マコちゃんこと康本雅子ちゃんのダンス公演
「絶交わる子、ポンッ」@シアタートラムを見に行きました。
2008年に見た「チビルダミチルダ」ぶり。
この公演には、たまたま昔お仕事をしたことのある
ダンサーの鈴木美奈子ちゃんも出演していて、
「一緒に出るならなおさら見なくちゃ」と思った次第。
二人だけの迫真のダンスシーンもあったんですが、
個人的にそのシーンが色気があってかっこよくて、
一等好きでした。
私がダンス公演というものを見たのは、
1994年のパパ・タラフマラ「青」が最初だったと思います。
なんか急に見たくなって、一人で行きました。
身体でのみ表現する、台詞のない舞台に
「こういう世界もあるんだなぁ」と新鮮さを覚えたものです。
「考える」より「感じる」部分に響く感覚。
その後、編集者時代によくダンス公演にも招待されるようになって、
その後、編集者時代によくダンス公演にも招待されるようになって、
行ける限り行ったのですが、だんだん
「彼らは一体何を表現したいんだろう?」と考え始め・・・
当時20代で若かったというのもあり、
どんどん分からなくなっちゃったんですね。
理解したいのに、理解できない。
そして「私はやっぱり芝居の方が面白いや」と思って、
台詞のない世界からは遠のいていきました。
でも。
5年くらいたって、また何故だかダンスとご縁ができて、
でも。
5年くらいたって、また何故だかダンスとご縁ができて、
改めて行ってみたらちょっと違う気持ちになったのです。
考えるのをやめて、感じてみよう。
そう思ったら、楽しくなってきました。
ただただ、目の前の表現を、感じるだけでいいんです。きっと。
ブルース・リーじゃないけど「Don't think, feel!」ですよ。
考えるのをやめて、感じてみよう。
そう思ったら、楽しくなってきました。
ただただ、目の前の表現を、感じるだけでいいんです。きっと。
ブルース・リーじゃないけど「Don't think, feel!」ですよ。
言葉にした瞬間に、何かが違ってきてしまう場合もあります。
言葉も大切。
でも、身ひとつで表現するって、すごい。素晴らしい!
あ。正確には、「絶交わる子、ポンッ」には、
ちょっと台詞もあるんですけどね。(笑)
この感覚って・・・そう、
この感覚って・・・そう、
歌詞のあるアーティストのライブばっかり見て来たのに、
歌詞のないジャムバンドのライブに来てみたら、
最初のうちはどうしていいか分からず違和感を感じたものの、
そのグルーブに身を任せているうちに
だんだん気持ちがよくなって身体が自然と動き出す・・・
あの感覚に近い。と思います。
超個人的な例えですね、すいません。
分かる人だけ分かって。(笑)
ともかく。
たまには言葉を介した思考から離れて、
言葉のない表現の世界で、
ひたすら「感じて」みるのもいいものです。