先日、二人の男の子を育てる友達の家にヒプノをしに行って来ました。
彼女が一番知りたかったのは、「下の子が自分のところに病気を持って生まれたきた意味」。でも、初めてで慣れていないということもあったのかもしれませんが、明確に意味を与えてくれるような過去世を見ることはできませんでした。なので、光のもとに誘導した際に、『魂としてのその子』をそこに呼んで、話をしてもらったんですね。
(そこでは、現実にはまだちゃんと話せない子供とでも、話すことができます)
飛び回ってる彼に質問すると、返ってきたのは
「いつも言ってる」
「愛してるから」
「自分でやりたかったんだよ。全部を。」
という、
とても、とてもシンプルな返事でした。
そして後日、彼女はメールをくれました。
その、子供への愛おしさが溢れる文章に、
母親としてのいろんな想いに、
読んでいて、こみ上げてくるものがありました。
横にいたら抱きしめちゃったよねぇ。。きっと。
シェアさせてもらえたら嬉しいなぁ…とお願いしてみたところ
「まゆちゃんのブログでお客さんの体験を読むのもとても興味深いので、是非皆さんとシェアして下さいねー。 」と。
快諾してくれて、ありがと〜!
実際に、小さな子が発作で苦しむ様子を見るのは、とても辛いです。
他人の私だってそうですから、母親ならなおのこと。
短い滞在の間に、親子の絆を目の前にして、
だから余計に、彼女のメールに心を打たれました。
まゆちゃん、このたびはうちまで来てくれてありがとう。
自分で再確認するためにも徒然なるまま書かせてね。
念願のヒプノは、正直イメージしてたのとはちょっと違って、というのも私は何かしらもう少し具体的なビジュアルを見れるのかなーと勝手に期待してたので。
でもまゆちゃんの言った通り、今の自分には前世の記憶を見る事は重要じゃないってことなのかな。
単純に、自分の前世が見れたらさぞ楽しかろう、、って思ってたんだけど、そもそも最初の階段をイメージすることすら実はちょっと難しくて
でも難しいと思ったら余計見れない、とも思い、イメージできてるつもりで最初は必死に何かを見ようとしてたので、もしかしたら私はかかりにくいって事もあるのかな?
でも結局は前世の記憶という形ではなく、今の次男(神様、、?)からのメッセージを受け取れたのでそこに拘る必要は全然なく。
私は、次男が私の所に産まれて来た意味について、何かもっともらしい理由を求めてたんだなーとつくづく気づいた。
多分、障害をもつ子の親御さんは一度は考えるんじゃないかと思うんだけど。
実際に本とかでよく見る「あなたは選ばれたんですよ」みたいな。
でもその言葉に何かいつも違和感を感じてて。
じゃあ健常な子は親を選んでないんかい?ってさ。
障害のある子を授かるという事に何か特別な意味をもたせないと、当事者も周りも安心しないっていう雰囲気に抗いたかったというか、、。
本当はどんな子供だろうと、その子がその母親の所に産まれてくる理由なんて何もなくていい。
ただ、愛してるから。
愛してるから産まれて来たんだよ。
いつも言ってる。
まだちゃんと喋れない次男の、その眼差し、私の頬を触る手、ペロって舐める舌、その全てがそう言ってたのかな、、、。
(ママだったら僕を分ってくれると思ったから。)みたいな甘い言葉を何処かで期待してた私は、ガツンときた。
もしそういう理由ならばそれこそ、次男は条件付きで私を選ぶ事になるもんね。
本当にシンプルで強いメッセージ。
シンプルすぎて何で今まで気づかなかったんだろう、というような。
子供が産まれてくる理由に、愛以外の理由なんているだろうか?
もしかすると、それすらなくて本当に本当の偶然でもいいんじゃないか。偶然の愛(笑)。なんてものあるか分らんけど。
そしてじゃあ自分はどうなのか?
私は母親を愛してるから母親のところに産まれて来たのか?
と、その質問にはええええええ、、となる自分がいるんだけどね(汗)
しかしねー、今はもう凝り固まってるから。母親と娘のパターンをお互い40年以上もやってきてしまって、半ば演じてる領域で、最初の出会いも完っ全に忘れてる訳で。
でも、もしかしたらもしかしたら私の魂はそうだったのかもしれない。そうやって産まれて来たのかもしれないと想像する事は決して悪い事じゃないよね。。。
という所で一応腑に落ちています。はは。
まゆちゃんが言った、自分が経験したい事が経験できる環境に産まれてくるっていうのはワクワクするね!
そうか、次男も長男も私たちのとこじゃないと経験できない事をしたいのか!させてあげようぞ!
そして私自身も、両親や姉の事で悩んだりする事全て、経験していいんだね。苦い感情もちゃんと味わっていいんだね。
蓋をしないで味わう、そのためにここに居る。
まゆちゃん
大事な時間を一緒に共有してくれてどうもありがとう。
まゆちゃんだからこそ受けようと思ったし、安心して何でも話せました。
また普通に遊びに来てねー!
私は今まで、グループヒプノも含めると700名以上にヒプノセラピーをしてきて、その経験からも潜在意識(魂)というものを心から信頼しています。
潜在意識は顕在意識よりもずっと、自分のことを分かっています。
だから、「うまく見れない」時には、見れないことがその時の最善なのであって、そりゃあ、がっかりするかもしれませんが、本当はがっかりする必要はないんですね。
友達がメールに書いてくれている通り、
今回は過去世に意味を見出さなかったことが、最善だったと私は思います。
過去世を知ることが解放になるから、ヒプノセラピーというものが成り立つわけですが、場合によっては、逆に過去世のストーリーに縛られてしまうということもあるんです。そういうことがなるべくないように、セラピストはもちろん中立な視点でアドバイスをしますが、その人にとっての最善は、その人の潜在意識が一番よく知っているんですよ。だから、あえて見せなかったんでしょう。大事なのは、そこじゃないよ、って。
「子供が産まれてくる理由に、愛以外の理由なんているだろうか?」
これがすべて。
ここを一旦受け入れたうえでまたヒプノをやると、
次は意外とすんなり見えたり・・・するかもしれません。
もうねぇ・・・そういうものなんですよ、潜在意識の世界って。
すごいんですよ。
私たちの知らない私たちの部分は。
思考なんて、はるかに越えますから。
ひょいっとね。
こういう仕事をしていると、「潜在意識ってすごい。。」ってコトが日常茶飯事なので、自然とサレンダー(降伏する。委ねる。)な気持ちになります。
顕在意識(自我)の自分がどんなにジタバタしていても、
潜在意識(魂に近い部分)の自分はそれをすっぽり包み込んでくれている。。そんな感じ。
一切の抵抗を止めて、そのままの現実を受け入れた時、
真実は顔を出してくれるんですよねぇ。。
命という奇跡、
そして生きることの尊さ。
今回も、友達のおかげで素晴らしい経験を共有させてもらいました。
本当に、ありがとう。
そのうちまた、成長した二人のお子に会えるのが楽しみだ〜!!
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