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2014/04/17

ダライ・ラマ法王と、握手!!


今年もまた、ダライ・ラマ法王の法話を聞きにホテルオークラに行ってきました。
去年、一昨年は科学者との対話に参加させていただいたので、法王お一人での法話はかなり久しぶりです。しかも、午前、午後と5時間もたっぷり聞くことができ、大満足。

そのうえ、帰りのお車に乗り込んだ法王とバッタリ!なんと、握手していただけたんです〜っっ!!これには大感激。まさかの出来事だったので、しばし放心してしまいました。ちなみに法王の手は、しっとりとしていましたヨ。

今回の法話は「般若心経」「法界讃」「三十七の菩薩の実践」の3つのテキストにそって進められました。「般若心経」は皆さんご存知のあのお経ですが、そこに書かれている「空」をちゃんと理解するのはなかなか難しいもの。法王は、時間をかけて説いて下さいました。

「空」は「無」とは違います。
全く存在しない、ということではありません。
物質としては存在するのだけども、実体がない、ということです。

法王がおっしゃった花の例が分かりやすかったかな。
花とは何か? 色なのか? 形なのか? 実際は、それを形作る様々な物質で成り立っているのであって、「花」という物質はどこにも見つかりません。でも「花」は目に見えて存在しています。世俗的レベルの心によって、「花」という名前を与えたことで「花」は存在する、ということです。
世俗的レベルで満足せずに、花の実体は何か?を分析していくこと、そして究極のレベルにおける真理にたどり着くことが大切なのだ、と法王はおっしゃいます。

オーラソーマで言うところの「個の意思(エゴ)」と「大いなる意思」の2つの側面についておっしゃっているのだと思いました。同じ物事でも、どちらの側面から見るかによって、受け取り方が変わります。

他に依存して生じてきたものが空、
他に依存したものは全て空、
だともおっしゃっていました。

「空を見抜く意識」と「独立した事象だと思い、それにとらわれること」は対立する、とも。つまり、物事の一側面にとらわれ、そこからしか見ることができない心でいる限り、「空」を理解することはできませんよ、と。

煩悩というものは、偽りの考えに基づくものなので、正しい土台がありません。だから、根をとれば土台を失い、煩悩は力を失います。空の理解を深めていけば、対象物に対する間違ったアプローチの仕方が正されていき、煩悩を滅することができる、ということです。怒りの90%は自分の心で作り出したものに過ぎません。だから、究極の真理を知ることで無知を克服すべきだと。

現在78歳の法王ご自身も、60歳代になってから、
自・他の実体性はどこにあるのか?
それ自体の側から現れているように見えるが、
全てはあたかも幻に過ぎない、
と理解できるようになったとおっしゃいます。

法王でさえ、それだけ時間をかけて真理を探求し続けるわけですから、私たちも焦らず、諦めず、自分のペースで向き合い続けることに意味があるのだろうなぁ、と思わされました。


今回は小林里香ちゃんを誘って行ったので、ランチは二人でオークラのそばにあるカフェ、ランディへ。お天気もよく、木々に囲まれたお庭でのランチは気持ち良かったで〜す。


私はチーズののったカレーをいただきました。
見た目よりおなかいっぱいになります。


午後は「般若心経」の続きから入り、ナーガールジュナの書いた「法界讃」へ。

無常と苦しみという空の二つを理解することにより、心を浄化することができる。しかし心を浄化する最高の方法は、無自性を理解すること。

つまり、エゴを超えた意識になること、でしょうね。
そのためにはまずエゴを理解すること。
私たちは思考や感情を自分自身だと思い込んで、そこに自己を同一化してしまいがちです。でも、それはあくまでエゴの領域。そこを超えた意識こそが本質であると気づくこと、が大事だということですね。

「夏には水は温かいと言い
同じ水を冬には冷たいと言う」
という一節があります。

そこにある水そのものは同じ水でしかありません。
でも、私たちの側が違う感じ方をすると、同じ水でも違うように感じるわけです。
人生における事象への対応にも同じことが言える、ということでしょう。


「法界讃」が終わる頃にはもう終了の時刻が迫っていたので、ギャルセー・トクメー・サンポの「三十七の菩薩の実践」は「読んでおいて下さい」で終わるのかな?と思いきや、今回は1時間ほど延長して講義して下さいました。ありがたい〜。

自分に害を与えてくる人がいたら、その人たちを憎んだり怒ったりするのではなくて、かわいそうな人たちだと思いなさい。彼らは、あなたに忍耐を教えてくれる師でもあるのです。慈悲をもって制しなさい、と。心の訓練ですね〜。

私はお坊さんではないし、悟りを得るために一生を過ごそう、とは考えていないので、あくまで、仏教の教えを自分なりに自分の人生に活かしていこう、と思って聞いています。エゴに振り回されることなく、内なる平和の中に生きて、楽しく過ごしたいですからねぇ。

だから、今回、幸運なことにダライ・ラマ法王と握手できたこと、法王のエネルギーに直接触れさせていただけたことは、最上のご褒美でもあり、「そのまま自分の真実の道を行け」と背中を押されたようでもありました。


帰りは、アカシック・リーダーでお友達の梅澤さやかちゃんとも合流して、里香ちゃんと三人でキャピトルホテル東急のカフェへ。日枝神社からすぐの所にあって、とても落ち着けるので、好きな空間なのです。

「何者かが大きな欲望で私の財産を
すべて奪おうとして盗みに入ったとしても
身体と財産と三世の善の集積のすべてを差し出す
それが菩薩の実践である」

無理だよね〜。

「ある者が私に対してさまざまな非難中傷を
三千大千世界に遍くふれ回ったとしても
慈しみの心で繰り返しその者の功徳を賞賛する
それが菩薩の実践である」

無理無理〜。

「大勢の者が集まるなかである者が
私の過失を掘り起こし罵声を浴びせかけても
その者を善友と思って敬意を払う
それが菩薩の実践である」

絶対できないよ〜〜。

「私たちは如来にはなれないね〜。無理だね〜。」っていう話とか、宇宙の話とか、いろいろ、しました。女子会っぽい話はなし。(笑)

ある程度の忍耐はもちろん必要ですけどね、
ただでさえ忍耐が美徳な日本ですから、
忍耐も度を越すと病気になります。
だから、なんでもほどほどがいいと思うんですよ。
ストレスなくそれができてしまうなら、それこそが「菩薩の実践」で、それは素晴らしいことだと思うんですが、大切なのはバランス。バランスを取り戻すために、こういった教えを読んで、その考え方を今の自分に活かしていくことがベストかな、と思います。

きっとこの法話を5年前に聞いた場合、3年前に聞いた場合、1年前に聞いた場合で、私の理解はそれぞれに違っていたでしょう。今だから理解できることもいっぱいあったなぁ、と思います。ということは、また、5年後には違った理解が生まれているのでしょうね。そうあるように、真実の探求は今後も続けていきたいと思う所存です。握手は、その約束の印!

法王は最後、「仏陀の種は皆さんの中にあるんですよ。
種は持っているけども、まだ仏陀というわけではない。
勉強を続けなさい。来年またチェックしに来ますよ。」
というようなことを、いつもの「ケケケケケ」というお茶目な笑い声を響かせながらおっしゃっていました。あの笑い声を聞くと、本当に楽しげで、こっちまで笑い出してしまいます。あの包容力。リーダー、だなぁ。

皆さんも、機会があったら聞きに行ってみて下さいね。
エネルギーを感じるだけでも!

濃い一日でした。