【お知らせ】
2025年1月より、RAS認定ファシリテーターの更新制度が変更となります。ファシリ講座の受講を検討中の方は、お気軽にお問い合わせ下さいね。

【リトリート】
2025年も2/7以降で、なおちゃんとクジラを見る🐳屋久島リトリート、リクエストいただいてます。他にも希望者いらっしゃいましたら、まだ日程確定前なので、調整できるうちに早めにご連絡くださいね。今回の告知はしてませんが、以前の告知、こちらを大体の参考にしてください。
リトリートのリクエストは、場所や時期にもよりますが、宿などが取りづらいので、少なくとも開催の2ヶ月前、できれば3ヶ月前 にはいただけると嬉しいです。


【ゼニスオメガヒーリング・プラクティショナー養成講座】
2020年より『マスターティーチャーのみ』ZOOMでのオンライン授業が可能になりました。詳しくはこちら。テキストを事前に送る都合上、開催1週間前には受付終了とさせていただきます。2023年4月より対面授業も再開しますが、オンラインの方が人数は集まりやすいです。

レベル1〜5まで、ご希望に合わせて随時開催中です。他校からの生徒さんもどうぞ。お気軽にお問い合わせ下さい。授業内容について詳しくはこちら

RASセルフケア講座に関するQ&Aはこちら。(受講された方へ)

2012/11/14

ダライ・ラマ法王と利根川進博士


ダライ・ラマ法王と利根川進博士の「癒しと智慧」と題した講演・パネルディスカッションを聞きに行ってきました。「癒しに関する古代と現代の智慧:身体と心のバランス」という、私も常々考え続けているテーマについて、宗教者と科学者という立場の違ったお二人からお話が聞ける、めったにない機会! これはやはり行っておかないと!と思い、無理やり時間をやりくり。会場には1000人以上の人が集まっていましたが、それでも友人知人の姿って、見つけられるものですね。5人ほど、会いました。(笑)

時間が短いのもあって、実際はディスカッション、とまではいかず、穏やかな会話といった感じでしたが、ダライ・ラマ法王にずっと手を握られて最初は照れくさそうだった利根川博士が、最後には自分からどんどん手を握り返していたのが微笑ましく、印象的でした。考え方は違っても、相手に対して常に友好的な姿勢と敬意を示すことの大切さを見せられたような気がします。

これからは、こんなふうに、どちらが正しいとか間違ってるとかではなくて、精神性や霊性からの視点と科学が融合した形の癒しが、きっと必要になってくるのでしょう。ダライ・ラマ法王が「仏教は意識の科学だ」と表現していましたが、そもそも、宗教と科学を対立事項として線引きしてしまったのが間違いで、本来、実はそう遠くないものだと私も思っています。(ただ、現代の日本では「宗教」という言葉から想起されるイメージが人によってかなり違うと思われるので、違和感を感じる人も多いかもしれませんが。)

私個人としては、科学は科学で素晴らしいと思っているけれども、それだけでは限界があると思っているので、科学的な視点も常に持ちつつ、スピリチュアルな探求を続けていきたいと思ってます。その、自分の中でのベストと思われるバランスを保っていきたいというか、そういう意味でも中庸でありたいというのが、この仕事をしていく上で心がけていることでもあるんですね。だから、宗教者と科学者の対話というこのシンボリックなイベントは、個人的にも意義深いものでした。

今回の講演内容について詳しくは、こちらのUSTREAMで映像が見られるようになっているようですので、興味のある方は是非見てみて下さい。