向かって左が村井先生、右が萩原先生。 |
ソマティック・ヒーリング(体細胞療法)の講習を
受けに行って参りました。
12月から継続的にガンのお客様に
ゼニスオメガヒーリングを施術させていただいているのですが、
「ヒプノでも何かできることはないだろうか?」と思い、
いろいろ調べてみたところ、
医師である萩原優先生の書かれた「がんの催眠療法」
という本に出会ったんですね。
それでソマティック・ヒーリングというものを初めて知りました。
ソマティック・ヒーリングは、
アメリカのデイビッド・クィグリー氏が30年くらい前に開発した、
催眠療法、NLP(神経言語プログラミング)、ゲシュタルト療法、
レイキなどを組み合わせた方法で、催眠下で、
クライアントさんの病気の元となった、潜在意識の中にある原因
を探り出す手助けをすることができるのです。
「これだ!」と思いました。
心と身体は繋がっていますから、体に表れた症状には、
精神的な何かしらの要因というものが関わっていると私は考えています。
西洋医学ももちろん重要ですが、
それだけでは限界もあるということを、
医療現場で実感して来た萩原先生の
「われわれが目指しているのは、がんを敵とみなし、
取り除こうとする西洋医学的な発想ではありません。
がんがどのような機序でどのような意味を持って出現したか、
原因を探り、そこを解決する根本的な医療なのです」
という考え方に、深く共感しました。
以前、催眠療法の一種であるコア・トランスフォーメーション
のトレーニングを受けた時も思ったのですが、
私たちはどうしても、ネガティブな感情や症状というものを
恨んだり、拒絶しがちです。
でも、それを作り出しているのも自分自身で、自分の一部なんだ、
ということを受け入れ、
「何を伝えようとしてくれているんだろう?」
「伝えようとしてくれてありがとう」
という感謝をもって見直してみた時、
それは本来伝えたかった、ポジティブな意味を
私たちに教えてくれるようになるんですね。
コアトラは感情を扱い、
ソマティック・ヒーリングは身体的症状を扱うわけですが、
ベースに流れる考え方は似ているな、と思いました。
そしてこれもご縁だなと思うのですが、
これを知った翌週に、ちょうど講習があったのです。
しかも、私が最初にヒプノセラピーを学んだ村井先生のところで。(笑)
その際はサイトを見ても全く気づかなかったんですが、
萩原先生は、村井先生からヒプノを学んでいて、
今は学校の顧問でもあったんですね。。
この、カチっとパズルがハマった時は、我ながらびっくりしました。
本を読んで、翌週にはそのご本人に会えるなんて、最速です。(笑)
今回の講習を通して、
「催眠状態でボディーワークやイメージワークを用いて
クライアントさんが病気の患部に向き合ったり、
クライアントさんご自身の自己治癒エネルギーを呼び覚まし、
ご自身の抱える問題症状の裏に潜んだ意味、
潜在意識からのメッセージをご自分で突き止め、
自分自身を癒していく有効な方法」を習得しました。
1)身体の不調部分と対話して向き合う方法
2)身体エネルギーの調節を行う方法
3)潜在意識下の身体運動(自律運動)に目を向ける方法
4)催眠運動で患部の色や形を追い出し、新しい色や形を運び入れる方法
5)内なるヒーラーと出会い、アドバイスを受ける方法
6)内なるヒーラーによるスピリチュアルな手術を受ける方法
といったイメージワークやボディーワークです。
この6つの手法をクライアントさんの状態や希望、
もしくはセッション中に感じる潜在意識の求めるままに
組み合わせて誘導していきます。
セラピストは一度のセッションで全てを行う必要はなく、
また、順番に行なわなくても構いません。
本来は、一人のクライアントさんにベッドに寝ていただき、
その周りを4〜7人くらいのセラピストが囲んで行います。
ただ、開発者のデイビッド・クィグリー氏も
実際はほぼ1対1で行っているそうで、
私も1対1の形をとらせていただくことになります。
実際、それだけの人数のセラピストを集めるのは難しいのと、
集められたとしてもその分料金が高くなってしまい、
受けていただくのが難しくなってしまうと思うからです。
4〜7人のセラピストから同時に愛とエネルギーを受ける、
というのはなかなか得難い経験だと思いますが、
たとえそれがないとしても、
私が通常行っているヒプノセラピーの中で、
身体と直接対話していただいて根本原因を探ったり、
身体エネルギーを調整したり・・・といったことは十分にできます。
ですので、3)以外は、
今後のヒプノセラピーに取り入れていこうと思っております。
特に6)が謎だと思いますのでもう少し説明しておくと、
この手術というのはあくまでイメージによるもので、
クライアントさんは何の苦痛もなく、
気持ちのよい状態で手術を受けることができます。
内なるヒーラーは、病気や怪我などの色と形を特定し、
クライアントさんの身体の適切な出入り口から手を入れて、
その部分を切除したり、溶かしたりして
病気を分子レベルまで細かくし、それらの毒素を
血液から尿へ腸管から便として排泄させます。
その時には癒された感情の塊も一緒に排出されることもあります。
もし、ヒプノセラピーで病気の根本原因を探りたい、という方は、
2時間か3時間のヒプノセラピーのコースをご予約いただき、
その旨メールフォームの備考欄にお書き下さい。
まず催眠下で身体の不調部分と対話をしていただき、
その根本原因によっては、
前世療法や年齢退行療法も組み合わせて行いたいと考えておりますので、
3時間みていただくのがベストではありますが、
2時間だとしても、時間内にできる限りのことはさせていただきます。
どういう組み合わせで行うかは、
事前カウンセリングでご希望も伺いますので、相談していきましょう。
質問等ありましたら、お気軽にメール下さいね。