【お知らせ】
2025年1月より、RAS認定ファシリテーターの更新制度が変更となります。ファシリ講座の受講を検討中の方は、お気軽にお問い合わせ下さいね。

【リトリート】
2025年も2/7以降で、なおちゃんとクジラを見る🐳屋久島リトリート、リクエストいただいてます。他にも希望者いらっしゃいましたら、まだ日程確定前なので、調整できるうちに早めにご連絡くださいね。今回の告知はしてませんが、以前の告知、こちらを大体の参考にしてください。
リトリートのリクエストは、場所や時期にもよりますが、宿などが取りづらいので、少なくとも開催の2ヶ月前、できれば3ヶ月前 にはいただけると嬉しいです。


【ゼニスオメガヒーリング・プラクティショナー養成講座】
2020年より『マスターティーチャーのみ』ZOOMでのオンライン授業が可能になりました。詳しくはこちら。テキストを事前に送る都合上、開催1週間前には受付終了とさせていただきます。2023年4月より対面授業も再開しますが、オンラインの方が人数は集まりやすいです。

レベル1〜5まで、ご希望に合わせて随時開催中です。他校からの生徒さんもどうぞ。お気軽にお問い合わせ下さい。授業内容について詳しくはこちら

RASセルフケア講座に関するQ&Aはこちら。(受講された方へ)

2013/11/01

瀬戸内国際芸術祭!


先月、2泊3日で瀬戸内国際芸術祭に行って来ました。
一番の目的は、友人の写真家MOTOKOの小豆島での展示。
四国は高知に1回、愛媛に2回行ったことがあるくらいで、香川も小豆島も初めてだったんですが、小豆島といえば「八日目の蝉」「二十四の瞳」でも有名だし、一度行ってみたいなぁと思っていたんですよね。

早朝の便で高松に飛び、フェリーで小豆島の土庄港に到着したのは11:00頃。レンタカーしてMOTOKOが打ち合わせ中の醤油記念館まで行き、醤油の香りに包まれながら、とりあえず醤油ソフトを食べて一息。町並みも、いい感じ。


ブラブラ時間潰してたら「もうそこにはいないからオリーブのリーゼントまで来てー」と言うので、また車でちょっと移動。そして…


こんなことに。(笑)

オリーブ畑の中に立つ、清水久和さんの「オリーブのリーゼント」という作品の前で、リーゼントのカツラをかぶる3人。私、人生初のリーゼントでございます。ふっ。


このすぐそばに、ひとつめのMOTOKOの展示。
石井邸倉庫会場。
小豆島に住む60歳以上の方々225人を撮影、モノクロのポートレイトがずらりと並びます。ちゃんと見ていくと、さすが皆さんそれぞれに人生刻まれたいい顔していて、かなりの見応え。ちなみに展示名はズバリ「小豆島の顔」です。

この写真↑、MOTOKOが撮ってくれてるので彼女は写ってませんが、左側がこの素晴らしい家の家主、岩ちゃん。右側はMOTOKOの友達、カメラマンの薫ちゃん。です。

岩ちゃんちからの眺めがまた、いいんですよ〜。
こんな家、住んでみたいものです…

こんなアンティークの消化器も!かわいい…

こんな、蝉の抜け殻もいっぱい発見。
「八日目の蝉」を思い出します。

道の端にこんなりっぱな蛇も発見。わぉ。

この辺の町並み。落ち着く。


そして私が行ってみたいなと思って予約していたレストランFURYUへ。
小高い丘の上に建っているので、いい眺め。
優雅な女子ランチ。

何度も小豆島を訪れたMOTOKOに
「私が今まで来た中で今日が一番気候がいいわ〜。須藤ちゃん、ラッキーやわ〜。」と言われました。やったね!


オリーブの新漬けのジェラート。
まろやかでおいし〜。


のんびりランチの後は、肥土山へ車を走らせ、中山の千枚田の中にあるアート作品、ワン・ウェンチー「小豆島の光」へ。昼間はナチュラルでのどかな風景ですが、夜はLED照明でレイヴ会場みたいになってて、全然雰囲気変わってました。


約5000本の地元産の竹で組まれたドームの中は、こんな感じ。
寝っころがって木漏れ日に包まれながら、穴から空を眺められます。



びっくりしたのはこんな小豆島の田舎で、友達夫婦にバッタリ会ったこと!!
ミュージシャンのLenaちゃん夫婦
会う人とは、どんなとこでも会うもんです。(笑)
モンゴルでも、大学の先輩とバッタリしたしねぇ。


もうひとつびっくりしたのは、居眠り運転で田んぼに突っ込んだ事故車。運転していた方は怪我もなく無事だったとか。よかった。。処理中のおじさん達が「これはアートじゃないよ〜」と苦笑いしていたのが印象的。確かにここではアートに見えなくもない…

地元のおじさん達が忙しい中組み上げていったという、わらアート。
雨が染みても大丈夫なように、いろんな工夫が見られました。


そして「うみのうつわ」と「わらアート」を見た後、
MOTOKOのもうひとつの展示を見に八幡神社へ。
ここには美しい山々を借景とした農村歌舞伎舞台もあって、その斜面に写真が展示されています。なかなかこんな場所で展示する機会なんてないですよね〜。人々の暮らしが刻まれた祈りの場所で、まさにその地で長い時間を生きてきた人たちの顔を見るって、なんかこう、引き継がれてきた血とコミュニティの歴史と、すごく深い物語を感じます。平面的じゃない、奥行き感。

MOTOKOとはもともと、レコード会社時代にUAの「ミルクティー」のジャケット撮影現場で初めて会ったんですが、何度となく仕事をする中で仲良くなり、マネージメントをしていた時期もありました。その頃から、山梨、青森、北海道、出雲、熊野、奄美、京都、奈良、滋賀…と一緒にかなりいろんな所を旅していて、その度に神社と温泉も共にしてきたので、神社で展示っていうのは、なんだか感慨深いものがあります。そういう場に、なんか縁のある人なんですよねぇ。だからこそ、ちゃんと見ておきたかったのでした。


やっと無事に設営が終わった関係者の皆さんがバンザイして写真を撮った場所で、私もMOTOKOとバンザイポーズ。なんとなく、ここはバンザイスポット。お疲れ〜!がんばったね〜!


だいぶ日も落ちてきた頃、colocalコロカルの連載を読んで会ってみたいと思っていた、三村さん夫婦の家へ。ひかりさんの写真がまた、いいんです。
2012年に子供と三人で小豆島に移住し「HomeMakers」を立ち上げ、畑で野菜を育てながらカフェ・民宿をオープンしようと古民家を改装中。なわけですが、まさにその絶賛改装中のカフェで、コーヒーをいただいて参りました。

サイトを見ると「秋オープン予定」とあるんですが、MOTOKOの展示の手伝い等でえらく大変だったようで、すっかり改装が遅れてしまった模様…。お察しします…。
もしこれから小豆島に行こうかな、という方は、是非サイトをチェックして寄ってみて下さいね〜!


この日は土庄港にほど近い、小豆島国際ホテルに1泊。
目の前はエンジェル・ロード。
二日目もいい天気。
せっかくなので朝散歩してから、
私は豊島行き、MOTOKOは高松行きのフェリーへ。
ここでお別れ。

たった1日のことを書いただけでなんだか長くなってしまったので、この後に一人で訪れた豊島と直島のことは、またの機会ということで。

春・夏・秋と開催されてきた瀬戸内国際芸術祭は11/4で終了ですが、瀬戸内の島々、のんびりできていいですよ〜。皆様もぜひ!