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2019/10/30

Mさんから、渾身の一大カウアイ旅行記が届きました!


さて、今から私のブログはMさんにジャックされます。🤣🤣

春原恵子さんとのカウアイリトリートの後半に参加してくれた
Mさんから、感想ならぬ、一大旅行記!!が届きましたので、
シェアさせていただきますね〜。
(ありがとう!😆)

同じ旅でも、同じ時空間を共有していても、
人によって視点も違えば感想も違いますので、
Mさん目線でのレポをお楽しみくださいませ。😁
(写真もMさん撮影のものです)

それでは、どうぞ!


「歩く鳥 鳴かない犬」

残席1ありますよ、とお声掛けいただき、参加を即決した
春原恵子さんといくカウアイ島いのちといのり旅。

2年前、まだ会社員だったころ、一度カウアイ島を訪れてはいた
けれどその時とは違う流れの中で、再び島を訪れたいと思った。
そうしたら、やっぱり得難い体験がそこで待っていた。 

21時20分羽田空港発の予定が、飛行機の機材整備で遅れに遅れ、
出発した時には日付が変わっていた。
萬夕さんと春原さん、通し参加のR子さんはすでにカウアイ島。
後半から参加のKさんと搭乗ゲートで落合い
2人でたっぷりとおしゃべりできたことはよかった。
一度春原さんのグループワークかコンサートでお会いしていたが
話をするのは初めてだったので。
海外も国内もあちこち旅をしているのが話をしてわかった。
Kさんの荷物はリュックと布バッグだけで、
旅慣れしすぎでしょうとびっくり(笑)。
そんなKさんもカウアイ島は初めてだという。 

カウアイ島といえば、野良ニワトリ。
日本によくいる白くてトサカの赤いやつではない。
主に茶色いやつ。雄鶏、雌鶏、そしてそのヒナたち。
こやつらが空港から公園から人の家から道端からお店の前まで
とにかくどこでもちょこちょこと歩いている。
ニワトリ以外の鳥もよく歩く姿を見かける。
鳥が歩く島なのだ、カウアイは。
それは地面に脅威がない、天敵に合わないということなのだろう。
のんきに歩きすぎて、車に轢かれることはあるんじゃないかと思うけれど。
基本、平和な、鳥たちの楽園。 


ホノルルで一便遅い乗り継ぎ便でカウアイ島のリフエ空港に着くと、
前半からのメンバーが出迎えてくれた。
春原さん、R子さん、萬夕さん。
皆、過去のリトリートやワークショップでご一緒している旧知の仲間。
合流できただけでまずうれしい。歓迎のハグをいただく。 

最初の2泊は、Kさんのご紹介で
自然の農園の中にあるlazy farmer ranchに泊まる。
ホームページを見たらとっても雰囲気が良くて、
そこでの滞在も楽しみにしてきた。

午後3時近かったので、オーガニックスーパーで
朝食などを買い出して宿に向かうことに。
が、車で走っていて、街中で素敵なブティックを見かけ、
全員一致で立ち寄ることに。
外のハンガーに50%オフのものもかかっていたりして、
早速お買い物。

R子さんが花模様の素敵なロングスカートを、
恵子さんが機動性のあるパンツを、
そして私はリゾートっぽいワンピースを購入。
ぜーんぶ半額商品(笑)。


スーパーも2ヶ所に立ち寄りお買い物。
日本にはあまり出回っていないヘルシーフードが多くて
それぞれに買い込む。
私は滞在中に飲む用とお土産用のクラフトビールとワイン、
それからカウアイコーヒーをゲット。

そうこうするうちに陽は傾き、
ちゃんとしたランチを取らずにいたので、
街で早めの夕食を取ってから宿に向かうことにした。
いいねー、この自由な流れ。 


1日目の夕食はolympic cafeというお店でコブサラダ、
オニオンリング、フレッシュトマトとオリーブのエンジェルヘアパスタ、
野菜のクリームリンギーネ、マグロのソテーをシェア。

オニオンリングとサラダは良かったのだけど、パスタが…
あれ?あまり味がしない。 実は前日の夜から恵子さんが体調不良。
ワイメア渓谷で真っ白な霧を歌で晴らした後のケアが
不足していたらしく胃腸がひどい状態に。
食べられるのがサラダとエンジェルヘアパスタくらいだったので、
その場にあった調味料と、ほかのお料理のソースなど使って味のアレンジ。
ちょっとはおいしくなったかな?恵子さんにも食べてもらえました。 


食後は一路お宿へ。島の北側に向かう。
ナビに住所を入れても違うところに行ってしまうことがあるらしく、
宿のオーナー奥様(日本人)が詳細に記載してくれた行き方通りに進む。
すでに陽は落ちてしまった。
moloa'a roadを横道に折れるとそこはもう敷地内で、
自家製のコンクリートを流しただけの道と無舗装の道だ。
しかも暗闇で急坂。車の音を聞いて外に出てきてくれた奥様に
運転を代わってもらって無事に駐車場まで辿り着く。

周囲を緑に取り囲まれた斜面に三棟の建物が連なっているのが
輪郭でわかった。まずはそれぞれの部屋を見せてもらう。


ツインベッドとダイニングテーブルがある広いお部屋は萬夕さんと恵子さん、
その下の棟の一階のダブルベッドとソファベッドとコーヒーテーブルが
二ヶ所ある部屋は私とKさん。
私たちの上の部屋は個室利用を希望したR子さんの部屋だ。

どのベッドにも天井から白いレースの蚊帳が下りていて
まるでお姫様のベッド。母屋のキッチン&ダイニングも見せていただく。
そこでそのままお茶をよばれて雑談。

オーナーはカリフォルニアから移住したアンソニーさんと
日本人のハミさんのご夫婦。
建物はアンソニーさんがほとんど建てたという。
手作り感がそのままアートになっている。
アジアンやカントリーファニチャーを取り入れてセンスがいい。


ゼラニウムの葉を入れたハーブウォーターと、
ミントティーをご馳走になった。
ミントティーに豆乳とメープルシロップを入れて飲むのがハワイ流とか。
試してみたら美味しい。ほっこりした味になる。
ほっこりした気持ちのまま、それぞれの部屋に荷物を運び込み、
荷解きしてシャワーを浴びて就寝。1日目終了。 


カウアイ島2日目。 6時起床。明け方まで雨が降っていた。
空はまだ雲に覆われていたが、水着の上に服を着てKさんと
徒歩10分のモロアア・ベイに向かう。
宿から海は見えないが、波の音は聞こえていた。

モロアア川が流れ込む小さな湾。岩が混ざった砂浜。けっこう波もある。
スイムゴーグルを付けて海に入った。まあまあ泳げる方だ。
波をいくつか潜ってやり過ごし少し沖に出てから岸に沿って泳ぎ始める。
次から次へと波が押し寄せる。

その波の強さに、足がつかないともしもの時まずいな、と思って
岸に向かって泳ぎ出した時、大きな波に巻き込まれた。
そのまま岸近くまで運ばれたのはいいが、
スイムゴーグルがどこかに飛んでしまった。「あー、捕られたか」

こういう特別な旅や時間を過ごす時、捧げ物なのか、
なにかしら壊したり無くしたりする。
ゴーグル程度でよかったと思う(ちなみに旅の前半、恵子さんは携帯と充電器一式、萬夕さんも充電器のアダプターを忘れたり無くしたりしていた)。


海から上がり、浜にいたKさんと宿に戻る。
交互にシャワーを浴びて身支度をし、8時半に萬夕さんたちの部屋へ。
すでに朝食の支度が始まっていた。 

朝食は農園で採れたパパイヤとアボカド、ベーグルにサラダ。
ノニジュース、エルダーフラワーのハーブコーディアルジュース。
ビーガンヨーグルトにシリアル。生のココナッツオイルと
ビーガンクリームチーズをベーグルに塗って食べる。
ヘルシーこの上ない。ヘンプシードミルクも飲んだ。


私は生の果物や野菜をたくさん取り入れる食事法を学んだ
ローフードマイスターなのであるが、菜食至上主義者ではない。
野菜は全部好きだが、乳製品もお肉も食べる。
クリームチーズは本物のクリームチーズがいい。ヨーグルトも。
クリームチーズはビーガンと知らずに間違って買ったのだ。
でも、ビーガン製品(ビーガンは植物由来の材料で作られている)
の味がわかって勉強になった。
そしてビーガン製品は、しっかり食べても胃が軽い。 
エネルギー補給を終え、2日目の行動を開始する。


午後なら近くの見晴らしのいい場所を案内できる
とハミさんが言っていたので、午前中は島の北側、
キラウェア灯台のあたりに行き、その近くの
お洒落なコーヒーハウスやオーガニックスーパーを覗くことに。

宿からアクセスしやすいケーエービーチや洞窟は私は二年前に行っており、
Kさんも一番来たかったのはこの宿ってことで
さほど興味を示さなかったので農園周辺を満喫することにしたのだ。


灯台は休館日でゲートが閉じていて建物まで行けず、
手前の駐車場から眺めるだけになった。
海に向かって切り立った断崖の木々には海鳥がたくさん止まっていた。

灯台の後は、ジュースバーやヨガスタジオ、服のセレクトショップ、
ヒーリング系の小物ショップなどが入っている
Historic Stone Buildingを冷やかし、時間を決めて
ハミさんに教えてもらったtrilogy coffee houseに集合。

菊子さんがロー(フルーツや生のナッツなど非加熱材料使用)の
ケーキを買ったので一口味見させてもらった。美味。

私はドリップコーヒーとビーガンクッキーを購入。
みんな思い思いの飲物を買って外のテーブルでプチお茶会。
大きな樹の下で風に吹かれて他愛もなおしゃべりをするしあわせ。
楽しい。

3日目の朝食の材料をオーガニックスーパーで買って宿に向かう。
ランチは皆さほどお腹が空いておらず、
ソーセージの海苔巻きを3本買ってそれを半本ずつ車中で食べた。
海苔巻きの具がソーセージってハワイらしい。 


車を走らせていると、目の前に石造りの小さな教会が現れた。
芝生の中、教会の周りは花々で囲まれている。
その美しい佇まいに立ち寄りを決める。

中に入るとステンドグラスを通した淡い光の中、静謐な空間があった。
それぞれに無言でベンチに腰掛ける。しん、とした時間。
恵子さんが歌い始める。いのちのいのり旅後半で聴く初の歌声。

祈りの空間が祈りの歌で満たされていく。その只中にいるしあわせ。
ときおり、鳥の声が歌声に絡む。
恵子さんの歌を聞いて鳥たちも歌っているのだろうか。
目を閉じて歌声に浸る。
生の歌声には歌声だけでないもっと深くて大きいなにかが伴う。
耳だけでなく、音以外のものも、全身で味わう。 

至福のミニコンサートを終えるとすでに陽が傾き始めている。
萬夕さんがハミさんに電話をかけると
先に海岸に行って待っていてくださるとのこと。
急いで宿に戻り、海岸へ向かう。


アメリカ本土からのゲストを車でお迎えに行っていたアンソニーさんも
ちょうど宿に戻ってきたところで、私たちの散策に合流してくれるという。
アンソニーさんは先に自転車で、そのあとを私たちはサンダルで
ぽたぽた歩きながらついていく。

海岸までの道の両側には大きな家が連なる。サーフィンボードも見かけた。
この辺りは自然豊かな別荘分譲地のようだ。 


海岸では飼い犬のモグリとココを連れたハミさんが待っていた。
すでに泳いだあとのようで、水着の上に腰布を巻き付け海辺に座っていた。
仕事を終えた午後、犬たちと海で遊び、休息する。
私たちをせかすでもなく待つでもなく
ちゃんと自分の時間を味わっている様子に思わずほっこりしてしまう。
なんて素敵な時間を、生活をしているのだろう。


アンソニーさんが犬たちを連れて
先に海岸から延びるトレイルを登り始める。


私たちはハミさんについて木や草に隠れて見失いそうな小さな道を進む。



途中、丈の高い草に覆われ、道とは判別しにくい道を、草をかき分け、
足元の岩に気を付け、ちょっとした冒険のような歩行を続けると
やがて草の向こうに小高い丘が開けた。


モロアア湾が一望できる。周囲に人工物はなにもない。
海に向かって落ちている崖の上で
それぞれに自分の好きな場所に座って海を見る。風が吹き抜ける。
波の音が、鳥の声が聞こえる。 

「ここで歌いますね」
恵子さんがカウアイ島に歌を捧げる。愛を捧げる。
波の音、風の音と歌声が混じりあい溶け合う。
建物の中で聞いた時とはまた違って、それは空に溶け、海に溶け、
私たちの耳を通して心に溶け、みんな溶け合ってただひとつの時間、
ただただそこに在ることを感じていた。
たぶんみんながそれぞれにたっぷりとその時間を感じ、味わっていた。
ああ、なんていい時間なんだろう。今ここにいるしあわせ。
天と地の間で、風の中で、今、この歌声とともに私たちはひとつにつながる。
とても優しい気持ちになる。 


恵子さんの歌が止み、辺りはまた自然の音だけになった。
みんな余韻に浸りながら海風に吹かれ続ける。ハミさんが口を開いた。
 「すごいですね〜。歌が始まったら、海や空もそれを聴いている感じでした。
こんな感覚は初めてです!」
正確な言葉はおぼえていない。でもそのような感想を伝えてくれた。
それはとても上手くみんなの(私の)気持ちを代弁してくれていたと思う。
そう、カウアイ島が恵子さんの歌を聴いて歓んでいることを
皆で感じていたのだ。 


陽が暮れてしまうと足元が覚束なくなるので、帰り支度をして宿に向かう。
アンソニーさんは買い物に出るため、
自転車に乗ってモグリと走っていってしまった。

実は夕食にお勧めのお店はないかハミさんに相談したところ、
スープやご飯が食べたいのだという私たちの話を聞いて、
それなら家でパパイヤとチキンのスープを作りましょうか?
と提案してくれたのだ。もちろん私たちは一も二もなく飛びついた。


宿に着くと、まずは農園で必要な食材を収穫。
レモングラス、パパイヤ、レモン、アボカド、ハーブ。
マンゴーやロンガンのフルーツも。それから各自部屋に戻り、
シャワーを浴びて19時にダイニングに集合することに。


私は作り方を知りたかったのでお手伝いを買って出た。
キッチンに出向くとすでにハミさんが干椎茸と昆布パウダーと
鶏肉の骨でスープの出汁を取っていた。
一口大に切った鶏肉は塩麹に漬けてある。
私は青パパイヤの皮を剥いて一口大に切る。
スープに鶏肉とパパイヤを入れてさらに煮込む。
その間にハミさんが少し熟れ始めていた青パパイヤを千切りにして
サラダを作る。ピーナッツがなかったので、
おつまみのひまわりの種を使うことにした。
皮むきは私がやり、合わせ調味料はハミさんが作ってくれた。
ご飯はジャスミンライスにした。
ハミさんがハーブの葉っぱを入れてお鍋で炊く。
私は大きなアボカドを一口大にして、ご飯に合うようにわさび醤油で和えた。
赤キャベツとプチトマトがあったので、
ニンニクと生姜で炒めて醤油麹で味付けをした。


料理がほぼ完成したあたりでみんなが集まってきた。
お料理をキッチンのカウンターに並べ、各自で大皿にご飯とおかずを盛り、
カップにスープをよそる。 

「いただきます!」
スープに入れたパパイヤは冬瓜のような食感。
和風出汁と鶏のスープがじんわり胃にしみる。
ああ、しあわせ。食べたものすべてが栄養になる感じ。
ただ美味しいだけでなく、愛に満ちている。心と体が満ちる。
ひた、ひた、ひた、と。
私だけではない。みんな心から味わっている。
お代わりもしてすっかりきれいに平らげた。なんという満足感。
これこそが食事。餌ではない。命を育む食事であった。


食後、恵子さんが歌うとおっしゃる。
もう一組の、アメリカ本土から来られたゲストもご一緒にと。
テーブルの上の食器を片付け、ミニコンサートが始まる。
食事の後でも恵子さんの声は透明でつややかだ。
アメリカ人ゲストはとてもユニークなサウンドヒーリングを
されている方だったのだが、説明が難しいのでここでは割愛。 


ところで、アンソニーさん、ハミさんの飼い犬であるモグリとココは
家の中も外も自由に歩き回るのだが、夜になって夕食を食べると
ココはリビングのソファで寝てしまう。
少し触ったくらいでは起きない、深い安心した眠りにつく。

私は家で猫を二匹飼っていて自他ともに認める猫派であるが、
なぜかこのココに心惹かれた。
モグリは最初から飼い犬だったそうだが、
ココはハイウェイでうろうろしているところをハミさんが保護した。
あとで迷い犬ではないかといろいろ調べたそうだが、
飼い主がいる形跡がなかったので、家に迎えたそうだ。
犬種はブルテリアというのだろうか、全身白くて、
細長い顔に小さな目が離れたところについている。
アンソニーさんは子豚ちゃんと呼ぶそうだ。


モグリは我々が宿に着いたときに吠えた。
客だとわかった後は吠えなくなった。ココは吠えない。
吠えないばかりか、鳴かない。
滞在中一度もココの鳴き声を聞いていないと思う。

ハミさんによると、飼い犬になったばかりの頃のココは
もっとびくびくしていたのだという。けれどふと思いついて、
二三日リードに繋ぎっぱなしにしてみたら、
やっと自分はこの家の子なんだ、この人たちがご主人さまなんだ
と理解したようで、それからこののんびりした、
鳴かない熟睡する犬になったらしい。
犬がこんなに安心して無防備に眠りをむさぼれるなんて。
ココの寝姿とみながら、ここは本当に楽園なんだなあと思った。

部屋に戻った後は、白ワインを一杯飲みつつ、
同室のKさんとおしゃべりをして就寝。なんの話かは内緒。2日目終了。 


カウアイ島3日目。 
6時に起きて、朝の瞑想をしに海岸へ。6時台でも人が動き出している。
明るくなったら起きて、暗くなったら寝る。
自然と調和した生活がここにはある。

昨日みんなで散策したトレイルの途中に海が見える
ちょうどいい木陰があったのでそこで少しだけ瞑想。
波音が耳に心地いい。時間を見て海岸に戻ると
水着姿のKさんが浜に座って海を見ていた。
それぞれにカウアイ島を味わっている。
先に戻るね、と声を掛けて宿に向かう。
と、砂地の段差に足を取られて大きく一歩踏み出したら
ビーチサンダルの鼻緒が切れた。
2日目朝にゴーグルを捕られたが、今度はビーチサンダルだ。
裸足でぺたぺた歩いて宿まで戻った。
シャワーを浴びて、身支度をする。
今日はチェックアウトしてワイメア渓谷に行く予定だ。
朝食でオムレツを作ろうと思って材料を買ってもらっていたので、
後から戻ってシャワーを使うKさんに声を掛けて
先に萬夕さん・恵子さん部屋へ。 


サラダ、パン、フルーツの準備はすでに整っていたので、
急いでオムレツを作る。
ローココナッツオイルを温めたフライパンに入れ、
スライスしたマッシュルームを炒める。いったん取り出し、
溶いた卵液にマッシュルームを入れ、改めてフライパンに投入。
味付けは塩と胡椒のみ。片側が焼けてきたところでお皿を被せて
ひっくり返し、卵の焼けていない側を下にしてフライパンに戻す。
卵の焼けたにおいがキッチンに満ちる。
併せてお鍋に缶詰のスープを開けて温めた。
オムレツとスープをテーブルに運び、朝食の準備が整った。

ここの農園で採れたパパイヤは本当に美味しい。今日はレモンつき。
グアバに龍眼(リュウガン、ロンガンともいう)も自家果樹である。
オムレツはココナッツとマッシュルームの香りが
卵を引き立てていて美味しい。
新鮮な材料をシンプルに料理して、気持ちのいい空間で、
楽しい仲間と食べる。朝から最高の時間が生まれる。 


チェックアウトは11時とゆっくり目だったが、
朝食を終えるともう10時。急いで食器を片付け、
部屋に戻ってパッキングの残りを済ませる。11時に車に集合。

ああ、lazy farmer ranchの居心地が良すぎて離れがたい。
荷物を車に積み込んで、いざ出発・・・
と思いきや、農園の中にあるモンキーポッドの巨木のところで
恵子さんが歌いましょうという。

この木の日本名はアメリカネム。日立のCMに出てくる
「この木なんの木気になる木」と同じ種類の木である。

アンソニーさんとハミさんは数年前に亡くなった
アンソニーさんのお母様を偲んでか、その前からか、
「ママの木」と呼んでいると言っていた。
この農園で一番大きな巨樹である。
大ぶりの枝には2か所に木のブランコが吊り下げられている。


最初は木の前で歌い始めた恵子さんが、うー、という顔になる。
ちょっと違うみたいだ。木に登りたいという。
みんなで木の上で歌っているイメージだと。えーーーー、木登りですか。
踏み台はないので、手を組んで足を乗せてもらい、
まずは恵子さんを上にあげる。
Kさんは又の低いところを探してひとりでよじ登った。萬夕さんも上げる。
R子さんは上がりかけたがうまくいかず、本人が怖がってしまったので
ブランコに移動。最後に私がなんとか自力で登り、
さらに少し上の枝まで移動した。準備が整い、恵子さんが歌う。


ご一緒に、好きに歌ってと言われてみんなで声を出す。
カウアイ島の素敵なご夫婦が営む農園とお宿の
シンボルツリーでもあるママの木に抱かれて思い思いに声を出す。
だんだんみんなの響きが調和してくる。
歌っていたらふいにママの木の気持ちが伝わってきた。

「大丈夫。そのままでいいのよ。みんなそのまま、ありのままでいいの。
ずいぶん頑張ってきたのね。あなたのこと全部わかってるわ。
大丈夫、大丈夫。そのまま、ありのままでいいのよ。」  

言葉にするとそんな感じ。あ、木が自分を受けてとめてくれている、
わかってくれている、その大きな愛を伝えてくれている、と感じた瞬間、
ぶわっと涙が込みあげてきた。私はみんなよりも少し高い位置にいたので
その涙は誰にも見られずに歌い続けた。 

歌の時間が終わり車に戻るともう正午に近い。
あるいは正午を過ぎていたか。
ワイメア渓谷は午後になると雲が出て見えなくなる可能性が高いので、
なるべく早めの時間に行ったほうがいいのだが、
今回はこういう流れなので、雲に覆われていてもいいから行ってみよう
ということになった。


ランチを途中のシュリンプ・ステーションで取るか、
渓谷近くのコケエ・ロッジで取るか相談。
やっぱりシュリンプ・ステーションは外せないでしょうと
ご飯番長の私の声が大きかったようで、シュリンプ・ステーションに決定。



ランチタイムということもあるが、外のテーブルはすべて埋まっていた。
食事を終えた人が去った隙に席取りをし、窓口で注文。
ガーリック、チリソース、ココナッツフライの3種類のシュリンプと
シュリンプタコスをシェア。

R子さんがなぜかお腹と胸がいっぱいであまり食べたくないという。
どうやら光のエネルギーが満ち満ちてお腹が空かない体になったらしい。
それはあながち嘘ではない。
「満たされている」=「お腹もいっぱい」という風に
脳が信号を受け取っているんだろうなあと思った。
そしてそんな風に満ちていることは素敵だし、羨ましくもあった。 


小雨が降ったり止んだりする中、車を渓谷に向かって走らせる。
ワイメア渓谷に到着すると、雲はところどころかかっていたが、
ちゃんと下の海まで見通せる。
ハワイ諸島で一番古いカウアイ島の長い歴史の中で削られ削られ
生まれた大渓谷。太平洋のグランドキャニオンと言われる雄大な眺めだ。
ワイメア渓谷は川の流域に沿って広がっているので、
いくつか見学ポイントがある。そのうち3か所の展望台から眺めた。

渓谷には2年前にも訪れているのだが、
どこか一か所からすべて見たような気がしていた。
意外と覚えていないものだ。たぶんそこは関心からずれていたのだろう。

展望台の名前がわからないのだが、3つ目の場所は
渓谷沿いの道を徒歩でたどることができるトレイルに続いている。
小雨が降って少し足元がぬかるんでいる。
盛大に滑って泥だらけになっている観光客も見かけた。
レインウェアを頭からすっぽり被った恵子さんがかわいらしい。
キューピーの宣伝に使われるタラコのようであり、
モジモジくんのようでもあり、それでもそれはあの聖歌を歌う
春原恵子さんなのであった。


長嶋先生が書かれた詩を見せてくれ、それがカウアイ島のその場に
とてもふさわしい表現だと言って、その歌を歌ってくれた。

あ、また島が聞いている。風と鳥も。
たとえどんな装いであっても恵子さんの歌の力は変わらない。

そして私たちはそこでもまた歌のワークを行った。
島を感じ、思い思いに自分の大切な声を捧げる。
自分の好きな場所を見つけて、島に歌う。
湧き上がってくるままに声を放つのは気持ちがいいものなんだなあと思う。
声にはたくさんのリスペクトと愛を込めて。
とにかく歌で大きなものにつながる感じ。いのちのいのり旅。
今私たちそれぞれのいのちは地球上のたった一点にすぎないけど、
同時にその一点がすべてのいのちを祈り歌う。
世界中の誰もがこういう気持ちでいたら
絶対に戦争なんて起こらないんじゃないかしら。
でも人の気持ちはどうにもできないから、せめて自分の気持ちは整えて、
善きもので、愛と光で満ちるように、
このような体験をもっともっと重ねたいなあと思う。 


さて、今夜がカウアイ島最後の夜となる。
夕食は島一番の高級レストラン(だと思う)ゲイローズを
萬夕さんが予約してくれていた。
プランテーションの農場主の大邸宅を改装したレストランで、
味も折り紙付き。時間に遅れると入れてもらえない可能性もある
ということで、すでに陽が傾きかけた山道を飛ばして下る。
運転手ひとりだから大変だろうなあと思いつつ、
ワークの後は眠気に誘われることも多く、転寝してしまう。
今度海外リトリートにご一緒するときは国際免許証を取っていこう。

山道を飛ばしに飛ばして平地まで降りると、
私がビーチサンダルを失くしていたので、それを買うために
道沿いのショップに車を止めてくれた。
萬夕さんは買い物の時間ちょっとだけ寝るという。

店にはお土産物ばかりでビーチサンダルはおいておらず、
数軒先のアイス・シェービングの店の窓に
Tシャツがかかっているラックが見えたので
ビーチサンダルも置いているかしら、と店内に入ってみたら
それはなく、店に入ってしまったのでココナッツアイスと
マンゴーシロップ、クリームがかかったハワイアンなかき氷を
ひとつ注文した。

車に戻ると、萬夕さんはもう起きていて「早く~」と
スタンバっていた。時間がないところ申し訳ない!
しかしかき氷は美味しかった。全員にぐるぐる回しながら食べる。
眠気も覚める。シャリシャリその場で削るのではなく、
削ったやつを冷凍庫に入れておいてシロップをかけた代物なので、
ところどころ固まってスキー場のアイスバーンのような部分もあるが、
車内にこぼさないように上手に食べ切った。 


今夜の宿は前半チームが滞在していたアクア・カウアイ・ビーチ・リゾート。
広いプールがいくつもあってリゾート感満載のホテルだ。
到着したのは陽が暮れてから。チェックインをして急いで各部屋に行き、
レストラン仕様におめかししてからロビーに再集合。
無事予約時間にたどり着いた。すぐに案内されないので、ショップをのぞく。
が、買い物するまでもなく席に案内された。 メニューを眺める。
食べたいものをそれぞれが提案し、決めていく。

シーザーサラダ、アヒの刺身、ポークスペアリブの温野菜とライス添え、
オニオングラタンスープ、たぶんもう一品魚料理があったと思うが、
それがなんであったか忘れてしまった。写真も撮っていない。
そして、事件は起きた。

いきなりどんどん前菜とかメインとか順番関係なく料理が運ばれてきた。
それだけも違和感を覚えていた矢先に突然、ガチャンという音と萬夕さんの悲鳴。
アヒ刺身の醤油皿を給仕がテーブルに落として醤油が跳ねた。
それは萬夕さんの目に入り、服に散った。
萬夕さんはすぐに目を洗いに洗面所に走る。不穏な空気が流れる。
恵子さんが怒った。

「これはプロの仕事ではない。愛がまったく感じられない!」 

恵子さんのレッスンを受けた方ならわかるだろう。
声一つ、無意識にぶつけたら、相手に痛い思いをさせる、
言葉を乱暴に投げつけることになるのだから、意識して声を出すように、
と教え諭しているのが恵子さんだ。

確かに私たちはいいレストランなのにサービスがちょっとどうなの?
と感じ始めていたところだった。
だって、前菜からメイン、いっしょくたに出てくるか?
食べる順番考えないか?お皿を雑に並べていくのはアメリカだから
しょうがないのか?・・・と思っていたところに
萬夕さんが醤油を浴びたのだった。

女性マネージャーも出てきて誤りはした。
乱暴な給仕をした若いウェイターも通り一遍の謝罪は口にした。
けれどなんだかそれはマニュアル通りの対応にすぎず、
そこに心から申し訳ないという気持ちが感じられないのだ。

幸い、萬夕さんの目は洗って問題なく、服については
クリーニングに出してもらって後日請求してくれという話になった。
マネージャーが名刺を渡すという。そして別の先輩ウェイターが来て、
今日の店の失態のお詫びに食事代を一人分無料にするからと
50ドルほどディスカウントした伝票を持ってきた。
店としてはそれで十分と考えている風であった。

醤油をかけられた萬夕さん以上に、恵子さんは納得しなかった。
心無い対応には、そしてプロフェッショナルに対してはどこまでも厳しい。
一番英語のできるKさんに通訳を頼んで恵子さんは伝えた。

ここは島一番のレストランで、
旅の最後の大切なディナーにこの店を選んだのだ、
もっと店全体で心を込めたサービスをするよう心掛けてほしいと
(正確な言葉は覚えていないので大体ですがそんなこと)。

けれど、マネージャーは若い給仕の本人の問題で
私もいつも注意しているんだけどごめんなさい的な言い訳をするのみ。

お料理はね、美味しかったですよ、どれも。いい味付けで。
先輩ウェイターはすべてシェアするという私たちに
嫌な顔一つせずとりわけ用のお皿も用意してくれたし。
けれど、そんな不穏な空気の中で食べたものだから、
なんだか空疎な味になってしまった。

昨夜のハミさんが作ってくれたディナーと真逆だ。
質素だけれど愛情がたっぷり込められたお料理を
仲間と楽しく心ゆくまで味わえる最高のディナーと、
最高の食材とシェフの技が光るキラキラしたお料理だけれど
愛が足りなくてなんだかみすぼらしい気分にさせられた残念なディナー。

それでもデザートとコーヒー、お茶まできちんといただき、
減額はしたもののチップも払って席を立った。
そして店のエントランスで記念撮影をするのに、
なんと萬夕さんと恵子さんは失態した若いウェイターを引っ張ってきた!


名前忘れちゃったけど、ジェフくんとしよう、仮に。
ジェフは若いのにスマホで写真を撮るのに慣れていないのか、
構え方がそもそも様になっていないわ、カメラの前に指はくるわ、
ダメっぷりを発揮し、そのたびに私たちにいろいろと指導され、
なんとか撮影を完遂した。
その姿になんだか力が抜けてみんなで笑った。
それで、まあ、いいかという気分になれた。

彼はきっと不器用なのだろう。
ウェイターという仕事でなければもっと才能を発揮するのかもしれない。
けれどその仕事をするならば、監督指導するのは店の責任。
場末の店ではないのだ。
島一番のレストランであるという自覚があるならば
どこまでもプロフェッショナルにお客様を楽しませ
満足させるサービスを提供してほしい。
それが店としての矜持というものだろう。
それは同時に自分自身も人に対して無意識に
ずさんな雑な態度をとっていないか、心を込めて愛を込めて
最高の自分で向き合っているかということを考えさせられた。
すべては自分を映す鏡なのかもしれない。 

ホテルに戻り、交代でシャワーを浴びながら、荷物の整理をする。
後半組の私とKさんにとっては本当にあっという間の三日間だった。
でも一日一日が濃厚で。

初日に買った白ワインがまだ結構残っていて、
それを飲みながら荷造りをする。
Kさんにも勧めたがいらないというので私一人がお酒を飲む。
旅の間、飲まなくてもいいかなと思っていたのに
夕食の段になるとやっぱりビールが欲しくなるし、
手元にあったらこうしてナイトキャップをしてしまう。
アル中予備軍だなあと思わぬこともない。
お酒との付き合い方についてはまたおいおい必要性を含めて考えていこう。
冷えた白ワインがパッキングを楽しいものにしてくれていることに
感謝してボトルを空けた。3日目終了。 


カウアイ島4日目。
6時に起きて、Kさんと日の出を見にビーチに出る。
ホテルのプールの先がそのままビーチにつながっている。
雲があるので海から陽が昇る景色は見られなかったが、
早朝の海岸が清々しい。早朝散歩をするのはいつも私たちだけ。
通し組は朝はゆっくりしたいらしい。人それぞれでいい。
みんなそれぞれにこのいのちいのり旅を体験し、味わっている。

朝食はブュッフェスタイル。オムレツを焼いてもらい、
パパイヤ、スイカ、パイナップル、きゅうりとトマトを乗せ、
お皿の空いたスペースにオムレツを乗せてもらう。
ジュースとコーヒー。パンケーキにはクリームとバターを添えて。
手が滑ってシロップ大量がけになってしまったのはご愛敬。
先に食べていた萬夕さんの席に菊子さんとお邪魔して食べた。 


朝食の後はすぐにチェックアウトしてヒンズー寺院に向かう。
アースキーパーと言われる大きなクリスタルが祀られた祭壇。
多くの観光客は広大な院内の見学ツアーに参加したようで
朝の礼拝に立ち会う人はそれほど多くない。

祈りの声が響く中で、瞑想する。呼吸を整え、
自分をがらんどうにしてそこにエネルギーを通すような感じで
深い呼吸を繰り返す。すうっと気が静まり、気持ちのいいエネルギーで
満たされていくような感覚。

こうして毎日毎日お祈りをしてこの地球の、宇宙のバランスを
とってくれているんだなあと感謝の思いが湧き上がる。

お祈りの最後には、みんなが立ち上がり、
僧侶(といっていいのかしら?)がなにやら配ってくれる。
灰、液体(調べたら紅茶と山羊の乳を混ぜたものらしい)、
ハイビスカスの花…周りを見て同じように受け取り、
体につけたり、飲んだり髪に飾ったり。
受け取るときに僧侶の目を見た。そこには感情の色がなく、
人の目ではないように思えた。「空」ってこんな感じかなと思う目。
この人はどれだけの修行をしてこんな目をする境地にたどり着いたのだろう? 

朝の礼拝はそれで終了し庭に出る。
庭から見るワイルア川とその一帯の原生林が美しい。
美しい景色や庭園を背景にみんなでポートレートを撮り合って、
まるで撮影大会のようになる。ここは美しい。
そして私たちもまたその美しい風景の一部だ。


この後、車で5分ほど移動し、
ヒンズー寺院が所有する菩提樹の森にも立ち寄った。
数珠やネックレス、ブレスレットなどに使われるルドラクシャ
という神聖な木の実はこの菩提樹の実である。
歳月を経た菩提樹は根っこが板のように張り出している。
この聖なる木たちにも触れさせてもらった。
ここもとても気持ちのいい場所であった。盛大に蚊に刺されたことを除けば。 

最後に空港近くのウォルマートに寄ってお土産を購入し、空港へ。
チェックインを済ませ、荷物を預けてから空港内でランチ。
リフエ空港にはひなびたカフェしかないが選択肢はない。

みんなそれぞれ好きなものを頼んで集合。
私と恵子さんとR子さんはポークロコモコなるもの。
ご飯にローストした豚肉のスライスとグレービーソースがかかって
目玉焼きが乗っていた。え、それだけ?野菜はひとかけらもないのね。
量が多いので途中で飽きてしまったが、
マスタードや醤油などを駆使してほぼ完食。
萬夕さんは魚か鶏のフライを挟んだサンドイッチ、
Kさんはプルドポークのサンドイッチとレッドビーンズと
野菜のスープでスープはシェアしてもらった。スープが一番美味しかったかな。 

飛行機は定刻より1時間遅れるというので、
搭乗口近くに移動しておしゃべり。
一年前にシャスタ旅行でご一緒して以来
なんどか国内旅もしているR子さんからご実家が処分できたことを聞いた。
すでにご両親を見送り、最後に残っていたものだったから、
それが手放せたことはR子さんにとって良いことに思えた。
家の呪縛、親の呪縛というものがあった場合、
その網の中から抜け出すのは魂に絡みつきすぎていて
なかなかに難しいものである。呪縛があることにすら気づかず
一生を終える人もいるけれども、リトリートに来る人はだれしも
なにがしか家の呪縛に苦しみ抜け出そうとしている目覚めた人が多いから、
その一人であるR子さんから家が手を離れたと聞いて、私までうれしくなった。
実際、R子さんはすごく軽くなったように見えた。おめでとう、R子さん。


ハワイといえば虹がつきものなのに、今回はまったく虹を見ていなかった。
ワイメア渓谷でも日が差してきたとき虹を探したがどこにもなかった。
そんなこともあるかと思っていたら、ハワイ島のコナの空港で、
羽田への国際便に乗り換えるときにやっとおでまし。
小さかったけど、色も薄かったけど、ちゃんと虹。
ああ、今回もいい旅をしたんだなと思う。
もちろんいい旅に決まっているんだけれど、虹が改めて
それを承認してくれたように感じた。 

夕景の中、飛行機に乗り込む。座席を確認し荷物を置いていると、
おや?なに?萬夕さんがお隣にきた。
窓側の列の並びの2席、萬夕さんが窓側で私が通路側。
示し合わせたわけではなく、ともに自分で予約した席だから、
本当に偶然。聞けば日本からハワイに飛ぶ時も
みんな隣り合わせの席になってわいわいおしゃべりしながら来たという。
帰りもか!なんか笑っちゃう。私たち、きっとそういうご縁なのね。
出会うべくして出会って、こんな風に魂の触れ合う旅をする仲間。

萬夕さん、今回も素敵な旅の企画をありがとう。
春原恵子さんという強烈な個性に密着できたのも、
農園のお宿でカウアイ島の新しい魅力に触れることができたのも、
Kさんという新しいお友達ができたことも、
自分たちの愛から発する声のレッスンができたことも、
R子さんがこれまで以上に殻を破って解放された感じなのも
ぜーんぶ丸ごと素晴らしい出来事、体験でした。 


カウアイ島のリフエ空港で引いてもらった新しいオラクルカード、
私のカードは「YOU’RE ALREADY DOING IT」。

「あなたは正しい道を進んでいます。考えすぎないでください。
目指すべき方向だけを見つめてください。
あなたの望みは叶おうとしています。
あなたは自分の思っているよりもずっと、目的地の近くまできています。」

ねえ、なんだか勇気が湧いてきます。このまま進めばいいんですね。
直感に従って。心のままに。人のことはよく見えるけど、
一番見えていないのは自分のことだから、つい修行に走るけれども、
カードもそういってくれていることだし、あとは心のままに行動していくね。

この世界が善きものであるよう。善き人たちと善き時間を紡ぎ、
ともに歓び、笑い、楽しみ、愛と光をバンバン振りまいて。 
鳥が歩き、鳴かない犬が熟睡する緑多き楽園で、
私は一枚ベールを剥いで、本来のあるべき姿に近づけた気がした。 

(こんな長文、読んでくださった方、本当にどうもありがとう!
機会がありましたら須藤萬夕さんのワークでお目にかかりましょう。)



☆「春原恵子さんとのカウアイいのちのいのり旅 その1
〜ヒンドゥー寺院とケーエービーチ」はこちら

☆「春原恵子さんとのカウアイいのちのいのり旅 その2
〜ワイメア渓谷で歌って雲を晴らす。そしてタコ踊り。そしてダウン。。
恵子さん、大活躍の巻。」はこちら

☆「春原恵子さんとのカウアイいのちのいのり旅 その3
〜前半とはまた全く違う後半旅。
アンソニー&波美ちゃんの農園の宿と犬たちと♪」はこちら

☆「春原恵子さんとのカウアイいのちのいのり旅 その4
ママの木で歌う。再びのワイメア渓谷とヒンドゥー寺院。」はこちら




☆「カウアイいのちのいのり旅 前半参加者のご感想」はこちら
☆「カウアイいのちのいのり旅 後半参加者のご感想」はこちら


【番外編】
☆「タコ踊りは最強のセラピー?!
数時間後には生きやすい現実が。」はこちら


次回のリトリートは、
2019/12/21(土)〜23(月)に
「冬至に春原恵子さんのコンサートと沖縄の聖地を巡る旅
〜闇を見つめて光に還す2泊3日」
となります。




☆「春原恵子さんとの合唱WS♪ vol.1 参加者のご感想」はこちら
☆「春原恵子さんとの合唱WS♪ vol.2 参加者のご感想」はこちら
☆「春原恵子さんとの合唱WS♪ vol.3 参加者のご感想」はこちら
☆「春原恵子さんとの合唱WS♪ vol.4 参加者のご感想」はこちら
☆「春原恵子さんとの合唱WS♪ vol.5 参加者のご感想」はこちら

☆「恵子さんとのお話会〜世界は奇跡に満ちている レポと皆さんのご感想」はこちら
☆「春原恵子さんと行く、日帰りドライブリトリートvol.5レポ」はこちら
☆「春原恵子さんとの〈TERRA〜平和への祈り〉 参加者の皆さんのご感想はこちら

☆2017年ブログ「春原恵子さんのヒルデガルト聖歌を聞いてきました♪」はこちら
☆2018年ブログ「冬至は、春原恵子さんの歌声と
 サトケンさんのヒルデガルト料理で過ごしました♪」はこちら
☆2019年ブログ「令和元旦は、春原恵子さんの歌声で♪
    まさにBeautiful Harmony♡」はこちら
☆2019年ブログ「春原恵子さんのランチ・コンサート
<ヒルデガルト 祈りのうた〜実りの食卓>@ホテルオークラ」はこちら