皆さん、あけましておめでとうございます!
今年もどうぞよろしくお願い致します。
2014年のお正月、いかがお過ごしでしょうか?
私は1泊だけですが実家に帰り、以前のブログにも書きましたが、ここ10年ずっと探し続けて見つからずにいた宮崎駿監督にいただいたサインを、ついに、ようやく、見つけることができました! 家宝、カムバック。(笑)いろんな探し物が一気に見つかる年になりそうな、幸先のいいスタートとなりました。
今後は、ちゃんと額に入れて飾りたいと思いますっ。
ちなみに探し物をしてる時に私の頭の中を巡る曲、
「夢の中へ」。
探しものは何ですか
見つけにくいものですか
カバンの中もつくえの中も
探したけれど見つからないのに
まだまだ探す気ですか
それより僕と踊りませんか
夢の中へ 夢の中へ
行ってみたいと思いませんか
休む事も許されず
笑う事は止められて
はいつくばって はいつくばって
いったい何を探しているのか
探すのをやめた時
見つかる事もよくある話で
踊りましょう 夢の中へ
行ってみたいと思いませんか
探しものは何ですか
まだまだ探す気ですか
夢の中へ 夢の中へ
行ってみたいと思いませんか
…井上陽水天才!!
深いっ!!!
他に見つけてきたものに、懐かしい、smap「夜空ノムコウ」のCDとかも。個人的に大好きな曲で、ものすごく思い出深い1枚です。
まだレコード会社に入って2ヶ月ほどしかたっていなかったアシスタント時代、私はこのジャケット撮影現場にいました。12月の寒いある日。「SMAP×SMAP」の収録現場までメンバーを迎えに行って、スタイリストさんと衣装を準備しながら収録が終わるのを待っていたんですが、その間に控え室のモニターから流れていたのは、収録中のクリスマスソングメドレー。だから毎年、いまだにあの番組のメドレーを見ると、この時のことを思い出してなんとも不思議な気持ちになったりします。
そこからメンバーと一緒にロケバスに乗って移動して、代官山のとあるビルの屋上で撮ったのが、東横線バックのこのジャケ写。外ロケで寒かったので、私は途中で温かい缶コーヒーや紅茶なんかを買って両手に抱えて戻ってきて、メンバーに配ろうとしたんですが、抱え過ぎてるのと慌ててるのとで、いくつかカラカラカラ…とこぼれ落ちてしまったんですよねぇ。で、「あぁ、やってしまったぁぁ」と思ってあたふたと拾おうとした時、木村君がそれを拾い上げて「大丈夫?」と声をかけてくれたことは、もう、忘れられない思い出。ドラマみたいな話ですが、キムタクはどこまでもキムタク。冬空に、特にアシスタントだった私には、あの優しさはホント、染みました。
そしてもう1枚、思い出のCDが。
斉藤和義さんの「僕の見たビートルズはTVの中」。
まだ大学生だった当時、私はラジオ局でアルバイトをしていたんですが、その時にデビューしたばかりの和義さんがゲストでいらっしゃったんですよねぇ。そこで初めて聞いたこの曲が私も気に入ってしまって、「いい歌を作る人だなぁ…」とか偉そうに思っていたら、マネージャーさんが、ただのバイトの私にまでサンプル盤をくれたんです。嬉しかったなぁ。だからこのタンザク型の8cmCD、別にサインが入ってるわけでも何でもないけど、いまだに捨てられません。
自分が捨てられないモノと向き合った時、モノの価値って値段じゃないなぁといつも思います。思い入れと比例するというか。思い入れって執着でもあるけど、それだけ大切な思い出に恵まれてるってことでもあるわけで、いい人生送ってきた証じゃあないか、と、断捨離が苦手な自分を正当化。(笑)
苦しめられる執着は手放すべきだけど、あったかい気持ちにしてくれる思い出は、そのまま置いておいてもいいんじゃないかと思うんですよね。
と言いつつ、どんどん捨てられる人を見ると羨ましくもあるんですが。
さて、2014年はどんな思い出が作れるかなぁ。
わくわく。
またイベントもいろいろ企画しているので、
皆さんとご一緒できる機会も楽しみにしています。