【お知らせ】
2025年1月より、RAS認定ファシリテーターの更新制度が変更となります。ファシリ講座の受講を検討中の方は、お気軽にお問い合わせ下さいね。

【リトリート】
2025年も2/7以降で、なおちゃんとクジラを見る🐳屋久島リトリート、リクエストいただいてます。他にも希望者いらっしゃいましたら、まだ日程確定前なので、調整できるうちに早めにご連絡くださいね。今回の告知はしてませんが、以前の告知、こちらを大体の参考にしてください。
リトリートのリクエストは、場所や時期にもよりますが、宿などが取りづらいので、少なくとも開催の2ヶ月前、できれば3ヶ月前 にはいただけると嬉しいです。


【ゼニスオメガヒーリング・プラクティショナー養成講座】
2020年より『マスターティーチャーのみ』ZOOMでのオンライン授業が可能になりました。詳しくはこちら。テキストを事前に送る都合上、開催1週間前には受付終了とさせていただきます。2023年4月より対面授業も再開しますが、オンラインの方が人数は集まりやすいです。

レベル1〜5まで、ご希望に合わせて随時開催中です。他校からの生徒さんもどうぞ。お気軽にお問い合わせ下さい。授業内容について詳しくはこちら

RASセルフケア講座に関するQ&Aはこちら。(受講された方へ)

2014/06/01

英語マスター?


「須藤さんはどうやって英語を勉強したんですか?」
「どうやって話せるようになったんですか?」

これ、今まで何度となくされてきた質問です。
先日もお客さんに質問されたところですので、ここで私のananデビュー作でもお披露目しようかと思います。(笑)

特集内容は「こんどこそ話せる英語をマスター!」。
その中の「6人の英語マスターに聞きました、話せるようになるコツって何ですか?」っていうインタビュー記事に登場しております。。2009年の出来事。


最初の見開きなんて、田村英里子と吹石一恵ですよ?!^ ^;
自分が「英語マスター」の1人にされているなんてことも、見本誌をもらって初めて知ったので、この並びに入ることになるなんて… 思わずのけぞりました。正直、私の英語、マスターというほどではありませんから。日常会話レベル。なのに何故だか仕事でやたら使うハメになるという… やるしかないからやっていた、っていう状態だったので、「マスターじゃないのにいいのかなぁ」と申し訳ない気持ちになりましたよ、ホント。

プロフィールにも書かせていただいてますが、当時私はビジュアル関係のプロデュース業をやってまして、実際、外人のカメラマンやアートディレクターに付いてマネージャー兼通訳兼制作、もしていました。会社のメルマガも日本語と英語を併記して作ってましたので、それを見ていたananのライターさんからある日メールをいただいたんですね。

「須藤さんはどうやって英語を勉強したんですか?」

たぶん普通は「留学」とか「ホームステイ」「ワーキングホリデイ」なんかだと思うんですけど、なんと私はですね、「NHKラジオ」なんですよ〜。(笑)
小学5、6年で「基礎英語」、中学で「続・基礎英語」、高校・大学で「英会話」を聞き続けまして、12年間、お世話になりました。なんか、その時間が楽しくて、好きだったんですよねぇ。だから自然と続けられたんです。無理はしていません。よく「継続は力なり」って言いますよね。でも「こんな人、本当にいるんだ?!」って感じでしょう? だからでしょうね、編集会議の結果、採用されたみたいで「インタビューさせて下さい」ということに。


英語はやっぱり慣れることが大切だと思うので、毎日聞く、毎日話す、っていう環境をいかに作るか、だと思うんですよね。だから留学するとか、外人の彼氏を作るとかね、そういうのが一番早いんでしょうけど、そういう訳にもいかない場合、ラジオは安くて手軽でお勧めです。CDも売ってますから、時間の制約を受けたくない人はそれもアリ。でも、習慣にしてしまうことが続けるコツでもあるので、あえて時間は決めてしまった方が挫折しにくいかも。私は学生の時だったので、毎朝、通学前に聞くことが多かったかな。

あと、何より楽しむこと!
私は小学生ながらに、「repeat after me」って先生が言った後、真似して発音するのがなんだか大好きだったんですよ。(笑)

耳で聞いた通りに発音してみる、っていう積み重ねもよかったみたいで、外人さんにはよく「あなたの発音、上手ね」って褒められてきました。私は留学経験は全くないんですけど、とにかくあっちこっち主に1人で旅をしてきたので、実地訓練はそこでされてきた感じですかねぇ。(笑)現地の人とも、旅人とも、いっぱい話してきました。24歳の時に2ヶ月間タイ・インド・ネパールを一人旅した時なんて、これ嘘みたいな話ですけど、100人近い人と連絡先交換したんですよ。語学って、結局コミュニケーションのためのツールですから、実際に伝えたいことがあって、伝わって、そういうやりとりがモチベーションになっていくわけで。ためらわずにどんどん使うこと。伝わるって、うれしいことですからね。できるようになってからやるんじゃなくて、むしろできなくってもやってみる、っていうのがミソなんじゃないかと。

あ、そうそう、これ、後日談もありまして。
写真の下の方に、長年使い込んだ三省堂の英和・和英辞典が写ってるの、見えます? この小さな写真を目ざとく見つけてくれた三省堂の辞書の編集者の方から、メールが届いたんです。

「長年ご愛用いただいて誠にありがとうございます。
この辞典は順調に版を重ねて、本年1月に第7版が刊行されております。つきましては、1部献本いたしたく、ご連絡を差し上げる次第です。
おそらく、愛着もありご自分の書き込みもある辞書の方が、これからもお使いになる頻度は高いものと思いますが、変化を続ける辞書の今の姿もぜひ知っていただきたいと存じます。」

…感動しましたね。
この方、すごく自分の仕事に情熱と愛があるんだなぁって、伝わってきましたし、なにせ「ananって、なんやかんや、やっぱりすごいわぁ」と思わされました。私、芸能人でも何でもないですからね。献本したところでメリットもないでしょうに、そういうこと抜きに、長年の愛用者に感謝してくれるところとか、すごく、三省堂さん素敵!!って思いました。

人生、何がどんなふうに繋がっていくか、分かりません。ホント。
私は英語ができたおかげで、今の自分がある、って思います。
英語が運んで来てくれたチャンス、振り返るといっぱいあるなぁ…と。
小5の時の自分は、全く予想してなかった未来ですけど。
まさか、ももクロちゃんとドイツで仕事することになろうとは。(←これ、数年前。笑)

好きこそものの上手なれ。
私の場合、明確な目的があって英語を勉強したわけではなくて、なんだか楽しくて続けてたら気づくと12年たってた、って感じだったので、結局「楽しむ」ってことが一番強いんだよなぁと思います。

何でもそうですけど、苦痛になるとなかなか続けられませんから(ドM体質な人は別ですよ。笑)、少しでも自分が楽しめる方法を見つけて、続けてみるのがいいのではないかと。思います。はい。