昨日は、浜離宮恩賜庭園に寄ってから、小林里香ちゃんと一緒に朝日ホールで声明と雅楽のコンサート「曼荼羅の響音」に行って来ました。
真言法響会、天台聲明音律研究会、東京楽所の共演。
声明は「仏教の法要や儀式等に用いられる経文や偈頌などに節をつけて唱える仏教音楽」のことです。こちらの↓映像でも聞けますよ。
お坊さんの袈裟(真言宗はカラフルで、天台宗は地味め)や楽士の烏帽子とか、衣装を見てるのも楽しかったし、倍音が体に響いて辛いところがなんか楽になったり。面白かったです。法螺貝と和太鼓付きの、あんな賑やかな般若心経、初めてで新鮮でした。節がつくので、リズミカルにもなるんですよねぇ。
普段、音と光と色のエネルギーを使ったヒーリングをしているので、声明の持つ周波数っていうのかな、それにもとても興味が出てきてるんですよね〜。
パンフレットに「基本的に宮・商・角・微・羽という五つの相対音で構成された音階を呂・律という二つの施法を用いて唱える、無伴奏のユニゾンの声楽」っていう何とも意味深そうなことが書いてあったんだけど、私には理解できず。(笑)誰か教えて欲しぃ。
でも奈良時代から口伝で今に在るものですから、いろいろ隠されていそうですよね。よく時代劇なんかで、病気の人が出るとお坊さんがお経を唱えて「悪霊退散!」みたいなのがあるけど、あれもまんざら馬鹿に出来ないんじゃないかと、思う訳です。音霊、言霊の持つパワーを、昔の人はもっと理解していたような気がします。
帰りは、もしかしたら15年以上ぶりくらい久しぶりかもしれない、ナイル・レストランでインドカレー。声明からインドへトリップ。なんじゃこりゃ、なギャップ。(笑)
ウエイターさんに「インド人、嘘つかないね〜」と言われた里香ちゃんが「日本人、嘘つかないです」と言い返したら、「日本人、確かに昔は信用できたけど、今はできないね〜。」と残念な切り返しをされてしまいました。とほほ。
少なくとも私たちは、「信頼できる日本人」でいたいものです。。
カレー、美味しかったです。