2/18までに会期が延長になってくれたおかげで、
見に行けました❣️Double Fantasy展。☺️
合唱WSの帰り道、会場がすぐそばなのでね、
春原恵子さんと一緒に。
「男性性・女性性の講座もやるしね〜」って感じで。😆
女としても、人としても。
…っていうのが、一番思ったことかな。
なんというか、、超越しています。
根っからのアーティストだな、と。
後半は、ジョンとの関係も、
なんだか母と息子のようでもあり…
受け入れる、包み込む、見守る、っていう
女性性というか、母性というか、を
とても感じました。
でも、決してふわふわっとはしてなくて、
理知的で、クールなのよねぇ。
二人の関係が煮詰まり出して、
ジョンだけがNYからロスに住むことになった時も、
「この人は一人じゃ無理だから」と、アシスタントの女の子を
一緒に行かせる、とかもね。なかなかできることじゃない。
愛が、嫉妬を超えていたのでしょう…
自分の忘備録も兼ねて、「いいな」と思った言葉を
ここにもシェアしておきますね。
私は生まれた時から反逆児だった…。
私がやることを世間は気に入らないだろう
という確信だけはあった。
人がどう思おうが、自分を貫く意思の強さを感じます。。
アートは常に生きて、変化している。
人生のあらゆる局面が美しいように、
一枚の絵のあらゆる段階も美しい。
人生のどんな局面も、全て美しいんだよ、
という人生賛歌が、
ヨーコさんの哲学のベースにあるのが伝わります。
作品からもそれは、感じ取れますし。
このコロナ禍に、イタズラのように、
咳の音のインスタレーションもあって、
アーティストだなぁ… って、思いました。😂
昔あるところに見えない花が咲いていました
でも誰一人それを見た人はいません
誰一人
でもそこに咲いていたのです
私たちはそれぞれの容器に入った水
だからこんなに簡単に出会える
いつの日かみんな一緒に蒸発しましょう
このヨーコさんの作品と言葉、好きですねぇ。☺️
深い…
ジョンとヨーコの出会いの作品で有名な「YES」もありましたよ。
はしごに昇って見ることはできないのが残念。
いいですよねぇ…
YES…
YESは、「受容」でしか、ないですもんねぇ。☺️
私は自分の音楽を、音楽というよりも実践だと思っている。
私にとって存在する音は、心の音だけ。
私の作品は聞き手の心の音楽を呼び覚ますためだけに
あるのです。
芸術家の仕事は物事の価値を破壊することではなく、
変えることです。
そうすることで芸術家はこの世界を、
全ての人が完全に自由な理想郷へと変えることができるのです。
自分が幸せで笑顔のときは、誰も殺したいと思わないでしょ?
深刻なときほど人は暴力や死や殺人について
考え始めるものよ。
深刻になるよりも、遊び心を。
アートは、それを思い出させてくれますよね。☺️
有名な「ベッドイン」のパフォーマンスは、世間を逆手にとってて
さすがです。
対等の立場でなければ、誰かを愛することはできない。
不安や自信のなさから多くの女性は
男性にしがみつくしかないけれど、それは愛ではない。
女性が男性を嫌う根本的な理由がそこにあります。
1971年のヨーコさんの言葉。
当時よりも、今はずっと対等な関係性が増えたとは思いますが
それでもまだまだ、依存関係も、見られますのでね。
対等って、大事だなと感じます。
(依存が悪い、対等であるべき、って話ではなく、ね。☺️)
力は所詮、力なんだ。僕にどんな力があるか彼らは知っている。
力を持つ人間は力を恐れず、それを尊重する。
それが彼らの世界なんだ。
ついヨーコさんの言葉ばかり続きましたが、😂
これはジョンの言葉。
真の意味で力を持つ人間は、力を恐れたりしないし、
だからこそ支配するのではなく、尊重しますよね。
自分が世界の希望なんだってみんなが考えるようになれば、
そのときこそ何かが動き始めるのです。
本当に。
みんなが大河の一滴。
今こそ、そのとき。☺️
ヨーコさんの詩、いいです…
頷くばかり…
「イマジン」のPVで、
ヨーコさんが暗い部屋の窓を開けて光を入れていくところは、
見るたびに、ヨーコさんはジョンの心に光を射したんだなぁ…
って、思わされます。
このシーンとか、素敵よね✨
女子はみんな、シンデレラストーリーにはね、
憧れることでしょう。😂
でも当時は嫉妬の嵐で、大変だったろうなぁ…
私、これがヨーコさんにとって3度目の結婚だったのは、
初めて知りました。
そして、どんな人間関係も、いい時ばかりなわけじゃない。
山あれば、谷あり…
気づかせ愛❣️ですよね。☺️
以前のブログより
☆「嫌な人たちにこそ、祝福を♡〜オノ・ヨーコさんの言葉から」
はこちら。
いつか泣く日がくるかもしれない
でも涙はいずれ乾く
私たちの魂が灰となってしまえば
それはただの物語に過ぎない
そう、それはただの物語に過ぎない…
ハンパじゃない、波乱万丈な人生を歩んでいるヨーコさんの
言葉だから、なんだか余計に、重みが違う…
ただの物語に過ぎないのだから、
物語に支配されるのではなく、味わいたいものです✨
この写真、好きだなぁ…
ジョンの死後、初めて母の日を迎えた二人。
一人の母として、女として、人としてのヨーコさんが
優しく、切ない。
人生を笑い飛ばすことをジョンに教わりました。
彼が死ななければもちろん良かったのですが、
いつまでもじっと泣いているわけにはいかないでしょ。
生きていく上で辛いこともあるけれど、
それを克服することを学んでいかないといけないんです。
男と女。
男性性と女性性。
創造。
アート。
人生。
愛。
…いろいろと、思いを巡らせていただきました。
ヨーコさんが日本人だった、ってことは
当時はバッシングの嵐だったかもしれないけど、
日本人女性の誇りですね。☺️
土曜の午後だったけど、そこまで混んでもいなかったので、
興味のある方は、ソニーミュージック六本木ミュージアムまで
ぜひ行ってみてくださいませ〜❣️