仙酔島リトリートの帰りに
大阪に寄って、心斎橋にあるギャラリー永井で
高田裕子さんの個展「ひかり」を見てきました。😊
屋久島に移住して、屋久島の森を描いている方。
いただいたDMに、丁寧な手書きで、
「遠いですので、お知らせまで…」と書かれていたんですが、
「ちょうど通り道だし、行けるやん!」と思いまして。(笑)
ホント、絶妙なタイミングでありました。
深い森に降り注ぐ柔らかなひかり、
緑色の木漏れ日、太陽や、月や、星のひかり。
強い、あるいはささやかな、すべてのひかりは惜しみなく与えられる祝福のよう。
その祝福を、できるだけ丁寧に描き続けています。
言葉の選び方も、好きだなって、思います。
彼女の絵を初めて見たのは、
2015年の屋久島リトリートで立ち寄った、
見た目からして可愛いshizuku gallery。
その時はポストカードを買って帰ったんですが、
個展あったら見てみたいなぁ…と思って、
住所を書いていったのでした。
以来、年に一度DMが届くのですが、
大阪なので、なかなか行けず。
今回は行けて、ホントよかった!
メインビジュアルに使われているこの絵も
素敵でしたが、
最初の、裕子さんと一緒に写った写真の絵、
「生きる- 釈迦杉-」
が特に気に入ってしまいました✨
写真では伝わりませんが、
原画は細部まで細かく、細かく、描かれていて、
屋久島の自然の命が、息吹が、
そのままに転写されているような、<蠢き(うごめき)>があるのですよ。。
光も闇も、どっちも内包してる。
まさに「生」。
この個展は明日10/14で終わってしまいますし、
何せ大阪ですが、、、
来年11月には東京でやる予定とのことなので、
その時はまた大磯の時みたいな小さなお茶会やりたいな♪
と思います。😊
毎回、個展の度に売り切って、またゼロから描くということで、、
1枚あたり3ヶ月かかったりもするそうなので、
年に一回しか個展は開けないのだそう。
原画のエネルギーがすごいので、
ぜひ機会があったら見て欲しい!です。
裕子さんの絵は、ほとんどが10〜50万以上しますし、
それでももうほぼ売れていて、、
100万円台のものがたった1枚残っているだけでしたので、
迷うまでもなく。😅
絵本「水の森」とポストカードを買いました✨
この絵に一言 「生きる」 と添えられていると
すごく強く響くんですよねぇ。。
「光が ふりそそぐ」
本にサインしていただいたら、
丁寧に「再生」の切り株の絵を添えてくれました♡
少女のような佇まいの裕子さんから
繊細だけど、こんなにダイナミックな命の渦が
紡ぎ出されるなんて、すごいわぁ…
プロフィールの言葉も、共感。
屋久島の森のなかで、
数千年を生きる屋久杉から足下を覆う無数の苔まで、
あらゆるいきものたちのなかに混じると、
私という存在があまりにちっぽけで、
人生はあっという間なのだと思い知らされるようで、
けれどだからこそ、生きよう、と強く思います。
それぞれ数千年の、数十年の、数日の、この限られた命を、ただ生きよう、と。
それぞれの命を、その美しい違いを、そのあまりにも遥かな多様性を、
そしてその全てで生きる森というひとつの存在を、
できるだけ丁寧に描きたいと願ってやみません。
私はこの「ただ生きよう」っていう感じが、
すごくしっくりくるのです。
このエネルギーを、
せめてポストカードで皆さんにもお裾分けできたらと、
9枚買いました♪
なので、去年やった新春ソウルメッセージカード、
今度は2019年だから、限定9名様でやろうかな!と。
クリスマスでもいいかも〜✨
またそのうち告知しますね。😊