メルパルクホールで行われた、JAXA(宇宙航空研究開発機構)のシンポジウムに行ってきました。
難しい話はよく分からなかったけど、第一期水循環変動観測衛星「しずく」が観測したばかりの地球のデータが見れたり、何よりも宇宙飛行士の野口聡一さんの話をナマで聞けるとなると、「あぁ、なんでこんなにワクワクしてしまうんだろう?!」ってくらい、やっぱりワクワク。羨望の眼差しで見てしまいます。
7/15(土)11:40 AM(日本時間)には、星出彰彦さんの乗ったロケットがカザフスタンから打ち上げられますね。打ち上げ30分前からこちらのサイトでライブ中継されるそうなので、興味のある方はどうぞ。
会場にはお子さんも多かったんですが、この写真のように、「将来の宇宙兄弟かも・・・(笑)」と勝手に想像して思わず微笑ましく見つめてしまうような、宇宙の話に真剣に耳を傾けている小学生の兄弟もいましたよ。やっぱり宇宙には、夢があります。
野口さんもススメてましたが、毎週日曜朝にやってるTVアニメ「宇宙兄弟」、夢を追いかける前向きな姿勢がよくって、私も録画して見ているんですけど、宇宙飛行士になるためのテストがハンパなく過酷で普通じゃなくて、「へぇ〜」「えぇっ?!」の連続。そこから垣間見えてくる人間像がまた、なかなか面白いのです。
ちょっと前の回で、「人類が宇宙に行く必要なんてない!」と言い切る人を説得できるような、宇宙へ行く意味、意義を考えさせる、っていうのがあったんですが、そこで出て来たセリフに印象的なのがありました。
ちなみに野口さんは「ぼくが『小さなアリ』になったつもりで考える」んだそう。
一次元でしか動けないアリは行く先に石ころがあればそこで道は終わってしまうけれど、二次元のアリはその石をよけることができる。でも、二次元のアリは壁を超えることはできない。ところが三次元のアリは壁を超えられる。「つまり、今直面している問題は「別の次元」で見ると、突破口が開けることがあるんじゃないかってこと」と説明しているそうです。
オーラソーマで「別の角度から見る」のと似てるなぁ、と思いました。
あなたは、人が宇宙に行く必要、あると思いますか?ないと思いますか?