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4/20(土)野草入り酵素作り🌿とピラミッドでヒプノ@梁川(山梨県)、お申し込み受付中。詳しくはこちら
2024年4月より、RASのセルフケア講座、ファシリテーター養成講座、特別解放コース、ファシリ向けカラーカード講座の料金が10%UPすることになりました。受講を検討中の方はお早めにどうぞ。

【リトリート】
現在、五島列島、天草、奄美でのリトリートのご希望をいただいております。2名いらっしゃったら日程を決めて、あと1名募集しますので、お気軽にお問い合わせくださいね。

【ゼニスオメガヒーリング・プラクティショナー養成講座】
2020年より、ZOOMでのオンライン授業が可能になりました。詳しくはこちら。テキストを事前に送る都合上、開催1週間前には受付終了とさせていただきます。2023年4月より対面授業も再開しますが、オンラインの方が人数は集まりやすいです。
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レベル1〜5まで、ご希望に合わせて随時開催中です。他校からの生徒さんもどうぞ。お気軽にお問い合わせ下さい。授業内容について詳しくはこちら

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2014/05/21

里香ちゃんとの京都旅 二日目〜二度目のウエサク祭


京都二日目の朝。
昨日里香ちゃんのススメで買っておいた、亀屋清水の清浄歓喜団というお菓子をお清めを兼ねて食べてみました。

清浄歓喜団は、こしあんに「清め」の意味を持つ7種類のお香を練り込み、米粉、小麦粉で作った生地を金袋型に包んで、胡麻油で揚げて作ったお菓子。

「お香食べてるみたいな感じがするんだよね〜」という里香ちゃんの言葉通り、まんま、まさにそうでした。(笑)でも、意外なことに、おいしかったです!清めてもらえる感じもするし。

由来が書かれた紙も付いていて、

*****
 遠く奈良時代、遣唐使により我国に伝えられた唐菓子の一種で、数多い京菓子の中で、千年の歴史を昔の姿そのまま、今なお保存されているものの一つであります。
 唐菓子とは「からくだもの」と呼ばれ、仏教と共に我国へ伝わり、天台宗、真言宗などの密教のお供えもので、当時は、とても一般庶民は口にすることは出来ず、貴族のみに与えられたものであります。 
 七種の香を入れて包み、そのほのかな神秘な香は仏教で言う「清め」の意であり、八つの結びは八葉の蓮華をあらわし、形は金袋になぞらえ、たぎった上質の胡麻油で、揚げてあります。 
 伝来の当時は中身は栗、柿、あんず等の木の実を、かんぞう、あまづら等の薬草で味付けしたらしく、小豆餡を用いるようになつたのは徳川中期の後であります。  
 弊店はその秘法を比叡山の阿闍梨(あじゃり)より習つたと伝えられ、月の一日、十五日を中心に調製します。勿論精進潔斎の上調進することは昔も今も変わりはございません。
*****

とのこと。
ただのお菓子じゃないのが伝わりますよね〜。
なんか、すごい。

これのおかげが、ディープレッドのポマンダーのおかげか分かりませんが、前回のウエサク祭では原因不明の体調不良でふわふわしていたのが、今回は全くなく、しっかり地に足がついたまま、一日を終えることができたのでした。


10時過ぎ、予約しておいたレンタカーをピックアップして、里香ちゃんのリクエストで出町ふたばへ。「みそあんの柏餅がおいしいの!久しぶりに食べたい〜。」ということで。去年、あやのちゃんにここの豆大福を勧められて買いに来てぶり。あいかわらず並んでました。

こういうのは、できたてがおいしいですからね〜。朝ご飯代わりにすぐに車の中でパクリ。柏餅は「こんな柏の葉、見たことない!」ってくらい青々としていて、普通「みそ味のあん」って仕上がりなのが、「あん味のみそ」ってくらい味噌が濃くて、食べたことのない絶妙な味でした。確かにまた食べたくなります。


腹ごしらえもすんだところで鞍馬山へ。
11時過ぎでしたが、駐車場はまだ余裕で空きがありました。見るからに人の良さそうなおじいちゃんが「700円でいいよ」と夜中まで止めさせてもらえることに。わーい。

そして去年と同様、叡山電鉄とバスで貴船神社へ。
と、鞍馬の駅で張り紙発見!
なんと今年はウエサク祭、第一部だけしかやらないとのこと。
去年までは第二部、第三部とあって、終わる頃には電車もないのでレンタカーで来たんですが、あら、これなら電車でも帰れたのねぇ〜…。なんだかがっかり。

後で鞍馬寺の方に聞いた話では、「この辺で一度、この祭の在り方を見直してみよう、ということで、しばらくは第一部のみでやることになりました。」とのことでした。この先、また第二部第三部が復活するのか、ずっと第一部のみになるのか、は分からないそうです。私は第二部の瞑想や、第三部のお経を唱える時間も好きだったので、できれば復活してほしいですけどね。こればっかりは。どうなりますか。


貴船も青紅葉が綺麗でした。
やはり朱色の鳥居との色合いが◎


昨日の真名井のお水に引続き、ここでもお水を汲ませていただきました。
人間の体の6割は水ですからね、やはりいいお水を飲むと、体も清められる感じがします。


さて、鞍馬に戻って神山でお昼ご飯。
私はゆば定食と山椒ご飯。おいしかった!

そして駅からの送迎バスに乗ってくらま温泉へ。


ここにも貼られていました。第一部で終了の旨。

ここ、くらま温泉は、内湯+休憩所を使えるコースは、露天だけコースより高いので、内湯はすいていて、のんびり入れます。露天は混み気味なので、ゆっくりしたい人には高くても内湯コースがお勧め。ここで体をちょっと休めて、ウエサク祭に備えたいですしね〜。


去年はもうこの時点で動けないくらいのしんどさでしたが、今年は元気!
由岐神社にも寄りつつ、いざ、魔王殿へ向かいます。


ウエサク祭前の本殿前は、こんな感じ。
ろうそくの赤と、布の青のコントラストが素敵。

ウエサク祭については去年かなり詳しく書きましたので、今年は書きません。


5時半くらいで、もうたくさんの人が座って場所取りしてます。
でも第一部の儀式は結局みんな立たないといけないので、あまり関係ないのですが…。


30分ほど山道を行くと、そこは魔王殿。
やっぱり去年はよほど体調が悪かったのだということを実感!
今年はずっと楽でした。

ここで、里香ちゃんとクイントエッセンスサナトクマラを使ってしばし瞑想。魔王尊は、650万年前に金星から地球に降り立ったサナトクマラである、とも言われていますからね。

そして、先月の玉置神社で学ばされた、お酒のお供え。早速実行しましたよ。ちゃんと買っておいて、柵内の磐座にお酒を捧げて、瓶は持って帰りました。


7時過ぎに本殿に戻ってくると、人がさらにいっぱい。
ちょうど始まるところでした。
みな、立ち上がって本殿の前に集まります。

ちなみに去年書いた儀式の中心人物、魔法使いのような白髪のおばあちゃんは、鞍馬寺貫主の信楽香仁さんでした。歌人でもあるそうです。90歳なのに凛としてらっしゃいます。ウエサク祭は、1954年まで封印されていた密儀らしいのですが、実際、本当に謎。あいかわらず摩訶不思議。五月の満月の宵は、天界と地上の間の通路が開けるとされ、このタイミングで祈りを捧げることに意味があるということで行われている儀式のようですが、仏教という枠を完全に超えて、かなり宇宙なのは間違いないです、はい。


私が好きなのは、事前に買っておいた赤いろうそくに、皆で順番に灯を移していく時間。尊天のご宝前の「消えぬ灯」から移された灯を、参列者の「心のともし灯」に移していきます。前の人から後ろの人へ。隣の人から隣の人へ。なんか、そうやって分け合ってくことがいかに大切かを、この時間を通して教えられる感じがするのです。そうして灯されたろうそくの灯は、まるで一人一人の魂を象徴するみたいで、本当に美しい。一面に揺らめく灯を見ると、命の尊さをしみじみ感じて、感動します。

雨が降ったり止んだりしていましたが、ろうそくの灯は消えず。


一時間ほどで儀式が終わると、お堂の下をくぐって祈りを捧げた後、「お力の宝棒」の加持を受け、満月に捧げられた明水を一口いただきます。これがかなり並びますので、全員終わるのに一時間くらいでしょうか。

いつもなら、この後、第二部第三部と続くのですが、今年はここで終わり。明水をいただいた方から適当に帰って行く… そんな感じでした。


ろうそくは、本殿前にこんなふうに並べられていきました。
六芒星。神聖幾何学。
お寺じゃないよね…。(笑)

実際、信楽さんは鞍馬寺貫主であるだけでなく、鞍馬弘教の2代目管主だそうなので、いろいろ混じってるんでしょうね。詳しいことは分かりませんが。並べられたろうそくを見にいらして「まぁ…」と感動されている姿が可愛らしかったです。どんな90年を過ごされてきたんだろうなぁ。興味津々。

しかし今回のウエサク祭、
雨は小雨ですみましたが、去年のような美しい満月が見られなかったのは残念。しかも第一部のみとあって、若干不完全燃焼感はありましたが、今年も参加できたことに、感謝です。

振り返ればこの一ヶ月、ダライ・ラマ法王天皇皇后両陛下天川&洞川→ウエサク祭…と、ものすごいエネルギーばっかり受け過ぎてて、麻痺しそう。。ありがた過ぎます。もちろん、受け取ったものは日々のヒーリングに還元していきますからね〜!

三日目に、つづく>>>