いきなりのこの写真…
「コワイよっっ!!」って言いたくなりますよね。(笑)
スミマセン。。
水族館劇場って劇団、私今まで知らなかったんですけど、初めて見に行きました。アングラ演劇はさんざん見てきたので、最近はあんまり行かなくなっていたんですが、
・神社に特設舞台
・水芸がすごそう
って2点に大きく魅かれまして、これはナマで見ておきたいな、と思い行ってみることに。
外舞台と内舞台、両方作られていて、写真は外。野外でのプロローグです。神社でこの光景… 百鬼夜行かよっっ!!って感じですよね。でも、だからいいんですよねぇ。(笑)
この映像を見ると特設舞台と水芸のハンパなさが伝わると思うんですが、この規模でここまでやるのはホントすごいです。言ったらシルク・ドゥ・ソレイユのオーの方がそりゃすごいですよ。でも規模が違いますからねぇ。自分たちで手作りしている感満載の規模で、ここまでやる情熱とエネルギー、天晴です。水も、これでもかっ!ってくらいドッパドッパ流れます。神社の中で、ですよ?(笑)
正直、芝居自体は分かりにくいし、あまり感情移入もできないんだけど、もっと全体的な演出力にね、感動しました。見世物小屋に迷い込んじゃったような、このトリップ感ってば。もうこの空間だけでも十分にエンターテインメント。
四日間連続で見に来たという子供たちが「明日も来ようよ〜!」とお母さんにおねだりしてました。彼らはきっと芝居の意味は理解していない。台詞には難しい言葉も多いし。でもまた見たい!って思う。それってすごいことだと思うんですよねぇ。ある意味ディズニーランドみたいなもので(だいぶ系統は違うけど。笑)、異空間に旅する感覚を味わえるから単純に楽しいんです。夏祭りみたいな。あ、本物のフクロウも登場しますよ!
アングラ演劇慣れしていない人が見たらどう感じるのか、もはや私には分かりませんが(笑)、幕間の「たまちゃんの踊り」もゆるくて和みますし、昭和なムードも落ち着くと言いますか、なんとも応援したくなる劇団でした。空間は、体感するに限ります。6/3までやってますので、興味のある方は行ってみて下さいね〜。