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現在、五島列島、天草、奄美でのリトリートのご希望をいただいております。2名いらっしゃったら日程を決めて、あと1名募集しますので、お気軽にお問い合わせくださいね。

【ゼニスオメガヒーリング・プラクティショナー養成講座】
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2019/09/26

おごらず、人と比べず、面白がって、平気に生きればいい〜希林さんに大賛成!


こないだ、テレビで 樹木希林さんの特番やってましたね。
「おもしろうて、やがて不思議の、樹木希林」。

やっぱり好きですねぇ。。
希林さんの在り方。


希林さんの残した言葉を集めた本が売れるの、
とってもわかります。

今、私たちに必要な言葉が、いっぱいだもの。😊


驚いたのは、この宝島社の広告↑
すっかり生前にこういう写真を撮っていたものと思いきや、
実は、娘の也哉子さんの舌を合成してたそうな!

私も小学生の頃から見て来た、あのフジフィルムのCMなどで
長らくタッグを組んで来たCMプランナーの方の発案で。
いい広告✨

勝手な私見ですが、
希林さんが見事に凝縮されてる感じがしますし。


「この世界は、ジョークみたいなものだから」
と、私の知る、目覚めた方々は言います。😁


根源(創造主)のジョーク。。。


だから、深刻にならずに、
ジョークとわかりながらも真剣に生きる、
って感じがちょうどよいのかな、と。


希林さんて、
見事にそんな在り方をしてたと思うのです。


おごらず、人と比べず、面白がって、平気に生きればいい


本当に、そう思う。


私はよく皆さんに、「楽しんで下さいね」って言いますが
「面白がって下さいね」に変えようかな。(笑)
そっちのニュアンスが、ぴったり。 


でも深刻になっている時には
「面白がって下さいね」なんて言われても、
ピンと来ないか。😅


人生を思いっきり味わうって、
何はともあれ面白がれるってことだと 思います。 
どんなことも、面白がれたら、それに勝るものなし。


ドラマの中にどっぷりハマっちゃってると、
深刻にしかなれないし、面白がる余裕なんて
とてもじゃないけど、ないですからねぇ…。


面白がれるって、
どんなに自分にとって嫌な出来事だとしても、
違う角度から観ることができるってことだし、

その土俵から、ステージから、自由自在に
降りれるからこそできるわけなので、

自我(エゴ)に自分を同一化しないで、
本当の自分(セルフ)の視点を持ててるってこと
なわけです。


だから、どんな自分も面白がれたら、
もう、抜けちゃってるの。😆
これが最強!


この宝島社の広告↑の中でも紹介されてる
希林さんの言葉にね、

楽しむのではなくて、面白がることよ。
中に入って面白がるの。
面白がらなきゃやっていけないもの、この世の中。

っていうのがあります。


地に足つけてこの世界を生きてる方というのは、
中途半端にスピな方よりよっぽど霊性の道を
歩んでいらっしゃる…
と思ってしまいます。(笑)


知識だけあっても仕方なくってね、
やっぱり実行できてる人にはかないませんよ。😁


「中に入る」って、「中から出る」がわかってないと
できない表現ですからねぇ。


自分という、このキャラクターの中に入って
面白がらないことには、
地球にやって来た意味もないってもんで。😆


この肉体なしには、
ここでの地球体験ができませんからね〜。


最近の私は、一層「肉体大事にしなくちゃ」と
肉体という器への感謝が強まっておりますので、

11月の長崎リトリートでもそうですが、
できるだけ定期的に、自然の中で、温泉に浸からせて
労ってあげることも、心がけております…😆


だいたい他人様から良く思われても、
他人様はなんにもしてくれないし(笑)。


っていうのも、希林さんらしくていいですよね。


ついこないだ、ブログ「自分にとっての最優先は何なのか?
〜ウディ・アレンのインタビューに思う」に書いた
アレンの言ってることにも通じます。


人からどう思われるかなんて、
いちいち気にしてたら、
人生、面白くないってもんですよ。


「良く思われたところで、だから何?」って
言いそうな二人が、私は好き♡



最後に、私は也哉子さんの謝辞がとても好きで。。
すごく心に響く言葉を綴る方ですよね。

希林さんは、所有欲をも超えた方だったのね、って
也哉子さんの言葉を読むと、思います。
(もちろん、本当のところは、わかりませんが)

夫と関係した女性たちに、感謝なんて、できますか?
おそらく、ほとんどの方は、できませんよねぇ。。😅

今、新しい意識の世界へシフトするのに、
所有欲を超えることも、大事なポイントのようですから、
先を行ってるなぁ〜って、つくづく。

自分の覚書としても、ちょっとここにシェアしておきたい
と思います。😊


【希林さんが亡くなった時の謝辞】

本日は足元の悪い中、大変お忙しい中、
母・内田啓子の本葬儀にご参列いただきまして、
誠にありがとうございます。  

私にとって母を語るのに、父・内田裕也をなくして語れません。
本来なら、このような場で語ることではないのかもしれないですが、
思えば、内田家は数少ない互いへのメッセージ発信を
いつも大勢の方々の承認のもとに行っていた“奇妙な家族”でした。  

また生前母は、恥ずかしいことこそ、
人前でさらけ出すというやっかいな性分だったので、
皆様が困らない程度に少しお話させてください。  

私が結婚するまでの19年間、うちは母と私の2人きりの家庭でした。  

そこにまるで、象徴としてのみ君臨する父でしたが、
何をするにも私達にとって大きな存在だったことは確かです。  

幼かった私は不在の父の重すぎる存在に、
押しつぶされそうになることもありました。  

ところが困った私が、
なぜこのような関係を続けるのかと母を問い詰めると、平然と、
だってお父さんにはひとかけら、純なものがあるから
と私を黙らせるのです。  

自分の親とはいえ、人それぞれの選択があると、
頭ではわかりつつも、やはり私の中では、
永遠にわかりようもないミステリーでした。  

ほんの数日前、母の書庫で探しものをしていると、
小さなアルバムを見つけました。

母の友人や、私が子供の頃に外国から送った手紙が
丁寧にはられたページをめくると、
ロンドンのホテルの色あせた便せんに目が止まりました。
それは母がまだ悠木千帆と名乗っていた頃に、
父から届いたエアメールです。  


『今度は千帆と一緒に来たいです。
結婚1周年は帰ってから二人きりで。
蔵王とロサンゼルスというのも、世界中にあまりない記念日です。
この1年、いろいろ迷惑をかけて反省しています。  

裕也に経済力があれば、もっとトラブルも少なくなるでしょう。  

俺の夢とギャンブルで高価な代償を払わせていることは
よく自覚しています。
突き詰めて考えると、自分自身の矛盾に大きくぶつかるのです。  

ロックをビジネスとして考えなければならないときが
来たのでしょうか。
最近、ことわざが自分に当てはまるような気がしてならないのです。
早くジレンマの回答が得られるように祈ってください。
落ち着きと、ずるさの共存にならないようにも。  

メシ、この野郎、てめぇ、でも、本当に心から愛しています。  

1974年10月19日 ロンドンにて 裕也』  


今まで想像すらしなかった、勝手だけれど、
父から母への感謝と親密な思いが詰まった手紙に、
私はしばし絶句してしまいました。  

普段は手に負えない父の、混沌と、苦悩と、純粋さが
妙に腑に落ち、母が誰にも見せることなく、
大切に自分の本棚にしまってあったことに納得してしまいました。  

そして、長年、心の何処かで許しがたかった父と母のあり方への
わだかまりがすーっと溶けていくのを感じたのです。  

こんな単純なことで、
長年かけて形成されたわだかまりが溶け出すはずがないと
自分に呆れつつも、母が時折、自虐的に笑って言いました。  

私が他所から内田家に嫁いで、
本木さんにも内田家をついでもらって、
みんなで一生懸命家を支えているけど、
肝心の内田さんがいないのよねと。  

でも、私が唯一親孝行できたとすれば、
本木さんと結婚したことかもしれません。  

時には本気で母の悪いところをダメ出しし、
意を決して、暴れる父をなぐってくれ、そして、
私以上に両親を面白がり、大切にしてくれました。  

何でもあけすけな母とは対照的に、
少し体裁のすぎる家長不在だった内田家に、
静かにずしりと存在してくれる光景は未だにシュール過ぎて、
少し感動的ですらあります。  

けれども、絶妙なバランスが欠けてしまった今、
新たな内田家の均衡を模索するときが来てしまいました。  

怖気づいている私は
いつか言われた母の言葉を必死で記憶から手繰り寄せます。  

おごらず、人と比べず、面白がって、平気に生きればいい』  

まだたくさんすべきことがありますが、
ひとまず焦らず家族それぞれの日々を大切に歩めたらと願っております。  

生前母は、密葬でお願いと、私に言っておりましたが、
結果的に光林寺でこのように親しかった皆さんとお別れができたこと、
またそれに際し、たくさんの方々のご協力をいただく中で、
皆さまと母との唯一無二が交流が垣間見えたことは
残されたものとして、大きな心の支えになります。  

皆さま、お一人お一人からの生前の厚情に深く感謝しつつ、
どうぞ、故人同様、お付き合いいただき、
ご指導いただけますことをお願い申し上げます。  

本日は誠にありがとうございました。



【裕也さんが亡くなった時の謝辞】

本日は大変お忙しいところ、
父、内田裕也のロックンロール葬にご参列いただきまして、
誠にありがとうございます。
親族代表として、ご挨拶をさせて頂きます。  

私は正直、父をあまりよく知りません。
「わかりえない」という言葉の方が正確かもしれません。  

けれどそれは、ここまで共に過ごした時間の合計が
数週間にも満たないからというだけではなく、
生前、母が口にしたように
「こんなにわかりにくくて、こんなにわかりやすい人はいない。  
世の中の矛盾をすべて表しているのが内田裕也」
ということが根本にあるように思えます。

私の知りうる裕也は、いつ噴火をするかわからない火山であり、
それと同時に、溶岩の狭間で物ともせずに咲いた野花のように、
清々しく無垢な存在でもありました。  

率直に言えば、父が息を引き取り、冷たくなり、棺に入れられ、
熱い炎で焼かれ、ひからびた骨と化してもなお、
私の心は、涙でにじむことさえ戸惑っていました。
きっと、実感のない父と娘の物語が、
はじまりにも気付かないうちに幕を閉じたからでしょう。  

けれども、きょう、この瞬間、目の前に広がる光景は、
私にとっては単なるセレモニーではありません。
裕也を見届けようと集まられたお一人、お一人が持つ、
父との交感の真実が、目に見えぬ巨大な気配と化し、
この会場を埋め尽くし、ほとばしっています。

父親という概念には、到底、おさまりきらなかった
内田裕也という人間が叫び、交わり、噛みつき、歓喜し、
転び、沈黙し、また転がり続けた震動を、
皆さんは確かに感じ取っていた。 

 「これ以上、お前は何が知りたいんだ」  

きっと、父もそう言うでしょう…。  

そして、自問します。
私が唯一、父から教わったことは、何だったのか? 

それは、たぶん、大袈裟に言えば、
生きとし生けるものへの畏敬の念かもしれません。

彼は破天荒で、時に手に負えない人だったけど、
ズルイ奴ではなかったこと。

地位も名誉もないけれど、
どんな嵐の中でも駆けつけてくれる友だけはいる。 

「これ以上、生きる上で何を望むんだ」  

そう、聞こえてきます。  

母は晩年、自分は妻として名ばかりで、夫に何もしてこなかった、
と申し訳なさそうに呟くことがありました。

「こんな自分に捕まっちゃったばかりに…」
と遠い目をして言うのです。

そして、半世紀近い婚姻関係の中、
折り折りに入れ替わる父の恋人たちに、
あらゆる形で感謝をしてきました。  

私はそんな綺麗事を言う母が嫌いでしたが、
彼女はとんでもなく本気でした。

まるで、はなから夫は自分のもの、
という概念がなかったかのように。

勿論、人は生まれもって誰のものでもなく個人です。

歴とした世間の道理は承知していても、
何かの縁で出会い、メオトの取り決めを交わしただけで、
互いの一切合切の責任を取り合うというのも、どこか腑に落ちません。  

けれども、真実は、母がその在り方を自由意志で選んだのです。

そして、父もひとりの女性にとらわれず
心身共に自由な独立を選んだのです。  

二人を取り巻く周囲に、
これまで多大な迷惑をかけたことを謝罪しつつ、今更ですが、
このある種のカオスを私は受け入れることにしました。

まるで蜃気楼のように、でも確かに存在した二人。

私という二人の証がここに立ち、
また二人の遺伝子は次の時代へと流転していく…。

この自然の摂理に包まれたカオスも、なかなか面白いものです!  

79年という永い間、父がほんとうにお世話になりました。
最後は、彼らしく送りたいと思います。  

Fuckin' Yuya Uchida,  
don't rest in peace   
just Rock'n Roll!!! 

2019年4月3日 喪主 内田也哉子



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