【お知らせ】
チャリティ企画:5/8(水)屋久島のなおちゃんと、ZOOMでクジラお話会🐳(録画視聴可)、リアルタイム参加は受付終了しましたが、録画視聴は5月中はお申し込み受付中。詳しくはこちら
5/12(日)ヒマラヤの山奥に暮らす、むっちゃんとのZOOMお話会vol.2(録画視聴可)、お申し込み受付中。詳しくはこちら
2024年4月より、RASのセルフケア講座、ファシリテーター養成講座、特別解放コース、ファシリ向けカラーカード講座の料金が10%UPすることになりました。

【リトリート】
7/9(火)〜14(日)加計呂麻島&奄美大島リトリート5泊6日は、残1席となっております。
現在、五島列島、天草でのリトリートのご希望をいただいております。2名いらっしゃったら日程を決めて、あと1名募集しますので、お気軽にお問い合わせくださいね。

【ゼニスオメガヒーリング・プラクティショナー養成講座】
2020年より、ZOOMでのオンライン授業が可能になりました。詳しくはこちら。テキストを事前に送る都合上、開催1週間前には受付終了とさせていただきます。2023年4月より対面授業も再開しますが、オンラインの方が人数は集まりやすいです。
レベル1を受講希望の方がいらっしゃいます。新規受講者3名以上でオンライン開催決定(4名以上で対面開催も可能)となりますので、お気軽にお問い合わせ下さい。
レベル1〜5まで、ご希望に合わせて随時開催中です。他校からの生徒さんもどうぞ。お気軽にお問い合わせ下さい。授業内容について詳しくはこちら

RASセルフケア講座に関するQ&Aはこちら。(受講された方へ)

2023/10/07

ヒマラヤの山奥で暮らす、むっちゃんからのメッセージ🌿と、親友のおばあさんのお話



こちらに↑リアルで参加してくれた16名の皆さんも、
録画参加の17名の皆さんも、
どうもありがとうございました❣️


(録画リンクは10/1に最初のを、
振込済みの方にのみ10/6に新たなのを
BCCメールでお送りしてますので、もし「届いてない」という方は
迷惑メールなどもチェックしてみてくださいね☺️)


10/15までは録画視聴できますので、
「やっぱり聞きたいな」という方は今からでもぜひ💓

©MutsumiUmi

告知に書かせていただいた、
ヒラマヤでの暮らしや糸紡ぎのことだけでなく、

むっちゃんが今回、遊牧に行って答えをすごく感じたという、
・なんで遊牧民にこだわるのか、
・なんで先住民のやり方にこだわるのか、ということや


皆さんからの質問から

・ヒマラヤの暮らしで一番好きなことはなんですか? 

・むっちゃんにとって、生きるとはどういう事だと思いますか? 

・ヒマラヤに日本円千円分があったら何に使いますか? 

・むっちゃんにとってヒマラヤとは何ですか? 

・その場所の村の人の一日がどんなふうに過ぎるのか、
 暮らしを知りたいです。
 特に食事。何を食べて何を飲んでいるのかな。
 家族で食べるのかな。 

 ・ムツミさんがお住まいの遊牧民の方がいるところか、
 またその近くへ旅行することは可能でしょうか

・落ち着いたらまた糸紡ぎのクラスを行うご予定はありますか? 

・1年あたりでどれぐらいの量(重さ)の毛糸が生産されているのか 

・日本のみんなへのメッセージ 

・私たちにできることは? 

・亡くなったら、埋葬はどのようにされるのか?

・・・といったことも、話してもらいました。☺️


決して、直接的な答えだけが全てではありませんのでね、
むっちゃんが話してくれた全体、を通して
言葉になっていない部分も含め、感じ取っていただけたら…
と、思います💓

©MutsumiUmi

お話会でも触れましたが、
手芸屋さんとかで売られている毛糸しか見たことがないと、
想像したことすらないのではないか、と思うんですけど、

羊から刈られた毛には、当たり前ですが、いわゆるゴミが
いっぱいついてます。

それを、多くの場合、工場で薬品処理をして綺麗にするわけですが、
むっちゃんは、ヒマラヤの川の水でせっせと手洗いして、
細かいゴミも、手で取り除いてくれてるんです。。

見られますよ。☺️


そういったことひとつとっても、
現代の都会暮らしでは「当たり前」になってしまって
疑問に感じることはほぼないことも、

ヒマラヤに暮らすむっちゃんを通して「あれ…?」って
立ち止まることができる。


所有、って概念にしても、そう。


いろんな「あれ…?」を通して、
「生きる」ってことの根本を 考え直すきっかけに
なるんじゃないかなぁ、って思います。😌

©MutsumiUmi

糸紡ぎのクラスについて知りたい方は、
まずは☞こちらを読んでおいてくださいね。

今年12/3の初めての方向けクラスの詳細はまだUPされてないけど、
チェックしておくと、そのうちUPされると思いますよ。☺️

©MutsumiUmi

下記、むっちゃんから皆さんへ、
お礼のメッセージを預かりましたので 、
すでに参加者の皆さんにはメール済みですが、

むっちゃんの親友であるおばあさんのお話も心に響くので、
ここでもシェアさせていただきますね💓


 🐑🐑🐑🐑🐑🐑 

ヒマラヤの水害へお気持ちを寄せていただき、
本当にありがとうございました。 
合計33名様より、220055円のご寄付を頂きました。 
世界中で大きな災害が多発しておりますが、
今、私の目の前にいる方へ分配させていただきます。 

☆寄付金配布予定の方の主な被害
家屋全壊+自宅での稼業の休止 2件 
家屋半壊+自宅での稼業の休止 3件 
水害によって死亡した家畜   30匹 
落雷や水害によって死亡、治療が必要な方へのお見舞金 5件 

村ごとひとつ流されてしまった所も近隣の村にありますが、
強い結びつきがあるわけではなく、 
現金を有効にお渡しできるかわかりません。 
今回は、もう9年ほど外国人の私を受け入れてくれ、
技術をつないでくださった方を対象に分配したいと思います。 

彼らは私という存在を通して異国である『日本』を感じていました。 
日本はインドへも多くの国際協力をしている
アジアを代表する技術国と、ニュースなどで広く認知されています。 
実際には日本が島国とは知らず、インドから陸路から
バスに乗っていけると思っている人がほとんどです。 

全壊した家のおばあちゃんは、
私が初めてこの国に来た年から糸紡ぎを教えてくれました。 
旦那さんはもう他界していましたが有名な大酒飲みだったようで、
2、30代の彼女は二人の子供を自分で養わなければなりませんでした。 
その時代、この田舎では女性が現金を稼ぐことは難しい時代でした。 

たまたまやってきたフランス人女性が彼女を首都デリーに連れていき、
レストランというものを見せました。 
最初は小さなレストランからスタートし一生懸命働いて
二階に部屋を建て、レストランと温泉付きの宿を作りました。 
子供たちと面倒見た牛の乳や、自分の畑で取れた野菜を
衛生的な環境で安価で提供していました。 
無事に娘も息子も結婚をしそれぞれに子供が生まれ、
彼女はおばあさんになりました。 

娘さんは幼い時貧しくて編み棒が買えなくて、
木の棒を削って編み物を始めた。という程編み物が好きで
優しくお料理上手な人に育ちました。 
そして遠くの町の優しくて働き者で、
愛情豊かに大切にしてくれる人の元に嫁ぎ、
日本人の私の親友になりました。。 

息子さんはハンサムでユーモアがあって優しい中年男性になりました。
お母さんの編み物の仕事で、目が弱くなってできない所を
夜な夜な手伝ってくれるような人でした。 
私のウールの仕事にも最初から賛成し力を貸してくれました。 

ロックダウンの翌年、50代前半の若さで息子さんが突然
病気で亡くなりました。 

お嫁さんと孫の女の子の女性三人がこの家族に残りました。 
女性だけの家族になり、おばあちゃんは70代になってもまた
立ち上がり気丈に踏ん張りました。 
レストランをお嫁さんと一緒に営み
「じっとしてると色々考えちゃうから。」と、
セーターを編み続けました。 

この7月、そうやって建てた家が増水した川に
地盤ごと家財も何もかも流されてしまいました。 

8月頭、日本から帰国した私が避難先を訪ねると、
変わらずセーターを編んでいました。 
そして、彼女は獣の様に泣きました。 

この時、何ができるだろうと考えました。 
目の前で起きたことを人に伝えるべきだろうか?と。 

オンラインライブの前日準備の都合でどうしても、
雷雨の山を歩かなくてはなりませんでした。 
実は、お話会終了後すぐに横になり、2日間寝込んでしまいました。 
筋肉痛かと思いましたが、発熱で関節が痛かったみたいです。 
水が汲みに行けず絶食し、
今、体調が回復し皆様にメールを書いています。 

ヒマラヤでは大自然の中での命のやり取りが、
日々、強烈に鮮明に繰り返されています。 
そのやり取りには、当然人間も参加しなければいけません。 
ヒマラヤの民は、問題があったら自分で考えて行動する人たちです。 
何度も立ち上がる生命力に溢れた人たちです。 

家が流されてしまったおばあちゃんに
チャリティーライブするから。と伝えました。 
日本の人たちの反応は?と不安そうに彼女は聞いてきました。 
私は、今これだけの人が申し込んでくれているよ。
と、その時の現状を伝えました。 
彼女は、「そうか。ありがとう。」と言ってにっこり笑い
黙ってセーターを編み続けました。 

おばあさんの娘さんは、
幼いころフランス人の女性がやってきたこと。 
彼女が応援してくれたことは、一生忘れないと
40代になった今も言います。 
そして、その娘さんはもうすぐ成人。 
母の親友は、自分の母の様に接するモノなの。と、
私に接してくれます。 

日本のみんながオンラインで水害の事を知って心を寄せてくれたお金。 
という事を、お伝えしようと思っています。 
きっと、私一人からのお金より。 
日本のみんなから。というのが、うれしかったと思います。 

この度はたくさんの皆様、主催の萬夕さん、
本当にありがとうございました。 
心より感謝しております。 

皆様が健やかに本当の幸せと共にありますように。 
愛と祈りを込めて 

むつみうみ 


 🐑🐑🐑🐑🐑🐑 


メッセージにもある通り、実はこのお話会の前日、
むっちゃんはどうしても、激しい雷雨の中、
山を降りなくてはいけなくて、、

地元の、山道に慣れた人でも、最寄りの商店まで片道2時間、
初めての人だと片道3〜6時間もかかるほどなのに、
しかも雷雨っていうのは、かなり過酷なわけで、、

体に痛みを感じながらも、
私たちを心配させたくないからと、それを言わずに
がんばって話をしてくれました。。

まさかお話会の後、2日間も寝込むほどだったとは…💦
むっちゃーーーーん!😱ですよ。

去年の今頃は2ヶ月近く伏せっていただけに、
無事に復活してくれて、本当によかったです。
ありがとう💓

©MutsumiUmi

寄付金については、10/5の時点で入金確認ができているものまで 
なので、お振り込みの遅れている方もいますし、
もう少しだけ、増えるとは思います。 


とはいえ、被害の状況を知ると、 
もう少し、集められたらいいなぁ、とも、思うところ。。 


お話会の視聴はまだ、10/15まではできますので、
今からでも、ぜひ💓です。
 ↓


©MutsumiUmi

お話会では、あえて、
ほとんど水害のことには触れませんでした。 

皆さんが興味をもつであろう、知りたいであろうこと、の方に 
フォーカスさせていただきました。 


その方が「話を聞きたい」と思ってくれる方々は増えると思った
というだけでなく、むっちゃんも

この時、何ができるだろうと考えました。 
目の前で起きたことを人に伝えるべきだろうか?と。 

と、書いてくれているけど、それはおそらく
私が危惧した部分とも同じで。。


被害状況を中心に伝えてしまうと、どうしても、きっと
「かわいそうだから」とか「気の毒だから」といった理由で
寄付していただくことになるだろうから、

そして、そういうエネルギーで集まったお金
になってしまうだろうから、

それはフェアじゃない、対等じゃない、
そういうことではない…

という想いも、ありました。


2011年に、震災後、遠野にボランティアに行った時のことを
書かせていただきましたが、



ただ、被災地の方々も様々な思いを抱えてらっしゃるので、 
センターの方がおっしゃるように
 「ボランティアをさせていただく」という気持ちで行くこと 
が大切だと、私も思いました。

・・・という体験が、私にはあるので、、、


今回お話会に参加してくれた方々の中にも
このような機会を与えてくださり、本当にありがとうございます。
って書いてくれる方もいて、
そう思えるって素晴らしいなぁ…って、思いました。☺️

©MutsumiUmi

ちなみに、、
ヒマラヤのネット環境は日本のようにはいきません。
銀行のサイトにログインするのにも、とても時間がかかるそうです。

むっちゃんにログイン&チェックで時間を割かせたくはないので
基本は、ちゃんとお振り込みいただける、と皆さんを信頼して、
先に録画リンクを送らせていただいております。

どうかご理解のうえ、「受け取りっぱなし」にはならないよう
お願いしますね💓

©MutsumiUmi