まるで三日月のような太陽 |
東京では173年ぶりという金環日食、雲は多かったですが、なんとか見ることができてよかったですね。
私は自宅のベランダから堪能しました。
太陽と月全体が重なり、黒い月のまわりに太陽のリングが現れ始めると・・・やっぱり気持ちが高揚しますよねぇ。宇宙を感じます。
しかも新月が重なって、パワフル。
日食メガネ越しに撮影したら、こんなリング |
一方で、世間の盛り上がりに水を差すような内容ではありますが、インディアン関係の著書で有名な北山耕平さんは、ブログの中で「日蝕は見てはならない」とするネイティブのグランドファーザーの教えについても書いています。
迷信だ、と一笑に付す人もいるかもしれませんが、実際、太陽を肉眼で凝視して目を痛めることのないように、戒めの意味もあったのかもしれません。
私はやっぱり・・・好奇心には勝てませんけどね。
日食メガネなしで撮ったら、これはこれで絵画みたい |
2012年はこの後も天体ショーが盛りだくさん。
6月4日の宵の部分月食、
6月6日の朝の金星の日面通過(次は105年後!)、
8月14日未明の、月が金星を隠す金星食・・・と続きます。
8月のペルセウス座流星群、12月のふたご座流星群も楽しみなところ。
宇宙を感じる機会は、自分もその一部であることを改めて自覚させられる機会でもあります。空を見上げること、大切にしたいですね。