先月、実家で飼っていたミッキーが17歳で亡くなりました。
人間でいうと84歳ですから、もうおじいちゃん。大往生です。
(写真は全部、実家に住んでいる妹が撮ったもの)
お正月に帰った時にはいつもと変わらず元気だったのに。。
このお盆に帰った時には、いつもの鈴の音も、「にゃ〜」という声も聞けず、ひざにのせてゴロゴロもできませんでした。
たまに帰るだけの私でも寂しいんですから、
ずっと一緒に暮らして来た両親と妹は、もっとでしょう。
特に、一番面倒をみてきた母のペットロスが心配でした。
14年前に愛犬が亡くなった時の失望も、相当でしたから。。
遠隔でゼニスオメガヒーリングはしましたが、
「ミッキー、夢にも出て来てくれない…」と母が寂しそうに言うので、
「じゃあ、ヒプノでミッキーに会ってみる?」と提案したところ、
「うん、ミッキーと話したいな」とうれしそうにしてくれました。
なので、私がお盆に帰るのを楽しみに待っていたようで、、帰ってご飯を食べたらすぐ、ヒプノをやることに。
母には以前もヒプノをしたことがあるのですが、
入りやすいタイプです。
なので、誘導のままに、ミッキーを呼ぶと、すぐにミッキーは元気な時の姿で母の前に現れてくれました。母には、ミッキーに伝えたいことを伝えてもらったり、ミッキーの中に入って、ミッキーの気持ちを知ってもらったり、しました。
ミッキーはもちろん、「すごい幸せだった」「ありがとう」と感謝の気持ちでいてくれていましたよ。
人でもペットでも、残された側は、どうしても罪悪感を感じてしまうものです。
あの時ああしてあげてれば、こうしてあげてれば、、と。
本当は罪悪感を感じる必要なんてないんですが、
亡くなった存在からそう言われるしか、和らぐ道はないんですよね。。
ヒプノの中でミッキーは「どっちにしてもそんなには生きられなかったから」「よくやってもらったから」と言ってくれていました。
「なんで夢に出てくてくれないの?」と聞くと
「だってまだここにいるから」との答え。
まだ49日も終わっていないので、やっぱり家にいるようで。
肉体にしばられなくなったスピリットになって、
家のまわりを自由に飛び回っているみたいです。
最後に、母の足元でじゃれながら、しばらく遊んでもらいました。
ヒプノの中で会うことはできても、肉体をもってふれあうことができなくなってしまった現実は、もちろん変わるわけではありません。寂しいものは、寂しい。ヒーリングで和らげることはできますが、ちゃんと悲しむ時間も、それはそれで必要です。
でも、ずーっと悲しみの中にいるわけにもいきませんから、ヒプノを通して生前に伝えたかったことを伝えたり、聞きたかったことを聞いたりすることが、残された側の癒しに少しでもなればと思います。
ありがとう、ミッキー。
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