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2025年1月より、RAS認定ファシリテーターの更新制度が変更となります。ファシリ講座の受講を検討中の方は、お気軽にお問い合わせ下さいね。

【リトリート】
2025年も2/7以降で、なおちゃんとクジラを見る🐳屋久島リトリート、リクエストいただいてます。他にも希望者いらっしゃいましたら、まだ日程確定前なので、調整できるうちに早めにご連絡くださいね。今回の告知はしてませんが、以前の告知、こちらを大体の参考にしてください。
リトリートのリクエストは、場所や時期にもよりますが、宿などが取りづらいので、少なくとも開催の2ヶ月前、できれば3ヶ月前 にはいただけると嬉しいです。


【ゼニスオメガヒーリング・プラクティショナー養成講座】
2020年より『マスターティーチャーのみ』ZOOMでのオンライン授業が可能になりました。詳しくはこちら。テキストを事前に送る都合上、開催1週間前には受付終了とさせていただきます。2023年4月より対面授業も再開しますが、オンラインの方が人数は集まりやすいです。

レベル1〜5まで、ご希望に合わせて随時開催中です。他校からの生徒さんもどうぞ。お気軽にお問い合わせ下さい。授業内容について詳しくはこちら

RASセルフケア講座に関するQ&Aはこちら。(受講された方へ)

2021/06/01

『傷つくストーリー』と『傷つく体験』の違い〜ガンガジの言葉2


先日、ブログで初めてガンガジをご紹介しましたが、

☆「本当のあなたは、あなたがあなただと信じているそれではありません。
〜ガンガジの言葉」はこちら

このサットサンも
新たな視座をくれると思いますのでシェアしますね。
この映像には日本語字幕はないので、
英語がわからない方は、下記の訳した文章でどうぞ。


私も「ドラマ、ストーリーから卒業する」ってことや
RASを通して「感情を感じ切る」「すべては体験」ってことも
何度もお伝えはしてきましたが、
根幹は同じことなんだけど、ガンガジの

『傷つくストーリー』は、
『傷つく体験』とはまったく違います。
『傷つく体験』は、『傷つく体験』です。
ストーリーによって生じてくるかもしれませんが、
直接的な体験です。 

っていう伝え方に「そう、それそれ!」って
私自身も深まったし、感銘を受けたもので、
これはぜひシェアしたいな、と。☺️


この違いを理解することって、
とっても大切ですからね。

じゃないと、ついつい、ハマるから。。😂


ちょっと長いですけど、「ストーリーを卒業したい方」
「もう被害者をやめたい方」には、
私たちが毎回、いかにストーリーをこしらえているのか、
その辺も分かりやすいと思うし、
なぜ問題は解決しないのがいいのか、のヒントにもなるかと思います。

逆に、準備ができてないと、
読んでも受け入れ難いかもしれませんけどね。😂




質問者:    
私の質問は、、ちょっと恥ずかしい感じがしますけども、、 
私は、すぐに関係性を断ち切ったり、引きこもったり、別れたり
してしまうんです。 
どうしたら、そのようなことをすることを止めることができるでしょうか?


ガンガジ:   
これはあなたが学んできたパワー、ですよね?


質問者:   
とてもパワフルです。 


ガンガジ:   
それはとてもパワフルです。 そしておそらく時には、そのように、
関係性を断つパワー、引きこもるパワーが必要なこともあるでしょう。 
それはとてもパワフルです。 

このようなパワーを与えられてしまう人もいます。
それで、 質問ですけど、 あなたには、
このパワーにサレンダーする、降参する意志が、おありですか?


質問者:    
もちろんです。喜んでそうしたいです。 


ガンガジ:   
喜んで? 素晴らしい。 
では、このパワーを取り戻したいという誘惑が起こった時に、
それに触れないでください。 それほどシンプルなことなのです。 

複雑にしてしまうのは、 
「ちょっとだけ取り戻そうかな、 ちょっととっておこう、
もしかしたら、それが必要になるかもしれないし。」 みたいなことです。 

あらゆるスピリチュアルな教えが、 
あなたを魅了してきたそのパワーに降参し、サレンダーする必要性
について語っていますよね。 
あなたに喜びを与えているこのパワーは、同時に
あなたに苦しみも与えています。あなたは気づいてますよね。 

それは成熟です。それには、そのパワー自身には限界がある、
ということを 見る必要があります。 
本当に欲されているものは、
自分自身を分離させてしまうそのパワーよりも、深いのです。 

このパワーが働いている時というのは、
あなたがたとえそれに気づいていなくても、
あなたはいくつかの段階を踏んでいるんですね。 


質問者:   
はい、そうですね、嫉妬や 比較です。 


ガンガジ:   
OK。では、まず始めに比較が起こり、それから嫉妬が起こるんですね、
それから?


質問者:    
不足感が起こります。 


ガンガジ:
それから不足感のストーリー。 そして、不安感のストーリー。 
不安感には恐れもありますよね、おそらく。それから? 
次の段階は何でしょう? 

なぜなら、ここまでは、全く問題がないんですよ。 
問題はどこにもありません。 ええ、痛みはありますよ。
でも、痛みには問題がないんです。 
痛みを避けようとして何かを探し出すと、それが苦しみとなります。 
止めなくてはならないのは、その追求。 痛みを避ける方法探しです。 

痛みには何も問題がないのです。 
痛みを避ける方法を探すのを止めてみると、よく分かるでしょう。
それで、さて、今度は何が起きるのですか? 


質問者:     
痛みを感じるのを避ける と思います。


ガンガジ:   
痛みを感じるのを避けるんですね。 
では、そのことの中に入って行きましょう。 
痛みを感じるのを避けるのに、どのような段階がありますか。 
あなたは、あなた自身に何と言っているのでしょう?
何かマントラ(呪文)があるはずです。 


質問者: 
それを避けよう、守りに入ろう、非難しよう、、


ガンガジ:
それで、あなたはあなた自身の内側で何を言っているんですか?


質問者: 
それはとても早く起こるので、考えようもありません。 


ガンガジ:   
そうですね。 でも、それをゆーっくりとさせて、(笑)
スローモーションにすれば、
あなたもはっきりと見ることができるでしょう。 

それは素早く起こるものなんですよ、なぜなら、
あなたはそれをすっかり習慣にしてきてますからね。 

そうですねぇ、例えば、自分が車を運転する時は、 
次はどういうステップだったかなあ、なんて
考えることはありませんよね。 
でも誰かに教える時は、 ここをこうやって、 これはこうやって、 
それから、こんなふうにやって、 と(笑)やるでしょう? 

ですから、そういうふうに、教えてくださいね。
私は、どのように閉じこもればいいのか、学びたいのです。
そのための段階はどんなでしょう?
そう、あなたは調べないといけませんよ。
あなたにとっては、それはただ自然に起きることなのでしょうけど、 
でも実際は、ただ起こる訳ではありませんよね。 
そこに至る道筋があることを、あなたも見たでしょう。


質問者:    
はい。私はただ無表情になっていきます。 


ガンガジ:   
無表情になるのですね。 


質問者:    
そして、閉じこもって、後ろに引いてしまいます。 


ガンガジ: 
閉じこもって、後ろに引いてしまうんですね。  
それから何が起こりますか? 私は何をしたら?


質問者:
そして、私は逃げ出したくなります。


ガンガジ:
OK。わかりました。いいですね。理解しました。
それなら私もできます。


質問者:    
よかったよかった。 (会場爆笑) 
それから、アドナリンがたくさん出ます。 (笑) 


ガンガジ:   
たくさんのアドナリン?  それはどこから出てくるのでしょう? 
どうやってあなたはそれを生み出すのですか? 


質問者:    
うーん、、よくわかりません。 


ガンガジ:  
どうぞよく見てください。 あなたは私に教えているんですよ。


質問者:    
OK。。(笑) 怒りでいっぱいになります。


ガンガジ:  
逃げ出したくなるような原因を作った誰かに対しての怒りですか?


質問者:   
そう。その通りです。 


ガンガジ:  
OK。 さあ今、『私』についてのストーリーができましたよ。 
比較や、嫉妬という感情、無価値観をベースにした不足感ですね。
でも今、『私』は、このストーリーの原因となる他の誰かを巻き込まないと
いけないわけですね。


質問者:   
はい。彼らが私を見捨てたからです。 


ガンガジ: 
彼らが私を見捨てた。 さあ、ストーリーですよ。
そう、首のこのあたりに感じ始めました。 
 (演技しながら)「彼らが私を見捨てたんだわ!」 
 (質問者 会場 爆笑) 


質問者:
(笑いながら)そう、彼らが見捨てた!


ガンガジ:
それから? 


質問者:   
これ、皆さんの前ではやりづらいです。 (会場爆笑) 
ええと、どこまでいったんでしたっけ?


ガンガジ:    
ストーリーをひも解いています。 とても固く絡まっていたので、
それが何かもわからず、 あなたはただ、何かが起きているように
感じていたのですが、それをほどいています。 

そして私たちは『私』は2つにおいて被害者だ、というポイントまで
たどりつきました。

まずは、この嫉妬という感情の被害者。 
そしてもうひとつは、この感情の原因となった誰かの被害者。 

だから、『私』は逃げなければなりません。 

今、私が知りたいのは、
逃げるために次の段階をどうしたらいいか?ということです。

心理的には何が起こり、身体には何が起こり、
感情には何が起こりますか?
どうやって、無表情になればいいのでしょう? 
どうやって閉じこもり、どうやって隠れたらいいのでしょう?


質問者:    
話すのを止めます。 それから、歯を食いしばります。  


ガンガジ:
歯を食いしばるんですね。OK。(実際にそうしながら) 
目には何が起こりますか?


質問者:    
石のような、無表情な目ですね。とても冷たい。


ガンガジ:   
こんなふうにですね。 (笑) 
身体はどうですか? その時の姿勢というのはありますか? 


質問者:
うーん、、よくわかりません。


ガンガジ:   
あなた自身をその状況に入れてみてください。 


質問者:    
あぁ、うなだれています。
被害者ですから、被害者らしく、うなだれ、肩をまるめます。


ガンガジ:   
これはねえ、 なかなかの労力ですよ。(笑)
(会場爆笑) 


質問者:(質問者も爆笑しながら) 
はい、そうなんです。この憂鬱と戦うのは、 すごく疲れます。 


ガンガジ:   
えぇ。この労力には、とってもエネルギーを使いますよ。


質問者:    
はい。それに流れるエネルギーは大量です。


ガンガジ:   
それで、 解決方法は何でしょうか? 
実際にはもっとたくさんの段階があるのでしょうけど、
でもとりあえず十分なステップを今、見ましたよね。 

そしてその、どの段階であっても、こう言うことができるのです。 
「ストップ」 
「このパワーを閉じてしまうために使うのはやめよう」と。 

では、 まっすぐに座ってください。 
そして、目を開けてね。 それから、言いましょう。

 「こんにちは。 あなたは私を傷つけました。私は傷ついています。
 私はそれをあなたのせいにしています。」 (笑) 

もしくは単に、 「私は傷ついています。」 
もしくは「私は傷つけています。」
もしくは「私はあなたを愛しています。」とね。 


質問者: (微笑みながら) 
ありがとうございます。 


ガンガジ:   
ねぇ〜、簡単でしょう?
この方がずっと簡単ではないですか?


質問者:    
はい、そうですね。


ガンガジ:   
そうです。 これが真実なのに、私たちはそう言うのが嫌なのです。 
 (会場笑い) 
なぜって、 私たちは、身につけてきたこういったパワーに、
相当な労力を注ぎこんできたからです。 
そしてそれを、素晴らしくて特別だと思いこんできたのです。 
捨ててしまうと、実際、無防備になってしまうんじゃないかとね。
実際、この痛みを体験しないといけないかもしれませんしね。 

でもね、ご存知の通り、自分を守ったところで、
結局はやっぱり痛みを体験するんです。 

なんてひどい自作自演のジョークだったのでしょう。 
 (会場笑い) 

もしうまく守れたのでしたら話は別かもしれません。 
でも、守ろうとすると、ますます痛みは増大するのです。 
痛みを、苦しみに変えてしまうからです。 

痛みは痛みでしかありません。 
そうですね、 嫉妬は痛みを伴いますね。 
嫉妬するべきじゃないとか、すべきだとか、色々言えるでしょうけど、 
嫉妬は、単に人間体験の一部として、あるだけです。 
嫉妬があるなら、それを感じてください。 

 「私は嫉妬しているわ。傷ついてる。恐れでいっぱい。愛してる。」 
 「あぁ、どうしよう?閉じこもろうか?嫌いになろうか?」 

それともただ、 傷つき、愛するか?
私は、傷つき、愛することの方を、お勧めしますね。 

傷つくことには美しさがあります。 
傷つくことは最も人間的な感情です。 

動物も嫉妬するのかはわかりませんが、
たぶん動物も嫉妬するのではないかしら。
私たちは、ネガティブな感情は人間に限ったものだと思いがちですが、 
蟻をかなり研究した方がいて、 蟻にもそれぞれ個性があるそうです。 
私たちには、蟻は蟻にしか見えませんが、 
仕事をしたくないから隠れている蟻がいたり。
(会場爆笑) 
本当ですよ。
その蟻を探しに行って仕事に連れ戻す蟻もいるのだそうです。 
 
さらに蟻について研究すれば、コメディアンタイプの蟻とか、
悲劇タイプの蟻とかもいるかもしれませんね。 
 (会場爆笑) 
神々のようですよね。同じことです。 
私たちの感じ方や感情は、芝居の一部なんですよ。 

この貴重な人生を、傷つくことを避けながら生きていると
その結果、苦しみます。 死んだ人生ですね。
あなたの人生が死んだ人生だと言っているのではありませんよ。
とりわけこのシナリオ、
自分を閉じてしまい、空虚になり、うちひしがれる、
という『ストーリー』について言っているんです。

『傷つくストーリー』は、
『傷つく体験』とはまったく違います。

『傷つく体験』は、『傷つく体験』です。
ストーリーによって生じてくるかもしれませんが、
直接的な体験です。 そこでは、愛を覆い隠すことはありません。 
無表情になる必要も、うちひしがれる必要もありません。 
ただ単に、 愛し、傷つく。それだけです。
いいですね。




参考ブログ
(9日間の一人サイレントリトリート後のレポ)

「『愛される必要はない』〜ムージの言葉」はこちら

☆「気づきのヒント まとめ」はこちら