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【ゼニスオメガヒーリング・プラクティショナー養成講座】
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2013/09/12

四十九日のレシピ


映画「四十九日のレシピ」の舞台挨拶付きの試写会に行って来ました。
タナダユキ監督を始め、永作博美さん、石橋蓮司さん、岡田将生さん、二階堂ふみさん、そして主題歌を歌った安藤裕子さんもズラリと並んで、華やかでしたよ〜。

「母が遺したレシピに導かれ、母の人生を旅する、49日間の感動の物語」

「突然、母が死んだ。 大切なことを伝えそびれた夫と、知りたいことを聞きそびれた娘に遺されたのは、母の人生が詰まった、一冊のレシピだったーー」

とあったので、絶対泣くなぁ…とは思ってたんですが、で、実際いっぱい泣かせてもらったんですが、泣きどころが、想像してたのとはちょっと違ったところも多くて、そこが意外でした。

結婚しててもしてなくても、子供のいない40代以降(30代後半もかなぁ…)の女性は、もれなく泣かされることでしょう。と思います。

例えば「結婚はしない」「子供は欲しくない」と自分で決めてそうしてる人の場合であっても、家族や社会から「結婚しないの?」とか「子供は作らないの?」などと言われて何かしら複雑な思いを抱えたことは、やっぱりあるものだと思うんですよね。自分はよくても、孫の顔を見せてあげられなくて、親に申し訳ないなぁ…と罪悪感を感じたり。結婚したいのにできない人、子供が欲しいのにできない人は、なおさらだと思います。この映画は、その辺の感情にもかなり触れてきますが、ちゃんと希望もあって温かく終わるので、余韻がやさしいのがいい。エンディングは安藤裕子の歌う「アロハオエ」だし。


ちなみに、かくいう私はというと、決めてない派、です。
結婚は、しないままでも構わないけど、しないと決めている訳ではない。ご縁があればすることもあるかもしれない。でも結婚しなくても、パートナーがいればそれで十分。
子供は好きだけど、産むには年齢もあるし、もはや絶対欲しいとも思わない。可能性はまだゼロではないから特に「産まない」と断言はしないけど、子育てに時間を割かれない分、残りの人生をセラピーやヒーリングに費やして生きるのもいい、と思っている。
…そんな感じです。

30代のまだ迷いがある頃、私がヒプノセラピーを受けて見たのは、近代のイギリスで、結婚はしてるんだけど子供はいない、ジャーナリストの女性としての前世でした。気になったのは死に際だったんですが、実際見てみると、教え子やお世話した人など、たくさん集まって惜しんでくれてたんですよね。だから子供がいなくても寂しくなんてなくて、満たされて、幸せな気持ちでこの世を去っていました。映画を見ていて、なんだかそのことを思い出しましたね。

こないだテレビ番組で佐藤浩市さんが父・三國連太郎さんの言葉、
「花開き蝶来たり、花散りて蝶去りぬ」
について語っていたのも思い出しました。

俳優という職業柄もあるでしょう、花が咲いている=売れている時はそれはもう、放っておいても人がたくさん集まって来るわけですが、例え花が散って=売れなくなったとしても、徳を積んだ人間の周りからは人は離れないものだよ、ということのようです。どんなに名優であっても、地に足がついている人は、驕ることなく、周りのせいにすることもなく、そういうふうに考えるんですね。

今年のお正月に小林里香ちゃんと行った目黒の羅漢さんの言葉、
「徳あれば孤ならず、必ず隣あり」
にも通じます。

孤独を恐れて結婚を選択する人も多いように見えますが、結婚していても、子供がいても、孤独を感じている人だっていっぱいいますよね。外側に求めているうちは、本当の意味で孤独から逃れることなんてできないんじゃないかなぁ…と思うと、瀬戸内寂聴さんの「孤独を生ききる」じゃないけど、むしろ孤独を楽しむくらいの心持ちで、内なる平和に生きることを選択するのもありなんじゃないか、と私なんかは思うわけです。(出家するって意味ではないですよ。)
人に媚びず、人を拒まず、執着せず、自然と人が集まって来るような人間でありたいな、そういう生き方をしたいな、と思っています。

それにしても、「人生、結婚して子供を産むのが当たり前」という考え(というより、思い込み)に、どれだけの人が縛られたり傷ついたりしていることか。そうでない人生はまるでダメかのように、メディアも煽りますからね。もちろん人類が存続するためにはそういう人も必要なわけだし、家族や結婚からの学びというのは素晴らしいものがあると思うから、否定するつもりは全くありません。ただ、いろんな人生があっていいはずなのにな、と思います。

友人のライター、林永子が書いたコラム「『結婚できない』に脅かされる『結婚しない』という選択肢」も面白いので興味のある方は読んでみて下さい。ただしこちら、「女子の素直な''裏の欲望''に迫った本音情報サイト」messyの連載なので、その手の内容にドン引きしそうな方にはお勧めできません…はい。


さて、映画の話に戻りますが、
私は全体的に「許されている」物語が好きなんですよねぇ。
この映画には、不妊治療中に旦那に他の女との間に子供をつくられた女、ひどい態度をとったまま妻に突然先立たれた男、セックス依存症だったロリータファッションの女子、いじめを受けて引きこもっていた日系ブラジル人青年…といった、愛すべき不器用な人間ばかりが登場します。

いろんな人がいていいし、いろんな人生があっていい。
これは正しくて、あれは間違ってる、とかもない。
これは成功で、あれは失敗、だなんて、
点で見たらそう見えるかもしれないけど、線で見たらそうでもないし。
それも人生なら、これも人生。
みんな、それぞれの人生を懸命に生きてる。
…なんか、そういう空気が伝わってくる、包容力のある映画でした。
「見てよかったなぁ。」と素直に思いました。
だって、人生らしいでしょう?

「許す」という人生の大きなテーマが、そこにはありました。
11/9より全国ロードショーだそうです。