先日ヒプノセラピーを受けに来てくれたお客さんの体験から、許可をいただいたので、ちょっとだけここでお話ししたいと思います。
いつものように前世を死で終えて、意識が肉体から抜け出して上へ上へと上昇し、光のもとで大きなおじいさんに会った時のこと。
小学校の頃から「死にたい」という感覚をずっと持ち続けた彼女は、おじいさんにその理由を聞いてみました。すると、
「違うことをしていると、その、違う結果になるし、求めていない状況になるから、自分の存在価値を感じられないんだよ。だから、死にたくなる。そういう方向じゃないよね。それを、逃げたりすると、『違うよ』と知らせるためにそういう感情が出て来る。小学校の時から逃げてただろう? 向き合えば、そういう感情は消える。逃げれば逃げるほど、そういう感情は押し寄せて来る。向き合おうと決めるだけで、物事は好転していくし、気持ちも変わる。」
と言われました。
また、すごく孤独を感じる原因についても尋ねると、
「それはどうしようもない。しょうがないよね。理解者は現れると思うよ。でも、与える側だから、孤独を感じることは絶対にある。それは仕方ないのも知ってるよね?」
と。
以前にも、「なぜこんな感情を抱くのか?」という質問をした時に、「そっちの方向ではないと気づかせるため」というような答えをもらったお客さんがいたことを思い出しました。私たちはどうしても感情に引っ張られてしまいがちで、なかなかその感情を観察するということができませんが、感情というのは、「本当はどうしたいのか」を気づかせるための合図を送ってくれているんですね。そういう視点で見つめ直してみると、また新たに見えてくることがありそうです。
そんなことを言われたところで救われない、という方もいるとは思いますが、これを読むことで「あぁ、そういうことか」と思える方もいるのではないかと思い、掲載させていただきました。気づきのヒントになりますように。
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