【お知らせ】
2025年1月より、RAS認定ファシリテーターの更新制度が変更となります。ファシリ講座の受講を検討中の方は、お気軽にお問い合わせ下さいね。

【リトリート】
2025年も2/7以降で、なおちゃんとクジラを見る🐳屋久島リトリート、リクエストいただいてます。他にも希望者いらっしゃいましたら、まだ日程確定前なので、調整できるうちに早めにご連絡くださいね。今回の告知はしてませんが、以前の告知、こちらを大体の参考にしてください。
リトリートのリクエストは、場所や時期にもよりますが、宿などが取りづらいので、少なくとも開催の2ヶ月前、できれば3ヶ月前 にはいただけると嬉しいです。


【ゼニスオメガヒーリング・プラクティショナー養成講座】
2020年より『マスターティーチャーのみ』ZOOMでのオンライン授業が可能になりました。詳しくはこちら。テキストを事前に送る都合上、開催1週間前には受付終了とさせていただきます。2023年4月より対面授業も再開しますが、オンラインの方が人数は集まりやすいです。

レベル1〜5まで、ご希望に合わせて随時開催中です。他校からの生徒さんもどうぞ。お気軽にお問い合わせ下さい。授業内容について詳しくはこちら

RASセルフケア講座に関するQ&Aはこちら。(受講された方へ)

2014/01/15

「嫉妬」の利用の仕方


「嫉妬」といっても、
残念ながら、恋愛における「嫉妬」ではありません。
仕事だったり、生き方だったり、における「嫉妬」のお話です。

「嫉妬」ってもの自体に、いいイメージってないですよね?
人間のドロドロした方の部分っていうか。いかにもエゴって感じで。
でも、人間だったらほとんどの人が感じたことのある感情だと思います。
この感情は決して楽しいものじゃないし、苦しいことの方が多いけど、すごく自分の本心に気づかせてくれる感情でもありますよねぇ。

先日「やりたいことが分からない、という方へ」というブログを書いたばかりですが、やりたいことが分からない…と思っていても、ある時ふと、誰かから何かを聞いた時や、TVや雑誌で何かを見た時に「羨ましいな」とか「いいなぁ」と思ったりすることは、あると思うんです。そんな時はもう一歩踏み込んで「なんで羨ましいと思ったんだろう?」「なんでいいなと思うんだろう?」ってことも、是非考えてみてほしいなぁと思うんですね。

私のボトル体験記」でも赤裸々に書かせていただきましたが(笑)、私の高校生の時の夢は「音楽雑誌の編集者」だったわけです。でもいきなりそうはなれなくて、2度目の就職先でやったのは「アート&サブカル雑誌の編集」でした。その企画の中で、CDジャケットを中心に活躍するアートディレクター、信藤三雄さんの特集をやったんですが、信藤さんといえば、当時「お、いいな」と思うジャケットはほとんど手がけてる、ってくらいの圧倒的なスター・デザイナーだったんですね。サザン、SMAP、UA、小泉今日子、ミスチル、ピチカート・ファイブ、フリッパーズ・ギター、コーネリアス、カヒミ・カリィ、オリジナル・ラヴ、ブランキー・ジェット・シティ、松任谷由実、MISIA、My Little Lover…あげたらキリがありません。で、これもご縁だなぁと思うんですが、デザイナーやレコード会社のスタッフに取材する中で、私はやっぱり羨ましさを感じてしまったんですよ。

やっぱりいいなぁ… 
音楽の世界で働いてみたいなぁ… って。

で、我に返りました。
羨ましいって思うってことは、私もそれをやりたいってことじゃん!!

取材しているうちは、ちょっと関われた気にはなれるけど、あくまで外部なわけです。外部じゃなくて、あの輪の中に、入りたくなっちゃったんですよね。
で、3年後にレコード会社に転職。しかも、CDジャケットを制作する部署。しかも、信藤さんとは5年間ガッツリ、ほぼ途切れることなく一緒にお仕事させていただき、いまだに交流を持たせていただいております。

なので、この頃から私は、「いいな」「羨ましいな」という感情が湧いた時には必ず、「なんでそう思うんだろう?」「私は本当はどうしたいって思ってるんだろう?」ということを考えてみて、「じゃあこうしてみよう」「こういう目標を持ってみよう」と、行動に繋げるようになりました。

その中には、自覚があったことも、なかったことも、あります。
だからむしろ、自分の中に「嫉妬」の感情を見つけたら、シメタもの。
そこから自分のやりたいことをたぐり寄せてみて下さい。

幸せそうな人を見ると羨ましい、とかでもいいんですよ。
あなたは、幸せになりたいってことです。
じゃあ、自分はどういうことに幸せを感じるんだろう?
何をしている時、そう感じるだろう?
もっと掘り下げていってみて下さい。
じゃあ、今何をしたらいいのか、が分かってくるはずです。

感情は、溺れるものじゃなくって、本当の自分の声に気づかせてくれるものだと思います。「嫉妬」だって、利用しちゃいましょう。