本棚の中で、本が読めますよん。笑 |
☆「箱根本箱で出会った本たち① 高木正勝『こといづ』」はこちら。
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前回に続き、自分の忘備録も兼ねて、
気になった本たちをシェアしておきます。☺️
1泊で読める本には限りがありますので、
(友達と行くと、話にも花が咲きますしね😂)
今回私がざっとでも読めたのは「こといづ」と
手塚治虫の「火の鳥〜復活篇」だけ、ですが
本棚の写真は撮っておいたので、そのうち買ったりして
読みたいな、と。
これは、蜷川実花ちゃんのオススメ本棚、にあって。
以前から「火の鳥〜鳳凰篇」は皆さんにもオススメしてきましたが、
復活篇はまだ読んだことがありませんでした。
主人公は事故で生死を彷徨うんですけど、
その時の様子も興味深く描かれていて。↑
「これは死後の世界にちがいない
何百年か前-----二十世紀以前には
天国とか地獄とかがあるといわれていた
いま見ているものは・・・・そのどちらなのだろうか?
少年の意識はすぐそれを否定した
それは存在するはずがない
自分もまた存在しないのだ
無の世界を無の自分が漂っている・・・・それは
考えるだけでばかばかしいことだ」
そう、天国も地獄も存在しない。。
「個としての自分」も、存在しない。。
無の世界の表現部分は違うんだけど、ちょっと私的には、
共通する部分があるなぁと思ったのでした。
一命をとりとめた主人公は、大脳の半分以上と小脳が作り物のため、
脳が以前のようには機能せず、
人間を人間として見ることができなくなります。
でも、チヒロというロボットだけは人間のカタチで見ることができ、
彼女を本気で愛するようになるのですが、
それを人間は誰も認めてくれません。
その時のセリフ
「水よ!空気よ!大空よ!
ぼくらを祝福してくれ!
きみたちからみたら ぼくも チヒロも
にたような元素の集まったものだろう?」
も、深いですよねぇ。
カタチあるように見えている私たちも、細かく、細かくみていけば、
最終的にはツブツブの素粒子の集まり。
私たちが知覚しているもの、認識しているもの、
自と他を隔てているものって、
なんなのでしょうねぇ。☺️
人間とロボットの狭間で、自己存在の定義に苦しむ主人公。
「人間かロボットか どっちかはっきりしてくれ!」と
ついにはロボットにされてしまいます。
そしてかつて自分であった肉体には、別の女性の脳が移植されており・・・
こうなってくると、何が「自分」と定義されるものなのか
わからなくなってきますよね。
肉体なのか?脳なのか?
根源的な問いが、そこにはあります。
ナカムラさんの本もありましたよ〜。☺️
1.2万冊もあるというのに、しっかり見つけちゃうもんですね。
私もコメントさせていただいてます。
☆「6次元本☆人が集まる『つなぎ場』のつくり方」はこちら。
自然の多いところへ引っ越したい私にとって
服部みれいさんの「あたらしい移住日記」も気になりました。😆
日々の音色を始めた頃のお客さんには
マーマーマガジンを読んでる方も多くて、
それを編集してるのがみれいさんだってことは、私、
6次元の道前さんを通して知ったのでした。
この棚に↑ありましたよ〜。
他の本も、面白そうでした!
地方、地域、移住、繋がり、がキーワードな棚ですね。
友達が編集した本も、見〜つけたっ!
ターシャさんの本も、やっぱり好きなので、
自然と目に入ってきましたねぇ。
好きに生きるべきよ。」はこちら。
桐島かれんさんも、好き。
旦那様の上田義彦さんが撮った表紙の写真、
素敵だなぁと目にとまりましたね。
隣にあった「すっきり、ていねいに暮らすこと」も
タイトルからして、気になりました。
渡辺有子さんという料理家さんの本。
この辺りの本棚↑には、
暮らし方だったり、生き方だったりの本が。
私「日々の音色」ってつけてるくらいなんで
「日々」って言葉とか、「暮らし」とか、好きなんです。☺️
「魔女」もね、前世でやってたからか、つい気になるワード。
石田紀佳さんの言う
「天然自然の背後の力を感じとり、魂の喜びとして生きていくための
錬金術、魔法的感受性を探る」という意味合いが、私も好き。
ベニシアさんの本もありますね。
庭のある古民家暮らし、憧れる…
あぁ… 引っ越したい…
暮らしの知恵とか、おばあちゃんの知恵とかも、子供の頃から好きで。
これも面白かったです。実践したくなります!
この本棚も、暮らしシリーズ。
どうやら、今の私の一番の関心ごとは、日々の暮らしのようです。😆
スピリチュアルとかじゃ、なくって!😂
いやぁ〜、気になるタイトルばかり。
(写真をクリックして、拡大して見てね)
インドのタラブックスの手刷りの絵本も大好きなんですよねぇ。
機械の印刷では出せない味わいとあたたかさがあって。
この本棚には、色彩の美しい本が並んでいました。
ワタリウム美術館での、シュタイナーの展覧会の内容をまとめた本も
見つけましたよ。
「記憶力がなければ、自己認識はない。
そして自己認識は、宇宙の核心へも導くし、
自己の解体へも導く。」
「思考は死んだ意思である。
感情は経過である。」
やっぱり、面白いですねぇ。☺️
私がまだ20代の初め頃に買った
アンドレ・ケルテスの写真集「読む時間」もありました。
様々な、読書している人のスナップ集。
今見てみても、そこに流れるゆるやかな時間を感じて、
やっぱり好きでしたねぇ。
出版社を変えて、今もあったとは。
箱根本箱に、ぴったり。
酒井駒子さんも、好き。
森とか山とか木のコーナー。
萩尾望都さんの「山へ行く」の表紙は、やっぱり
ばーんと最初に入ってきますね。
そしたら、その左右にも、気になる本があるのでした。
こういう出会い方は、本棚ならでは。☺️
清川あさみの本棚も、ありました。☺️
「だから女の子って楽しい!と思う10冊」
その中には内田也哉子さんの「BROOCH」も。
私も発売当初から知ってはいたけど
ちゃんと読んだことはありませんでした。
読んだら、やっぱり、欲しくなったなぁ❣️
也哉子さんの文章、好きですねぇ。
絵も可愛くて。女子の好きな世界。
トレーシングペーパーで絵と絵が重なった時の見え方も素敵✨
☆「おごらず、人と比べず、面白がって、平気に生きればいい
〜希林さんに大賛成!」はこちら。
ちょうどその前の土日に北杜市巡りのリトリートを
やってたんですが、テーマのひとつに出てきたのが
井上陽水「夢の中へ」のごとく
「探し物は何ですか」
「探すのをやめた時 見つかることもよくある話で」
だったので、😂
この時のメンバーにも見せたい内容でありました。
これもあさみの本棚にあったんですが↑
私はタイトルから勝手に真っ白な絵本だと思い込み、
(私が子供の頃、自分で描く真っ白な絵本が売られていたので☺️)
めくってなかったんですね。
そしたら、サエリンに「あれ読んだ?面白いよ〜!見てみて。」と
言われて改めて読んだ一冊。
そうくるか!というユーモアに富んだ内容でありました。
温泉に行く途中の廊下の本棚にあった↑
「時間は存在しない」。
タイトルにね「そうそう」って手に取ったら、帯には
「時間とは、人間の生み出すものだと、物理学者が言ったら
どう思います?」って。😂
科学者の言うことしか信じない人、いっぱいいますからねぇ。
でも、物理学者と覚者が言ってることって、結構同じ❣️
なのよねぇ。
「アナ・トレントの鞄」ってタイトルに惹きつけられたら、
私も好きな、クラフト・エヴィング商曾の本でした。
好きな世界が同じ人の創り出す世界には
やはり共通のものが入り込むんだなぁ〜。☺️
アナ・トレント、知ってます?
「ミツバチのささやき」という、1970年代の
大好きなスペイン映画があるんですが、
主役の子供を演じているアナ、もう、可愛すぎなのです❣️
ホテル内のお土産やさんにも、あちこちに本が。
「ヨーロッパの図像 花の美術と物語」
すごく素敵でした。買っちゃうかも。😆
春原恵子さんが絶対「きゃああぁぁぁぁぁぁ❣️」って
言いそうな世界観の本です。😂
ちょうど前の週にピラミッドセンターで酵素作りを
してきたばかりだったので、
野草の名前、もうちょっと覚えたいなぁとか思ってて。
この絵本は、写真じゃなくてイラストってとこが
またあたたかくって可愛くって❣️
見ていて、とっても和みます。
ただただ、眺めていたい本。
やっぱり本って、いいですよね。
私は、紙の手触りとか、匂いとかも、好きで。
昭和の人間なんで、やっぱりネットより、本で読みたい派。☺️
本好きには、たまらないホテルです。
本の迷宮みたいで。
断捨離してるのに、また買いたくなっちゃうのは
困りもの、ですけどねぇ。😂