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2010/12/25

ヒプノセラピーについて


ヒプノセラピー(催眠療法)は、催眠誘導を行うことにより、
顕在意識と潜在意識が繫がった状態=変性意識状態へ導き、
その状態でポジティブな暗示を自分に送ったり、
イメージを利用してトラウマや心の悩み・苦しみを解放していくセラピーです。
クライアントさんは、催眠状態でイメージされたものや感情を体感し、
セラピストとの対話を通してさらに気づきを深めていきます。

1958年には米国医師会や米国心理学会、また英国医師会などにも正式に承認され、欧米では広く認知されている心理療法でもあります。

変性意識状態、というと難しく聞こえるかもしれませんが、
眠りにつく直前くらいの、とても深ーくリラックスした状態、
だと思って下さい。
人の顕在意識はたった1割で、残り9割は潜在意識だと言われています。
変性意識状態とは、心と体を十分にリラックスさせることで、
思考優先の顕在意識を少し休ませ、
普段は眠っているに近い潜在意識にフォーカスさせた状態です。

映画や読書に夢中になってその世界観に入り込み、
時間を忘れてしまったり、

登場人物に感情移入して、泣いたり、ドキドキしたり、
考え事をしながら歩いていたら、いつのまにか自宅に着いていたり、

会議中、眠っていたわけではないのに人の話を聞き逃してしまったり、
火事場のバカ力で、いつもならできないようなことができてしまったり…
そんな経験は誰もがしていると思いますが、
それらも変性意識状態の一種です。

私達は、知らないうちに日に何度も、
催眠状態を出たり入ったりしているのです。


ヒプノセラピーには、さまざまな方法があります。
前世療法や年齢退行療法、NLP(神経言語プログラミング)をベースに
開発されたコア・トランスフォーメーションもその一種です。

「特にトラウマはないけれど、自分で自分の前世を見てみたい」
という方でももちろん受けることはできます。
「今の自分にとって一番関わりの深い前世を見せて下さい」と、
あなたの潜在意識によって導かれたイメージには、
何かしら、大切なメッセージがあるでしょう。

催眠、というと、
マジックショーなどで「ワン!」とか「ニャー!」とか
言わされるようなものを思い浮かべる方も多いですが、
すべての催眠は自己催眠であり、セラピストではなく、
あくまで本人がコントロールしています。

ですから、入りたくない人は入れないですし、
自分がやりたくないことはやりませんし、
話したくないことは話しません。

催眠に入っても顕在意識は残っていますから、
催眠中も今の現実の自分を自覚していますし、
セラピストと話していることももちろん聞こえています。

その状態で子供の頃や前世の記憶に入り込んで、
当時の出来事や感情を再体験すると、催眠から覚めても
それを覚えていることができるのです。

催眠への入り方が深ければ深いほど、
そのイメージや気持ちがよりリアルに感じられますが、
決して眠って夢を見ているわけではなく、
今の現実の自分の意識はしっかり持ったままで会話します。

もし本当に眠ってしまった場合には会話が続かなくなりますので、
その時はもちろん起こします。

もし催眠中の経験が辛過ぎたり痛かったりした場合は、
抜け出したいと思えばいつでも抜け出すことができます。
催眠状態から戻ってこられなくなるようなことも、ありません。

他にも、もし心配に感じることがありましたら、
当日の事前カウンセリングの際にも聞いていただけますので
ご安心下さい。


ヒプノセラピーでは、
例えば「高所恐怖症になった原因を探りたい」とか
「心配性の原因を知りたい」といった精神面の問題の原因も
探ることができます。

潜在意識は非常に賢いので、
「この症状に一番関係の深い時代へ戻って下さい」とお願いすれば、
それが幼少期なら幼少期へ、前世なら前世に戻って見せてくれます。

ただし、本人にそれを受け入れる準備ができていなければ、
直接の原因となった時代ではなく、
そこへ繫がる何かを見せてくれるかもしれません。
そうして見せられたイメージを体感し、気づくことが
解放と変容の始まりとなります。

前世療法によって大切な家族や友達、恋人などとの
前世での関係を知ることで、
例えば「父親が憎くて仕方がない」
「母親が大好きで今から亡くなるのが怖い」といった感情から
解放されることもあります。

ワイス博士もヒプノセラピーのトレーニングコース中におっしゃっていました。

人はカルマから逃れることはできません。
でも、カルマを罰だと勘違いしてはいけない。
カルマは罰などでは決してなく、あくまでも私達が成長するための機会なのです」と。

カルマは、私達が気づくまで何度でも繰り返すものだといいます。
「大好き」「大嫌い」といった極端な感情は、
カルマと関係していることも多いですから、
前世のイメージから学べることはきっと大きいでしょう。



ワイス博士の授業で知り合った50代のアメリカ人女性が
私に話してくれた、こんな例もあります。

「私はずーっと足が痛くて、いろんな医者に見てもらったんだけど原因も分からなくて、全く治らなかったの。それで、ものは試しと思ってヒプノセラピーを受けてみたら、自分がスウェーデンの戦士だった前世を思い出したのよ。その時、私は足をやられたの。不思議よー。それを思い出したとたん、あんなに痛かった足が、すっかり治ってしまったの!」

心と体がいかに繫がっているか、実感する話です。
痛みも脳が知らせていることだと考えれば、
潜在意識に眠った前世の記憶がそれを呼び起こしていたとしても、
不思議ではありません。

ただし、私自身は前世の存在を信じておりますが、
それをみなさんに押し付けるつもりはありません。
特定の宗教にも属しておりません。

前世があるかないかは、現時点では誰にも証明できませんし、
それを議論するのは時間の無駄というものでしょう。

ワイス博士の著書
「前世療法」「前世療法2」「未来世療法」「魂の伴侶」
にも実際の症例がたくさん書かれていますが、
このセラピーによって心の状態の改善に繫がったケースが存在することは、まぎれもない事実です。個人的な経験からも、自分が体験したイメージによって自己洞察が進み、自分がよりよく生きるための気づきを得る手段として、ヒプノセラピーはとても役に立つと思っております。

ワイス博士は、実際にお会いしてみても、
精神科医ならではの科学的な視点と、
スピリチュアルな視点の両方をバランスよく備えた人格者でした。

前世などというと、オカルト的にとらえられてしまいかねませんが、
私も、このセラピーによって
少しでも多くの方の心の健康をサポートできるよう、
バランスと客観性を常に心がけ、
広い視野を持って学び続ける姿勢を大切にしていきたいと考えております。


今まで、ワークショップでの体験ヒプノ(グループヒプノ)も含めると
500名以上の方にヒプノセラピーを行なってきました(2015年6月現在)。
お客様との経験を通して、たくさんのことも学んできております。
ヒプノでは、想定外の流れが当たり前に起こりますが、
柔軟に対応しておりますので、ご安心下さいね。


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