【お知らせ】
2025年1月より、RAS認定ファシリテーターの更新制度が変更となります。ファシリ講座の受講を検討中の方は、お気軽にお問い合わせ下さいね。

【リトリート】
2025年も2/7以降で、なおちゃんとクジラを見る🐳屋久島リトリート、リクエストいただいてます。他にも希望者いらっしゃいましたら、まだ日程確定前なので、調整できるうちに早めにご連絡くださいね。今回の告知はしてませんが、以前の告知、こちらを大体の参考にしてください。
リトリートのリクエストは、場所や時期にもよりますが、宿などが取りづらいので、少なくとも開催の2ヶ月前、できれば3ヶ月前 にはいただけると嬉しいです。


【ゼニスオメガヒーリング・プラクティショナー養成講座】
2020年より『マスターティーチャーのみ』ZOOMでのオンライン授業が可能になりました。詳しくはこちら。テキストを事前に送る都合上、開催1週間前には受付終了とさせていただきます。2023年4月より対面授業も再開しますが、オンラインの方が人数は集まりやすいです。

レベル1〜5まで、ご希望に合わせて随時開催中です。他校からの生徒さんもどうぞ。お気軽にお問い合わせ下さい。授業内容について詳しくはこちら

RASセルフケア講座に関するQ&Aはこちら。(受講された方へ)

2019/03/16

インド・リシケシ滞在記その2〜ムージのサットサンへ


☆「インド・リシケシ滞在記その1
〜予約したホテルがまさかの工事中…(笑)」はこちら


3/2(土)いよいよ今回の目的、
初・ムージのサットサンへ。
(オープンサットサンなので、donation寄付のみで、無料です)

タポバン地区にあるホテルから
会場のSwami Swatantranand Ashramまでは
車で15分くらいかかるので、
朝8時にはホテルを出ました。


朝ごはんは前日に買ったカシューナッツと
カカオ70%のチョコレート。以上。


途中でオートリクシャー(通称トゥクトゥク)を
つかまえるつもりだったけど、全然走っておらず。

どうしたものかと街の中心まで10分ほど歩いたら、
オートリクシャー乗り場があったので、ほっ。
(Tattv cafeのそば)


そこで料金交渉をと思ったら、場所とか言わずとも、
あっちから「Mooji?Mooji?」と聞いてくるのでありました。

そりゃあ、サットサンに行く人、いっぱいいますもんね。
7人乗りのリクシャーに、無理やり8人詰め込まれて
一人30ルピー。
(8人乗り込むまでは出発しません)

とりあえず、たどり着けそうで一安心。
行き当たりばったりでも、何とかなるものです。


まあしかし、アシュラムの周りは細い道が入り組んでいるエリアで、
そこへ「我先に」とリクシャーも車も(そして野良牛も。笑)
入り込んでるものだから、やっぱり途中で立ち往生。

当面、動きそうになくても、みんな、もはや慣れた様子で
「こりゃダメだ」と肩をすくめて次々降りて行く。

インドにいると、こういうことに、
いちいちイライラしなくなるのですよ。
「出た。インド。」って感じで、「ま、いっか」って
流せてしまうっていう。(笑)

私もさっさと降りて歩くことに。
この辺を歩いている欧米人の行く先はだいたいムージなので、
適当についていけば、たどり着きます。(笑)


8:00には会場ゲートが開いているので、
(10:00には閉まってしまいます)
中に入ってまずは荷物検査。


事前の注意事項の中に
「25 x 25 x 10 cm以上のバッグは持ち込めない」
とあったので、私は律儀に測って持って行ったんですが、
結構、それ以上大きいバッグを持ち込んでる人もいました。

水は手に持っていても大丈夫だったし、
折りたたみ座布団とか、別途持ち込んでる人も多かったです。

(でも、ホントに大きい荷物は邪魔になるので、
荷物検査のところで預けることになります。)


8:45〜the lottery queue area (くじ引きの列)が閉まると
書いてあったので、一人一人、くじ引きで席が決まるのかな?
と思っていたのですが、さすがにそんな細かいことはしない。^ ^;

10列くらいあるんですが、好きな列に並んで、
どの列から中に入れるか、その順番がくじ引きで決まるのでした。


ここで待つ時間は、
「Silence」というカードを持ったスタッフが立っているので、
もうみんな静か。沈黙の時間、結構好きでしたねぇ。


そしてこの日私が並んだ列は何と!2番目に入れてしまったので、
芝居で例えるなら前から10列目くらいの座布団に座れました。
近い〜。(*゚▽゚)


しかし、トイレに立ったら場所取られちゃうのかな?とか思い
「私の体内で排出されようとしている水分は、そうなる前に
直接宇宙に行っちゃいます!」って宣言してみたら、
トイレに近い私が、何とこのまま7時間も!!!
トイレに行かずに過ごせてしまったのでした〜。不思議。奇跡。(笑)




毎回、9:15〜45には、ムージの瞑想誘導を録音したもの
「An Invitation to Freedom」が流れます。

この時間もまたいいんですよ〜。

似た内容が上記映像で見られますので、英語がわかる方はぜひ。


ちなみに、

「覚者」と「宗教の教祖」を同じだと思っている人も多いのかもですが、
むしろ全く真逆ですので〜。

教義も、ルールも、上下も、偶像崇拝も、そういうの、
一切、ないですから。


私たちは本来、何ものにも縛られることのない、
完全に自由な存在なんですよ、ってことを、

幻想を見破り、自我から自由になって、
自分自身(セルフ)へと還る道を、

(教えるのではなく)示してくれる存在…

って言ったらいいかな。

仏陀もキリストも、もともとはそうだったはずですよね。
今は「宗教」になっちゃってるけど。


サットサンでは写真禁止なので、
公式サイトの映像からスクリーンショットを少し。

サットサンの前後には、だいたい音楽が奏でられます。↑
(ミュージシャンは、毎回違います)

毎回、2000人くらい集まるんですよ。
7割は欧米人、2割インド人、
日本人とか中国人、アフリカ系の人は1割、
って感じがしました。

世界中からこれだけの人が集まるって、
多くの人が、ムージの話すことに共鳴し、
それぞれに、真実を、セルフを生きようとしてるなんて、
すごく心強いし感動的です✨


しかし、この日のムージはちょっとシニカルモードでしたねぇ。^ ^;

というのも、サットサンは、基本、
質問者の質問にムージが答えていく、という流れなので、
質問者次第なところがあるのですが、

この日の質問者が…
何というか…

自我が強かった。(ジャッジだけど!笑)


一人目の女性は、口では、表面的には、
「私は愛がわかりました…」とか言ってるんだけど、
ちょっと演技っぽいというか…
そんな自分に酔ってるだけというか…

ムージはそういうの、すぐに見抜いてしまいますからねぇ。

何が言いたいのかよくわからないのは、
私の英語力が低いせいかなぁ〜とも思ったんですが、
ムージが「で?」「何を聞きたいの?」って反応だったので、
やっぱりそうだよねぇ〜って笑ってしまいました。


二人目の男性も
「私は覚醒体験をしました!」って言ってるんだけど、
自我が言ってるってこと、ムージは見抜きますからね。

「それなら、こんなとこで話をしてないで、今すぐ一人になって
その体験を深めなさい」と一蹴。

そしたら彼は「お願いがあります、あなたのそばへ言って
目を合わせてもいいですか?」って言い出すわけです。

覚者と目が合うと覚醒する、って
言われてたりするので、それでだと思うんですが。^ ^;

ムージは「へ?」と一瞬固まって、
「あなたにそれをしたら、ここにいるみんなにしなきゃ
いけなくなるよ」と笑い、
「でもそもそも覚醒したならそんなことする必要ないよねぇ?」
と真っ当なツッコミを入れる。。


そんな様子が、可笑しかったです。


自我は狡猾だよ、
どこまでもあなたを騙そうとするよ、
そんな自我に同一化しないで、
セルフであり続けなさい、

って、ムージは何度も言っていました。


覚醒体験(一瞥体験)に執着してしまう人も多いので、
そうなったら、また、自我の罠に捕まっちゃってるよ、と。


セルフは執着する必要が、ないから。




こういうことを書くとねぇ、
「私は悟りたいわけではなくて、
ただ、幸せになりたいだけなんだ!」
って思う人もいると思うんですけど、

結局同じこと、なんですよね…。


ここに集まってる人たちも、
きっと散々いろいろ体験してきて、
外側を自分(自我)の思い通りにしようとしている限り、
ホントの意味で幸せにはなれない、自由にはなれない
ってことに、気づいちゃったんだと思うのです。


自我の奴隷になったまま、
人生終えたくは、ない。


RASでいう「信じ込み」も
ゼニスでいう「ブロック」も
全て自我の作り上げた幻想の領域にあるもの。


そうやってセルフではないもの、
ホントの自分ではないものを外していくと、
現れるのはセルフでしかない。(笑)


能力とか、知識とか、資格とか、
何かを付け足していくことではなくて、
削ぎ落としていくこと、なんですよね。


サットサンでは、そういうこと、
質問に応じて表現を変えつつも、
何度も何度も、伝えてきてくれます。


そしてムージは、「サットサンに何度も来る必要はないよ」
とも言ってました。


あとは自分で体験するしかないから。


あぁ…
書き出すときりがないなぁ。(笑)

こりゃ、お話会だな!!(笑)


その3へ続く…



☆「インド・リシケシ滞在記その1
〜予約したホテルがまさかの工事中…(笑)」はこちら

☆「インド・リシケシ滞在記その3
〜ガンジス河沿いをお散歩♪」はこちら

☆「インド・リシケシ滞在記その4
〜行ってみたら、これが意外と楽しいヨガフェス♪」はこちら

☆「インド・リシケシ滞在記その5
〜ムージと握手♡目があった時に感じたのは、
全き空(くう)でした。」はこちら

☆「インド・リシケシ滞在記その6
〜ラコタ族のスウェット・ロッジ
&ビートルズ・アシュラムで『イマジン』大合唱」はこちら

☆「インド・リシケシ滞在記その7
〜本場インドでキルタン♪♪♪情報は向こうからやって来る!」はこちら

☆「インド・リシケシ滞在記その8
〜ムージとハグできてしまったぁ♡」はこちら

☆「インド・リシケシ滞在記その9
〜誕生日に、最後のサットサン♡自分へのプレゼント。
アートに値段をつけるのって難しい。」はこちら




絶対なるものの息―ムージとの対話 見えるものと見えざるものは一つ(覚醒ブックス)