7月に、画家のマシマタケシさんがやってるWSに参加すべく、
三上さんの「おおくにたま鍼灸院」(府中)に行ってきましたよ♪
4月の酵素作りWSにも参加してくれた、
レコード会社時代の同僚で、デザイナー&写真家&画家の
うっきーと一緒に。☺️
how toなら知る必要ないけど、
このWSは、視点の変換が起こりそうだから、
うっきーも、面白いんじゃないかなと思って。
もともと、4月にカフェスローでやってた個展
「永遠の始まり」にお邪魔した際に、
「もう冬まで個展はしないで、しばらくはWSをやろうと思ってて」と
WSの構想のお話も伺ってて、そのアイデアにとても共感したので、
ぜひ受けたいな❣️と思っていたのです。
マシマさんのFacebookから、WSの紹介文をシェアしますね。
マシマタケシのワークショップ
The Art of Loving
描く事は再び愛すること
皆さんこんにちは。
このワークショップは、絵を描く事で自然に「モノの見方」を変える
試みを体験して頂こうと思います。
モノを、今見えている様な表面的な姿では無く、
そのモノの成り立ちを考慮した、
奥行きが見える眼差しにする簡単な方法です。
とても簡単ですが、簡単過ぎて当初は戸惑うと思います。
呼吸でも自動的に行われているものと、意識的にする深呼吸がありますが、
これは後者であり、日常に取り入れる事で、
あなたの世界が徐々に変わって行くのを実感されるでしょう。
モノの見方と言いましたが、これは言い換えれば
「愛の眼差し」とも理解して頂く事が出来ます。
意識を切り替えて絵を描く事で、あなたはとても簡単に
「愛の眼差し」で世界を観ている様に成ります。
「愛」とは?「観察と理解」とも言い換えられます。
本日はその小さな変化が、
世界観の抜本的変化に通じる事を皆さんに理解して頂き、
新しい世界に生きる切符を手にするきっかけになる事を、
理解して頂こうと思います。
レッスン
1 モノの背面を描く
2 人の背面を描く
3 背中で描く
この順番で少しずつ「愛の眼差し」を意識して絵を描いて行こうと思います。
変化は1日では訪れません。
毎日毎日の地道な心掛けが、あなたの感覚を広げて行きます。
絵を描くという行為の、身体を使う事で、頭で理解するのと同時に、
身体感覚で馴染んで行きます。
私たちの世界は、まだまだ知らない事が沢山あります。
絵を描くという、新しいモノの見方を知って、人生を謳歌してください。
「愛の眼差し」は、春原恵子さんもよく使う言葉ですが、
それを意識してこの世界を観ること、大切ですよね。☺️
毎回、集まる人によってちょっとずつやり方を変えてるそうですが、
この時は、
1)自分から見えているままの光景を絵に描く
2)二人一組で、お互いの目を5分間見つめ合い、
その後、相手の絵を描く
3)二人一組で、背中をつけて、感じたままに絵を描く
ってことを、しました。
ネタばれになってしまうから、ブログに書かない方がいいかな、と
思ったのですが、マシマさんに
「ネタバレ歓迎です。
感じた事をご自由にシェアしてくださいね!」
って言っていただいたので、遠慮なく、書かせていただきます❣️
なにせ、私には1)が一番、アハ体験でした〜😆
こういう視点で絵を描いたのは生まれて初めてで、
絵を描くというプロセスの真髄はある意味ここにあるのでは?!くらい
面白かったです。
見えてるままに描こうとすると、手元から描くことになるんですよ。
これ、すごくムズイ…
でも、やりだすと、なんだか、自他の境目が曖昧になってくるんです。
皆さん、ぜひ、やってみてほしい❣️
あの、なんとも妙な感覚、体験すればわかるはずだから。
シェアを聞いてたら、真面目な方が多くて、
自分のいい加減さを自覚させられましたが、、😂
みなさん、絵の中のスケッチブックにも、今自分が描いてるのと同じ絵を
描こうとされてて、そこでまた、訳のわからない奇妙さを、
体験できたようです。。
私は面倒くさがりだから「そこまでは、いっか」って
早々に描く気がないという… 😂
それでもね、この世界を観るってことの妙は、感じられました。
普段、当たり前に見てしまってるけど、
私たちは生まれてこのかたずっと、
「ここ」からしか、観てないんだよねぇ。。
そのことも、立ち止まって、ちゃんと観ないと、気づけない。
これ、意識の反転が起こると思うなぁ〜。
「観察者」としての自己を、感じやすいんじゃないかと、思います。☺️
ブログ
で書いたようなことも、思いました。
2)ではね、以前、
皆さんにやっていただいたことのある、5分間見つめ合うワークを
したんですけど、私も、組んだお相手の方も、意外と、
全く恥ずかしいと思わない同士でした。
「いつまででも見つめ合っていられるよね〜?!」って。😂
思った以上に、全然平気で。
この絵は、私を描いてもらったものです。↑☺️
ちなみに私が、合唱WSでこのワークを取り入れたのは、
ドイツで、難民の人たちとの間でなされた実験について
読んだからでした。
難民が来た際、多くの論争とジャッジと差別があったけれど、
互いに対立していた難民とドイツ市民を一つの部屋に入れて
ただお互いに見つめ合うようにしたら、 数分後
もうお互いを憎み合うことができなくなった、と。
さらに数分後には、多くの友情、親近感のようなものさえ
出現してきた、と。
つまり、自分のジャッジを、自分のマインドを、
自分のアイデンティティを越えて、
存在の神秘を、他者の中にある『存在』を、
自分自身の中にある『存在』を、
自然に見はじめた、というんですね。
それに、感動したんです。☺️
このワークも、ずっとやってると、自他が曖昧になります。
お互いを描いてるんだけど、自分を描いてる感じ。
3)は、たまたま、うっきーと組むことに。
私は、最初、縦に長い光のような炎がゆらめいてるのが浮かんで、
その後、ナイアガラの滝みたいな、すごい勢いの水の流れがきて、
「火」「水」=「かみ」かぁ〜?!とか思ってたら、
今度は夜空に星がいっぱい、そして虹のグラデーション、がきました。
うっきーは、私が何を感じてるかを感じてみよう、としたらしく、
私の描いた長い炎のラインと似たラインを描いてて、「おぉ!」
ってなりました。
私は全然、相手が思い浮かべてるものを感じてみよう、なんて
アイデア、持ってなかったので、これまた性格が出るなぁ、
と思いました。😂
だから、シェアで皆さんの描いたものを見たり、
感じたことを聞くの、興味深かったです。
ほんと、人それぞれ。
みんな違って、みんないい✨ を感じますねぇ。☺️
去年12月のカフェスローでの個展 「反転した世界の歩き方」にて |
8月はお休みですが、
おおくにたま鍼灸院では月1で、第3日曜日にやってますし、
全国いろんなところでお呼ばれしてやったりもしてますので、
興味のある方はぜひ、マシマさんのFBをチェックしてくださいね。
絵を描くこと自体はもちろん一人でもできますが、
マシマさんの意図に共感したり、絵が好きな方が集まって、
マシマさんの作る場で、シェアしながらやるからこその共鳴、も
あるし、2)3)は他者がいてこそ、の体験ですよ〜。✨🌈
4月の個展に寄せて書かれていたマシマさんの文章↑の中に
「皆さん絵を描きましょう!
作品にしたり個展を開く為じゃ無い、
素直なあなたに出会う為の誰にでも出来る事の。
下手で良い誰にも分からなくて良い。
絵を描くと、私たちはこれまで以上に、
私が何者なのか解るように思います。」
とありました。
描きましょう✨
歌いましょう✨
奏でましょう✨
踊りましょう✨
誰のためでもなく、自分のために✨
そんな気分です♪