ゼニス仲間で今回誘ってくれた団長の悠嘉さんと。 |
11月の最後の週の四日間、
皇居勤労奉仕に参加してきました〜!
皇居勤労奉仕に参加してきました〜!
東京に来た時にお茶に誘ってくれたんですが、
二人きりでゆっくり話すのが初めてだったのもあって話は尽きず。
後半、神社や古神道の話で盛り上がったんですね。
それがキッカケで、皇居勤労奉仕のことを教えてくれたんです。
私は恥ずかしながら、
そんな制度があるって始めて知ったんですが、
一般参観で入れない場所にも行けると知って
「行く行く!」って、即答。(笑)
これもタイミングだなぁと思いました。
今年だから即答できたけど、
これが去年だとしても一昨年だとしても、
即答はできませんでしたから。
というのも、「あくまでも国の行事なので、
一旦、宮内庁で参加が決まった人はキャンセルができません。」
という制約があって、普通にお仕事してたら
「そんなこと言われても急な仕事が入ったらどうしよう…」って、
なっていたと思うんです。
四日間がっつり拘束されるわけですからね〜。
加えて「キャンセルやドタキャン、遅刻した場合で、
人数が変更した場合は、
全員が皇居内に入ることが出来ません。」
という規則もかなりのプレッシャー。
この条件、なかなか即答できる感じじゃないでしょう?(笑)
でも、よくぞこのタイミングで誘ってくれました、悠嘉さん!
っていうくらい、
でも、よくぞこのタイミングで誘ってくれました、悠嘉さん!
っていうくらい、
つまりは皇居でのボランティアなわけですが、
作業内容は、今回のように秋なら、
草取りや落ち葉拾いなどの軽作業。
なにせ年配の方々の参加が圧倒的に多いですから、
そんなに大変なことをさせられるわけではありません。
私たちの団は、毎朝7:15に集合して、
15:30〜16:00終わりでしたが、
作業時間はたぶん計3時間くらいだったと思います。
といっても、やってみるとこれが結構汗かくんですけどね〜。
腰にもくるんですけどね〜。
後は宮内庁庭園科の方が皇居内を案内してくれて、ほぼ見学。
紅葉が美しい季節、
エネルギーも最高にいい場所をお散歩するのは、
でのご奉仕になっていて、私たちは3日目が赤坂御所でした。
赤坂御用地は、皇太子一家のお住まいである東宮御所、
秋篠宮邸、寛仁親王邸、三笠宮邸、高円宮邸があり、
よくテレビでも目にする園遊会も行われる所。
御苑の紅葉のグラデーションも見事でしたよ〜。
(スケジュールは団によって違います)
一日目 皇居(正殿・南庭)
二日目 皇居東御苑
三日目 赤坂御所
四日目 皇居(宮中三殿・吹上御所)
そしてなんといっても感激だったのが、
二日目の天皇皇后両陛下のご会釈と、
三日目の皇太子殿下のご会釈です。
まさか2mほどの距離でお会いできる日が来るなんて。
自分でも、こんなに感動するとは思いませんでした。
(スケジュールは団によって違います)
一日目 皇居(正殿・南庭)
二日目 皇居東御苑
三日目 赤坂御所
四日目 皇居(宮中三殿・吹上御所)
そしてなんといっても感激だったのが、
二日目の天皇皇后両陛下のご会釈と、
三日目の皇太子殿下のご会釈です。
まさか2mほどの距離でお会いできる日が来るなんて。
自分でも、こんなに感動するとは思いませんでした。
よく、年配の方々が陛下にお会いして泣いてたりするでしょう?
私は、昔は天皇は神様だったから、
それで泣いているんだと思っていました。
でも、それだけじゃないことが今回よーく分かりました。
陛下のエネルギーは、本当にクリアなんです。
こんなにエゴのない人間がこの世にいるんだ…
って、思いました。まさに無私無欲。
陛下のエネルギーは、本当にクリアなんです。
こんなにエゴのない人間がこの世にいるんだ…
って、思いました。まさに無私無欲。
人は、本当にエゴのない人を目の当たりにすると、
なんて言ったらいいのか…
完全にサレンダー(降伏)するものなんですね。一瞬で。
そして、なぜだか涙があふれてくるんです。
2600年間も続く天皇制ですから、
日本人のDNAのせいもあるかもしれません。
エゴのなさが鏡となって、わっと、
エゴのなさが鏡となって、わっと、
逆に自分のエゴにも気づかされるので、
広大な宇宙に想いを馳せる時
「自分はなんてちっぽけなんだろう」って思うのにも
似ている感覚になりました。
陛下は「個」ではなく、「全体」なんです。
自分のためではなく、全体のために生きてる。
それが一瞬で分かりました。
そうじゃなきゃ、あんなエネルギー、放てません。
震災後も、本当に、確かに、
国民のために祈り続けて下さったんだということが、
その存在だけで伝わってきました。
「祈り」であり、「光」そのもの。
そして美智子様は「愛」そのもの。
「ありがとう」の一言に、全く手抜きがないんです。
あんなに心のこもった「ありがとう」が言えるなんて、
そして美智子様は「愛」そのもの。
「ありがとう」の一言に、全く手抜きがないんです。
あんなに心のこもった「ありがとう」が言えるなんて、
すごいと思いました。
「ありがとう」の音霊だけで泣けるくらい。
ずっと、そっと陛下に寄り添われる姿は、菩薩様のようで、
このお二人は、もう、完全に人間を超えた存在に思えました。
皇太子殿下も、テレビの印象とは全然違いました。
こう言うと失礼極まりないですが、
もっとずっと、力強い、頼もしい感じを受けました。
何よりあの目。
私たちの団の前にいらした時、
「ありがとう」の音霊だけで泣けるくらい。
ずっと、そっと陛下に寄り添われる姿は、菩薩様のようで、
このお二人は、もう、完全に人間を超えた存在に思えました。
皇太子殿下も、テレビの印象とは全然違いました。
こう言うと失礼極まりないですが、
もっとずっと、力強い、頼もしい感じを受けました。
何よりあの目。
私たちの団の前にいらした時、
そのまっすぐな強い目から目が離せなくなったほど。
この人の前で嘘がつける人がいたなら、大したもんだわぁ…
この人の前で嘘がつける人がいたなら、大したもんだわぁ…
と思いました。
真、誠、信、直、といった漢字がしっくりくる感じ。
あぁ、
日本に生まれてよかった…
日本人でよかった…
心からそう思いました。
今までもそう思うことは多々ありましたが、
今回ほど強く思ったことはありません。
彼らがいる、
彼らが守ってくれている、ということに、
理屈を超えた安心感を覚えました。
こう言うと、
「じゃあなんで震災は起こったんだ?」とか
思う方もいるかもしれませんが、
その辺を話し出すとまた長くなるので控えます。
私はそう感じたし、それが私にとっては真実だ、というだけです。
2600年も天皇制が続いている意味、日本人であることの意味、
いろんなことが自分の中で一気に腑に落ちました。
天皇は、ただの「象徴」なんかではない、
むしろ「要」だと思います。
今回、悠嘉さんが矢加部幸彦さん
あぁ、
日本に生まれてよかった…
日本人でよかった…
心からそう思いました。
今までもそう思うことは多々ありましたが、
今回ほど強く思ったことはありません。
彼らがいる、
彼らが守ってくれている、ということに、
理屈を超えた安心感を覚えました。
こう言うと、
「じゃあなんで震災は起こったんだ?」とか
思う方もいるかもしれませんが、
その辺を話し出すとまた長くなるので控えます。
私はそう感じたし、それが私にとっては真実だ、というだけです。
2600年も天皇制が続いている意味、日本人であることの意味、
いろんなことが自分の中で一気に腑に落ちました。
天皇は、ただの「象徴」なんかではない、
むしろ「要」だと思います。
前列の真ん中が矢加部先生 |
今回、悠嘉さんが矢加部幸彦さん
(古神道修道士・神道音楽家・セラピスト)を招いて、
初日の夜に「日本と神道の真実」という古神道講話会を
設けてくれたんですが、こちらも面白かったです。
宮中三殿のひとつ、賢所(かしこどころ)は
日本で一番、否、地球で一番、
光の振動数が高いところだと言われているそうで。
この振動数とシンクロしているのが天皇陛下であり、
毎日祈り、日々禊をする、
天皇陛下=祭祀王なのだ、ということ。
三種の神器の、
鏡は伊勢神宮に、剣は熱田神宮に、
勾玉は皇居の賢所にあるということ。
また、皇居には
鏡と剣の御代器(みしろき)があるということ。
私たちは四日目に賢所にも参拝させていただいたんですが
(もちろん中には入れません。門の前までです。)、
ある地点から結界が張られているのか、急に空気が変わります。
ワープしたみたいに、ふっと、次元が変わる感じ。
そこは、清浄な澄み切った場所。
それが常に保たれているのがまたすごい。
すぐそばは天皇皇后両陛下のお住まいである吹上御所です。
まさに中心、ですね。
神社では二拝二拍手一拝が基本ですが、
天皇陛下と賢所には、一拝しかしません。
神社では二拝二拍手一拝が基本ですが、
天皇陛下と賢所には、一拝しかしません。
天に一拝、地に一拝で二拝なんですが、
陛下も賢所も、天地がない、二つに分離していない、
全体であり中心なので、一拝でいい、
ということなんですってー!
これ、ただ人から聞いただけだったら、
単なる形式だと思ってしまうかもしれないんですが、
実際に陛下に会い、あの場に身を置くと、
ものすごく納得してしまうものがあるんですよ。
確かに全体だ、と。
日本人はもともと、全体のためにあろうとする国民性なんですよね。
日本人はもともと、全体のためにあろうとする国民性なんですよね。
「お先にどうぞ」とか「お互い様」って言葉にも、
それが残っています。
最初に「愛」という概念が外国から入って来た時、
日本人にはピンと来なかったそうです。
何故って、当たり前だから。
個よりも全体に生きていましたから、
分離感が希薄だったんですね。
どっちがいいとか悪いとかの話ではなく。
戦後、マッカーサーを昭和天皇が訪ねるんですが
天皇は礼装のモーニング姿なのに対し、 マッカーサーは勲章も付けない開襟シャツ姿。 当時の日本人にはかなりショックな写真だったようです。 |
戦後、マッカーサーを昭和天皇が訪ねるんですが
(出迎えたのはたった二人の副官だったとか)、
マッカーサーは「どうせ命乞いに来るんだろう」
くらいに思っていたのに、天皇は
「全て私が責任を取ります。私はどうなってもいいから、
国民は助けて下さい。」という旨の発言をされ、
非常に驚き感動した、という有名な話があります。
その時から彼の天皇に対する態度は変わり、
天皇助命の先頭に立つようになりました。
マッカーサーは後年、「回想記」に
「私は大きい感動にゆすぶられた。死をともなうほどの責任、
それも私の知り尽くしている諸事実に照らして、明らかに、
天皇に帰すべきではない責任までも引受けようとされた。
この勇気に満ちた態度に、私の骨の髄までもゆり動かされた。
私はその瞬間、私の眼前にいる天皇が、個人の資格においても
日本における最高の紳士である、と思った」と書いたそうです。
私にも、この感動と衝撃、今はもっとリアルに想像できます。
こういう話もあるそう。
日露戦争になぜ日本なんかが勝利したのかが謎で、
その理由をルーズベルト大統領が調査させたらしいんですが、
国民は「自分たちはどうなってもいいから、天皇は助けてくれ」
と言い、一方で、天皇は
「自分はどうなってもいいから、国民は助けてくれ」と言う。
この、到底理解しかねる、完全なる信頼関係に
アメリカは恐れを抱いたんですね。
この繋がりを断たないことには、日本人にはとても敵わない、
と感じたのではないでしょうか。
だから戦後の教育は、私たちが知っている通り、
その繋がりを断つという方向の内容になりました。
まんまと教育という名の洗脳にひっかかってしまった、というか…
戦後教育を受けた私たちの中には、
天皇を崇拝するような感覚はありません。
私も長らく、天皇制はただの制度だと思っていました。
でも、そうじゃなかったぁぁ…
これは人に言われたから、とかじゃないですよ。
今回、賢所を参拝させていただき、陛下にご会釈を賜り、
自分自身で体感したことです。
でも、そうじゃなかったぁぁ…
これは人に言われたから、とかじゃないですよ。
今回、賢所を参拝させていただき、陛下にご会釈を賜り、
自分自身で体感したことです。
自分の奥の、深い部分で、何かが動いたんです。
いつだって真実は隠されている。もっと真実を知りたい。
そう思います。
皆さんも、人から言われたことではなく、
是非ご自身で、感じてみて下さいね。何事も。
初日の朝 |
今回、私たちの団は総勢29名だったんですが、
私は悠嘉さん以外初対面。にもかかわらず、
みんな、ご奉仕するために四日間を使おう!
と集まっただけあって、
自発的にどんどん動くし、前向きだし、楽しみ上手だし、
あっという間に仲良くなって、
すごくご縁だと思っているので、
ほとんどの人が初対面でも全然気にならないというか、
むしろ、どんな人との出会いが待っているのか、
わくわくする質。
なにせ団長の悠嘉さんのエネルギーが
ピュアで素敵ですからね、
そんな彼女のまわりに集まってくる人が、
素敵じゃないわけがない。
「是非この素晴らしい体験を少しでも多くの皆とシェアしたい」
という彼女の純粋な意図が、ちゃんと皆に伝わっていて、
その思いをベースにお互いに自然と助け合ってるっていう、
理想の形。とても気持ちが良かったです。
副団長の大陰さんのサポートっぷりも見事で、
またそれを盛り上げるメンバーもいて、
一人一人がうまいこと活かされてる感じでした。
何より、楽しかったですよ〜!
皆さんも機会があったら是非参加してみて下さいね。
15人以上60人以内のグループを作れば参加可能です。
宮内庁のホームページに申請方法が書いてあります。
でもいきなり団長をするのは、
勝手が分からないと難しいかもしれません。
皆さん、少なくとも一度は
知人の紹介でどこかの団に所属して体験してから、
団長となって団を作って参加している感じでした。
(ただ、天皇皇后両陛下のご会釈は、
ご公務がある場合はありませんので、そこは運です。
実際、私たちの翌週はインドでのご公務が入っており、
皇居内の写真は全然撮れませんでしたが、
この経験は、心にしかと焼き付いています。
悠嘉さん、誘ってくれて本当にありがとう!
四日間をともに過ごしてくれた皆も本当にありがとう!
忘れられない、とても貴重な時間でした。悠嘉さん、誘ってくれて本当にありがとう!
四日間をともに過ごしてくれた皆も本当にありがとう!
☆2014年4月2度目の皇居勤労奉仕!はこちら。
☆2014年12月3度目の皇居勤労奉仕!初団長編はこちら。
☆2016年4月4度目の皇居勤労奉仕!2度目の団長篇はこちら。