バート・バカラックのコンサートに行ってきました。
御年86歳。
前回行けなくてすごく後悔したので、今回は絶対行きたい!と思いました。高齢を考えると、次があるか分かりませんからね。86で海を越えて公演に来てくれるなんて、ありがたいったらありません。
バカラックがピアノを弾き始めたと同時に、
始まりからもう泣きそうでした。
バカラックの音楽は、やさしい。
やさしい雨みたいなんです。
悲しくて泣くんじゃなくて、やさしくて、泣ける。
映画好きには一層たまりません。
そうじゃなくても名曲揃い。
「Walk On By」「小さな願い」「遥かなる影」「何かいいことないか子猫ちゃん」「雨にぬれても」「素晴らしき恋人たち」「アルフィー」…
「遥かなる影」は何度聞いても聞く度にやさしい気持ちになれます。
アンコールの最後は「雨にぬれても」をみんなで合唱したんですが、なんとも、幸せをくれるメロディーですよねぇ。バカラックは、本当に、幸せを音にのせるのが上手。幸せとか愛の周波数を音に変換したら、こういう音楽になるのではないかと。こんなメロディーで世界がいっぱいになれば、世界はきっと、もっと平和なのになぁ。。ヒーリング・パワーがあると思います。日本語では「音」を「楽しむ」と書きますが、「音」で「楽になる」という意味もありそうですよね。
いつも思うことですが、音楽って素晴らしい。
心地よい音楽に囲まれて、今日も一日過ごしましょう。