10/7〜10で行ってまいりました壱岐&対馬リトリート、
なかなかレポを書けずにおりましたら、
「壱岐と対馬のレポートはまだ書かないんですか?」
「禅の旅のレポートも楽しみにしています!」
などとありがたいお言葉をいただき、、、
はい、書きます!書きますよぉ〜〜!!
あっという間に一ヶ月以上経っちゃいましたね。
早いぃぃ。^ ^;
早いぃぃ。^ ^;
〜『自己否定』から『受け取る』と決めるまで」にも書きましたが、
リトリート直前の朝、起き抜けに
「ただただ、受け取りなさい」というメッセージが降りてきまして。
結果、それがそのまま、今回の旅のテーマとなりました。^ ^
福岡空港からフェリー乗り場に向かうタクシーの中で
Rさんと二人でした会話がまた、それを暗示するようでねぇ。(笑)
あくまで記憶なので、言葉のニュアンスはまんまではありませんが、
許可をいただいたので、書かせていただきますと、、
R「最近、『ありがとう』って言うことが、なんだかすごく増えたんですよ〜」
私「おぉ。それは素晴らしいねぇ。」
R「職場の上司に私を『かわいいねぇ』と言ってくれる人がいて、今までは『何言ってるの?!』って、全く信じられないし、喜べなかったんですけど、最近はとりあえず『ありがとうございます!』って返せるようになって。どうしても照れがあるので、『眼鏡変えた方がいいんじゃないですか?!』とかって言っちゃうんですけどね。でも、これでも、私にしてはすごい進歩なんです!」
私「『ありがとう』って言えるってことは、受け取ってるってことだからね。今までは拒否してたわけだけど。受け取れるようになったって、すごい進歩だよ〜!どんどん受け取った方がいいよ〜!とりあえずでもいいから、受け取るって決めて、『ありがとう』って言ってったら、どんどんまた言われるようになるよ〜!」
・・・これが、始まり。
この旅のプロローグでした。( ´艸`)
フェリー乗り場でKちゃんとも合流し、
壱岐へと向かいます。2時間ほどの船旅。
前日まで雨でしたが、この日は天気も良くて気持ちいい〜♪
レンタカーをピックアップし、
日暮れ前に間に合いました!小島神社。
この日の干潮は16:12だったので、
そこに合わせて行ったんですが、
そうすると、こんな風に道が現れてくれます↑
満潮時は渡れません。
「日本のモンサンミシェル」っていうのはどうかな〜?
とは思いますが ^ ^;
神が宿る島として崇められてきた小島は、
とっても素朴な場所でした。
島の裏手にまわりこむと、こんな参道が見えてきます。
そこを登るとこじんまりとした神社が佇んでおりました。
ちょうど私たちしかいなかったので、
ゆっくりお参りできてよかったです。
参道を下ると、グループの皆さんが登ってくるところ・・・
このちょっとした時間差で、神社での時間って、
全然違ってくるんですよねぇ。。
干潮時の海辺には、クラゲが結構置いてきぼりにされてました。。
まだ日が落ちるまでちょっと時間があったので、
筒城浜にも寄り道。
日本の快水浴場100選に選ばれただけあって、
白くてさらっさらの砂浜が、美しかった。。
足をつけて歩きましたが、
全く冷たくもなく、ちょうどよかったです。
と、海辺に佇む一羽の鳥さん。
なんか物憂げに、静かに海を見つめる様子が、
人間のようでした。
カメラを向けると、ちょっとポーズしてくれたりね。
絵になる子です。^ ^
人もほぼいなくて、いい時間でした。
民宿宝来荘にチェックイン。
18:30から早速夕食。
おいしそうな海の幸の写真につられて予約したんですが、
実際この通り〜↑
どれも新鮮でうまいっ!!
量もすごく多くて、食べきれないほどでした。
いやぁ〜、満足満足。
お風呂に入って、まったりと、お話会タイムです。
牡羊座の満月の翌日でもあったこの夜
「受け取る」と決めたRさんが引いたのはOMEGA!
OMEGAといえば、
「勝利の時がやってきました!
あなたの望みがまもなく叶います。
そのまま進んでください!」
っていう、「まさに」なタイミングの後押し。
Kちゃんが引いた2枚も、うち1枚がユニコーンで、
今回はなんだかチーム・ユニコーン。(笑)
こちらのユニコーンは
暗闇から光の世界へ脱出しようとしています。
これまた、この後の展開を予言しているかのような。
こうして、月が美しい、
壱岐の最初の夜は更けてゆきました。。
翌日は7時から朝ごはん。
あんなに満腹だったのに、お腹って、空くよねぇ。(笑)
ザ・民宿の朝ごはんって感じで、これまた美味しくいただきました。
8時過ぎにチェックアウトして、
車で30分ほど北へと走り、勝本港へ。
事前に予約しておいた9:00発の辰の島行きフェリーに
乗り込みます。
いや〜、噂通り、青い!
真っ青な海が広がっています。
さらに奥に進むと、ターコイズブルー!
こちらは海の宮殿。
ちょっとディズニーランドのジャングルクルーズ感もありますが。
この辺なんて、もう、レムリア神殿!でしょう。
自然の造形とは思えないほど、神殿感がありました。
もっとゆっくり見たかったなぁ〜。。
いじらなくてもホントにこの色なのです。
ブルー、グリーン、ターコイズ・・・
愛と平和の振動数を感じます。
風や波の状況にもよるのですが、
この朝の時間帯は、外海まで出て、奥の奥まで行ってもらえました。
ラッキー♪
蛇ケ谷もねぇ・・・
逆光だからちょっと暗いですけど、
美しいのですよ。
神殿にしか、見えませんでした。。
ぐるりと島を回ってから、石積みの波止場で私たちは下ろしてもらい、
10:40に迎えがくるまでの間、しばし島で自由時間。
どうしても反射してしまって分かりづらいですが、
蛍光コバルトブルーの小さな熱帯魚たちが
泳いでいるんですよ〜!
日本じゃないみたい。
この海辺ギリギリの道、、
去年の仙酔島リトリートを思い出します。。
実際、帰りはこの時よりもだいぶ潮が満ちて、
この道もチャプチャプしておりました。
あっという間なんだよねぇ〜。
ずーっと行くと、休憩棟とトイレが見えてきて、
砂浜に出ます。
フェリーのおじさんにオススメされた
蛇ケ谷の展望台に向かって山を登り始めはしたのですが、、
時間的にこっちを選択したら海で泳ぐ時間はなくなるので、
仙酔島でもマッパで泳いだRさんに
「泳がなくても、いいの?」と聞いたら、
しばし黙って悩み顔。
「やっぱり私、泳いできます!」と
一人、砂浜へと戻って行きました。ふふ〜。
そうこなくっちゃね!( ´艸`)
私とKちゃんは一山超えて、蛇ケ谷へ。
しばらくここでぼーっとしました。
写真だと高さが全く伝わりませんが、
だーーいぶ、高いのですよ〜。
高所恐怖症の人なら、足がすくむでしょう。
これも、全く伝わりませんが、
結構キワキワに座っております。。
砂浜に戻ってみると、
Rさんは一人マッパで泳いだそうで・・・
「気持ちよかったぁぁあ〜!!」とこのポーズ。
顔出しできませんが、解放感が伝わるかと。( ´艸`)
釣り人いたけど、フェリーも通ったけど、
そんなことはどうでもいいくらい、満ち足りた気持ちになったそうで。
表情がすべてを物語ってました。
よかったよかった。
自分がしたいようにするのが一番!
私たちもちょっとだけ、足をつけました。
で、ついのんびりしてるうちに、時間がヤバイ!
潮も満ちてきて、消えつつある道を
ビーチサンダルでバチャバチャさせながら
急ぎ足で波止場に戻りました。
ギリギリセーフ☆
無事に勝本港に戻り、
なんとなく気になった聖母宮(しょうもぐう)へ。
聖母といってもキリストやマリア様とは関係なくて、
神功皇后が祀られています。
今年は1300年の節目の年なのだそうで。
思いの外、とても歴史のある神社でした。
ここの宮司さんがとても親切な方で、
本殿の中にも入れてくれて、詳しくいろいろ説明してくれました。
面白かった!
しかも、ちょうど翌週から例大祭だそうで。
惜しいっ!
毎年10/10〜14までの5日間行われるのですが、
10/10の御神幸祭では、御神幸船に一の神輿、さらに二の神輿を乗せ、御鉾船を先頭に日まわりの方に回り海上渡御を行うとのこと。
大神楽もあるそうで、機会があったらその時期にも来てみたいなぁと思いました。
手水鉢がこれまた立派なシャコ貝なのです!
こんなの初めて見ました!
パラオ共和国から寄進されたのだそう。
本殿の中の写真まで撮らせてくれました。
写真では分かりにくいかもしれませんが、
上の龍の顔、左は口を閉じていて、右は口を開けています。
これも「阿吽」になってるんですねぇ。
左が神功皇后の肖像画。
妖艶過ぎてちょっとコワイですけどね。^ ^;
聖母宮83代目(!)となる宮司さん、笛まで披露してくれました。
なんという贅沢・・・
ありがとうございました!!
後ろの神輿は、500年ぶりに新調したそうで、
ピカピカです。
なんの期待も持たず、何気なく立ち寄った聖母宮でしたが、
とてもいい時間を過ごさせていただきました。。
そしてランチタイム♪
シーズン中しか食べられない生ウニ丼を食べに、大幸へ。
お昼時とあって、すごく混んでました。
30分以上待っても何も出てこなかったので
隣のおじさんたちが「忘れられてるんじゃないの?」と
心配してくれ、、「あれ。そうなのかな」とお店の方に聞いてみることに。
忘れたわけではないと言われましたが、
なんか多分忘れられてたっぽいような・・・^ ^;
ウニ、のせるだけだもんねぇ?
結局50分くらい待ったかな〜。
生ウニ丼〜〜〜っ!!!
赤ウニは九州の西部でしかほぼ獲れず
「幻のウニ」とも言われるだけあって、
3800円とかしますが、やっぱりこれは食べておきたいっ。
濃厚で、クリーミーで、おいしかったです。
スーパーで売ってるウニとは、全く別物。
お腹も満足したところで、月讀神社へ。
二人ともHappyちゃんのブログを読んで
とっても期待を持ってやって来たのですが、、、
感想(☞こちら)にも書いてくれてたように
私たちにはあんまりピンと来るものは、ありませんでした。
でも、そのことでかえって、
感じ方っていうのは人それぞれで、それでいいんだ!
誰かと同じように感じようとする必要はないんだ!
同じように感じれないことに落ち込む必要もないんだ!
って、思うことができ。
<自分が感じたことを大切にする>を
腑に落とす体験となったので、これも必然、ですね。^ ^
続いて、住吉神社へ。
結構広くて、なんとも気持ちのいい神社でした。
境内に、ブルーがとっても綺麗な蝶を見つけ、
写真を撮っていたら、
ふと、いきなり、私に向かってぴゅうっと飛んで来て、
頭突かれたような、なんかからかわれたような、、
妙な感じでした。^ ^;
神様のお使いかもね〜。
蝶は「変容」の象徴でもありますが、
壱岐では本当にたくさんの蝶に出会いましたよ。
夫婦クスノキも、寄り添う姿が、とっても素敵でした。
男性は左回り、女性は右回りに周って、
縁結びや長寿などを願うと良いとされています。
続きまして、壱岐国の一の宮である
天手長男(あめのたながお)神社へ。
137段の石段を登ると、拝殿があります。
写真、撮ったつもりだったんだけど、なんでか撮ってませんでした。^ ^;
なんか、拝殿よりも右手にあったエリアが気になりましたねぇ。
どういう場所なんだろう・・・
そして川を挟んでちょっと離れたところにありつつも、
天手長男神社と向き合うように建っている
天手長比賣(あめのたながひめ)神社へ。
もともとは五柱の姫神、
栲幡千々姫尊、稚日女尊、木花開耶姫命、豊玉姫命、玉依姫命
が祀られていたそうですが、
ここはもう、天手長男神社に合祀されているので、空っぽでした。
で、この後、ちょっと面白い流れがスタート。
日没までまだ時間があったので、
道の駅とかにも寄ってみようか、と
パンフレットに載っていた物産館に向かったのですよ。
でも、まだできたばかりでオープン前で、「あらら〜」と
駐車場から出ようとしましたら、、
一人のおじさんが近づいて来て、
「ライトついたままだよ〜」と教えてくれたんですね。
トンネルでつけたまま、消すの忘れてたっぽく。
( ̄∇ ̄*)ゞ
「どこ行くの?」と聞かれて
「猿岩に夕日を見に行こうと思ってて・・・」と言ったら
「夕日なら、この時期は猿岩より小牧崎がいいよ〜。
ちょっと分かりにくいんだけどねぇ。絶対オススメ!
壱岐に住んでる私が言うんだから間違いないよ!」と。
それならせっかくだから、迷うかもしれないけど、
行くだけ行ってみよう!とあいなりました。
対馬で八丁郭という天道さんのお墓に行く予定もあったので、
途中、天道神社にもご挨拶。
でも、あまり人が来ていないようで、手入れがされておらず、
蚊もいっぱいで、ちょっと鬱蒼とした場所でしたねぇ。
夕景を見るなら猿岩!と言われてるので、
最初はここでと思ってたんですが、
行ってみたら観光バスが停まってて、とにかく人が多い。。
なので、長居は無用とばかりに
サクッと写真撮って、おじさんに勧められたスポットへ向かいました。
ゆっくり車を走らせてたら、後ろからププッとクラクションを鳴らされ、
「わわっ」と思いましたら。
追い越された車の窓からヒョイっと腕が伸びて、
こっちへ来いと言っている・・・
「お、おじさん?!?!?」
Σ(・ω・ノ)ノ!
「あれ、あのおじさんじゃない?!?!」
「えぇっ!なんでなんで〜っ!?!」
「とにかく、ついて行ってみよう!!」
「やった!迷わないですむね〜〜!」
などなど、唐突に颯爽と現れたおじさんに
興奮気味の私たち。
スピードの速いおじさんの車について行くのは
なかなか大変でしたが ^ ^;
おかげで迷うことなく、無事に夕日スポットへ。
私たちだけじゃ、たどり着けなかったかも。
いいっ!
人もいなくて、広々してて、いいっ!!
猿岩よりずっといいっ!!
おじさんは、車から降りると、
どう見てもただ者とは思えぬカメラ機材を抱えてました。
名刺をもらったら、なんとNHK長崎の方。
プ、プロや〜〜んっ!!
どうりで・・・
プロですから、そりゃあ、
素晴らしい風景を見抜く目は持ってらっしゃるってもので。
「壱岐に住んでる私が言うんだから間違いないよ!」
とおっしゃってましたが、それだけじゃあない。
たくさんの風景を撮ってきたからこそ、
この日の天気なら、最高の夕景になる!と確信されていたのでしょう。
ちなみにこの写真は↑
「ちょうどあそこに船が来た時に撮るのがいいんだよ〜」
とオススメされて、撮りました。^ ^
何度もここで夕日を撮ってるおじさんが
「いや〜、今日の夕日は最高だよ。
私が言うんだから、間違いない!」
って何度も言うくらいの、本当に恵まれた時間でした。
刻々と色を変え、、瞬間瞬間に美しい。
いつまで見ていても飽きない、、感動させられますねぇ。
「美」と言えばねぇ、
このおじさんに「美女3人組」と言われ、、
タクシーでの最初の会話を思い出したRさんと私は
思わず顔を見合わせて笑ってしまったのでした。
( ´艸`)
「ほら〜、ホントに言われたでしょ?!!
受け取っとけ〜!受け取っとけ〜!」
Rさんはちょっとばかり照れ&ためらいつつも、
「ですよね〜っ」とばかりに「ありがとうございます♡」って
受け取ることにしたのでした。
よしよ〜しっ!
これできっとまた言われちゃうねっ♪
太陽、沈みきりました。。
沈んだ後の、水色とピンクの時間も、私はすき。
おじさん、ありがとう。
ホント最高でした!
興奮冷めやらぬまま、かねや別館にチェックインし、夕飯。
またまた豪華な海の幸をいただきました。
おいしい!そしてやっぱり食べきれないっ!この日一日の、奇跡のような偶然?必然?の流れを振り返り、
話も盛り上がりました。
「受け取る」と決めてからの現実化の早さに
「そっかぁ。受け取ってもいいのかぁ。」と
何かを掴み出した様子のRさん。
体験し、体感し、腑に落としていく、ってことの大切さを
実感しあった夜でした。
長くなりましたので「レポその1」はこの辺で。
奇跡はまだまだ続きま〜す。^ ^
↓
「起きてきたことを楽しむ。起こることを許す。
を、旅は教えてくれるのです」はこちら。