【お知らせ】
2025年1月より、RAS認定ファシリテーターの更新制度が変更となります。ファシリ講座の受講を検討中の方は、お気軽にお問い合わせ下さいね。

【リトリート】
2025年も2/7以降で、なおちゃんとクジラを見る🐳屋久島リトリート、リクエストいただいてます。他にも希望者いらっしゃいましたら、まだ日程確定前なので、調整できるうちに早めにご連絡くださいね。今回の告知はしてませんが、以前の告知、こちらを大体の参考にしてください。
リトリートのリクエストは、場所や時期にもよりますが、宿などが取りづらいので、少なくとも開催の2ヶ月前、できれば3ヶ月前 にはいただけると嬉しいです。


【ゼニスオメガヒーリング・プラクティショナー養成講座】
2020年より『マスターティーチャーのみ』ZOOMでのオンライン授業が可能になりました。詳しくはこちら。テキストを事前に送る都合上、開催1週間前には受付終了とさせていただきます。2023年4月より対面授業も再開しますが、オンラインの方が人数は集まりやすいです。

レベル1〜5まで、ご希望に合わせて随時開催中です。他校からの生徒さんもどうぞ。お気軽にお問い合わせ下さい。授業内容について詳しくはこちら

RASセルフケア講座に関するQ&Aはこちら。(受講された方へ)

2018/02/02

谷川俊太郎展&近松心中物語を見て来ました♪


雪に変わりかけた雨の中、
ちょっと歩いて初台のオペラシティまで、
「谷川俊太郎展」を見に行ってまいりました。


詩人の展覧会って、どうやって・・・?と思いますが
皆さんのアイデア&智恵が結集されていましたよ。😊


言葉たちの展示がメインですから、
見る、というより、読む、なので、
ゆっくり読みたい方は、それなりに時間をみておいた方がいいかな。


私は私

私は自分が誰か知っています
いま私はここにいますが
すぐにいなくなるかもしれません
いなくなっても私は私ですが
ほんとは私は私でなくてもいいのです

私は少々草です
多分多少は魚かもしれず
名前は分かりませんが
鈍く輝く鉱石でもあります
そしてもちろん私はほとんどあなたです

忘れられたあとも消え去ることができないので
私は繰り返される旋律です
憚りながらあなたの心臓のビートに乗って
光年のかなたからやって来た
かすかな波動で粒子です

私は自分が誰か知っています
だからあなたが誰かも知っています
たとえ名前は知らなくても
たとえどこにも戸籍がなくても
私はあなたへとはみ出していきます

雨に濡れるのを喜び
星空を懐かしみ
下手な冗談に笑いころげ
「私は私」というトートロジーを超えて
私は私です



好きですねぇ…
哲学でもあり、スピリチュアルでもあり。
言葉を言葉で解釈するのって、ナンセンスだと思うので
しませんが。
今の自分だから、わかる、響く、ところがあります。
10年後に読んだら、また、今とは違って響くんだろうなぁ…。


自分ハトッテモ傷ツキヤスイカラ
自分ハ自分ニ優シクスルノダ
自分ノ言ウコトサエキイテイレバ
自分ハ自分ヲ失ウコトハナイ


全文読みたい方は、
写真をクリックして拡大して読んでくださいね。
展覧会に行くのが一番!ですが〜。(笑)


うそとほんと

うそはほんとによく似てる
ほんとはうそによく似てる
うそとほんとは
双生児

うそはほんととよくまざる
ほんとはうそとよくまざる
うそとほんとは
化合物

うその中にうそを探すな
ほんとの中にうそを探せ
ほんとの中にほんとを探すな
うその中にほんとを探せ


これもすごく好き。
私がよくブログなどで書いてることを、
なんてシンプルに表現してくれているのだ…
って、図々しくも思ってしまいます。

みなさん、ほんとの中にうそを探しましょうね。
そして、うその中にほんとを探しませう。



こんなつぶやき張り紙もあちこちに。
可愛い… ☺️
そしてつい、立ち止まってしまう。

答えは… 風に吹かれてますよねぇ〜(笑)


年代別に、死生観を表現した詩たちのコーナーもよかったな。


もう私は私に未練がないから
迷わずに私を忘れて
泥に溶けよう空に消えよう
言葉なきものたちの仲間になろう


そう。「私」は「私」をひたすら手放し
生きながら、死を迎える。のです。
そんな日々なので、肉体の死はまだ先かもしれないけど、
共感しますね。
誰もが、生まれた瞬間から、死に向かってる。
生と死は、常に同時に存在している、陰と陽。


この絵本もねぇ、深いのですよ。


わたし

おとこのこから みると おんなのこ

おかあさんから みると むすめの みちこ

おとうさんから みても むすめの みちこ

よっちゃんから みると おともだち

せんせいから みると せいと

となりのおばさんから みると やまぐちさんの したの おこさん

ごろうから みると にんげん

がいじんから みると にほんじん

うちゅうじんから みると ちきゅうじん

・・・

こんなふうに、誰から見たらどう見える、っていうのが
続いていくんですが。

「わたし」って存在のカテゴリー、
人からつけられたり、自分がつけたりしてる枠、役割、
自分の定義、アイデンティティについて、
すんごくシンプルに、考えさせられる内容になってる。

面白いです。


親友が編集した絵本も、飾られてました。😊

東京オペラシティアートギャラリーで
3/25(日)までやってますので(☞詳しくはこちら)
興味のある方はぜひ〜。

うちから歩いて15分くらいなので、
セッションの前後に行くのもいいかもしれません。

一部を除き、会場内での写真撮影もできますよ。
(受付で注意事項が渡されますので、守りましょうね☺️)


このあと、同じ建物にある新国立劇場で
チケットが当たりまして「近松心中物語」も見て来ました。

私は悲劇はそんなに好きではないんですが、
(しかも心中だし😅)

堤真一、宮沢りえ、小池栄子、池田成志、市川猿弥、小野武彦、銀粉蝶、、
っていう、役者陣と、
いのうえひでのり演出ってところが気になり。


なんで今、近松をやろうと思ったのかなぁ・・・とは
思いましたが、
悲劇の中に、喜劇もいい感じに織り交ぜられておりました。
やっぱり、笑いがないと。
悲劇だけだと重苦しすぎますからねぇ。。

実際、この現実の世界も、
悲劇と喜劇は背中合わせなところがありますから。。
なんでも、陰と陽。です。


舞台美術も、好きでした。
風車と提灯と赤。
花街が、なんとも風情のある美術で表現されてましたよ。
それに、真っ白な布で作り上げた銀世界。
赤と白の対比も美しかったなぁ…


遊郭が舞台、遊女が主役のお芝居ですが、
私も遊女だった前世、ありますんでねぇ。
ちょっとばかり、その時の自分にも、想いを馳せてみました。

巫女やってみたり、遊女やってみたり。
まあ、これも、陰と陽でありんす。(笑)


私だけじゃない、皆さん、そういうものなんですよ〜。
両極、いろんな物語を生き、いろんな感情を体験してきているんです。


だからね、
意外とね、
今の自分が「許せない」と思ってる相手
みたいだった自分がね、
いたりするんですよ、前世に。(笑)

その時の自分を、自分が許せてなかったりね、
するんです。
絶対とは言いませんが。


輪廻転生というのは、ほーんと、面白いものです。。
(体験したい方は、ヒプノセラピーをどうぞ。)



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