏りまくってしまうと、
宇宙は必ずバランスしようと作用しますから、
手放すしかない出来事を引き寄せるもの。です。
「どちらでも良い」とした上で、
「手放さない」をするのは「選択」ですが、
「手放したくない」は、
最初から「手放す」を選択肢に入れてませんから
ホントの意味で「選択」してはいないんですよねぇ。
選択肢は少ないと、苦しくなります。
選択肢が多いと、楽になります。
選択肢=可能性、でもありますからね。
あと「ギブ・アウェイ」は、
エネルギーを停滞させずに循環させるって点でも
まさに、宇宙の法則にかなった智慧。。
自分が放ったものが、自分に還ってくるわけだから、
先に欲しいものをあげてしまえばいいわけですもんね。
それはモノとかお金だけの話じゃなくて、
人から「大切にして欲しい」なら、まずは
「自分が自分を大切にする」ってことね。😉
受け取りたいエネルギーを自分から放つ、っていう。
でも、結果を期待してそれをやるのは
途端に執着になってしまうので、それも違うんですけど。
「ギブ・アウェイ」の風習には、
執着を手放すことも含まれてるから
ネイティブ・アメリカンの方々は、結果を期待して
それをやってるわけでもない。
この智慧の中には、全体が、含まれてますよね。
こういうことって、
一部だけ取り出して真似しても、意味がないんです。
スピリチュアルでもてはやされがちな「引き寄せ」も
全体のほんの一部であって、そこだけやるのは
スピリチュアルでもなんでもないですからね。。😅
私も今回すでに
服はゴミ袋4袋分くらい、
本やCDはダンボール10箱分くらい
手放しましたが、
もうちょっとシンプルに、
引っ越しが気楽にできるくらいになりたい😆 ので、
引き続き、断捨離を通して
自分の中の執着?と向き合ってまいりま〜す!
☆「気づきのヒント まとめ」はこちら。
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