【お知らせ】
2025年1月より、RAS認定ファシリテーターの更新制度が変更となります。ファシリ講座の受講を検討中の方は、お気軽にお問い合わせ下さいね。

【リトリート】
2025年も2/7以降で、なおちゃんとクジラを見る🐳屋久島リトリート、リクエストいただいてます。他にも希望者いらっしゃいましたら、まだ日程確定前なので、調整できるうちに早めにご連絡くださいね。今回の告知はしてませんが、以前の告知、こちらを大体の参考にしてください。
リトリートのリクエストは、場所や時期にもよりますが、宿などが取りづらいので、少なくとも開催の2ヶ月前、できれば3ヶ月前 にはいただけると嬉しいです。


【ゼニスオメガヒーリング・プラクティショナー養成講座】
2020年より『マスターティーチャーのみ』ZOOMでのオンライン授業が可能になりました。詳しくはこちら。テキストを事前に送る都合上、開催1週間前には受付終了とさせていただきます。2023年4月より対面授業も再開しますが、オンラインの方が人数は集まりやすいです。

レベル1〜5まで、ご希望に合わせて随時開催中です。他校からの生徒さんもどうぞ。お気軽にお問い合わせ下さい。授業内容について詳しくはこちら

RASセルフケア講座に関するQ&Aはこちら。(受講された方へ)

2013/04/16

内側に答えを探す




みなさんはEテレの「スーパープレゼンテーション
という番組をご存知ですか?

アメリカのプレゼンイベント「TEDカンファレンス」を通して
教養を深めながら英語も学ぼう、という番組で、
私はもともとTEDが好きなのでよく見ています。

さまざまなポジティブな可能性とアイデアを提供してくれるので、
見る度にエネルギーをもらえますよ。

TEDは、価値のあるアイデアを世の中に広めることを目的とする
アメリカの非営利団体。

文化・芸術・科学・ITなどあらゆる分野における最先端の人々が集まり、
現在は年に一度のロングビーチでの大会を中心に
世界中で活動していますが、そのサイトもオススメで、
無料で面白いプレゼンテーション動画をたくさん見ることができますよ。
全てに日本語訳があるわけではないですが…。

以前ブログで紹介した、脳科学者ジル・ボルト・テイラーの動画
ここから持って来たものです。

今回ここに↑紹介したのは、
バンカー・ロイの「『裸足の学校』から学べること」というプレゼン。
彼はインドのラジャスタンに学校を設立し、
大半は読み書きもできない、貧しい地元の人々を訓練して、
太陽光発電の技術者や職人、歯科医や医者にしていきます。

優秀なプロを外からひっぱってくるのではなくて、
地元のことは地元のプロで解決しようじゃないか、という考え方。
そこには、どんな人でも何かのプロで、
お互いに学び合う姿勢が大切なのだ、という平等な思想があります。

彼は言います。
「解決策を外側に探す必要はないのです。内側に探して下さい。
身近な人々に聞いて下さい。」

深い言葉ですよねぇ。
これはなにも、この学校に限った話ではありません。
私たちは普段、何か問題が起こったとき、悩んだとき、
大抵の場合、外側に答えを求めて、
本を読んだり、人に相談したり、旅に出たりします。

でも、本当はその答えは自分の内側にあったりします。
だから、自分に聞いて下さい。
内側の、本来の自分に。

とはいっても、考え過ぎがクセになると、
思考(エゴ)が邪魔してなかなかたどり着けないもの。

そんな時のために、
瞑想やオーラソーマヒプノセラピーってものが、あります。
どれもインナー・ジャーニー(内なる旅)のためのツールです。

何も外に出て行くことだけが、旅じゃありません。
ま、さんざん外を旅して来た私が言うのも何ですが。(笑)

でも、内なる旅も、外を旅する以上に、
深くて面白いのは確かですよ。




そしてこちら↑は神経科学者のボー・ロットと、
教え子で12歳のエイミーのプレゼン「みんなの科学(子供も含む)」。

しょっぱなから、私たちの知覚がいかに経験に依存しているか、
いかに脳が無意味な情報に意味を見いだしているのか、
つまり現実を見ずに過去に役に立ったことだけを見ているのか、
を分かりやすく示してくれます。

そう、私たちは「物事のありのまま」を見ることが
ほとんどありません。
無意識に自分のフィルター(エゴとも言えます)を通しています。

そのせいで迷ったり悩んだりすることがほとんどだということに、
気づけていますか? 
当たり前だと思い込んでいることにこそ意識的になるべきだ、
ということにも、このプレゼンは気づかせてくれます。


「経験から判断し、行動する。
 でも経験に依存するなら人間は同じことを繰り返すだけ。
 これは大問題。それじゃ新しい見方ができない。

 じゃあ、見方を変えるにはどうする?
 
 新しい見方は必ず疑問を持つことから始まり
 そこから不確定要素が生じる。

 未知=恐怖

 でも新しいことをするにはそこに踏み込まないと。
 で、その立ち向かい方というのは『遊び』であり
 それは『方法』というより『生き方』だと専門家は言います。
 遊びは不確定要素が好まれる数少ない営みのひとつです。」


ボーの遊び心を持った科学者という生き方には、拍手!
エイミーの好奇心と希望に満ちたキラキラ輝く目にも、拍手!

私たちも、不確定要素を恐れずに、
遊び心を持って生きたいものです。


こんなふうに、この番組には生きるヒントが盛りだくさん。
見たことのない方は、一度見てみて下さい。
英語のヒアリングや言い回しの勉強にも、なりますよ。