頭のコケがこれまた可愛いお地蔵さん@高野山 |
先月、ゼニスオメガヒーリングのレベル2の授業をしていて
「除霊」と「浄霊」の話になりました。
これ、一緒にしている方も多いようですが、違いますからね〜。
「除霊」はその人から取り除くだけで、
取り除かれたスピリットはまだこの世をさまよい続けます。
「浄霊」は取り除くだけでなく、
あちらの世界に案内するところまで、やります。
レベル2には「不必要で過重負担な霊的存在のクリアリング」というシートがありまして、まあ、分かりやすく言ったら「浄霊」するシートなんですけどね。
私が2011年にレベル2を習った時には「除霊」と教えられたのですが、いろいろやってくうちに、途中で疑問に思ったんです。
取り除かれた後のスピリットは、どうなるんだろう…?って。
その人から取り除いただけで、またさまよって
他の人に憑いたりするなら、意味なくないか…?と。
さまよい続けるスピリットだって可哀想だしねぇ。
自分だけではあちらの世界に行きたくても行けないんですから。
それで、ゼニス本校のVice Presidentであるアンに聞いてみました。
このシートをやった後、スピリットはどうなるの?って。
そしたら、さすがゼニスでございました。
ゼニスって、受講すると自分専用の見えないガイド(ゼニスをやる時にいつも手伝ってくれる存在)がついてくれるんですが、そのガイドたちに「このスピリットを待機場まで連れていってね」ってお願いすれば、ちゃんとそこまで案内してくれるのだそうです。(ゼニスのガイドに限らず、ガイドというのは自由意志を尊重しますので、頼まないと何もできません。)
待機場というのは、英語ではthe holding placeとかthe waiting placeって言ってましたが、次の場所に行く前に待機する場所のこと。
そこで、自分はもう死んだのだということを理解したり、次の場所へ行くための気持ちを整理したり、、、準備をするんですね。
そのスピリット自身に準備ができたら、次の場所へと移動します。
ガイドたちは決して、無理矢理スピリットを引き離したり、移動させたりはしません。←ココ大事!! あくまでもスピリットの自由意志を尊重してくれるところが、安心します。
以前「憑依霊をヒプノで浄霊する方法」ってブログを書きましたが、ヒプノセラピーでは実際にスピリットと会話もするのでより分かるんですよねぇ。
スピリットにはスピリットなりに憑いた理由というのがあって、「よかれ」と思ってのことも、多かったりするんです。そもそも同調していなければ憑くこともないはずですから、何か引き合う要素もあったはず。それを「悪者」扱いして無理に引き離すのもねぇ… 違うってもの。(この辺について詳しくは先のブログをお読み下さいませ。)
漫画「陰陽師」の中で、
「悪霊に対するのに必要なことは、恐れでも敬いでもなくて、理解だよ。」
って台詞が出てくるんですけど、
私はそれが妙に心に残ってまして。
ホント、そう思うのです。
スピリットたちも、肉体がないってだけで、
大抵はそう我々人間と変わらないですからねぇ。
いわゆる「お祓い」もどうなんだろう…?
って思ってましたら、ちょうどある方がそれに触れて下さいまして。
「お祓いもどうかと思いますよ。だって、相手がどういう存在かも確認しないで、ごそっと祓うわけだからねぇ。失礼な話。」
というお話に、大いに同意してしまいました。
(u_u)
そうですよ、皆さん、
いわゆる守護霊さんまで祓っちゃってるかもよ〜??!(笑)
でもまあ、この「守護霊」って概念もねぇ、、、
いろんな考え方がありますけどね。
自分100%で生きればいいんだから、別に守護は必要ないよね、
とも思う今日この頃。ではあります。はい。
(あ、ちなみに古神道では「祓いに始まり、祓いにおわる」というくらい、日々の祓いがその基本としてありますが、これは自分自身の意識を整理して、大掃除するようなものです。)
とにかく。
「除霊」と「浄霊」は違いますよ、
「浄霊」しないと意味ないですよね〜、ってお話でした。
彼らも(自覚無自覚はあるとはいえ)
さまよいたくてさまよってるわけではありませんから、
ちゃんと還してあげましょう。
★レベル1の授業について、詳しくはこちら。
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