【お知らせ】
2025年1月より、RAS認定ファシリテーターの更新制度が変更となります。ファシリ講座の受講を検討中の方は、お気軽にお問い合わせ下さいね。

【リトリート】
2025年も2/7以降で、なおちゃんとクジラを見る🐳屋久島リトリート、リクエストいただいてます。他にも希望者いらっしゃいましたら、まだ日程確定前なので、調整できるうちに早めにご連絡くださいね。今回の告知はしてませんが、以前の告知、こちらを大体の参考にしてください。
リトリートのリクエストは、場所や時期にもよりますが、宿などが取りづらいので、少なくとも開催の2ヶ月前、できれば3ヶ月前 にはいただけると嬉しいです。


【ゼニスオメガヒーリング・プラクティショナー養成講座】
2020年より『マスターティーチャーのみ』ZOOMでのオンライン授業が可能になりました。詳しくはこちら。テキストを事前に送る都合上、開催1週間前には受付終了とさせていただきます。2023年4月より対面授業も再開しますが、オンラインの方が人数は集まりやすいです。

レベル1〜5まで、ご希望に合わせて随時開催中です。他校からの生徒さんもどうぞ。お気軽にお問い合わせ下さい。授業内容について詳しくはこちら

RASセルフケア講座に関するQ&Aはこちら。(受講された方へ)

2013/08/16

私のルーツのお話


お盆だったので、実家に帰ってお墓参りもしてきました。
この仏壇の写真は、母方の育ての親です。

母が養子に出されて育ったので、私には、おじいちゃんとおばあちゃんが3人ずついました。父方の親のことは「須藤のおじいちゃん、おばあちゃん」と呼び、母方の生みの親のことは「横浜のおじいちゃん、おばあちゃん」と呼び、母方の育ての親のことは「北海道のおじいちゃん、おばあちゃん」と呼んでいました。まんま、です。(笑)

小学生くらいになって、友達に「なんでおじいちゃんが3人いるの?」と聞かれるまでは、不思議とも思わず、それが当たり前だと思っていました。子供としては、単純に、いっぱいおじいちゃんとおばあちゃんがいて嬉しかったものですが、母としては、複雑な思いもあったようです。でも、母がこの祖父母のもとで育ってくれたからこそ、今の私がこう在ることができている、という気もするんですよね。

お客さんに、時々、こう聞かれます。
「こういう仕事をするにあたって、ご家族に反対はされなかったんですか?」

確かに。(笑)
「怪しい」とか、思う人もいる世界ですからね。
でも実際のところ、心配されたことはありますが、反対されたことはありません。

で、思うようになりました。
「そういえば、なんでだろう?」(笑)


写真の「北海道のおじいちゃん」は、私が小1の時に亡くなりました。だから私が直接祖父からいろいろ聞くことはできなかったんですが、母からこんな話を聞いたことがあります。

祖父母が一緒に寝ていると、祖父は時々金縛りにあって苦しそうにしていたそうです。で、祖母が心配して「大丈夫?」と声をかけると、金縛りが解けた祖父は「今、○○さんが最期の挨拶に来ていたんだよ。あいつ、もうすぐ逝ってしまうなぁ。」と言い、祖母が気味悪がっていると、数日後、本当にその人の訃報が届く…
そんなことが、当たり前にあったそうです。

また、一緒に住んでいた母の祖母、つまり私の曾祖母も不思議な人で、村の人たちは「魚の骨が喉にひっかかって取れない」と言っては、医者ではなく、曾祖母のもとにやって来たとか。で、曾祖母が仏壇に供えたお水に向かってお経を唱えて、そのお水を飲ませると、骨はスルリと取れたんだそうです。シャーマンみたいですよね。(笑)

私も幼いながら覚えていることがあります。
祖父の妹である叔母も、霊感の強い人だったんですが、祖父の通夜の翌朝、こんなことを言っていました。
「夜中、ガサゴソうるさくて目が覚めたらね、兄さんったら、今頃になって自分の机を整理してたのよ〜!」
みんな、それを聞いて笑っていました。
そう、普通のことなんです。

そんな人たちの中で育った母なので、いわゆるスピリチュアルな世界がもともと身近にあり、なんの抵抗もなかったのは、言うまでもありません。だから私は小さい頃から、母が好きでよく見ていた「あなたの知らない世界」やら宜保愛子や丹波哲郎のシリーズやら、一緒になって見てきました。思えばあの頃はまだスピリチュアルなんて言葉もなかったし、霊の世界止まりでしたよねぇ。それに比べて今の時代は随分進化したものです。

そういうわけで、母は私のやっていることにむしろ興味を持ってくれてますから、オーラソーマもヒプノもゼニスも受けたことがあるんですよ。私には妹が二人いますが、一番下の妹もそうで、むしろ憧れを持って見てくれているフシもあり、お茶会にも2回来てくれています。真ん中の妹とは嫁いでしまってから疎遠ですが、とはいえ妹の義母は、何の因果か霊能者ですからね〜。(笑)当然、妹も見えない世界を信じている側。あ、別に特定の宗教にハマってるとかは一切ないですよ。

…とまあ、そんな感じなんです、私のまわり。

残るは父ですが、…何も言いません。
昔からあまり「ああしろ、こうしろ」って、ないんですよね。
あからさまに反対されたのは、昔、大使館襲撃事件のあった翌年にペルーに一人で行こうとした時、くらいでしょうか。あの時は「一人で行くなら勘当だと言え、とお父さんが言ってるわよ。」と母に言われ(何故に娘に直接言えない…?笑)、仕方がないので結局友達を見つけて二人で行きました(それでも行くには行く私…笑)。

以前、父の父である私の祖父が、三峯神社に毎年参拝していたことは書きましたが、父はそういうのも全くなく、スピリチュアルなものに関して、特別興味があるわけでもないけど否定もしない、ってスタンスですかね。なので、ありがたいことに私のやってることに干渉はされません。

私としては、自然な流れの中でこういうことになっているので、反対されるとか、考えてもみませんでしたが、家族によっては反対されて、やりたくてもできないってこともあり得たんだよなぁと思うと、自分で選んだ親とは言え(私は、子供が親を選んで生まれて来る、という考えを信じています。)、我ながらうまいことできてるなぁと思います。

さて、皆さんはどんなお盆を過ごされたんでしょうか?
ご先祖様がいて、親がいるからこそ、今の私がいる、
っていう縦の繋がりに、自然と意識が向きますよね、お盆って。
こんなんですが、私のルーツのお話、楽しんでいただけましたら幸いでございます。