【お知らせ】
2025年1月より、RAS認定ファシリテーターの更新制度が変更となります。ファシリ講座の受講を検討中の方は、お気軽にお問い合わせ下さいね。

【リトリート】
2025年も2/7以降で、なおちゃんとクジラを見る🐳屋久島リトリート、リクエストいただいてます。他にも希望者いらっしゃいましたら、まだ日程確定前なので、調整できるうちに早めにご連絡くださいね。今回の告知はしてませんが、以前の告知、こちらを大体の参考にしてください。
リトリートのリクエストは、場所や時期にもよりますが、宿などが取りづらいので、少なくとも開催の2ヶ月前、できれば3ヶ月前 にはいただけると嬉しいです。


【ゼニスオメガヒーリング・プラクティショナー養成講座】
2020年より『マスターティーチャーのみ』ZOOMでのオンライン授業が可能になりました。詳しくはこちら。テキストを事前に送る都合上、開催1週間前には受付終了とさせていただきます。2023年4月より対面授業も再開しますが、オンラインの方が人数は集まりやすいです。

レベル1〜5まで、ご希望に合わせて随時開催中です。他校からの生徒さんもどうぞ。お気軽にお問い合わせ下さい。授業内容について詳しくはこちら

RASセルフケア講座に関するQ&Aはこちら。(受講された方へ)

2017/07/11

ターシャ・テューダー〜人生なんてあっという間に終ってしまうわ。好きに生きるべきよ。


朝から映画「ターシャ・テューダー 静かな水の物語」を観てきました。
なんかやっぱり好きなんですよねぇ…
彼女の庭も、ライフスタイルも、生き方も、絵本も。


思う通りに歩めばいいのよ」ってシンプルな言葉が
彼女の生き方を表していますよね。


ちょっとターシャみたいだなぁ…って思ったことのある方も、
いるのではないかと。。^ ^


タイトルの<静かな水>というのは、
静かな水のように穏やかであること。周りに流されず自分の速さで進むこと
という、ターシャの言葉からとられているそう。


美しい庭の映像を見てるだけでも癒されますが、
心に響く言葉も多くて、皆さんにシェアしたいなぁと思いました。


ちなみにターシャは、ご存知の方も多いと思いますが、
アメリカを代表する絵本作家。
1938年に23歳でデビューし活躍しますが、子育てを終えた56歳の時、バーモント州の山奥に息子さんが手作りで建てた18世紀風の農家に移り住み、そこで2008年に92歳で亡くなるまで、美しい庭とともに送った一人暮らしの在り方が、なんとも素敵なのです。


映画で初めて知ったんですけど、
ターシャはボストンの名家に生まれていて、お父さんはアメリカを代表する飛行機、ヨット、帆船などの設計・製造技師で、アインシュタインとも話をしてるような人だったんですねぇ。お母さんは人気の肖像画家。二人とも、思いっきり文化人。


でもターシャには、そんな華やかな世界より、農場の方が魅力的だったんですね。
だからお母さんをかなり失望させるだろうと分かっていても、そこで親に合わせるなんて選択はすることなく、社交界デビューも断ります。勇気ありますよねぇ。


13歳の誕生日に念願の(!)牛を買ってもらうと、15歳で学校を辞めて迷わず絵画と農業の道へ進むところなんて、かなりの意思の強さを感じます。


私は、社会通念より自分の価値観に従って生きる方を選びました。
だから、充実した人生を歩んできたのだと思います。」と。
大いに同感。

私にとって、人生でいちばん大切なことは、心の充足です。 
与えられた運命、自分が置かれた環境に、満足して生きることです。
って、自分軸に、ブレがないんですよねぇ…


旦那さんは、優しい人だけど仕事はできなかったようで。。
4人の子供たちを、農場生活と絵本を描くことで育てあげたそう。さぞ忙しかっただろうと思います。おばあちゃんになって「今が人生で一番幸せ」って言えるのも、なんかいいな、って思いました。


映画の中でも何度も出てきた台詞は

人生なんてあっという間に終ってしまうわ。好きに生きるべきよ。
幸せは自分で創り出すのよ。

っていうね。人生に対していつまでも能動的というか、積極的に楽しむ姿勢が伝わってくるとこが、素敵なのです。90歳を過ぎたターシャが言う「人生は短いんだから」には、なにせ説得力があります。。


一生は短いんですもの。やりたくないことに時間を費やすなんてもったいないわ。

人生は短いから、不幸になってる暇なんてないのよ。



あと、自然と動物と寄り添って生きてきたからこそ、
なのでしょうけど、

小動物たちは自分達のまわりに必要なものは揃ってるって知ってるから
満たされているの。
っていうようなことを言ってて。(正しい台詞は忘れましたっ)

人は「ない、ない」って思ってるから
いつまでたっても満たされないんですよねぇ。
「ある!」ってことに気づいたら、それだけで満たされるのに。
思考が働いてしまうが故に、いろんな観念が邪魔をする…。
余計な観念のない動物たちが、むしろ羨ましいですねぇ。


喜びをあなたの手でつかみなさい、喜びは手の届くところにあるの。
世の中の憂鬱は影でしかない 。その向こう側にある喜びをつかみ取りなさい。

人生の達人が言うことって、スピリチュアル。
分かってるなぁ…って、思います。

ただひたすらに、人のせいにすることなく、
自分と向き合いながら、目の前の現実を丁寧に生きていくと、
アプローチはどうあれ、結局そこに行き着くんですよね。


息子さんが語るターシャの話も、よかったなぁ。
母は、「やりたいことがあるなら、とにかくまずはやってみなさい
と言う人でした、と言っていて。

何かを始めなければ、何も起こらない
っていうターシャの信条が、ここにも現れてますね。


ちょっと心が疲れている時に
そっと背中を押してくれるような映画です。
気になる方は見てみて下さいね。
東京だと、下高井戸シネマで7/21までやってますよ〜。(上映劇場一覧はこちら


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